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2014-02-27 01:39:45
Posted by @mymt0428

インタビュー:ミカサ・アッカーマン

2014.02.25 Updated.

前編では調査兵団に入った経緯や子供時代の思い出まで語ってくれたミカサ・アッカーマン。
話題は同期メンバーの印象にまで及んだ。
後編ではその他調査兵団メンバーの話や普段の生活、さらには将来についての想いを聞くことができた。


他の方は?ミカサさんに次いで、成績2位のライナー・ブラウンさんとか。

ミカサ「ライナーは……マルコもだったけど……信頼されて、頼りにされるタイプだった。
人を率いる才能は、私にはない物」

謙虚ですね。

ミカサ「事実、です」

実力で示すタイプということで。

ミカサ「私は、エレンさえ守れればいいと思っているから……彼らのようにはなれない」

ほかにはどうでしょう?サシャ・ブラウスさんにはいろいろなエピソードがあると聞きましたが……

ミカサ「……?」

夜に大きな物音がするので、教官が覗いてみたら……というあの話は……

ミカサ「……放屁のこと?あの場ではああ言うのがふさわしいと思ったので」

そ、そうですか。
それでは、同期の女性陣で集まって内緒のガールズトーク……みたいなことはなかった?

ミカサ「ガールズトーク?」

はい、女の子だけで集まって、秘密の話をしたりとか。

ミカサ「秘密の作戦を話す?」

あ、いえ、戦いの事ではなく。恋愛の話とか、したりはしなかったのかなと。

ミカサ「ああ……誰がいいとか、誰が好きとかそういう……話をしては、いたみたいだけれど」

あなたは興味がなかった?

ミカサ「『ミカサは答えが決まっているから』と、あまりそういう話には呼ばれなかった」

ああ、まあ、想像はつきます。

ここで話題を変えて、普段の生活についてお聞きしましょう。
訓練が休みのときは、どのように過ごされていますか?

ミカサ「腹筋と背筋を100セット。それから立体機動装置の点検をして……

そうした自主訓練以外では。

ミカサ「服を繕ったり、料理をしたり……エレンやアルミンと市場へ買い出しに行ったり」

ごく普通の日常ですね。得意料理などはありますか?

ミカサ「山育ちなので……山鳥や野菜を使った料理が。
休みの日はたまに、お母さんやおばさんから習った料理をして、エレンたちと食べたりします」

エレンさんにとっては実家の味にもなりますね。喜ばれるでしょう。

ミカサ「……だと、いい」

ああ、育ち盛りだと質より量ということもありますものね。

ミカサ「それでも……食べてくれる、ので」

買い出しにも行かれるとのことですが、私服ではどんな服がお好きですか?

ミカサ「他の子とそう変わらない」

そのマフラーはずっとつけている?

ミカサ「たまには洗うので……。つけてない日もある」

大事になさっていますよね。

ミカサ「ぬるま湯で押し洗いするとふんわりする」

洗いたては気持ちいいですよね。休日にほかの同期や兵士となにかすることは?

ミカサ「普段の休みでは、ほとんど用事で一日が終わってしまうので……でも、訓練兵のころは少し変わったことも、しました」

たとえば。

ミカサ「近くの農家でたまたま芋が豊作だったとき、分けてもらって……みんなで焼いて食べたりとか」

信頼関係のたまものですね。

ミカサ「サシャは頃合いの芋を探すのが得意で、ジャンやユミルも誘って、コニーは火傷しそうになって……

それは楽しい思い出になりましたね。調査兵としての暮らしはどうですか?何か変わったことなどは。

ミカサ「暮らしは、あまり変わりません。壁外調査の前はずっと、訓練をしていたし」

『女型の巨人』捕獲を目的にした、第57回壁外調査ですね。

ミカサ「あれは……

なにかエピソードが?

ミカサ「ミスをした。兵団の重要な戦力に……ケガをさせてしまった」

というと、リヴァイ兵長の負傷の事でしょうか。

ミカサ「あのときは……エレンを奪われて、我を見失っていて……私の、不始末だった」

兵長と肩を並べられるほどの実力を持つあなたからミスの告白とは、驚きです。やはり気が動転して?

ミカサ「エレンを奪い返すことに集中すべきだったのだけれど……

自分なら出来ると思ってしまった。

ミカサ「……慢心だった」

ひとつ大人になりましたね。

ミカサ「私はまだ、完璧じゃない……悔しいけれど」

自分を見つめ直す良い機会だった。

ミカサ「……同じミスは繰り返さない」

そのほかの調査兵についてはいかがでしょう。ハンジ・ゾエ分隊長については?

ミカサ「あの人は……悪い人、ではない……と思う」

ええ、相当な変わり者ではあると思いますが……

ミカサ「エレンで実験をするというのが……ちょっと。仕方ないとわかっていても、すこし不安になる」

まあ、あの勢いですからね。

ミカサ「本気で巨人の謎に迫ろうとしているのはわかる……けど、やりすぎないように私が気をつけないと」

では、今後についてのお話を。当面は、再三伺っているように……

ミカサ「エレンを守る」

ですよね。

ミカサ「エレンの身を狙っている敵がなんであれ……私は、守り抜く」

その先のことを考えたことがありますか。

ミカサ「その先?」

大きな夢とか、人生の目標のことです。

ミカサ「エレンは……いつか壁の外を冒険すると言っていた。そういうものの……こと?」

ええ、ミカサさんにはそうした夢は?

ミカサ「私にはない、ただ……

ただ?

ミカサ「エレンと、アルミンが冒険に行くなら、私も行こう、とは思う。外の世界に」

すばらしい夢ですね。人類が勝利し、その夢が叶うことを願っています。
それでは最後に、あなたに期待する市民のみなさんにメッセージをお願いできますか?

ミカサ「評価は……知っているし、期待も理解している……います。ので、できるだけ、応えたいです」

頼もしいですね。

ミカサ「エレンが必ず、皆の希望になる、はずだから……そう、信じてほしい」

ありがとうございました。
取材を終えた後、ミカサはその家族・エレンからの贈り物だというマフラーに顔を包むと、足早にその場を
去ろうとした。
よくお似合いですよ、と声をかけると、

「そう、ありがとう……

とだけ答え、マフラーに潜り込むようにして、少し顔を赤らめた。
その恥じらいは、どこにでもいる15歳の少女そのものだった。


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