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文アルCoC「白き悪夢の仔」セッションログ

全体公開 2 89315文字
2017-07-04 10:53:52
Posted by @sooooiso

2/5~4/26にかけて分割で行った文アルCoCのセッションログです。
使用シナリオ:オリジナルシナリオ『白き悪夢の仔』

いわゆる二次創作キャラ卓になります。キャラクターのRPをしてもらっていますので苦手な方はご注意ください。
クトゥルフ特有のホラー、グロテスクな表現や、キャラクターの身体に異常が生じる展開があります。


KP 濃口そおす
NPC 芥川龍之介

PC(敬称略)
江戸川乱歩 PL:あおいろ
菊池寛 PL:河童
志賀直哉 PL:しんや



どどんとふ(個人サーバー)を使用した完全テキストセッションです。セッション時はタブを分けています。まとめは「メイン」タブの内容のみになります。
メインタブ:ダイスロール、RP、描写、KP指示や行動宣言など
雑談タブ:その他雑談や質問、PL発言など

※読みやすさを考慮して多少の編集を加え、誤字脱字・描写の修正、脚注、ミスの訂正など加えていますが、基本は実際のセッションと同じ内容になります

以下の内容が含まれます
※グロテスク・残酷な表現
※ガバガバハウスルールとうっかりミス各種





==各ハンドアウト==

KP -> 菊池寛:少し前まで芥川は体調を崩していて頭痛や不眠を訴えていたが、それが最近になって訴えがなくなった。その割には顔色がどんどん悪くなり食欲も落ちているが、それについて問い詰めてもいつもはぐらかされてしまっている。また、あれだけ依存していた煙草を吸っている姿を近頃見かけない。それどころか煙を嫌がって避けるようになったことを知っている。

KP -> 志賀直哉:志賀はつい最近新作を書いたばかりで、芥川からそれに対する熱い感想文を送られている。志賀の前では自作に対して否定的になるのは以前からあったが、それにしても遺書めいたような切羽詰まったものを感じ取っていたため、志賀は気がかりだった。

KP -> 江戸川乱歩:近頃巷では連続失踪事件と不審死が相次いでいる。行方不明になった被害者は、皆不可解な死体となって発見されている。死体の状態はどれも「腹が『内側から』大きく裂け、内臓の殆どが食い散らかされている」
江戸川乱歩:CCB<=70 【 オカルト 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 4 → 決定的成功/スペシャル
KP -> 江戸川乱歩:乱歩は街にある廃教会が以前から心霊スポットとして有名なことを知っている。
KP -> 江戸川乱歩:さらに一連の事件と似た事件がイギリスでも起きていて、どこかのカルト宗教と関連しているという噂も聞いたことがある。
KP -> 江戸川乱歩:乱歩も事件に興味を持ち、これから更に詳しく調べていこう、と思っていたところだった。



==導入==


KP:帝国図書館のある某所。近頃この町では、行方不明事件と不審死が多発しており、住人に不安が広がっていた。
KP:そのため図書館で生活している文豪達も、最近はなるべく外出を控えるよう注意を受けている。

KP:そんな帝国図書館、昼の食堂。
KP:同じ会派での潜書から戻った芥川、菊池、志賀、乱歩の四人は、同じテーブルで少し遅れた昼食をとっていた。

志賀直哉:「……龍、食欲ねぇのか?」
志賀直哉:芥川の方を見ながら問い掛ける
芥川龍之介:「……少し、お腹の調子が悪いみたいで……たいしたことはないですよ」
菊池寛:「龍この前頼まれた煙草、買ってきたんだが
芥川龍之介:「うん……ありがとう、でも今はいいや」
志賀直哉:「腹の調子、ねぇ……それよりあの手紙」
志賀直哉:「……いや、やっぱ何でもなぇ」
志賀直哉:(飯時にする話じゃない)
志賀直哉:っと黙ってご飯食べます
江戸川乱歩:「それにしても、皆さん箸が進んでいませんねェ」
江戸川乱歩:「何か気にかかることでもありましたか?」
江戸川乱歩:と話をしつつご飯を青く染めます
菊池寛:「いやって何してるんだ、飯は普通に食べろ!」
志賀直哉:「青色素はガン物質が含まれてんだぞ! やめろ!」

江戸川乱歩:CCB<=55 【 DEX*5 】
Cthulhu : (1D100<=55) → 20 → 成功

KP:乱歩がさっと食事に手をかざす。予め袖口に仕込んでおいた着色料を振り掛け、全員分の白米を青く染めてしまった。
KP:ばっちりと食欲減退効果のある鮮明な青だ。
KP:止める隙もないほどの華麗な技であった。
志賀直哉:「だぁああああああああああっ!!」
菊池寛:「ああくそ、やりやがった
芥川龍之介:「うっ……
菊池寛:「ああ龍、大丈夫か?」
江戸川乱歩:「青よりピンクのほうがお好みでしたか?」
志賀直哉:「てっめぇ! 食欲の80%は視覚と嗅覚で決まるって知らねぇのかっ!!」
KP:途端、芥川が口元を抑えて蹲る。
KP:そしてがたりと席を立つと、慌ただしく走り去っていった。
菊池寛:「龍!?」
志賀直哉:「おいっ!」
KP:そのとき、芥川は本を落としていく。
KP:いつも携帯している彼の本だ。
KP:それが地面に落ちると、ぱらりページが開き、
KP:その下から、白く小さな幼虫のようなものが何匹も飛び出す。
KP:やがてそれは全員の足元まで迫ったところでふっと消えてしまった。

KP:SANチェック0/1
江戸川乱歩:CCB<=60 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 41 → 成功
菊池寛:CCB<=58 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=58) → 41 → 成功
志賀直哉:CCB<=82 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=82) → 34 → 成功

志賀直哉:「……っ!!」
江戸川乱歩:「これはこれは
菊池寛:「な、ん何だよあれ
KP:芥川は厠に駆け込んだようだ
志賀直哉:芥川を追い掛けます



KP:志賀が急いで芥川の後を追う。菊池も追いかけようとしたが、芥川が落としていった本を彼に返してやらねばならないと、先にそれを拾い上げる。

菊池寛:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 95 → 失敗

KP:だが菊池も芥川のことが気がかりで仕方なかった。考えている暇はない。
KP:本を拾ってトイレに駆け込むと、志賀が奥の個室のドアを叩いているのと遭遇する。
志賀直哉:「おいっ、龍! 大丈夫か? 背中擦るか?」
志賀直哉:壁ドンドン
KP:芥川は鍵をかけて個室に閉じこもっているようだ。
江戸川乱歩:(諸先生方はご友人のこととなると周りが見えなくなる節があるとみえる
志賀直哉:「……なぁ、龍。あの手紙のことなんだけどよぉ……
KP:ドアの向こうからは、繰り返し嘔吐しているような苦しげなうめき声が聞こえる。
志賀直哉:「何かあったのか? 誰かから嫌がらせされたとかだったら俺がお礼参りしてやるぞ?」
芥川龍之介:「……だいじょうぶです、志賀さんは何もしんぱいしないで、ください」
芥川龍之介:「少しすればおさまるから、帰ってくれませんか……
菊池寛:「志賀さん、あの、龍は」
志賀直哉:菊池さんに首振って
志賀直哉:「っんな声で大丈夫なわけねーだろ……
芥川龍之介:「…………っ」
志賀直哉:「とりあえず鍵開けろ、な?」
KP:すると中からガサガサと音がして、地面に何かがばらまかれる音が続く。
KP:何か落としたようだ。扉と床の隙間から白いものが転がってくる。
KP:よく見なくとも分かる。それは無数の錠剤だ。
志賀直哉:「……? 薬、か? ……っ!!」
志賀直哉:壁ドンドンエスカレート
志賀直哉:「龍っ! 今すぐ鍵開けろっ! じゃねぇと扉ごとぶっとばすぞっ!!」
菊池寛:乱歩に本押し付けてドアの方へ行きます
菊池寛:「これ頼んだぞ!」

江戸川乱歩:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 39 → 成功

KP:本を受け取った乱歩は強い違和感を覚える。
KP -> 江戸川乱歩:この本、自分達が普段携帯しているものよりも、むしろ有碍書を手にしたときの感覚に近い。
KP -> 江戸川乱歩:だが他の有碍書ともなんだか違い、ともかく嫌な感じがする。
菊池寛:「志賀さん、俺も手伝うぜ!」
志賀直哉:「頼む!」
志賀直哉:せーの!で蹴破った
KP:二人が力を合わせるとドアは少しの抵抗のあとバタリと乱暴に開かれる。

志賀直哉:CCB<=80 【 幸運 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 89 → 失敗
菊池寛:CCB<=65 【 幸運 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 75 → 失敗

KP:力の限り蹴り飛ばしたため、ドアはかなりの勢いでこじ開けられた。
KP:しかし声もかけずにいきなり蹴破ったおかげで、中からゴツリと嫌な音がする。
菊池寛:「あ゛っ……
志賀直哉:「……やべっ」

KP:CCB<=50 【 CON×5 】
Cthulhu : (1D100<=50) → 61 → 失敗

KP:蹴破られたドアの向こうに見えるのは昏倒している芥川だ。
KP:その周りには錠剤が散らばっている。

菊池寛:CCB<=71 【 応急手当 】
Cthulhu : (1D100<=71) → 55 → 成功

志賀直哉:「っ! 龍! しっかりしろっ!! ……くそっ誰がこんな酷ぇことを……
菊池寛:「俺ら以外いないだろうが!ああ、龍、ごめんな、手加減し忘れた
江戸川乱歩:(そっと錠剤を回収します)
KP:菊池が慌てて駆け寄り声をかけると、芥川はうっすらと目を開く。
KP:思い切り頭をぶつけたようだ。しばらく呆然と視線を彷徨わせていたが、やがて自分を抱き起こす菊池を見上げる。
菊池寛:「龍、大丈夫か? アンタをやったのは志賀さんだからな?」
芥川龍之介:「ん…………? あれ……
志賀直哉:「龍、騙されるなよ? やったのはこいつだかな?」
芥川龍之介:「……?」
志賀直哉:「っんなことより」
菊池寛:「……ともかく、痛むところはないか?」
志賀直哉:「この薬……
KP:芥川はしばらく何が起きたのか分からない顔をしていたが、はっと気付いて飛び起きると、
KP:菊池を押しのけ、残った薬を持って手洗い場にかけこんでいった。
志賀直哉:「……おいっ!」
菊池寛:「龍っ……!」
KP:それを何錠か口に放り込んだあと蛇口の水で飲み干してしまう。
江戸川乱歩:「これは、気絶している間に医務室に運ぶべきでしたね」
菊池寛:「ああ、くそ、今すぐに司書か森先生を」
芥川龍之介:「うるさいよ、寛、だいじょうぶだって言ってるだろう……
菊池寛:「そんなに薬飲んで大丈夫なわけないだろう……!」

志賀直哉:CCB<=65 【 こぶし(パンチ) 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 35 → 成功
志賀直哉:おもいっきり腹を殴る

芥川龍之介:「薬をのめば大丈夫だから」
KP:芥川と菊池が揉めているすきに、志賀の拳が思い切り芥川の腹に叩き込まれる。
志賀直哉:「今飲み込んだもん全部出せっ!!」

芥川龍之介:CCB<=30
Cthulhu : (1D100<=30) → 76 → 失敗

菊池寛:「ひぃっ……!?」
KP:腹を殴られた芥川はその場に崩れ落ち、今飲み干した錠剤と胃液の混じったものを嘔吐する。
芥川龍之介:「かは、うぇっ、……!? ……!!??」
菊池寛:「し、しが、さん」
志賀直哉:「よく分かりもしねー薬なんざゲロと一緒に流しとけっ!」
芥川龍之介:「な、なんっ……ひぐっ、お゛ぇぇっ……
菊池寛:「だからって殴ることないだろうが!?」
菊池寛:慌てて背中を擦ります
志賀直哉:「よーし、そのまま全部吐けー。まだ残ってたらもう一発いくからな」
菊池寛:「龍、すまん、俺には止められん。おとなしく全部出してくれ」
芥川龍之介:「……っ!? も、もうのこってないれす……うぅっ……
志賀直哉:「本当か? 口あーってして見せてみろ」
志賀直哉:あーってして口開けるようにジェスチャー
芥川龍之介:「……あー」
芥川龍之介:言われたとおり口を開ける
志賀直哉:「……よし! もう無さそうだな。閉じていいぞ」
江戸川乱歩:「芥川さん、具合はいつから悪いんです?」
芥川龍之介:「……別に、どこも悪くは……
江戸川乱歩:「そうですか」
菊池寛:「少し前までは頭痛とか不眠があったはずだぞ。最近は言わなかったよな」
芥川龍之介:「………………
江戸川乱歩:「では、先ほど貴方の本から飛び出した虫については、どう説明を?」
芥川龍之介:「虫……?」
KP:虫、と聞いて芥川はさっと顔を青くしている
志賀直哉:「……
菊池寛:「なあ龍おまえ最近、煙草吸わなくなったよな?」
菊池寛:「何か関係が、あるのか?」
芥川龍之介:「む、虫なんて知らない、わからない、薬を飲めば大丈夫だから本当に心配しないで」
志賀直哉:「……とりあえず口ゆすいで来い。話はその後だ」
志賀直哉:「あと薬はもう飲むなよ」
芥川龍之介:「本当に大丈夫なんです心配しないでください」
江戸川乱歩:「では、世間話をしましょうか」
芥川龍之介:「世間話……?」
菊池寛:「世間話ってこんな時にか?」
江戸川乱歩:「最近巷で『腹が裂けた死体』が見つかるそうなんですよ」
芥川龍之介:「!!!!!!!」
江戸川乱歩:「おなかの調子、いかがです?」
志賀直哉:乱歩さんに耳打ちで「薬、見えないように頼む」
KP:乱歩がその発言をした途端、
KP:芥川は血相を変えてその場を逃げ出そうとする。
KP:三人を押しのけるとそのままトイレを飛び出し、走り去ってしまった。
志賀直哉:「あっ、おいっ!!」
菊池寛:「龍、待てよ!」
KP:志賀と菊池も慌てて廊下に出るがそこに芥川の姿はない。
志賀直哉:「……くそっ……あの手紙といい、龍の奴どうしちまったんだよ」
菊池寛:「なあ、志賀さんその、手紙って、何なんだ?」
江戸川乱歩:「私もぜひ拝聴したいです」
志賀直哉:「ん? ああ、これなんだけどよ……
志賀直哉:手紙見せて内容共有します
KP:志賀が見せたのは、志賀がつい最近書きあげた新作に対する芥川からの手紙だ。
KP:かなり熱の入った感想文である。
KP:志賀の前で芥川が自作に対して否定的になるのは以前からあったが、それにしても妙に意味深で、遺書めいたような切羽詰まったものを感じる。
KP:普段の芥川に比べると筆跡もひどく乱れていた。
志賀直哉:「いつもの感想となんか違ぇってーか……遺書っぽくねぇか?」
菊池寛:「遺書………
江戸川乱歩:「菊池先生、お気を確かに
KP:菊池は顔面蒼白だ。生前の記憶が蘇る。
江戸川乱歩:「気休め程度に芥川先生から拝借した薬、飲みます?」
菊池寛:「貰う……薬って、大量に飲めばいいんだったよな?」
志賀直哉:「っだ! なにしてんだっ!!」
志賀直哉:「没収っ!!」

