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花京院のド_ー_ナ_ツ_ホ_ー_ル

全体公開 1 1470文字
2013-12-22 13:23:57
Posted by @misaki_pt

いつからこんなに大きな
穴がそこに佇んでいたのか
どうにも憶えてないのを
ひとつ確かに憶えてるんだな

もう一回何回やったって
向けられるのはその顔だ
それでも君がなんだか
きらいになれないままでいるんだな

環状線は地球儀を
廻り廻って星を眺むのに
レールを外れた僕らは
巡り巡って月を追うんだな

もう一回何万回やって
向けられたのはその顔だ
瞼に乗った淡い雨
届かないまま死んだ暗い声

同じ景色が見えてないなら
繋げるものはここにはないな
「そんなことか 下らないな」と
君が聞いたら笑うだろうか

簡単な感情ばっか追い掛けていたら
君がくれた命(体温)まで なくしてしまった
バイバイもう永遠に会えないね
何故かそんな気がするんだ
そう思えてしまったんだ
声も出せないんだ
どうしようもないまんま

ドーナツの穴みたいにさ
空虚にあいた僕の心をさ
突然現れた君が
きれいさっぱり埋めてしまったな

もう一回何回やったって
向けられるのはその顔だ
今夜も毛布とベッドの
隙間に体を挟み込んでは

目にも見える形があれば
それで彼らは安心なのか
決してたゆまぬ結び目ひとつ
望むのは過ぎたことだろうか

失った感情ばっか眺めていたら
あなたがくれた声もいつか 忘れてしまった
バイバイもう永遠に会えないね
それだけが真実だ これが僕の終わりだ
ひどく満たされた 空虚な穴を撫でた

この身体に空いた穴が今
僕が生き抜いたことの ただ一つの証明
それでも僕は寂しくて
心が千切れそうだ
どうしようもないまんま

簡単な感情ばっか追い掛けていたら
君がくれた命(体温)まで なくしてしまった
バイバイもう永遠に会えないね

最期に絞り出した その小さな声は
確かに鼓膜を揺らし 今繋がった

今繋がった 今繋がった 星屑の空へ


<解釈>
いつからこんなに~→「穴」は自分を理解してもらえない虚しさ
いつから誰にも理解してもらえない虚しさを抱えているのかわからない

もう一回~→親や周囲にスタンドが見えることを何度話しても怪訝そうな顔を向けられるだけで、それでももう一人の自分である法王の緑の事を嫌いにはなれないまま

環状線→スタンドの見えない人たち
レールを外れた僕ら→スタクル
巡り巡って~→ジョナサンの代から続く因縁を承太郎が引き継ぐ

淡い雨→涙

簡単な感情→DIOへの憎しみやら何やら
君がくれた体温→肉の芽を植えられて死に瀕していたところを救ってもらった

今夜も~→理解してもらえない悲しさから夜毎涙を溢した過去の話

目にも見える形が~→「見えないものが見える」ということはそんなにも忌み嫌われることなのか。それでも同じ景色が見える誰かが現れないかと願うことは、そんなにも我が儘なことなのだろうか。

失った感情~→「自分には通い合える仲間はいない」と思っていたが、承太郎たちに出会ったことでそうは思わなくなった 旅の中で恐怖を乗り越えて、あなた=DIOの甘言にはもう惑わされない

満たされた空虚な穴→身体に穴は開けられてしまったけど、心に開いていた穴は仲間に出会えた喜びで満たされている

それでも僕は~→心は満たされたけれどやっと出会えた仲間と別れなければいけないというジレンマに胸が引き裂かれそう

絞り出した小さな声~→エメラルドスプラッシュに託したメッセージはジョセフに繋がり、承太郎に繋がり、DIOを倒すことに繋がった


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