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初心者さん向け手製本メモ

Publish to anyone 2014-01-05 00:56:26 346views

【概要】

Askで質問いただいた回答が、おさまり切りませんでしたのでこちらに。
どうしてこの仕様が初心者さん向けか、どういった層を想定しているか、などはこちら http://ask.fm/koto_ephemera にあります。

最終的には、A5サイズの文章本を作る事を想定しています。
材料費等は個人が自分の為に一冊、あるいは5冊程度まで製本するうえである程度安価に収まるように、程度を考えています。

【原稿データ作成】

まずは、本にする内容、つまりデータを用意しましょう。ここでは文章で
データ関連はWordでの手順で簡単に書いてゆきます。林檎愛用の方は、ごめんなさい。
内容は小説でも、詩でも、好きな言葉を並べたもの等、なんでもかまいかせん。

1.まずはA5サイズで用紙を作ります。余白は自由に。ただし、最低1㎝ほどはあると本にした時見栄えがするかと。

2.原稿を打ち込むなり、流し込むなりします。行数や文字数、ページ番号を振るか否か等はご自由にどうぞ。ただし、最大ページ数は必ず2の倍数になるように気を付けてください。

補足:
この際、枠を付けたり、中表紙や見出しのスペースはたっぷりととるなど多少工夫すると、より「本」らしくなるかと思います。枠素材はPixivさんや素材サイトで多くフリーのものを配布していらっしゃいますが、多くは印刷には向かないサイズや解像度です。
ひとまずはWordの機能を使って二重線の枠で囲む、といったシンプルな、しかし綺麗に印刷できるやり方を試す事をお勧めします。大丈夫です、解像度に気を使うなど、本格的に凝りだす頃には、きっと本屋さんなどでも販売されている素材集に手を出しているでしょうから。

3.原稿データができましたら、印刷する前に確認してみましょう。問題が無ければ、材料を確保します。既に材料が確保されている場合は、そのまま印刷してしまいましょう。

【材料について】

材料ならびに使う道具は、そう凝ったものでなくとも構わないと思います。もちろん、凝れば凝るほど楽しくなってきますが、まずは一冊つくってみましょう。
下記は一冊分の材料とします。

材料:

A5サイズの紙 原稿データで作ったページ数の半分の枚数(一応印刷に失敗することも見越しておくと吉)
本文に使います。あまり厚すぎないこと。色がついていても、A4の紙をカッターで半分に切ったものでも構いません。もし手に入るのなら書籍用紙など使うとだいぶそれっぽくなります。

A4サイズの紙 1枚
あるいは、後ほどA5サイズに裁断するので最初からA5サイズ2枚でも構いません
表紙に使います。できれば厚めの紙ですとそれっぽい感じのものができるかと。
逆に、雑貨屋さんで売っているラッピング系のペーパー等を裁断して使っても華やかなものができます。入手手段が限られますが、特殊紙など使っても素敵です。
おこのみでどうぞ。

布テープ
手芸用、コラージュ用などと用途が広がったからか、セリア等の百均でも模様付きのものを扱っています。
雑貨屋さん手芸屋さん文具屋さんなどでも見かけるかと。背表紙に使いますので気に入ったものをどうぞ。
どうしても見つからなければ、幅広のマスキングテープ(扱っている場所は大体上記と同じです)で代用できます。

ひめ糊およびボンド
接着に使います。ひめ糊でなく、でんぷん糊やヤマト糊などでも大丈夫です。
面倒な場合はとりあえずはボンドだけでも行ける気はします。保存には向きませんが……。

カッター
普通のもので大丈夫です。細いものでも太いものでも。前者は扱いやすいですね。

クリップ 二つ~四つ
ぱちんと止められるタイプの。小さすぎなければよいです。
あとがつくのが嫌な方は、一緒に汚れても良い厚手の紙か布も用意しておくこと。クリップと本のクッションにする程度なので小さくて大丈夫。

新聞紙と、いらない雑誌数冊
作業する時にあると便利です。別に雑誌じゃなくてもいいですが、何か重しになるものを。
雑誌でしたらカッター台替わりにもなるので便利です。

とりあえず以上。
本を飾ったりしたい場合は、マスキングテープやシールやはんこ、果ては箔押しキットなど、さまざま増えてきます。強固にしたい場合、あるいは本が薄い場合は、普通のホッチキスが糊の代わりに使えます。10枚以上の紙を使うなど、厚い場合は糊で頑張ってください。多くのホッチキスでは綴じきれません。
お好みでどうぞ。

【工程】

1.原稿データを印刷します。両面印刷が可能でしたら、そのまま(長辺を閉じる)両面印刷を。
できない機械でしたら、一回目は表面に奇数ページのみ印刷。紙を入れ替えて二回目は先程印刷した紙の裏面に偶数ページのみ印刷、です。Wordにはそう言う設定項目があると思うので探してみてください。

補足:
この際、A5の用紙に印刷していくことを想定して記しますが、印刷の設定次第ではA4に印刷してA5サイズを製本、と言ったことも可能です。が、最初に記したとおり私は印刷の失敗が一番ダメージが大きかったので、A5で。
もしA4で印刷したい場合は、両面印刷を指定しまして2,3,4,1,6,7,8,5,後略……だったかな、たぶん。このような順序で印刷するよう指定してあげるとたぶんどうにかなるんじゃないかと。今でもこの作業が一番苦手なので間違っていたらごめんなさい、再度ご質問いただくか、「平綴じ 面付け」あたりで検索かけるか、試行錯誤してみてください。
A4での印刷がうまくいきましたら、順序がおかしくないように二つ折りにしてあげましょう。A5サイズになります。

1.5.印刷に間違いがないかだけ確かめたら、製本の下準備です。
まず新聞紙半分くらいでいいので、作業スペースを確保。
ボンドと少量の水、糊をあわせて混ぜておきます。適量でよいです。足りなければ後からも作れます。器はアルミホイルか何かで作るとお片付けが楽です。ひとまず糊とクリップだけでも道具は揃えておきましょう。
ついでに表紙も印刷しておいて、A5サイズに、つまりは半分の大きさにカッターで切っておきます。

2.両面に文章の印刷されたA5の紙ができましたら、順序を確かめ、綺麗に幅を揃えてから製本作業に移ります。
この時、1.5で用意した表紙と背表紙も、一緒に並べます。
順序通りに並べられた紙束の、背表紙になる側をあけて、クリップでとめておきましょう。
紙束が薄くて、かつ時間が惜しい人は糊を全く使わず、ホッチキスでパチンとしてあげても良いと思いますので、2~4カ所止めた後に4へ飛んでください。
厚い場合は糊で接着しましょう。紙質にもよりますが、多少背にカッターであさい切り込みを横向きに入れたり、気持ち水にぬらした指で湿らせておくと接着しやすくなります。

3.背に1.5で作った糊を塗ります。多少でいいので重しをして、2時間~1日、糊がかわくまで置いておきます。差があるので様子を見てあげてください。


4.かわききましたら、本の形になっているはずです。布テープで背を覆ってあげます。するとそれなりに「らしい」本ができていると思います。
飾りなどこだわらなければ完成です。
おめでとうございます、お疲れ様でした!

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琴子
小説と本と、少年少女と不穏と不可思議と近代だとかファンタジーだとか。 アイコンは『くちばし欠けた』様より。 近頃はサイトよりこちらにおります。→https://t.co/hbVmIMOmif
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