志賀直哉:RESB(8-11)
Cthulhu : (1d100<=35) → 76 → 失敗

KP:志賀は乱歩から薬を奪おうとするが、するりと躱されてしまう。
江戸川乱歩:「おおっと、まあ落ち着いてくださいよ」
江戸川乱歩:「あんな弱ったものが飲んで平気ということは、害はあまりありませんよ」
江戸川乱歩:「おそらく」
志賀直哉:「でも、龍の目……ありゃ普通じゃなかったぞ」
KP:志賀の言うとおり芥川は正気とは言えない様子だった。
KP:薬が影響している可能性も大いにあると分かる。
志賀直哉:「その薬のせいかもしんねぇ」
菊池寛:「龍最近煙草止めてたな
志賀直哉:「念のため、鴎外先生に調べて貰ったほうが良いと思うぜ」
江戸川乱歩:「そうだ、志賀先生。殴った時のおなかの感触はいかがでしたか?」
志賀直哉:「感触? べつに、普通の男の腹って感じだったが……

志賀直哉:CCB<=65 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 37 → 成功

KP:確かに、殴ったのは普通の男の腹ではあった。
KP:だが、あれだけ吐いたにもかかわらず、まるで満腹時のように腹が少し張っていたように思う。
志賀直哉:「いや……なんか、少しだけ張ってたな。肥満でできた脂肪って感じでもなかった」
江戸川乱歩:「そうですか
菊池寛:「張ってた……?おかしいな、龍は最近食欲なかったんだぜ?」
志賀直哉:「確かに。でも、じゃあなんだァ? 身籠ったとかでも言うのか?」
江戸川乱歩:「先ほどお話しした死体の件ですが、ただ腹が裂けていたわけじゃないんですよ」
菊池寛:「どういう死体なんだ」
江戸川乱歩:「『内側から』食い破られていたんだそうです」
江戸川乱歩:「偶然にしてはおかしいですよね」
志賀直哉:「腹を食い破られた死体……
菊池寛:「………あいつの本から出てきた虫、見たのは俺だけじゃない、よな?」
江戸川乱歩:「見ましたとも」
志賀直哉:「ああ。俺にも見えた」
KP:全員しっかりと見ている。そしてその虫が、自分達の「足元」まできたところで掻き消えたのも。
菊池寛:「虫って、煙で燻して駆除することがある、よな」
志賀直哉:「中世ヨーロッパとかでヒルの退治とかに使われてた技法だよな?」
志賀直哉:「確か、戦場とかだと煙草の火で駆除してたらしい」
江戸川乱歩:「芥川先生、何かを体内に飼っているのやも」
菊池寛:「あいつ、最近煙草吸ってないんだよ」
菊池寛:「吸ってないと言うか……煙を嫌がって、避けてて」
江戸川乱歩:「まるで寄生虫に操られでもしているような行動だ」
菊池寛:「今すぐ森先生に相談しに行ってくる」
志賀直哉:「つーと何か、龍の腹の中にあの虫が住み着いてて」
志賀直哉:「煙草の煙やら何やらから逃げてるってことか?」」
江戸川乱歩:「可能性の一つですよ」
志賀直哉:「したら、その薬はなんだ?」
江戸川乱歩:「はい、それが気になっていたんです」
菊池寛:「そんなの、飲んでみたらわかるんじゃないのか?」
江戸川乱歩:「これ、その卵だったりして
志賀直哉:「だからっ! それはダメだって言ってんだろ!」
菊池寛:「……ッ!」
志賀直哉:「……卵?」
志賀直哉:「あの虫の……か?」
江戸川乱歩:「お二人と話している間に浮かんだアイデアです、真に受けないでくださいよ」

江戸川乱歩:CCB<=1 【 薬学 】
Cthulhu : (1D100<=1) → 96 → 致命的失敗
志賀直哉:CCB<=1 【 薬学 】
Cthulhu : (1D100<=1) → 96 → 致命的失敗
菊池寛:CCB<=1 【 薬学 】
Cthulhu : (1D100<=1) → 7 → 失敗

菊池寛:「チッ、もう少しで何かわかりそうなんだけどな」
KP:薬に見覚えがないだろうかと覗き込んでいた乱歩と志賀は、
KP:突然、腹痛に襲われる。
KP:腹のなかがぐるぐると鳴ってひどい痛みだ。
KP:HP-1

志賀直哉:「あっ、ぐっ……!」
江戸川乱歩:「私までおなかが痛く
菊池寛:「志賀さん?江戸川?急にどうしたんだよ」
志賀直哉:「いっ、でぇ……っ、どうなっ……んだよっ!」
志賀直哉:お腹押さえて蹲ってる
KP:痛みはすぐに収まるが、下痢をしたときとも違う痛みだ。
江戸川乱歩:「いやぁ、さすがに情報が情報でしたからおなかも反応しますよね」
菊池寛:志賀さんの背中擦ります
志賀直哉:段々と治まってきたので立ち上がる
志賀直哉:「……もう大丈夫だ。ありがとな」
菊池寛:「それならいいが……
江戸川乱歩:「念のために、たばこでも吸っておきますか」
志賀直哉:「そんなことより、早く鴎外先生の所に行こうぜ……
江戸川乱歩:一服します
KP:乱歩が煙草を咥えて火をつけようとする。
KP:しかし、突然ひどい吐き気に襲われ、煙草を吸いたい衝動も消え失せるだろう。
KP:それどころか煙草の煙を感じたその場の全員、不快感を覚える。
KP:喫煙者も非喫煙者も関係ない。
江戸川乱歩:「これはいけない」
志賀直哉:「……っ!」
菊池寛:「何だ、これ……
江戸川乱歩:「一度医務室へ、できるだけ人目を避けていきましょう」
志賀直哉:「そうだな……
江戸川乱歩:「これ、どうやら『感染』するようですから、被害は少ないほうがいいでしょう」
菊池寛:「煙草が吸えないなんて、憂鬱にも程がある



KP:医務室には森鴎外と司書の姿がある。
司書:「おや? みなさんどうされました?」
江戸川乱歩:「おっと、森先生。司書さんも」
志賀直哉:「ちょっと調べて貰いてぇものがあるんだ」
江戸川乱歩:「司書さんに少し話が森先生は席を外していただけますか」
森鴎外:「揃いも揃って何事だ、……?」
KP:司書が鴎外に目配せすると、鴎外は黙って医務室を出て行く
司書:「……それで、お話とはなんでしょうか?」
江戸川乱歩:「いや実はですね
江戸川乱歩:件の事件と今までの状況を説明する
司書:「はあ…………それはつまり……?」
江戸川乱歩:「原因を究明しないと、この図書館の文豪全員が喪失するということです」
江戸川乱歩:「まぁ、具体的なことはわかっていないんですけどね」
志賀直哉:「それも、最悪の結果でな」
菊池寛:「最悪、利用者にも被害が
江戸川乱歩:「ということでこの薬の詳細をまずは知りたいのです」
江戸川乱歩:「あと、透過装置があればぜひ我々の腹の中身も」
司書:「……薬ですか。一応見せてもらってもいいですか」
江戸川乱歩:「どうぞ」
江戸川乱歩:薬を渡します

司書:CCB<=30
Cthulhu : (1D100<=30) → 61 → 失敗

KP:司書も薬を眺めてみるがよく分からない様子だ。
司書:「ううん……こういうことはむしろ森先生のほうが……
菊池寛:「はあ詳細は隠して森先生に見てもらうか?」
司書:「確かに最近少し治安が悪くなっていますが……色々と頓に信じがたい話ですし」
志賀直哉:「司書さん、次から次へと悪いんだけどよ……龍の奴見なかったか?」
司書:「芥川さんですか? いえ、見かけていませんが……
江戸川乱歩:「まぁここに媒体はあるんですがね」
志賀直哉:「そうか……。ついでにいいか? 司書さんから見て、最近の龍、なんか変じゃねぇか?」
司書:「芥川さんのことですか? とくには……ああでも少しぼんやりしているのは感じますね」
司書:「あ、そうだ、夜も潜書してもらうの忘れないでくださいよ!」
司書:「あと一時間後ですからね」
菊池寛:「今夜入ってたか?」
司書:「あれ、お伝えしてませんでしたか? あっ……
司書:「すみません、夜はここの御三方で潜ってもらう予定で……
司書:「本当は芥川さんも入っていたんですけど……調子も悪そうだったので編成から外す予定です」
志賀直哉:「そうか……分かった」
菊池寛:「龍は目の届く範囲に置いていたほうがいいんじゃ
司書:「お話伺う限りでは心配ですね……なるべくこちらでも気にかけるようにしておきます」
志賀直哉:「でも、無理させてもしものことがあったらどうすんだ?」
菊池寛:「見てないうちに龍が死んだりしたら、それこそどうする気だ!」
志賀直哉:「そりゃぁ……そうだけどよぉ」
司書:「まあまあ落ち着いてください。大丈夫ですよ、こちらで気にかけておきますから」
菊池寛:「っ……悪い、馬鹿な事言って……
江戸川乱歩:「いえ、菊池さんの発言も理に適っていますよ」
志賀直哉:「いや、俺こそ悪ぃ……お前の気も知らねぇで」
江戸川乱歩:「私たちが対処法を見つけ、図書館で処置するか、一緒に現地で処置するかの違いです」
志賀直哉:「とりあえず、司書さんもこう言ってくれてることだし、龍のことは一先ず預けてこっちで調べてみねぇか?」
菊池寛:「……少し頭、冷やしてくる
江戸川乱歩:「では私と志賀さんで薬の調査をしましょうか」
志賀直哉:「そうだな」
KP:乱歩と志賀が医務室をでると、部屋の前では鴎外が待機している。
江戸川乱歩:「森先生、お願いしたいことがあるんですが、その前に
江戸川乱歩:「すみませんが、たばこを吸っていただいても?」
森鴎外:「……? 構わんが……
KP:鴎外は白衣を脱いだあと、乱歩から煙草を受け取って火をつける。
KP:とくに問題はなく吸っている。
KP:だがその場にいる他のメンバーは、煙に対して嫌悪感や恐怖を覚えるだろう。
KP:本能的に避けるようになる。
志賀直哉:「……ぅ、」
江戸川乱歩:(まさかここまで表面化するとは)
森鴎外:「これがどうかしたのか、……うん? 顔色が悪いぞ」
菊池寛:「いや、なんでも……
江戸川乱歩:「こほん」
志賀直哉:「だい、じょぶだ……っ」
森鴎外:「すまないが誰か灰皿は」
菊池寛:「あー灰皿は……
森鴎外:「……なさそうだな」
江戸川乱歩:「ではどうぞ私の帽子に」
森鴎外:「少々失礼する」
森鴎外:「いや、帽子はいい」
KP:鴎外は一度近くにあった部屋に入ると、煙草を捨ててすぐに戻ってくる。
KP:煙を丁寧に払ってから白衣を再び羽織り、三人に向き直る。
森鴎外:「それで、話とは?」
江戸川乱歩:「こちらの薬を調べていただきたいのです」
江戸川乱歩:1錠薬を差し出す
森鴎外:「薬……?」

森鴎外:CCB<=75
Cthulhu : (1D100<=75) → 72 → 成功

KP:鴎外は受け取った錠剤をまじまじと眺めたあと、そこに刻まれている文字などを確認して顔を顰めた。
森鴎外:「これは……何故こんなものを君達が……?」
志賀直哉:「……?」
菊池寛:「それはいったい何なんだ?」
森鴎外:「もう随分と昔に規制された薬だ。非常に強い依存性のある向精神薬だな」
江戸川乱歩:「私たちと同じようにおなかの調子を崩された芥川先生が持っていた物なんですが
森鴎外:「今はもう処方もされていないはずだが……
志賀直哉:「向精神薬……
森鴎外:「睡眠導入剤としても使用される例がある。だが依存性も副作用も強いものだ、とうの昔に規制されているはずだが……
江戸川乱歩:「では、体には効き目のないものなんですね」
菊池寛:「二つほどくれないか、龍を探してくる」
森鴎外:「いや、これは流石に放っておくわけいはいかん。こちらで処分させていただく」
江戸川乱歩:(残っている薬を隠しつつ)「構いませんよ、どうぞ」
志賀直哉:「んなもんを……龍の奴っ」
志賀直哉:ちょっと怒った顔して走って出て行きます
志賀直哉:芥川さん探しに
森鴎外:「あ、待て、…………結局これはどうしたんだ?」
江戸川乱歩:「体調を崩した芥川先生が飲んでいたんです」
菊池寛:「それは龍の奴が持ってて」
江戸川乱歩:「まあ、見つけた時点で吐き出させましたのでご安心を」
森鴎外:「……なるほど。承知した。こちらでも調べてみよう」
森鴎外:「この件は司書に報告させてもらうが構わんな?」
江戸川乱歩:「ええ、薬は司書さんにも見せていますので構いません」
森鴎外:「また何か分かったら報告しよう。だが君達もくれぐれも無茶はしないように」
菊池寛:「……わかった」
江戸川乱歩:「こちらからも助言を。煙草を吸っていたほうが今はいいですよ、念のためね」
森鴎外:「……? そうか。だがあまり煙を纏うわけにはいかんのでな」
KP:志賀は芥川を追うためその自室へ、
KP:乱歩と菊池は調べ物のために帝国図書館内の図書室に向かう。



==芥川の自室前==

KP:志賀は芥川を気にかけ、その自室へやってきていた。
KP:部屋の扉は固く閉ざされていて、鍵もかけられている様子だ。
志賀直哉:「龍? 居るのか?」
KP:声をかけても応答はない。
志賀直哉:優しめにトントン
志賀直哉:「……なぁ、龍。あの薬についてなんだけどよ」
芥川龍之介:「……心配しないでください、帰ってください」
志賀直哉:「俺もなんか興味が出て来ちまって」
芥川龍之介:「志賀さんは知らなくていいんです帰ってください」
志賀直哉:「さっきこっそり飲んだんだ。だから今ならお前の気持ちも分かる……かもしんねぇ」
志賀直哉:「だから開けて、話させてくれねぇか?」
芥川龍之介:「……!」
芥川龍之介:「飲んだんですか」
芥川龍之介:「本当に?」
志賀直哉:「……ああ」
志賀直哉:「お前が居なくなった後急に腹が痛くなって、そん時な」
志賀直哉:っと嘘で説得してみます

