X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

黄昏れ蝉はわらう 歌詞

全体公開 650文字
2016-10-24 23:56:45

ヒダリイメージソングです。作曲MIX動画:白鳴さん 作詞歌イラスト:→☆ http://www.nicovideo.jp/watch/sm29886142

Posted by @migi_ika



『黄昏れ蝉はわらう』


曇天の中彷徨う 何かを探して一人
街を這う影に 色を失う夕焼け
空虚な灰色の中 訪れる運命の日
息をする屍が 見上げたそこに咲くのは

立葵は笑う 「アンタはなんで死にたいんだ?」
からっぽは答える 「戦うことができないから」
ならば与えようか 新しい色
黒の色を
伸ばされたその手に 掬われた心のかけらが

今 羽化した 背の高い花の傍で
だけど未(ま)だ飛べない 何か欠けてる
答え求め 戦場をかけまわった
しかしまだつかめない たまらず哭いた


曇天は相変わらず 何かを求めて一人
黒い雨に染まる 羽ばたけない薄羽(うすばね)
虚ろな世界の中で 訪れた鮮烈の日
息をする屍の 瞳(ひとみ)に映ったその色は

空蝉(うつせみ)は咲(わら)う 「アンタ生きてるんだ」
からっぽは答えない 死んだと思っていたから
強く刻まれた 望んだその色
空の色を
掴まれたその手に うずいた心のかけらが

今 気付いた 青く高い空の下で
だけど未(ま)だ飛べない 羽が乾かなくて
心秘める 夕日色は空を欲した
はやく飛び立ちたくて たまらず啼いた


鈍色(にびいろ)の空はいつしか 虹が架かっていて
逢魔が時 揺れる鬼火に 鈴は音を鳴らし
涙に濡れる少女たちを 月が照らしてた


大胆不敵に嗤う 彼女の纏う色は


もう 逃げない 求めた空追いかけて
一人じゃないんだ きっと大丈夫
羽を広げ 黄昏れ蝉(ひぐらし)は宙を舞った
薄くきらめく片羽(かたばね)に 色を映して



投稿にいいねする


© 2026 Privatter All Rights Reserved.