志賀直哉:CCB<=15 【 言いくるめ 】
Cthulhu : (1D100<=15) → 9 → 成功

KP:志賀の言葉に応じて、扉が開き芥川がおずおずと顔を覗かせる。
芥川龍之介:「……志賀さん……
志賀直哉:とりあえず肩を両手で掴んで顔見ます
芥川龍之介:「……っ!?」
KP:青色は相変わらずよくない。
志賀直哉:「大丈夫か? ……顔色は……まだ悪ぃな」
志賀直哉:「中、入ってもいいか?」
芥川龍之介:「……お話なら、どこかで……
芥川龍之介:「部屋は……その……散らかっているので……
志賀直哉:「……でも他の誰かに聞かれるよりは此処のが良くねぇか?」
芥川龍之介:「でも、部屋は……すみません……志賀さんには見せたくないんです……
芥川龍之介:「あの、お話なら……そうだ、今なら食堂も人がないので……
志賀直哉:「そうか……なら、俺の部屋はどうだ?」
志賀直哉:「俺の部屋もきったねぇけど」
芥川龍之介:「志賀さんが構わないのでしたら……
志賀直哉:「じゃあ決まりな」
志賀直哉:肩抱いてゆっくり自室へ誘導します
KP:移動する途中、志賀は誰かに呼び止められる。
KP:振り返ると紙とインクを抱えた司書の姿があった。
司書:「ああ、すみません、そろそろ時間ですので!」
志賀直哉:「……? ああ!」
司書:「潜書の準備を……
志賀直哉:「……司書さん、あの時はああ言っておいて悪ぃんだけどよ」
司書:「……? はい、なんでしょうか」
志賀直哉:「龍も一緒に連れってちゃダメか?」
司書:「……枠は空いておりますので……出来ないこともないですが……
司書:「本人の意思次第、といいますか……
志賀直哉:「俺がちゃんと見とくし、何かあったら俺が全責任を負う」
芥川龍之介:「志賀さん、心配しないでください、ああでもちょっと頭が痛いかな……だから、部屋で寝てます」
志賀直哉:「龍、お前……俺が信用できねぇってのか?」
志賀直哉:「顔色は良くねぇけど、頭痛は仮病だろ」
芥川龍之介:「そういうわけじゃ……
志賀直哉:「じゃあ俺と来い」
芥川龍之介:「嫌だ!!!」
芥川龍之介:「離して下さい」
志賀直哉:「嫌なら嫌の理由を説明しろっ!」
志賀直哉:手に力込めて離さないよ
芥川龍之介:「嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!!!僕は行かない!!!!!!!」

芥川龍之介:RESB(8-16)
Cthulhu : (1d100<=10) → 75 → 失敗

KP:芥川は志賀を振り払って逃げようとするが、腕力ではどうしてもかなわない。
志賀直哉:「納得いく理由が説明できないなら引き摺ってでも連れてくっ!」
芥川龍之介:「離してください嫌だ離して」
志賀直哉:「ぜってぇ嫌だ! 連れてく!」
志賀直哉:引き摺って行きます



==図書館==

KP:ここは帝國図書館。古今東西の書物から新聞・雑誌など無数の書物を抱えるこの場所は、調べ物をするにはうってつけだ。司書に申請したため、インターネットの閲覧も許可が降りている。
菊池寛:「それで、何を調べるんだ」
江戸川乱歩:「件の死体の事件、イギリスでも起きているという噂があるんです。イギリスのカルト宗教とかかわりがあるとかなんとか」
江戸川乱歩:「ですので、そのあたりに目星をつけて調べようかなぁと」
菊池寛:「それを調べればいいんだな?わかった、任せとけ」

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 49 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=25 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=25) → 79 → 失敗

KP:菊池が新聞記事の一覧を調べていると、この街で起きている行方不明事件の記事をいくつか見つける。
KP:三ヶ月前から起きているようだ。警察関係者も巻き込まれ死体となって発見されているため、犠牲者に次ぐ犠牲者で捜査は難航している。また三日前の記事では、市内にある中学校の校長が校庭で同じように死亡していたことが報じられていた。
菊池寛:「これは……
江戸川乱歩:「警察も感染したということでしょうね」

菊池寛:CCB<=70 【 図書館-10 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 88 → 失敗
江戸川乱歩:CCB<=15 【 図書館-10 】
Cthulhu : (1D100<=15) → 66 → 失敗

菊池寛:「ああもう、見るのも嫌になってきた
江戸川乱歩:「さすがに絞りきれませんか」

江戸川乱歩:CCB<=80 【 オカルト+10 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 55 → 成功

KP:乱歩ははたと思い出す。
KP:そういえば、事件調査の参考になるだろうと、一度訪問しようと思っていたオカルトブログがあった。
KP:思い出した乱歩は開放されているネットを使い、目的のブログを開く。
KP:オカルト情報の発信を重としている個人ブログだ。
菊池寛:後ろから覗き込みます
KP:あらゆるオカルト情報や心霊スポットへの取材のレポートが主な記事となっている。
KP:そしてこの町にある廃教会で『狂人』が集まっているという情報を入手し、ブログ主が突撃したあとから更新がなくなっていた。
KP:最後の更新は約二ヶ月前。廃教会は図書館からも歩いて行ける範囲にある、今は使われていない古くて小さな教会だ。
江戸川乱歩:「ここですか」
菊池寛:「きな臭いな」
KP:ふたりが話していると、図書館に住む猫が姿をみせる。
ネコ:「潜書の時間ニャ、準備にかかれ」
江戸川乱歩:「もうそんな時間ですか」
菊池寛:「……龍は見つかったんだろうか」
江戸川乱歩:「あの志賀先生です、きっと見つけますよ」
菊池寛:「ああ……そう、だよな
KP:猫に促され、ふたりは潜書のため場所を移動する。
江戸川乱歩:「とりあえず、潜書中に外出記録がないか見てもらいましょう」
菊池寛:「……ああ、そうか、龍がそこに近付いた可能性があるんだな」
江戸川乱歩:「ええ」
KP:先に到着したのは自分たちのようだ。志賀と司書の姿はまだない。
菊池寛:「しかし感染する原因は……あの虫、なのか?」
江戸川乱歩:「何とも言えませんね薬のほうにあった可能性もあります」
菊池寛:「でも俺たちは薬なんて飲んでないだろ?」
江戸川乱歩:「ノロウイルスと同じように、嘔吐物から空気感染という流れも考えられますから」
菊池寛:「空気感染……
菊池寛:「……それにしても、志賀さん来ないな」
江戸川乱歩:「迎えが必要でしょうか」



KP:菊池と乱歩は、一足先に有碍書の並ぶ棚で待っていた。
KP:そこに芥川を引きずった志賀と、遅れて司書もやってくる。
菊池寛:「……龍が引きずられてるように見えるんだが、気のせいだよな?」
志賀直哉:「お~何か分かったか?」
江戸川乱歩:「ええ、進展はありましたよ」
芥川龍之介:「離してください……離して……
菊池寛:「龍何されたんだ?殴られたのか?」
志賀直哉:「龍も連れてくことになったからな」
志賀直哉:「さっさと行こうぜ」
芥川龍之介:「いやだいやだ……
江戸川乱歩:「そうでしたか」
江戸川乱歩:「司書さん、ちょっと調べてほしいことがあるんですが」
江戸川乱歩:(と司書に耳打ちする)
司書:「……その状態で潜れるのか………………はい?」
江戸川乱歩:「ここ3か月の、外出記録とかわかりませんか?」
司書:「一応は記録もつけていますので、調べれば……
江戸川乱歩:「ではぜひとも調べていただきたい!」
江戸川乱歩:司書の手を強く握ってぶんぶん握手する
司書:「わ、わかりました……
江戸川乱歩:「これで心置きなく戦地へ赴けます!」
菊池寛:「胃が痛くなりそうだ……

KP:四人は有碍書に潜っていく。
KP:それほど難易度は高くない本だ。
KP:しかし普段に比べて、疲労が溜まりやすいように感じた。
KP:練度は決して低くないはずの芥川も、耗弱にまで追い込まれる。
KP:他の三人もそれなりに侵蝕を受けた状態で戻ることになった。

KP:三人はPOW×5
志賀直哉:CCB<=80 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 39 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=60 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 61 → 失敗
菊池寛:CCB<=65 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 52 → 成功

KP:乱歩は深手を負ったため芥川と共に補修室だ。
KP:志賀と菊池はそれほど怪我もなかったため、潜書から戻ったあとは自由になる。
江戸川乱歩:(すやぁ
江戸川乱歩:(南吉くんそこはいけません
KP:乱歩と芥川が補修を受けているあいだ、菊池と志賀はそれぞれ集めた情報を共有する。
志賀直哉:「寛、俺が居ない間何か分かったことあるか?」
菊池寛:「まあ、いろいろと。この一連の事件がイギリスでも起きてるらしいとか、捜査にあたった警察も死んでるとか
志賀直哉:「随分と規模のデカイ話だな……
志賀直哉:「それで、他には?」
菊池寛:「ここから30分くらい歩いたところにある廃教会に廃人が集まっている、とかか?」
志賀直哉:「廃人の集まり……あの薬が関係してそうだな」
志賀直哉:「調べりゃもっと何か出て来そうだな……
菊池寛:「調べてみるか」

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 57 → 成功
志賀直哉:CCB<=85 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=85) → 67 → 成功

KP:菊池と志賀が手分けして本棚を調べていると、まず菊池が一冊の本を見つける。
KP:国内で起きた怪死事件をまとめた本だ。そのうちの一つが今回の事件、乱歩が話していたものと酷似している。
KP:『その犠牲者はまるで内側から腹を食い破られたようにして、内臓を奪われ、腹を裂かれた状態で見つかる。犯人は現在に至るまで見つからず迷宮入り。同様の事件はこの連続怪死事件のみでなく、国内外で稀に報告されており、いずれも迷宮入りしている。かつては小さな村が壊滅するほどの大惨事を巻き起こしたことがあり、悪魔の呪いや、祟りなどとも噂されている』
菊池寛:「これ……
KP:一方、志賀は薬についての棚を調べていた。
KP:見つけたのは薬学に関する本の一冊だ。
志賀直哉:「薬……
KP:志賀が目を止めたのは、とくに依存性の高い「薬物」に関する記述だ。その写真の中に、見覚えのある記号や文字の刻まれた、錠剤の写真も載っている。
KP:芥川が所持していたのと同じように見える。それは現在では規制されていて、違法薬物となっている。
KP:薬の発祥地はイギリスだ。
志賀直哉:「これ……龍の飲んでた……違法薬物ってことは、龍の奴薬物依存症に陥ってるってことか……くそっ」
KP:また、この薬は初期から乱用が危険視されていたもので、流行もイギリスからはじまり、やがてその島国から日本へ輸入されたもののようだ。
志賀直哉:「怪死事件もイギリスがどうのって言ってたな……
菊池寛:「志賀さん、何か見つかったか?」
志賀直哉:一先ず本を片手に菊池さんと合流します
志賀直哉:「龍の飲んでた薬が載ってた」
菊池寛:「あの薬が?」
志賀直哉:「こいつもイギリスから流れてきた物で、今は違法薬物扱いらしい」
菊池寛:「……龍は、薬物を飲んでた、のか?」
志賀直哉:「お前も飲もうとしてたじゃねぇか」
志賀直哉:「……飲まなくて良かったなァ?」
菊池寛:「薬物だってわかってたら飲んでねえよ
菊池寛:「もしこれを痛み止め代わりにしてるんだったら、龍の奴相当やばいことになってるんじゃないか」
志賀直哉:「だろうな。医務室から戻ったら力づくでも取り押さえて、もうぜってぇ飲ませねぇようにしねーと……
菊池寛:「……協力する」
志賀直哉:「頼んだぜ」
KP:それぞれ調べ物を終え、補修中の者も眠りにつく。
KP:一日を終えて就寝時刻だ。


KP:その夜全員奇妙な夢を見る。
KP:どこかの暗い、長い洞窟を歩いている夢だ。
KP:しばらく歩いていると声が聞こえる。

江戸川乱歩:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 11 → スペシャル
菊池寛:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 89 → 失敗
志賀直哉:CCB<=65 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 79 → 失敗

KP:乱歩のみその声の主が分かる。
KP -> 江戸川乱歩:その声は、芥川のものによく似ていた。
KP -> 江戸川乱歩:しかし何と言っているのかまでは分からない。
KP:長い、長い洞窟を歩きながら、
KP:やがて全員、開けた場所に辿り着く。
KP:湖のようだ。
KP:そこに影がみえる。
KP:大きくて、恐ろしい、なにかの影。
KP:しかしそれが何なのか分かる前に。
KP:全員、夢からさめるだろう。



KP:小鳥のさえずりが聞こえる爽やかな朝だ。
KP:夢の内容はぼんやりと覚えている。
KP:そして全員、胃の辺りに違和感を覚えるだろう。
KP:腹がはるような感覚と、わずかな吐き気だ。
KP:喫煙者ならば、寝起きの一服も遠慮したいと思うくらいだ。
志賀直哉:「……ん~」(胃の辺りポリポリ
菊池寛:「っ……
江戸川乱歩:「まぁ、想定の通り、ですね」
KP:そして全員の耳に慌ただしい足音と声が聞こえる。
司書:「大変です! 芥川さんがいなくなったんです!」
司書:「昨夜、どうにも様子がおかしかったものですから……引きとめはしたんですけど、目を盗んで出て行ったのか、朝になったらもういなくて……
志賀直哉:「……龍が、居なくなったっ!?」
司書:「今みなさんに心当たりはないか尋ねています!」
菊池寛:「……嘘だろ
江戸川乱歩:「心当たりならありますよ」
司書:「心当たりがあれば司書室に集まってください!」
志賀直哉:着替えながら走って司書室へ向かいます
江戸川乱歩:「さて、行きましょうか」
江戸川乱歩:身支度を整えて司書室に行きます
菊池寛:慌てて司書室に行きます
KP:慌ただしさと不安諸々を感じながら、それぞれ司書室に向かう。




KP:司書室へ三人が集まると、神妙な面持ちをした司書に出迎えられる
司書:「先程は騒いでしまってすみません……
司書:「できればあまりこれ以上騒ぎを大きくしたくないので……
司書:「昨晩の芥川さんですが、どこかへ行かなきゃってぶつぶつ言っていて、心ここにあらずといった感じだったというか……
江戸川乱歩:「ほうそれは確かに気になりますね」
菊池寛:「……どこへ行ったかの見当はつかないんだな?」
司書:「そうなんです……どなたかお心当たりはないか、と思ったのですが……
志賀直哉:「……こんなことなら俺の部屋に縛り付けとくんだったぜ」
菊池寛:「俺がちゃんと見てなかったから
江戸川乱歩:「ちなみに、昨夜のお願いの件は調べていただけましたか?」
司書:「いえ、すみませんまだ……手が離せなかったもので……
江戸川乱歩:「お気になさらず。こんな事態ですから当たり前です」
江戸川乱歩:「であれば、証拠は少ないですが『廃教会』が怪しいかと」
志賀直哉:「兎に角、まずは龍を探すのが先決じゃねぇか?」
司書:「廃教会ですか? ……私のほうでは手がかりなしなので、探そうにも難しくて……
菊池寛:「廃教会にいきなり行くのは危険だろ。何がいるかもわかっちゃいないんだぞ」
江戸川乱歩:「それはそうですが、手掛かりがそれくらいしかありません」
KP:四人で話し合っているうち、司書が何か思い出したように引き出しをあける。
KP:取り出したのは一台のスマートフォンだ。
司書:「あの、もし芥川さんを探されるのでしたら、これをお持ち下さい」
司書:「何かあった時の連絡用です。私もすぐ電話には出られるようにしておきます」
司書:「ええと、ここを押して頂ければ私の電話に繋がります。メールも打てますが……電話のほうがよさそうですね」
司書:「まあ、機械といってもここを押していただくだけですので……あっでもあんまり強く押しすぎないでくださいよ! こう、ポチッとするだけでいいですから」
志賀直哉:「こん中で一番機械に強い奴、誰だ?」
志賀直哉:「俺は下手すると握り潰しちまいそうだからどっちかで頼みたいんだが……
菊池寛:「あー……俺が持つべきか?」
KP:控えめに名乗り出た菊池に司書がスマホを渡し、同じ説明を繰り返す。
KP:ともかく触れたことのない機械ではあるが、操作は難しくなさそうだ。
江戸川乱歩:「まあ芥川先生を一番捕まえられそうですからね。おそらくGPSもついているでしょうし」
菊池寛:「……こんな小さいもので色んなことができるとはなあ」
司書:「はい。緊急時は無言電話でもいいですので。なにかったらこちらがGPSを辿っていきます」
菊池寛:「ええと、ここを押せばいいんだな?ん?めーる?」
志賀直哉:「じーぴーえす? なんだそれ?」
司書:「色々機能はありますが、とりあえず電話だけ覚えていただければ……メールはその、打つとなるとまた色々と説明が……
司書:「えーっとGPSは居場所が分かる感じの機能です」
江戸川乱歩:(後ろでひそかに笑いをこらえている)
菊池寛:「まあ何だ、あんたに教えてもらったところを押せばいいんだな?これで電話がつながると」
志賀直哉:「居場所がわかる!? そいつぁ凄ぇな!」
司書:「はい。そこでに電話が繋がるので、何かあった連絡してください」
菊池寛:「……美人の交換手が出たりは?」
司書:「…………しませんね。直接私に繋がります」
菊池寛:「何だ……
志賀直哉:「じゃあその、じーぴーなんとかってのを龍にくっ付けときゃ直ぐに居場所が特定できるってことか!」
江戸川乱歩:「腹筋が痛い
司書:「芥川さんには持たせておいてもいいかもしれませんね、GPS……
司書:「ともかくみなさん、お願いしますよ! それとくれぐれも無茶はいしないように!」
志賀直哉:「なんだ? 龍はじーぴー持ってねぇのか? それじゃあ探せねぇじゃねーか」
菊池寛:「これから探して付ければいいだけの話だろ」
司書:「ですからみなさんにお願いして情報を集めているんですよっ」
司書:「心配だなあ……私はこれから用があるので留守にしますが、何かあったらすぐ連絡してください」
菊池寛:「おう、任せとけ」
司書:「本当に、くれぐれも無茶や危険なことはしないでくださいね」
志賀直哉:「そういうことか! じゃあ早いとこ龍の奴探してそのじーぴーなんとかっての胃の中にでも捻じ込もうぜ!」
江戸川乱歩:「おまかせください、では行きましょうか」
志賀直哉:「おう! 任せな!」
司書:「あっ! もうこんな時間!!」
司書:「すみませんが皆さん、あとはお願いします!」
KP:時計を確認した司書は慌ただしく荷物を纏めると、
KP:三人を置いて司書室を出ていってしまう。
志賀直哉:「司書さんも大変だな……俺達も頑張んねーと」
菊池寛:「さっさと龍を探して、じーぴーを食わせないとだな」
江戸川乱歩:「私は先ず芥川先生の自室に行こうと思うのですが、お二人はどうします?」
志賀直哉:「だな。俺はとりあえず先に龍の部屋を調べに行くが……お前らはどうする?」
菊池寛:「……そうだな、それがいいかもしれない」
志賀直哉:「じゃあ、行くか!」
KP:芥川の自室の場所ならよく知っている。文豪達にはそれぞれ個室が割り当てられているが、
KP:芥川の部屋はその中でも奥まった場所にあった。
KP:神経質な芥川に配慮して、なるべく部屋の前を人が通らないようになっている。



==芥川の自室==

KP:不用心にも鍵はかけられていない。
KP:中を見ると、まるで泥棒にでも入られたように酷く散らかっている。
KP:普段からだらしない生活をしている芥川だが、それにしても異様な散らかりようだった。
菊池寛:「……掃除していいか?いいよな?」
志賀直哉:「……いつにもまして汚ぇな」
KP:壁の前には砕け散ったコップの破片が散乱し、机の下にはひっくり返された墨、破かれた原稿用紙、
KP:ともかく酷い有様だ。
江戸川乱歩:「なにか行動理念がわかるものがあればよいのですが」

江戸川乱歩:机に目星
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 16 → スペシャル

KP:机の上もやはり散らかっていたが、その中から書きかけの原稿用紙と薬の入った袋を見つける。
KP:薬は殆ど飲み干されていた。
KP:乱歩はその原稿用紙を数枚拾い上げ、目を通していく。
KP:酷く乱れた字で書かれている。基本的には日本語でかかれたものだが、その数枚だけはどうやら英語で書かれているようだった。
KP:読むのであれば英語or知識の半分

江戸川乱歩:CCB<=35 【 知識 】
Cthulhu : (1D100<=35) → 63 → 失敗

KP:なんとか解読を試みるが、文字も崩れているうえに、どうやら難解な英語で書かれているようだ。
KP:何が書かれているのかまでは判別できなかった。
江戸川乱歩:「薬は空、原稿は珍しく英語表記奇妙だ」

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 65 → 成功

菊池寛:「龍は今何読んでるんだ?」
KP:菊池は本棚を眺める。何度か通ったことのある部屋で、基本的には見覚えのある本ばかりだ。
KP:だがその中で、菊池は一冊の気になる本を見つける。今までなかったものだ。
KP:題名は『セヴァン谷の地下より』
KP:著者は佐原淳二とい元精神科医だ。
菊池寛:「……うん?何だこれ」
KP:ハードカバーの単行本で、比較的新しいように見える。

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 53 → 成功

KP:菊池は目新しいその本に興味を引かれ、素早く目を通していく。
KP:その内容はいわゆる幻想小説だ。イギリスにあるセヴァン谷、その地下深くに住む「神」と、その子どもたちについて書かれている。
KP:その子どもたちには地球のあちこちに沢山の「第二の親」がいて、その母体で成長したあと、母体を突き破って飛び出していく。
KP:それからは物陰でじっと息を潜め、やがて「すべての親」が地上に目覚めるのを待ち続ける。
KP:物語の最後は「親」であり「神」である何かの目覚めと、人類の滅亡で締めくくられていた。
KP:物語としては悪くないが、読んでいると妙な薄気味悪さを覚える。

菊池寛:CCB<=13 【 クトゥルフ神話 】
Cthulhu : (1D100<=13) → 35 → 失敗

KP:よくは分からない。だが、なんとなく、とても嫌なものを感じた。
菊池寛:「……何だ、これ」

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 36 → 成功

志賀直哉:「龍の奴、布団もぐちゃぐちゃじゃねーか……ったく」
KP:志賀はふと、ベッドの側にもくしゃくしゃに丸められた紙を見つける。
KP:机周りにも破られたり丸められた原稿用紙が散らばっていたが、ベッドにあるのはこれ一つだ。
志賀直哉:「……? なんだ? 0点のテストでも隠してたか?」
志賀直哉:広げて見ます
KP:開いてみると、そこには何かの絵が描かれているように見えるが、その上から墨で黒く塗りつぶされていた。

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 6 → スペシャル

志賀直哉:「どんな下手くそでも一生懸命書いたなら良いっていつも言ってんのに……
KP:ぼやきながら、塗りつぶされた絵をよく観察する。
KP:目を凝らしてみると、どうやらその下に描かれているのは、なにか蜘蛛のようにもみえるものだ。
KP:蜘蛛のようとも、あるいは丸く肥えた幼虫とも、なんともいえない。
KP:どちらにしろ黒く塗り潰されているおかげで、詳しくは分からない。
志賀直哉:「虫の絵? ……蜘蛛、か?」
志賀直哉:「……こう黒くちゃわかんねーな……
志賀直哉:畳んでポケットにしまいます
志賀直哉:ついでにベッドメイキングもしとく

志賀直哉:CCB<=40 【 DEX*5 】
Cthulhu : (1D100<=40) → 76 → 失敗

KP:志賀がせっせと乱れたベッドを直していくが、いつから干していないのかもわからないしシワだらけだ。この状態でメイキングしても、たいして綺麗にはならない。
江戸川乱歩:「みなさんちょっとお手伝いをしていただけませんか?」
菊池寛:「どうした?」
志賀直哉:「なんかあったか?」
江戸川乱歩:「芥川先生の書いたものなんですが、殴り書きで英語という感じで難解でして
菊池寛:「英語?龍が?」
江戸川乱歩:「ええこちらなんですが」
志賀直哉:「あいつ西洋語学なんてやってたか?」
江戸川乱歩:二人に原稿を見せます

志賀直哉:CCB<=48 【 知識 】
Cthulhu : (1D100<=48) → 85 → 失敗
菊池寛:CCB<=43 【 知識1/2 】
Cthulhu : (1D100<=43) → 88 → 失敗

KP:二人もそれぞれ原稿を解読しようと試みるが、アルファベットといってもほぼミミズ状態のうえ、
KP:どうやら使われている単語もかなり難解なようだ。
菊池寛:「………駄目だ、わからん」
志賀直哉:「俺もだ……
江戸川乱歩:「そうですか机を見たところこれと、空の薬瓶があるだけでした」
志賀直哉:「薬……あいつまた飲んだのかっ」
菊池寛:「そうだ、図書館に戻って辞書を探すのはどうだ?」
志賀直哉:「その方が良さそうだな」

菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 92 → 失敗
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 11 → スペシャル
志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 74 → 失敗

KP:部屋を去る前に、乱歩はふと調べていないところがあるのを思い出した。
KP:部屋を漁る時に見る場所といえば、ゴミ箱だ。
KP:乱歩がゴミ箱の中身を漁ってみれば、いくつかの生活ゴミとは別に、何枚かのレシートを見つける。
KP:ほとんどは芥川がよく通っている喫茶店のレシートだ。
KP:最後の来店日は三日前で、珈琲を二杯を注文している。どのレシートもだいたい同じ内容だ。
KP:隅々までひっくり返してみたが、手がかりになりそうなのはこのくらいだ。
志賀直哉:「ゴミ箱なんて漁ってどうしたんだ?」
江戸川乱歩:「どこに行ったかのヒントがあるかと思いましてほら、お店のレシートで来店日まで把握できますから」
KP:レシートを見る限りでは、結構な頻度で通っているようだが、どれも珈琲を二杯注文しているものばかりだ。
志賀直哉:「店? ……そういやぁお気に入りの喫茶店がどうのとか前に言ってたな」
志賀直哉:「その店のレシートなのか?」
江戸川乱歩:「はい。コーヒーを2杯」
菊池寛:「……二杯?」
江戸川乱歩:「一人で飲んだとも、二人で飲んだとも考えられます」
菊池寛:「あいつ、最近食欲なかったはずなんだが
志賀直哉:「食欲なくても水分は入るんじゃねぇか? でもあいつが二杯も……?」
江戸川乱歩:「では、この店のコーヒーだけ飲める秘密でもあったんでしょうか」
菊池寛:「ここも調べる必要がありそうだな」
志賀直哉:「とりあえず行ってみるか?」
菊池寛:「あー二人で行ってもらえるか?俺はその英語の調べてみるから」
江戸川乱歩:「かまいませんが、手伝いは不要ですか?」
菊池寛:「時間をかければ何とか……いざとなったら暇そうな誰かに手伝ってもらうさ」
江戸川乱歩:「わかりました。ほかに手掛かりになりそうなものをお二人は見つけましたか?」
志賀直哉:「手掛かりになるかどうかは分かんねーけど……
志賀直哉:先程の絵を見せます
菊池寛:「ま、そこそこはな。このすまほ?渡しておくぜ」
KP:菊池が乱歩にスマホを渡す横で、志賀が先程の絵を二人に見せる。
志賀直哉:「墨で塗りつぶされちまってるけどよぉ、コレ、なんか虫の絵みたいに見えねぇか?」
KP:真っ黒でよくは見えないが、志賀に言われてみれば、たしかに虫のように見えなくもない。
江戸川乱歩:「承りました。この絵は確かに
菊池寛:「……嫌な感じがするな」
志賀直哉:「龍の書いた本……『蜘蛛の糸』の蜘蛛みてぇだなって……
江戸川乱歩:「何かの作品の模写の可能性もあります。菊池先生、こちらも情報を集めていただいても?」
菊池寛:「ああ、わかった、任せとけ」
志賀直哉:「頼んだぜ。それじゃあ俺達はその喫茶店の方、行ってみるか!」
江戸川乱歩:「そうしましょうか」
菊池寛:「道に迷ったり転んだりぶつかったりしないでくれよ?」
志賀直哉:「極力気を付けるぜ! ……っだ!」
志賀直哉:壁に顔面打ち付けた
菊池寛:「言った傍からあんたって人は!!」
志賀直哉:「悪ぃ悪ぃ。今度は大丈夫だ! 何かあったら乱歩さんのマントを掴む!」
江戸川乱歩:「ふふふっ、ゆかいな方だ!」
菊池寛:「そういう問題じゃねえ!江戸川も止めろ!」
菊池寛:「本当にこの二人で行かせて大丈夫か……?胃が痛くなってきた……
KP:菊池は芥川の原稿を持って図書館に残り、乱歩と志賀はそれぞれ喫茶店に向かう。
KP:菊池は二人のことを心配に思いながらも、芥川の部屋の前で別れ、それぞれの目的地に向かっていった。


==図書館==

菊池寛:「えーっと、調べるのは本の作者に龍の書いた英語と、絵か……
菊池寛:「っし、作者から調べよう」
KP:いまだけ開放されているインターネットを使い、先程見た名前を調べることにする。
KP:インターネットの使い方だけは司書からしっかりと教わっているため、スマホほど戸惑うことはない。

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 41 → 成功

菊池寛:「便利な世の中になったもんだな」
KP:佐原淳二を検索にかけてみると分かったのは、どうやら彼が元々は大学病院に努めていた精神科医で、
KP:現在は医者をやめて作家、研究者として生活しているらしいということだ。
KP:さらに彼の住居はこの近くにあるようだ。
KP:病院はやめているが時折自宅に人を招いて相談に乗っているようで、自宅の住所も書かれていた。
KP:この街の外れにあるため、歩いても行ける距離である。
菊池寛:「……まさか龍が行くわけない、よな?」
菊池寛:「………メモはしとくか」
KP:続いて菊池は原稿用紙を解読するため、西洋語学の本の並ぶ棚に向かう。
菊池寛:「お、これだな」
KP:辞書はすぐに見つけられた。

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 98 → 致命的失敗

KP:原稿用紙の文字は、なるほど確かに芥川のものだった。
KP:酷く乱れてはいるが、見慣れた彼の文字である。
KP:辞書を参考に解読しようとしても、やはりどうしても全文を理解できない。
KP:ただその途中、気になる単語だけをいくつか拾い上げる。
KP:そのどれも不穏な単語ばかりで、読み進めるほど不安がつのっていく。
KP:内容が分からないだけあって余計に、無駄な不安ばかりが膨れ上がっていった。
菊池寛:「……んだよ、これ
KP:文字だって普段からは考えられないほど乱れきっている。一体、どんな精神状態でこれを書いたというのか……
KP:菊池は言いしれぬ強い不安でSAN-1
菊池寛:「龍、あいつ……何に巻き込まれてるんだ

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 12 → スペシャル

KP:続いて菊池は、昆虫図鑑などを片っ端から読み漁り、絵に似たものはないか調べていく。
KP:しかしこの、蜘蛛とも幼虫ともいえないような不可思議ないきものはどこにも載っていない。
KP:そのうちにじわじわと、いやな予感が脳裏をよぎる。
菊池寛:「うーーん……となるとあれか、妖怪……いや、ないな
KP:そもそもこれは存在しないものではないか?
KP:少なくとも昆虫など現実に存在するものではないと思う。
KP:そんなものを、あの異様な原稿用紙を綴った芥川が絵に書いて、墨で塗りつぶしたのだ。
菊池寛:「…………

菊池寛:CCB<=100 【 図書館+20 】
Cthulhu : (1D100<=100) → 63 → 成功

菊池寛:「どうにかしてこの原稿読まないと、だな」
KP:菊池は館内にある机に座り、拡げた原稿用紙の解読を続ける。
KP:時間がかかっても、菊池には彼が何を書いたのか知る必要があった。

KP:やがて解読したその中身は、芥川の書く小説とはあまりにも違っていた。
KP:読み進める度に背筋が凍るような、おおぞましい文章だ。
菊池寛:「……っ」
KP:人間の知識の範囲を超えた、冒涜的で神話的な恐怖の世界がそこに描写されている。
KP:『グラーキの黙示録』の一部を書き写したものである。これを読んだ菊池はSANチェック1d3/1d5、神話技能+3

菊池寛:CCB<=57 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=57) → 64 → 失敗
菊池寛:1d5
Cthulhu : (1D5) → 4

菊池寛:「なん、だよ……これ……

菊池寛:CCB<=16 【 クトゥルフ神話 】
Cthulhu : (1D100<=16) → 52 → 失敗

KP:何かは分からない、得体のしれない恐怖がただ菊池を襲う。
菊池寛:「龍の野郎、何でこんなもの書いてるんだよ……っ」
菊池寛:「こんなの、こんな夜中に一人で手洗いに行けなくなったら



==喫茶店==

KP:芥川が度々足を運んでいたという喫茶店は、図書館からそう遠くない位置にある。
KP:中は落ち着いた洋風の内装で、洒落たJAZZが流れている。
志賀直哉:「雰囲気のいい店だな」
店員:「いらっしゃいませえー! お二人様ですか?」
KP:出迎えたのは、愛想のいい若そうな店員だ。
江戸川乱歩:「はい、あとコーヒー二つ」
志賀直哉:「おう。コーヒー2つ、ブルマンで頼む」
店員:「かしこまりました!」
KP:手にんは二人を席に通して注文を取ると、店の奥に戻っていく。
KP:珈琲はそう待たずとも運ばれてきた。同じ店員が愛想よく並べてくれる。
店員:「珈琲は合計お二つでよかったですか?」
志賀直哉:「ああ」
志賀直哉:「タイミングが被っちまって悪かったな」
江戸川乱歩:「ああそうだ、ミルクと砂糖、スプーンもお願いします」
江戸川乱歩:「でもさすが店員さんだ、意図を汲んでいらっしゃる」
志賀直哉:「流石に一気に二杯は飲まねえと思ったんだろ」
店員:「ミルクやお砂糖などは、そちらにございますのでご自由におつかいください」
KP:店員が指す方をみると、テーブルの奥に砂糖やミルクなどが備えられていた。スプーンはソーサーに一緒に置かれている。
江戸川乱歩:「ありがとうございます」
志賀直哉:「あんた、砂糖いくつ入れる?」
江戸川乱歩:「1つで」
志賀直哉:「あいよ。俺はミルクだけ……っと。ほい」
志賀直哉:お砂糖入れて乱歩さんに差し出します
江戸川乱歩:「芥川先生、2杯毎回飲んでいたじゃないですか店員さんが計4で出さないということは、客層は1杯しか頼まないということ」
江戸川乱歩:「ありがとうございます、あとは一応毒確認ですね」
志賀直哉:「そうとは限らねぇぜ」
江戸川乱歩:「まあ聞くほうが早いでしょうね」
志賀直哉:「もし龍が此処に長居してたら二杯目を注文することだってあるかもしれねぇ」
江戸川乱歩:スプーンでコーヒーくるくるします
志賀直哉:「それにしても腹減ったな……何か食い物も注文するか。おーい!」
店員:「はあい、お伺いいたします!」
江戸川乱歩:「では賭けましょうか?」
志賀直哉:「賭け?」
江戸川乱歩:「店員さんに聞いてみるんですよ、一人で2杯飲んだか、誰かと来ていたか」
志賀直哉:「そういうことか、いいぜ。じゃあ注文がてらに聞いてみるか」
江戸川乱歩:「負けたほうがここでの代金を払うでいかがです?」
志賀直哉:「……あァ!? ……ったく、仕方ねぇな。いいぜ。それで」
志賀直哉:店員さんに「ハムサンド2つ追加で……あと、」
店員:「かしこまりました! ……はい、なんでしょうか」
志賀直哉:「此処によく来る客なんだが……芥川っつー、ちょっとぼんやりした感じの男に見覚えねぇか?」
店員:「芥川さん……ああ! 常連さんですね」
店員:「ここにはよく来るんですよ」
江戸川乱歩:「1人で?」
志賀直哉:「常連……。そいつが毎回ここで必ず二杯コーヒー飲んでんだ」
志賀直哉:「粗食な奴だからそんな飲めんのかって気になっててよ、兄ちゃんなんか知ってっか?」
店員:「ああ、それでしたら、最近はお連れ様といつもご一緒でいらっしゃってましたよ」
志賀直哉:「……連れ?」
店員:「前はずっとお一人か、たまーにご友人らしき方と一緒でしたが……
店員:「はい。最近になって見かけるようになりましたね」
KP:そこまで話すと、店員はきょろきょろと周りを気にしはじめる。それから次第に声のトーンを落としていく。
志賀直哉:「どんな奴だ? こう、見た目の特徴とか」
江戸川乱歩:「そして、お名前とか伺ってません?」
店員:「……すみません、勤務中ですし、あまり他のお客様の噂話は……
志賀直哉:「おいおい、ここまで話しといてそれはねーだろ」
店員:「すみません……さすがに店長に怒られるので……

志賀直哉:CCB<=75 【 APP*5 】
Cthulhu : (1D100<=75) → 55 → 成功

店員:「あー……えっと……
KP:店員はちらっと志賀を見た後、周りを注意深く確認して、
KP:志賀の側にそっと顔を近づけてくる。
志賀直哉:「おっ」
店員:「いまならお客さんもいませんし店長もいないようなので……
店員:「それにお兄さん格好いいし……憧れる感じです! 俺もそんな風になりたいなあ」
志賀直哉:「あんたならなれるさ! それで、どんなの聞かせてくれんだ?」
店員:「あぁーっその男気! 憧れます! ……あ、それで、その連れのお客さんなんですけど……
志賀直哉:「おう……
志賀直哉:耳を傾けます
店員:「なんていうか、変な感じ? 前から気になっていて……いつもフードを深く被っていて顔は見えないんですけどね、なーんか不気味で」
店員:「えっといつも黒い服で、背は低くて猫背気味……だったかな? 会計とか注文も全部芥川さんがしていたので、その人の声は聞いたことないんですけど」
店員:「なんか、今まで芥川さんが連れてきたお友達とは全然雰囲気が違ったんで、気になっていて……
志賀直哉:「顔の見えない不気味な客……
店員:「あ、それと………………
KP:店員はさらに息をひそめると、今度は志賀にだけ聞こえるようにこっそり耳打ちする。
店員:「ここに来るとね、いつも何か……そのフードの男が、芥川さんに袋みたいなのを渡していたんですよ」
店員:「多分ヤバイやりとりなんじゃないかって俺見てたんだけど……
志賀直哉:「袋? もしかして、薬の袋みたいのか? 病院で渡されるみたいな」
江戸川乱歩:(菊池さんにこの状況を報告したらどんな顔をするのでしょうか
店員:「うーん、そこまでは……そんなに大きくない袋でしたよ。でも膨らみ方からして、書類とかではなかったと思います」
店員:「それに、異様に周囲を気にしていたので」
志賀直哉:「そうか……。分かった! サンキュなっ!」
志賀直哉:そう言って店員くんの頭くしゃくしゃ撫でます
店員:「いえいえ! ……あっ」
KP:そこまで話したあと、店員は店内を見渡し、しまったといった顔をする。
志賀直哉:「……?」
店員:「あ、いえ……」 
KP:店員が視線でちらっと見た先には、先程はいなかった客の姿があった。
KP:どうやらトイレに立っていたのだろう。戻ってきた男は、一人静かにサンドイッチを貪っている。

江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 85 → 失敗
志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 87 → 失敗

KP:二人はそれほど男に興味を持たなかったが、店員は少し困ったような顔をして二人に耳打ちする。その間にも男はサンドイッチを平らげ、懐からメモ帳らしきものを取り出していた。
店員:「あの人も最近よく来るんですけど、なーんか変で……
志賀直哉:「変、てーと?」
店員:「珈琲一杯でずっと居座るんですけど、いつもあの席に座って、ずっと周りを見てたりメモとってたりするんですよ」
江戸川乱歩:「諜報員といった感じでしょうか」
店員:「最近外も物騒みたいだし、気をつけてくださいね」
志賀直哉:「俺達の同業者かもしれねぇぜ? ネタ探し、とか」
志賀直哉:「おう! 色々ありがとな!」
店員:「いえ! あっ、そろそろ店長帰ってきそうなんで、僕はこれで!」
志賀直哉:背中バシーン!して帰します
江戸川乱歩:「ありがとうございます。あ、もう一つ注文を」
店員:「うおおっ!? あ、はいなんでしょう!」
江戸川乱歩:「あちらのお客様にもコーヒーを。お代はこちら持ちで結構ですよ」
店員:「えっ? あ、はい! かしこまりました……?」
KP:店員は訝しげに戻っていくが、ややあって男のところに珈琲が運ばれていく。
江戸川乱歩:「動かないならそれでいいですが、どう反応しますかね」
志賀直哉:「おい、それって俺持ちの代金だろ」
KP:男は、やはりはじめは不審そうな顔をしていた。
KP:そして志賀と乱歩の席を見たあと、珈琲を持ったまズカズカと近づいてくる。
男:「きみたち」
江戸川乱歩:「こんにちは」
志賀直哉:「……
男:「どうもありがとう、これはご挨拶ということでいいかな」
江戸川乱歩:「ええもちろんです。不作法では礼がありませんからね」
男:「すまないが先程から君達の会話を聞かせて貰っていたんだ。こちらのほうこそ盗み聞きなんて無礼をすまない」
志賀直哉:(俺の金だっつの……)
江戸川乱歩:「いえいえ、貴方も何か探しものを?」
志賀直哉:「盗み聞き? あんたも何か探してるのか?」
男:「ああ、すまない、申し遅れてしまった」
氷上:「俺は氷上という。しがない探偵だ。近頃この付近で怪事件が多発しているのは知っているよな?」
氷上:「被害者の一人から依頼を受けて、調べているんだ」
志賀直哉:「探偵? それでコーヒー一杯で長居してメモを」
氷上:「探偵は趣味の範囲だからな。本業は教員だ」
志賀直哉:「いや、それはどうでもいいか。知ってるぜ。俺達も丁度その事件について探してんだ」
江戸川乱歩:「探偵とはそういうものですよああ、名乗るのが遅れました。私は江戸川というものです。」
江戸川乱歩:「教師ということは、あの事件が多発している学校ともかかわりが?」
氷上:「ああ、よく知っているな。俺もそこの教員なんだよ」
志賀直哉:「俺は志賀だ。それで、教員さんは何か確信に近づけたのか?」
氷上:「いや、それが全然で」
氷上:「そんなに情報も集まっていなくてなあ……
江戸川乱歩:「では、教え子さんたちのことは無念でしたね
KP:氷上と名乗った男はずけずけと遠慮なく同じテーブルに座り、貰った珈琲を啜っている。
氷上:「ああ……
氷上:「生徒だけじゃなくて、何人かの教師も、おまけに校長までやられている」

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 21 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 46 → 成功

KP:二人はその男が珈琲を啜った後、わずかに顔を顰めているのを見つける。よく見てみればなんとなく顔色も悪そうだ。
志賀直哉:乱歩さんにアイコンタクト
江戸川乱歩:「ちなみに氷上さん、おタバコはお吸いになられます?」
江戸川乱歩:アイコンタクトを受けつつ
氷上:「あ? 煙草は吸ってないな」
志賀直哉:「大丈夫か? 顔色悪いぜ?」
氷上:「いや、最近ちょっと寝不足気味でな……おかげで調子も悪くて調査も進まないんだよ」
氷上:「そうだ、君らも同じ事件を調べているなら、情報共有といかないか? 俺も進展があったら君達に報せよう」
志賀直哉:「寝不足気味ならコーヒーは出すんじゃなかったな。悪いことしちまった」
氷上:「いや構わん、眠れることは眠れるんだが夢見が悪いだけなんだ」
志賀直哉:「そうか? ならいけどよ」
江戸川乱歩:(
氷上:「ああ。君らはどのくらい情報を集めたんだ?」
志賀直哉:「俺達はほぼ無きに等しいって感じだな」
氷上:「そうか……。何か進展があったら共有したい。連絡先を交換してもいいか?」
江戸川乱歩:「ええ関係のないオカルトなうわさは手に入るんですけれども」
江戸川乱歩:「連絡先ですね代表者番号になるのでアレですが」
志賀直哉:「事件自体、知ったのは昨日だしな」
氷上:「構わんよ。……って、え、その若さで……らくらくフォンを使ってるのか……?」
江戸川乱歩:電話番号を交換します
江戸川乱歩:「会社で支給されているものがこれなんですよ」
氷上:「なるほど……
氷上:「俺はあとで裏山にある小屋を調べにいくから、そこに来てくれてもいい。夕方頃には向かうつもりだ」
志賀直哉:「裏山の小屋に夕方な」
江戸川乱歩:「あと、学校にあとでお伺いしたいのですが話を付けていただけますか?」
氷上:「あ? ああ、分かった。連絡を入れておくよ。俺の名前を出せば通して貰えるだろう」
江戸川乱歩:「ありがとうございます。時間が合えば、小屋の調査にも協力できるかと」
志賀直哉:ハムサンド食べて帰ろう
氷上:「ではまた落ち合おう」
江戸川乱歩:「はい、ではまた」
志賀直哉:「ほう! あほれなっ!」
KP:氷上は先に会計を済ませると喫茶店を出て行く。
KP:どうやらその時に二人分の会計も一緒に済ませていったようで、テーブルに伝票は残っていなかった。
江戸川乱歩:(笑い声を抑える)
志賀直哉:「ふぅー、ごっそさん。って伝票がねぇぞ?」
店員:「あ、お会計なら頂戴しましたよ!」
江戸川乱歩:「ずいぶん、義理堅い方のようですね」
店員:「どうもありがとうございましたー! またお待ちしております!」
KP:元気のいい店員に見送られ、二人も喫茶店を後にする。
志賀直哉:「おう! また来るぜ!」



==帝国図書館==

江戸川乱歩:「戻りました」
KP:二人は帝国図書館に戻り、そこで調べ物を続けていた菊池とも合流する。
KP:菊池は酷く顔色が悪い。
KP:どうやら司書はまだ戻っていないようだ。
江戸川乱歩:「これはいい情報に当たったようですね」
菊池寛:「おう……おかえり」
江戸川乱歩:「大丈夫ですか?菊池先生?」
志賀直哉:「戻ったぜー……って大丈夫か!?」
志賀直哉:「真っ青じゃねぇか……
志賀直哉:背中なでなで
菊池寛:「だいじょうぶ……ちょっといろいろ、あっただけだ
菊池寛:「(俺今志賀さんに撫でられてる……志賀さんに!)」
志賀直哉:「ちょっと食堂で水貰ってくっから、菊池のこと頼んでいいか?」
江戸川乱歩:「こほん、とりあえず報告しても?」
江戸川乱歩:「ええどうぞ、説明はしておきます」
志賀直哉:「おう、任せた!」
志賀直哉:お水取りに走って行きます
KP:志賀は水を取りに食堂へ向かい、乱歩と菊池はそれぞれ館内にあるテーブルセットに腰掛ける。
江戸川乱歩:「ええと、まず志賀先生は男性に好かれるタイプだということがわかりました」
菊池寛:「知ってる」
菊池寛:「だってあの志賀さんだぞ?嫌う奴が……いたな
KP:今日は意外にも人が少ないようで、このスペースにいるのは彼等だけだった。
KP:食堂もそう離れていない場所にあるため、志賀もすぐに戻ってくるだろう。
江戸川乱歩:「喫茶店ではやはり誰かと芥川先生が頻繁に会っていたようです」
江戸川乱歩:「顔や名前は確認できませんでした。服装がフードということだけが挙げられます」
菊池寛:「へえ……だったらあの作者のところに行ってみてもいいかもな
志賀直哉:「戻ったぜ、早かったろ?」
菊池寛:「ああ、志賀さんおかえり」
志賀直哉:お水を菊池さんに渡して背中撫で再開
志賀直哉:「どこまで話した?」
江戸川乱歩:「フードと密会していたくらいまでです。袋の話や氷上さんの話はしていません」
志賀直哉:「そうか。じゃあこれは俺が聞いた部分の情報な、そのフードの男がどうやら龍に薬を渡してたらしい」
菊池寛:「薬……?」
志賀直哉:「店員の兄ちゃんの話だと、袋はちょっと膨らみがある程度の小さい物みてぇ……丁度乱歩さんが見つけたのと似てる」
菊池寛:「……あの薬か」
志賀直哉:「時々っつてたけど、龍とフード男はここ最近の常連らしいからな……薬は頻繁に受け取ってたかもしれねぇ」
菊池寛:「医者ならあの薬を手に入れられる可能性は高いよな?」
志賀直哉:「医者? そういえば、あの薬いまじゃ違法薬物扱いなんだったな」
江戸川乱歩:「情報が錯そうしそうですし、菊池さんの報告は後々聞きましょう」
菊池寛:「……龍の部屋にあった本の作者、医者だったみたいで
菊池寛:「あ、ああ
志賀直哉:「ってーことは、フード男はどっかの医者で、あの薬物を龍に提供してるってことか」
志賀直哉:「その本の作者か。名前は?」
菊池寛:「たしか……佐原……?」
菊池寛:「家の場所は書かれてたし、何なら俺が一度行ってくるが」
江戸川乱歩:「顔色の悪い人を一人で行かせるわけにはいきません」
志賀直哉:「行くなら俺も一緒に行くぜ。今のお前を一人で行かせる気にはならねぇ」
江戸川乱歩:「あとは、件の事件の多発している学校の先生にお会いしました」
江戸川乱歩:「氷上という方で、夕方に学校の裏山にある小屋にいくとのこと」
志賀直哉:「いま何時だ?」
志賀直哉:時計見ます
江戸川乱歩:「おそらく、私たちと同じように感染済です」
菊池寛:「俺は一人でも……
KP:現在時刻は昼だ。腹ごしらえを済ませた志賀以外は、空腹を感じる頃だろう。
志賀直哉:「まだ昼だ。先にその医者の家に行って、夕方学校にいきゃいい」
菊池寛:「……なら、それで」
志賀直哉:「それなら三人で行動できんだろ?」
江戸川乱歩:「そうしましょう。時間があまりないようなら、志賀先生が先行すれば動けますから」
志賀直哉:「あと、腹減ってたら俺の握り飯食え!」
菊池寛:「へっ?志賀さんの?」
志賀直哉:鮭・梅・おかかのおにぎり差し出します
KP:志賀が愛情込めて丁寧に握ったおにぎりだ。とても美味そうである。
志賀直哉:んで、ロードバイク取りに自室へダッシュ
菊池寛:「館内は飲食禁止じゃなかったか?」
KP:それを菊池と乱歩に押し付けた後、志賀はロードバイクを取るため自室に戻る。ロードバイクは日頃のメンテナンスも完璧で、整備済みだ。
江戸川乱歩:「禁則事項って破りたくなりますよね」
菊池寛:「はあ……志賀さんが帰ってきたら食えるところに移動するぞ。怒られるのは俺なんだから
江戸川乱歩:「菊池さんが頂かないなら、私がいただきますが」
KP:館内はがらんと静まり返っている。
志賀直哉:「タイヤよし! ヘルメットよし!」
KP:備品も完璧だ。
KP:すぐにでも跨って操縦出来る。

志賀直哉:CCB<=80 【 幸運 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 55 → 成功

KP:今なら人が居ない!
KP:確信して志賀はロードバイクにまたがる。
KP:すいすいと図書館内を移動し、誰にも見つからないまま二人の待つところまで辿り着く。
志賀直哉:「食ったならさっさと行くぞっ!!」
菊池寛:「なっ………にをしてるんだあんたは!?!?!?!?」
菊池寛:「館内だぞ!?館内!わかるか!?わかるよな!?」
江戸川乱歩:「あっははは!いやあ本当に愉しい方だ!」
志賀直哉:「あ? まあ、細かいことは気にすんな! いまは龍を探し出すのが最優先だろ?」
菊池寛:「胃が痛くなってきた……
志賀直哉:「それより、食い終わったなら早く行くぞ!」
菊池寛:「龍、おまえがどれだけマシだったかよくわかった帰ってきてくれ……
江戸川乱歩:「すみませんが、まだ菊池先生が食べていないので少しお待ちください」
江戸川乱歩:笑いをこらえつつとりあえずおにぎりを食べます
志賀直哉:「あァ!? 歩きながら食え!」
菊池寛:「横暴だ!この神様滅茶苦茶に横暴だぞ!」
江戸川乱歩:「ではそのように。ほら菊池さん、行きましょう!」
志賀直哉:「風になるぜ~!!」
菊池寛:「くそ俺がおかしいのか?」
KP:調べはついているため、菊池は佐原の住居までの道のりは把握している。
志賀直哉:漕いで一足先に図書館出ますね
KP:ロードバイクで図書館をさっさと出てしまった志賀を追い、
KP:菊池は仕方なくおにぎりを口にしながら図書館を出て行く。
菊池寛:「はやく龍に会いたい静かな生活に戻りたい
江戸川乱歩:「菊池先生、道教えないとあの方どこかへといってしまいますよ?」
菊池寛:「ああもう!何であの人はああも勝手なんだよ!転んだら俺の責任になるだろ!」
KP:志賀は爽快な風になりながら、
KP:菊池は胃を痛めながら、
KP:乱歩はその様子を楽しみながら、
KP:三人は帝国図書館を後にする。
KP:向かう先は、佐原という元精神科医の自宅だ。



志賀直哉:「風になるぜ~~!!」
志賀直哉:図書館出てとりあえずロードバイク漕いでます
江戸川乱歩:「さすがにおにぎりを食べながら追走は厳しいですね!」
菊池寛:「そもそも自転車なんて持ち出す方がおかしいんだ!またぶつかるぞ!」
菊池寛:「くそこうなったら

菊池寛:CCB<=50
Cthulhu : (1D100<=50) → 47 → 成功

志賀直哉:「うおっ……!」
KP:このままではロードバイクで爆走した志賀は間違いなく迷子になる。
菊池寛:「志賀さん止まれ!」
KP:咄嗟に菊池が自分の本を鞭に変化させ、志賀の身体を絡め取り、自転車から引きずろ下ろした。
KP:主を見失った自転車は志賀のそばで横たわり、車輪だけをぐるぐると回転させている。
江戸川乱歩:「行先の道を聞いてからになさってください」
志賀直哉:「っ、ててっ……たく、乱暴だな」

志賀直哉:CCB<=80 【 幸運 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 27 → 成功

KP:突然捕まりはしたが、菊池が上手かったのか志賀の身体が強靭だったのか、怪我もない。
菊池寛:「もうこの際だからあんたが年上ってことは置いといて言うぞ!!集団行動をしろ!!人を置いていくな!!行先もちゃんと聞け!!」
志賀直哉:「集団行動はしてんだろ? 行先聞かなかったのは……悪かったけどよ」

志賀直哉:CCB<=80 【 STR*5 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 14 → スペシャル

KP:説教を受けつつ、志賀は自力で菊池の鞭をむしり取り、拘束を抜け出してしまう。それにはさすがの菊池もぎょっとした。
菊池寛:「……小説の神様って肩書改める気はないか?おかしくないかその筋力」
江戸川乱歩:(笑い声を必死に抑えている)
志賀直哉:「あ? 普通だろこんくらい」
菊池寛:「普通じゃない絶対普通じゃない
江戸川乱歩:「あの、話を元に戻していいですかね?」
江戸川乱歩:「どちらに向かえばよろしいのでしょうか」
菊池寛:「あ、ああ何だったか、元精神科医の家だったよな?」
江戸川乱歩:「というか、私たちが喫茶店に行っている間のそちらの収穫を聞いていなかったような
KP:佐原の自宅は、ここから歩いてもそれほど距離はない。そのまた近くに学校があり、それらとは真逆の方面に教会がある。
江戸川乱歩:「向かいながらぜひ聞かせてください。顔色が悪くなるような何かだったのでしょう?」
菊池寛:「う……、そうだな
志賀直哉:ロードバイク持ち直して引いて行くことにします
志賀直哉:「なんだ? まだ体調悪いのか?」
志賀直哉:おでこ合わせて熱計り
KP:熱自体はない様子だが、たしかにあまり顔色はよくないのが分かる
菊池寛:「へっい、いや、体調は大丈夫ですけどっ!?」
志賀直哉:「熱は……ねーな。よし! 倒れそうになったらすぐ言え! 俺のロードに乗せて運んでやるからな!」
菊池寛:「不安要素しかないから絶対に倒れねえ!!!!」
江戸川乱歩:「ひどいなァやるときはやりますよ、私たち」
志賀直哉:「俺はいつだって本気でやる男だぜ?」
菊池寛:「それが不安だって言ってるんだ
江戸川乱歩:「志賀先生もこういってます」
菊池寛:「ところで、読んだ本のことなんだが」

KP:菊池は芥川の書き残した原稿用紙にかかれていたことについて、簡単にかいつまんで説明していく。
KP:英語で書かれていた内容は、彼の書く小説とはかけはなれた、何やら不気味で恐ろしい、非現実的な知識を書き起こしたもものようだということ
KP:また芥川の部屋から見つかった不気味にな怪奇小説についても
KP:英語の原稿と同じように、冒涜的な内容だった。
志賀直哉:「龍の奴、あの薬のせいでおかしくなっちまってんのか……?」
菊池寛:「それは……
江戸川乱歩:「怪奇小説なら私の分野ではありますがフム」
江戸川乱歩:「点が少しずつ繋がってきていますね」
志賀直哉:ちょっと俯いて自分の腹撫でます
KP:作品としては悪くないといえるだろうが、読んでいると何とも形容し難い不気味なものを感じる本だった。他のどの本を読んでも感じない類の嫌悪感だったのを菊池は覚えている。
菊池寛:「……ともかく龍の居場所を探さないと」
志賀直哉:「だな。日が暮れる前に見つけてやりてぇ」
江戸川乱歩:「効率よく回っていきましょう」

KP:暫く歩けば、地図や写真でみた目的の建物が見えてくる。
KP:極普通の民家が並ぶ中で、それだけまるで廃墟のように朽ちている。
KP:遠目にもその異様さがわかるくらいだ。
菊池寛:「人いるのか?」
志賀直哉:「効率を考えると、佐原って奴の家を手っ取り早く調べて夕方までに学校だな」
KP:まだ日も高いというのに、雲が出てきたせいか空も薄暗くなってきている。
志賀直哉:「雨雲……にしちゃ、なんか変な暗さだな」
江戸川乱歩:「フフフこれはいい雰囲気だ」
KP:玄関にプレートはなく、呼び鈴も壊れている様子だ。
菊池寛:「何でこんなことに
江戸川乱歩:「すみません、だれかいらっしゃいますか」
江戸川乱歩:大声で呼んでみます
KP:声をかけてみても中から反応はない。
志賀直哉:「本当に此処で合ってんのか? どう見ても人が住んでる雰囲気じゃねぇぞ?」
菊池寛:「でも、ここって書いてて
江戸川乱歩:「ではお邪魔してみましょうか」
菊池寛:「へ?」
江戸川乱歩:玄関に手をかけます
志賀直哉:「お邪魔って、鍵開いてんのかよ?」
KP:乱歩が扉にてをかければ、不用心にも鍵はかかっていないようで、
KP:ガラガラと音を建てて扉は開く。
KP:乱歩はPOW×5ロール

江戸川乱歩:1d100<=60 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 22 → 成功

KP:扉に触れたとき、何か嫌な感じがした。
KP:だがそれ以上は何もない。
KP:なんとなく、ぞわりと鳥肌が立っただけだ。
江戸川乱歩:「嗚呼、こんなことで悪寒だなんて、らしくありませんね」
志賀直哉:「……どうかしたのか?」
江戸川乱歩:「いえ、ただの武者震いですよ」

KP:中は埃臭く、湿っぽい空気が漂っている。昼間だというのに薄暗く、不気味な雰囲気だ。
KP:手前から居間、台所、風呂トイレと続き、奥には階段が見えている。
菊池寛:「しかし、本当に人がいなさそうだな」
志賀直哉:「うっ……すげぇ埃臭さだな……
菊池寛:「鼻がむずむずしてくる
KP:中はしんと静まり返っていて、やはり人の気配はないように感じる。
志賀直哉:スカーフで鼻と口押さえて進みます
KP:居間には机と椅子、テレビなどの必要最低限の家具があるだけで、非常に殺風景な部屋だ。
KP:椅子は片方だけ倒れているのが見える。
KP:乱歩はまず机に近づき様子を観察する。
KP:机には湯呑みが一つ置かれているだけだ。
KP:湯呑みの中には冷めた茶が並々と入っている。
江戸川乱歩:「飲まずに立ち去った理由があるということですか」

江戸川乱歩:1d100<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 21 → 成功

KP:乱歩はふと机に違和感を覚える。
KP:指でそこに触れてみれば、ぱりぱりと乾いたものが触れる。
KP:まるで何かを雑に拭き取ったような痕だ。
KP:それは湯呑みの置かれていない側、倒れた椅子がある側についている。
江戸川乱歩:「向かい合った誰かによる証拠隠滅の痕跡有

KP:菊池はその側にあるテレビに向かい合う。壊れているのか、ボタンを押してみても点く気配はない。
菊池寛:「何だ、壊れてるのか」
KP:何度か菊池がボタンを押していると
KP:ふと、画面がつく
菊池寛:「お」
KP:しかし映し出されたのはニュースでもドラマでもない。
KP:ザザッという砂嵐のあと、ほんの一瞬だけ、よく分からないものが映し出される。
KP:画面の中で蠢く白い何か。幼虫のような、蜘蛛のような、よく分からないもの……
KP:菊池がそれを確認すると、すぐに映像は消えてテレビは真っ暗になる。
KP:それ以降はどれだけボタンを押しても点くことはない。
KP:菊池はSANチェック0/1

菊池寛:CCB<=53 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=53) → 57 → 失敗

菊池寛:「ひっ!?」

KP:菊池が妙なテレビに背筋を凍らせている一方、志賀は倒れた椅子を元通りに立てていた。
KP:そのときふと、椅子の倒れていた側に湯呑みが転がっているのを見つける。
志賀直哉:拾います
KP:ただの湯呑みだ。中身は空になっている。割れたり欠けている様子もない。
志賀直哉:「湯呑まで落ちてやがる……

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 94 → 失敗

志賀直哉:「ったくしゃーねぇな」
志賀直哉:テーブルに置きます
KP:倒れた椅子や転がった湯呑みを志賀はせっせと片付けていくが、
KP:これと言って情報らしいものはないように思える。
江戸川乱歩:「おや、その湯呑は落ちていた物ですか?」
志賀直哉:「ん? ああ。でも特に壊れたりしてなかったぜ」
志賀直哉:と言ってテレビの方へ
江戸川乱歩:「少し見せていただきますよ。元に戻しておきますので」
志賀直哉:「? まあ頼むわ」

江戸川乱歩:1d100<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 24 → 成功

KP:乱歩は椅子と湯呑みが転がっていたという付近に屈み、床を観察する。
KP:ここにも同じように、何かを乱暴に拭き取ったような痕がある。
KP:それに加えて、椅子や机のある付近には傷がついていた。
江戸川乱歩:「予想としてはここで飲み物を飲み、苦しみもがいて倒れたといったところでしょうか」
江戸川乱歩:「面白みがなさすぎますかねェ」
江戸川乱歩:「とりあえず、ここのものを口に含ませないよう注意しますか」
江戸川乱歩:元の位置に戻してテレビのほうに行きます。

KP:テレビの前では顔を青くしている菊池と、心配そうに覗き込む志賀がいる。
KP:しかし彼等の前にあるテレビは真っ暗なままだ。
志賀直哉:「大丈夫か?」
志賀直哉:背中なでなで
菊池寛:「大丈夫俺は何も見てない、大丈夫だ
志賀直哉:「……?」
江戸川乱歩:「俗世の映画では、テレビにいろいろ映りますから」
江戸川乱歩:「何か見ましたか?」
志賀直哉:「とりあえず、一旦廊下まで出るか?」
菊池寛:「画面に、変なものが……いや、きっと俺の気のせいだ、気にしないでくれ
志賀直哉:「画面?」
志賀直哉:テレビ見ます
菊池寛:「何でもないから、見ない方がいい
KP:やはり何も映っていない。ただ黒いだけだ。
江戸川乱歩:「菊池先生、ご安心ください。ここはそこまでカルトな状況ではないようですよ」
江戸川乱歩:机に菊池を誘導します
志賀直哉:「……そうだな。何もない」
菊池寛:「はやく次の部屋行こうぜ
KP:一階にあるのは、この部屋の他には台所と風呂トイレ、階段くらいだ。
志賀直哉:「お前の言う通りきっと気のせいだ、気にすんな……な?」
志賀直哉:頭くしゃっと撫でて進みます
菊池寛:「はい……志賀さん、ありがとう
江戸川乱歩:「そうですよ。もっとここは俗物的だ」
志賀直哉:「こっから一番近いのは……台所か? 水でも出るならちょっと飲んだほうがいいな」
江戸川乱歩:「それはやめておいたほうがよろしいと思います。毒を飲まされた痕跡が机にありましたから」
志賀直哉:「……毒?」
江戸川乱歩:「先ほどの机ですが、どうやら二人いたうちのおひとりが飲み物を飲んで倒れたような痕跡が」
志賀直哉:「……さっきの落ちてた湯呑か」
志賀直哉:「よく見つけたな」
江戸川乱歩:「ええ、無数の傷から察するに飲んだ後苦しまれたご様子です」
KP:会話しながら入った台所もやはり殺風景で薄暗い。
江戸川乱歩:「私これでも推理作家ですから」
KP:コンロや冷蔵庫、必要最低限の食器の入った棚くらいだ。
KP:棚には保存食もいくつか置かれていた。
志賀直哉:「流石だな」(ニッコリ)
江戸川乱歩:「そばも打てますよ」
菊池寛:「そばか………そば?」
志賀直哉:「おっ! そいつぁすげぇ! 今度教えてくれ!」
菊池寛:「え、いや、そば?そばってあの?ええ?」
江戸川乱歩:「ハイ。蕎麦屋で働いていたことがありますので帰ったらふるまいますよ」
志賀直哉:「楽しみにしてるぜ!」
志賀直哉:そう言って水道ひねります
KP:志賀が蛇口をひねってみると、水は問題なくでる様子だ。
志賀直哉:「水道は通ってるみたいだな……それじゃ、」
志賀直哉:両掌に水掬って菊池さんへ
志賀直哉:「俺の手からなら毒とかも大丈夫だろ?」
菊池寛:「……えっ、いや、何してるんだ!?」
志賀直哉:「なにって、水、飲んだほうが落ち着くぞ?」
菊池寛:「いや、落ち着いてるからな!?毒とか言うならまず自分の手を心配してくれないか!?」
志賀直哉:「あ? あー……まあ大丈夫だ! なんともねぇ!」
KP:水はひんやりとしていて気持ちいい普通の水だ。何か異変がある様子でもない。
志賀直哉:「だから早く飲め、ほらっ」
菊池寛:「……なら、いただきます」
江戸川乱歩:「水道そのものに毒を仕込むのはあまりに大掛かりすぎますし、大丈夫です!さあ!」
菊池寛:「おまえはあっち向いてろ!」
志賀直哉:「全部飲んだら一回大きく深呼吸しろよ。もっと落ち着くからな」
KP:志賀の手から直接水を飲んでみると、やはりごく普通の水だ。
江戸川乱歩:「どうしてですか!いざとなれば私が毒を吸いだしますので!お気遣いはいりません!」
志賀直哉:「乱歩さんそんなこともできんのか? 本当すげぇな!」
江戸川乱歩:「血液循環と血清さえあればいけます」
江戸川乱歩:(次の小説に使おうと必死に観察)
菊池寛:「っはー……よくよく考えたら、俺がしゃんとしてないとこの二人が暴走する
菊池寛:「しっかりしないと……
志賀直哉:飲み終えたようなので手はスカーフで拭きます
志賀直哉:「少しはマシになったな、顔色」
菊池寛:「あ、ええとありがとうございました
志賀直哉:「礼なんかいらねぇよ! それより、此処は特に目ぼしい物はないって感じだ、他を行ってみねぇか?」
菊池寛:「他っていうと風呂とトイレ、か?」
志賀直哉:「一緒になってんのか?」
江戸川乱歩:「そうしましょうか。まぁどちらも怪談にありきたりな場所ですが
江戸川乱歩:「菊池先生、お気を確かに」
菊池寛:「俺は大丈夫だ、俺がしっかりしてないと
志賀直哉:「そんなに自分を追い込むなよ。何かあったら俺の背中くらい貸してやるから」
KP:風呂とトイレはそれぞれ隣り合った位置にあるようだ。
KP:志賀が先導して風呂場に続く扉を開ける。


KP:その途端、志賀の目の前に、何かがベシャリと音を立てて落下する。
志賀直哉:「……おわっ!」
KP:それは赤黒い塊だ。地面で潰えたあと、それは無数の白い虫のようになり、
KP:さあっと散り散りに消えていく。
KP:志賀はSANチェック0/1

志賀直哉:CCB<=82 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=82) → 87 → 失敗

KP:風呂場にはもう先程の塊も、虫の姿もない。

志賀直哉:「……なん、だったんだ? いまの……
KP:狭い風呂場だ。長く掃除されていないようで黴びだらけである。
江戸川乱歩:「何かいましたか?」
菊池寛:「志賀さん? どうかしたのか?」
志賀直哉:「……幼虫、か? いや、でも……
志賀直哉:「ん、ああ……なんでもねぇ」
志賀直哉:「それよかきったねぇ風呂場だな~」
志賀直哉:とわざとらしくケラケラ笑い

江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 48 → 成功

KP:乱歩が風呂場に上がり、浴槽を覗き込む。
KP:やはり暫く掃除されていない薄汚い浴槽だ。
KP:ふと乱歩が見つけたのは、排水口の中に蠢く白い何かだ。
江戸川乱歩:「おや」
KP:それは乱歩が確認した途端、排水口の奥に潜って消えてしまった。
江戸川乱歩:「カビがひどいですねェ。何かで口をふさいだほうがよさそうです」

菊池寛:CCB<=80 【 聞き耳 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 78 → 成功

KP:菊池は嫌でも気づく。ここに近づいたときから、何か酸っぱいような異臭がしている。
KP:どうやら真隣にあるトイレから漂っているようだ。
菊池寛:「ちょっと換気してくる」
江戸川乱歩:「それがよろしいかと」
志賀直哉:「……?」
KP:風呂場の窓は普通に開くようになっている。
KP:湿った冷たい空気が流れ込んできた。
菊池寛:「こんな、臭いがひどいのはな
KP:続いて一行は隣のトイレに向かう。
KP:先導して扉をあけた乱歩が最初に感じたのは、強烈な異臭だ。
江戸川乱歩:「まあ風呂場の状態から予想はしていましたがこれはひどい」
KP:やはりあまり綺麗とは言い難い狭いトイレだ。
KP:異臭の原因は、どうやら便器に残された吐瀉物のせいらしい。
菊池寛:「う、……これはちょっと、さすがに
KP:最初にトイレを見た乱歩は、さらに、その吐瀉物の中に白い虫のようなものが蠢いているのを見てしまう。
KP:それは乱歩が確認したあと、すぐに消えてしまった。
KP:乱歩はSANチェック0/1

江戸川乱歩:CCB<=60 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 31 → 成功

志賀直哉:「出したら流せよな……ったく!」
志賀直哉:おトイレ流します
KP:水は問題なく流れる。吐瀉物も綺麗に流されていった。

江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 80 → 成功
菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 67 → 成功

KP:志賀が水を流している間、乱歩と菊池は、便器の周りに長い黒髪が何本か落ちているのを見つける。

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 59 → 成功

KP:志賀も同じように髪が落ちているのを見つけた。

志賀直哉:「この髪……
菊池寛:「……龍?」
江戸川乱歩:「……でしょうか」
菊池寛:「そんな……わけ……
志賀直哉:「似てる……けど、決まったわけじゃねぇ」
菊池寛:「そう、だよな、そんなはずないよな」
江戸川乱歩:「まあお二人とも、この嘔吐物、時間はあまり経っていないようですし、芥川先生だとしてもまだ生きていることはわかりましたから」
志賀直哉:「ああ。龍がこんな場所に行ったなんて聞いたことねぇ……
江戸川乱歩:「気を落とさすに、次の証拠を探しましょう」
志賀直哉:「だから龍のじゃっ……いや、悪ぃ。そうだな、他も探してみるか」
KP:各々思うところがありながら、一行はその場を切り上げ、二階を目指す。
KP:今にも抜けそうな階段を踏みしめ昇っていくと、やがて見えた二階には薄暗く湿った空気が流れ、部屋がたった二つあるだけの、狭い廊下が続いていた。

KP:一行はまず書斎へ向かう。
KP:中には大きめの本棚と、机があるだけの簡素な部屋だ。
KP:本棚にあるのは、その多くがオカルト系の本や雑誌だが、幻想小説や推理小説も何冊か見受けられる。

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 9 → スペシャル
志賀直哉:CCB<=85 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=85) → 81 → 成功

菊池寛:「本がこんなに
志賀直哉:「ほとんどオカルト系みてぇだな……
KP:いくつかある本の中から、目を引かれたのは一冊の日記帳だ。
KP:菊池がその日記を手に取り、横から志賀が覗き込む。
KP:その内容は主に、この日記の主が『生贄』と接触し、薬を渡して、成長した『雛』が腹を飛び出すまでの記録になっているようだ。
KP:その最後のほうに、目を引く記述があった。

KP:『×月×日 不思議な男を見つけた。他の人間とは何か違うような気がする。接触には成功した。薬も渡したので間もなく落ちるだろうが、彼は一体何者なんだ?
×月×日 不思議だ。依存の進行が他の連中よりずっと早い。雛の成長も早そうだ。人間なのかと尋ねたらそうだとは言ったが、曖昧な反応をされた。これは期待できるかもしれない。
×月×日 なるほど、本だ! 力の宿る本がこんなにも近くにあっただなんて! あれを媒体にすれば、長年の悲願が……

KP:日記はそこで終わっている。
KP:最後の日付は、芥川が失踪する少し前だ。
志賀直哉:「オイ……これって……
菊池寛:「…………
江戸川乱歩:「何かわかりましたか?」
菊池寛:「何も……
江戸川乱歩:近づいて覗き込みます
志賀直哉:「どう考えても龍のことだろ……
菊池寛:「そんなはず……
江戸川乱歩:「というか、私たちの在り方に感づいていらっしゃる」
江戸川乱歩:「俗物ではありませんよ」
志賀直哉:「龍を生贄に異種を産ませるってこと……だよな、きっと」
菊池寛:「……
志賀直哉:「んなこと平気で考えてんだ、一般人じゃあねぇよ」
江戸川乱歩:「時間はあまりないようだ隣の部屋も見て早々に立ち去りましょう」
志賀直哉:「とにかく、一刻も早く龍を見つけるのが先決だ。乱歩さんの言う通り早く切り上げようぜ」
志賀直哉:菊池さんの肩抱いて、寝室へ向かいます

KP:三人は連れたって隣の寝室に立ち入る。
KP:扉を開けると、途端に見えたのは、
KP:何かの影がぶわっと飛び散っていく姿だ。
KP:それもほんの一瞬で、影は消えてしまう。
KP:ベッドはもう何年も干していないようで黴びている。すえた臭いも漂っていた。
KP:さらにベッドの側には何かの模様が描かれているが、ところどころ掠れていて、何かは判別できない。
志賀直哉:「ここも酷ぇ臭いだな……

菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 49 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=70 【 オカルト 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 88 → 失敗
志賀直哉:CCB<=65 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 30 → 成功

KP:寝室を見回していた菊池は、ベッドの側に何かが落ちているのを見つける。
KP:見覚えのあるピアスだ。
KP:菊池にはよく分かる。芥川が普段身につけていたピアスだった。
菊池寛:「っ!」

KP:志賀はベッドの側に書かれた模様に近づき、じっと観察する。
KP:独特の鉄の匂いがする。指で振れてみると乾ききっていはいたが、近づいて見てみると分かった。
KP:これは血で書かれた模様だ。
KP:志賀はSANチェック0/1

志賀直哉:CCB<=81 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=81) → 16 → スペシャル

江戸川乱歩:CCB<=60 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 81 → 失敗
志賀直哉:CCB<=80 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 22 → 成功
菊池寛:CCB<=65 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 98 → 致命的失敗

KP:乱歩は突然、吐き気を覚える。耐えられないほどではないが、腹に違和感がある。
江戸川乱歩:「ぐっ」
KP:菊池は耐えられないほどの強い吐き気に加え、腹痛も覚えた。さらに腹の奥で何かが「動いた」ような、恐ろしい感覚がある。
志賀直哉:「乱歩さん? どうしたんだ?」
菊池寛:「っ、あ、ああ゛ッ!」
KP:これまでの状況も加え、あまりの恐怖と吐き気と痛みに菊池の精神はすり減る。SAN減少1d3
菊池寛:その場に座り込んで口おさえます

菊池寛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

志賀直哉:「……!?」
志賀直哉:「菊池? オイ、大丈夫かよっ!」
志賀直哉:慌てて駆け寄て背中撫でます
江戸川乱歩:「とりあえず、外に出ましょう

菊池寛:CCB<=36 【 CON*3 】
Cthulhu : (1D100<=36) → 81 → 失敗

KP:菊池は耐えきれずその場にうずくまり嘔吐する。
志賀直哉:「菊池っ!!」
菊池寛:「う゛、ぁ、っ……
志賀直哉:「っ、我慢すんな! 全部吐き出せっ!!」
江戸川乱歩:「志賀さんすみませんが、菊池さんを連れて早く外へ」
志賀直哉:「ああ、わかった。乱歩さんは平気か?」
KP:おにぎりくらいしか口にしていないせいか、まもなく菊池も吐き出すものがなくなる。
KP:嘔吐が収まっても顔色は悪いままだ。
江戸川乱歩:「まぁ、まだ理解している分耐えられます」
江戸川乱歩:よろよろしつつ外に向かいます
志賀直哉:「じゃあ悪ぃけど、アンタは自分で歩いてくれ……菊池、じっとしてろよ」
志賀直哉:菊池さんおんぶして外までダッシュします

KP:志賀はぐったりしている菊池を背負い、部屋をでる。
KP:三人が外にでると、今にも降り出しそうな暗い空に出迎えられた。
志賀直哉:「くそっ……
志賀直哉:スカーフ解いて菊池さんのあたまに掛けます
志賀直哉:せめてもの雨避け


志賀直哉:「菊池……どうだ? まだ吐きそうか?」
志賀直哉:おんぶしながら振り返って聞きます
菊池寛:「う……いや、もう大丈夫
江戸川乱歩:「我ながらひどい有様
志賀直哉:「……具合悪かったらすぐ言えよ?」
志賀直哉:下ろします
菊池寛:「悪くなったらああ
志賀直哉:「とりあえず、俺は学校の方行ってみるが……お前らはどうする?」
志賀直哉:「あんまり具合悪いなら先に図書館戻っててもいいぜ?」
菊池寛:「……龍の手がかりがあるなら行く」
江戸川乱歩:「もちろん、お供します」
志賀直哉:「本当に大丈夫か?」
菊池寛:「吐いたらすっきりしたんで、大丈夫だ」
江戸川乱歩:「日記の通りなら、我々も進行が速いはずですからね。行動するが吉でしょう」
志賀直哉:「なんだったら背中のっけてチャリ漕ぐぞ? 流石に二人は無理だが、菊池くらいなら」
菊池寛:「はい?」
菊池寛:「え、いや、無理だろ?無理だよな?」
江戸川乱歩:「2ケツというやつですか!ぜひ見てみたい」
志賀直哉:「やってみなきゃわかんねぇだろっ!!」
菊池寛:「いやそれ乗れるとこないよなあ!?」
志賀直哉:「なんでもすぐ無理とか言うんじゃねぇ!」
菊池寛:「これは絶対無理だろ!!」
江戸川乱歩:(こういう時は確か南吉くん曰く)
江戸川乱歩:「がんばれ、がんばれ」
菊池寛:「がんばれじゃねえ!!!!!」
志賀直哉:「無理かどうか証明してやるっ! コレで俺とお前の身体結んで乗っかれ!」
志賀直哉:スカーフ渡します
菊池寛:「どっどうやって……
志賀直哉:「ったく、貸せ!」
志賀直哉:菊池さんおんぶし直してロードバイク跨って、おんぶ紐方式で縛ります

志賀直哉:CCB<=40 【 DEX*5 】
Cthulhu : (1D100<=40) → 62 → 失敗

KP:おんぶして結ぶことは出来たものの、所々うまく結べていない。
KP:今はなんとか固定できているが、あまり動くと解けそうだ
菊池寛:「あの、志賀さん?これ絶対ゆるいよな?」
江戸川乱歩:「惜しい人をなくしましたね
志賀直哉:「あー……ちょっと緩いが……落ちそうになった時は気合だ! なんとかしがみ付いて耐えろ!」
江戸川乱歩:涙をぬぐう仕草
菊池寛:「二人とも後で覚えてろよ……
志賀直哉:「準備も出来たし、さっさと向かうか」
志賀直哉:ロードバイク漕ぎます
KP:学校までは歩いてもさほど距離はかからないが、ロードバイクであればすぐの距離だ。
志賀直哉:「風になるぜ~~!!」
KP:志賀は背中に菊池を乗せたままぐんぐんと漕ぐスピードを上げていく。
菊池寛:「死ぬ!!これ絶対死ぬ!!」

菊池寛:CCB<=65 【 幸運 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 5 → 決定的成功/スペシャル

志賀直哉:「しっかり掴まってろよ~!!」
江戸川乱歩:「これはすごい!いい実験だ!」
KP:半端に結ばれた紐への不安からか、菊池は渾身の力で志賀にしがみついていた。
KP:志賀も人ひとり分を背中に乗せていても、普段の要領で漕いでいくことができる。
KP:なんと、一度も落下することもなく、学校まで辿り着くことができた。
志賀直哉:「はっは~! 爽快ってやつだな!」
菊池寛:「い……生きてる……まだ生きてる
KP:遅れていた乱歩も学校に到着する。
江戸川乱歩:「菊池先生さすが
志賀直哉:おんぶ紐解いて下ろします
KP:この学校では行方不明者が多数出ているうえ、校庭で校長の死体が発見されたことで激しいショックが広がったため、現在は休校している状態だ。
KP:正門はしっかりと閉まっていて、その向こうに教員が一人立っている。
志賀直哉:「喫茶店で見た奴だな……おーい!」
KP:志賀が声をかけると、気づいた教員が怪訝そうに門の近くまで寄ってくる。
教員:「はい……? 御用でしょうか」
志賀直哉:「あっ? なんかさっきと顔違ぇな」
KP:喫茶店で見かけた探偵と同年代くらいに見える。探偵と違って気弱そうな顔をした痩せ型の男だ。
教員:「あの、親御さんでしょうか?」
江戸川乱歩:「すみません、私たち、氷上さんの紹介で来たのですが」
KP:親というには若そうな見た目の三人に対して教員は不審げだったが、
KP:氷上の名を出すと、あっと声を上げて態度を変える。
倉橋:「ああ、氷上先生の! それは失礼しました。僕はここで教頭を努めている、倉橋ともうします。どうぞ中へ」
江戸川乱歩:「ありがとうございます」
倉橋:「ずっと休校中でして、今は僕と事務員くらいしかいないんです。おかげで少し埃っぽいですが……
志賀直哉:「氷上さんはいねぇのか?」
倉橋:「ええ、先程ちょっと話をして出ていったきりです。忙しそうにしてましたよ」
志賀直哉:「俺達、あの人とここで待ち合わせてたんだが」
倉橋:「そうだったんですか……? それは申し訳ないことを……
江戸川乱歩:「いえいえ、まだ待ち合わせには時間がありますので、校内を見せていただくことは可能ですか?」
倉橋:「はい。構いませんが……僕も同行させてもらいます」
KP:時刻は昼過ぎといったところ。おやつ時を少し過ぎたくらいだ。
志賀直哉:「ちっと小腹が空いたな……
志賀直哉:おにぎり(おかか)を食べながらついて行きます
KP:倉橋に案内されて校舎に入ると、薄暗く静まり返っている。
江戸川乱歩:「ああそうだお二人、ちょっと」
志賀直哉:「あ?」
菊池寛:「ん?」
江戸川乱歩:小声「魔術的なものを見たらすぐにその場を離れて報告、いいですね?」
志賀直哉:「魔術……?」
志賀直哉:「よくわかんねぇが、わかった」
菊池寛:「まあ、何か見つけたら言う」
江戸川乱歩:「先の寝室のベットの模様、あれのせいで私と菊池先生の虫の活動が早まったと推測されますから」
志賀直哉:「……マジかよ」
志賀直哉:ちょっと不安げに二人を見ます
倉橋:「あのう」
志賀直哉:「ん?」
倉橋:「……あなた方は事件のことを調べていらっしゃるんですよね?」
志賀直哉:「ああ。一応な」
倉橋:「うちの校長が被害にあったというのはご存知でしょうが……実はうちの娘も失踪していまして」
菊池寛:少し離れて自分の本を確認します
KP:菊池が確認してみたところ、普段ととくに変わりはないようだ
江戸川乱歩:「それはお辛いでしょう
志賀直哉:「娘さんが? そいつぁ気の毒に」
倉橋:「ええ……なのであなたがたも調べてくださっていると知って、その……心強くって。出来る限りのことは協力させてもらいたいんです」
志賀直哉:「そいつぁ有り難ぇ話だが……あんまりお勧めはしねぇぞ」
倉橋:「そうなんですか?」
倉橋:「おつかれでしょうし、一度校長室へどうぞ。お茶をお出しします」
KP:倉橋は「こちらです」と三人を校長室へ案内していく。
志賀直哉:ついて行きます
KP:倉橋のいった通り人は少ないようで、廊下では誰ともすれ違うことはなかった。

どどんとふ:シークレットダイス (※江戸川心理学)
SCCB<=65
Cthulhu : (1D100<=65) → 56 → 成功

KP -> 江戸川乱歩:好意的に振る舞っているが、なんとなく違和感があるように思う。
KP -> 江戸川乱歩:何かもくろんでいるように見えた。

江戸川乱歩:「おっと
倉橋:「本当に、こんな事件ばっかりで……娘も見つからないし、毎日不安ですよ。あ、少し散らかっていますが、どうぞ入って下さい」
KP:倉橋はさっさと三人を校長室の前まで案内し、扉を開けて待っている。
KP:散らかっているとはいったが、綺麗に整頓された校長室が見える。
江戸川乱歩:躓くふりをして二人を引き寄せます
志賀直哉:「……おわっ!」
菊池寛:「お、おいどうした?」
江戸川乱歩:「あまり信用なさらないよう出されたものも手を出さずに」
志賀直哉:「……?」
江戸川乱歩:「失礼しました。さ、参りましょうか」
志賀直哉:頷いて中へ
KP:中には座り心地の良さそうな来客用のソファーセットと、執務机、本棚などが並んでいる。綺麗な校長室だ。
KP:倉橋は三人をソファーに促したあと、茶を入れるため席を立つ
志賀直哉:「なんだよ、結構片付いてんじゃねぇか」
KP:給湯器などは隣の職員室にある様子だ。
KP:ゆっくりしていてくださいね、と声をかけたあと、倉橋は職員室に続くドアの向こうに消える。

江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 6 → スペシャル

KP:乱歩はその間、自分達の身の回りを確認することにした。
KP:机の上には茶菓子の入った入れ物がひとつと、花のはいっていない綺麗な花瓶がある。
KP:乱歩はそのまま机の下に潜ってみる。よく見てみると、毛足の長いソファーの一部が固まっていた。
KP:それは丁度自分達の座っている位置の近くだ。
江戸川乱歩:「これは

菊池寛:CCB<=80 【 図書館 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 68 → 成功

KP:部屋にある本棚はそれなりの大きさがあって、学校関連の資料から、教材や古い文学書まで様々だ。
KP:その中から菊池が見つけたのは、例の事件に巻き込まれたこの学校の関係者をまとめた資料だ。辿っていくと多くの生徒や教師と、校長の名前もある。
KP:そして菊池が見つけたのは
KP:最後の頁、そこに書かれていた名前は倉橋雄介。ここの教頭だ。
KP:犠牲者である筈の相手と先程まで喋っていた事実にSANチェック0/1

菊池寛:CCB<=49 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=49) → 65 → 失敗

菊池寛:「は、え?」

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 27 → 成功

KP:志賀は何気なくソファーを探っていると、隙間に何かが押し込まれているのを見つける。
KP:どうやら一冊の手帳のようだ
志賀直哉:「……なんだァ?」
志賀直哉:拾って読みます
KP:広いてみれば手帳の主はここの校長らしい
KP:仕事のことも書かれていたが、最後のほうは日記になっている
KP:『×月×日 久しぶりに倉橋と飲んだ。不眠に悩んでいると相談したら、よく利くからと薬を譲られてしまった。こういうのはよくないが……一錠くらいなら試してもいいだろう。医者の友人から分けて貰ったものだから効き目はいいはずだ、と言われたが……あいつの言うことなら間違いはないか。
×月×日 おかしな夢を見た。だがよく眠れた気がする。身体は楽だ。あの薬は本物だったか。きちんと医者にかかって、同じものを処方してもらおう。
×月×日 毎日夢を見る。だが眠れないのに比べれば……。薬はどこにもなかった。あいつに尋ねたら、金も取らずにくれた。相変わらずお人好しだ。何かで恩を返さねば。
×月×日 夢。きょうもみた。どうくつ
×月×日 吐き気が酷い。薬を貰いに行こう。倉橋から友人を紹介したいと言われている。宗教に興味はないと言ったら苦笑された。だが、その誘いなんだろう、隠さなくてもいいのに。おれは知っている。
×月×日 虫? 教会 呼んでいる』
KP:これ以降は何も書かれていない。
志賀直哉:「……
志賀直哉:手帳を閉じてポケットにしまいます
KP:志賀がそれを読み終えたころ、校長室のドアががちゃりと開いて、倉橋が戻ってくる。
倉橋:「ああ、すみません、おまたせしました」
志賀直哉:ソファーに腰かけて、何もなかった顔
KP:倉橋は愛想のいい笑顔を浮かべながら、茶を並べていく。
江戸川乱歩:「せっかくですが、時間もあまりないですし、遠慮させていただきます」
江戸川乱歩:営業スマイル
倉橋:「おや、そうですか……構いませんよ」
江戸川乱歩:「校内は自由に見ても構いませんか?」
倉橋:「構いませんが……一応、規則ですので、僕がご一緒させてもらいます」
志賀直哉:「まあまあ、乱歩さん。折角なんだ、貰っていこうぜ」
志賀直哉:と言って一気に飲み干します

江戸川乱歩:RESB(11-10) 志賀とのDEX対抗
Cthulhu : (1d100<=55) → 63 → 失敗

KP:気づいた乱歩が止めようとするのも間に合わず、志賀はさっと湯呑みを奪って中身を飲み干してしまう。
志賀直哉:「んっ、くっ……!」

志賀直哉:RESB(10-10) POT10との対抗
Cthulhu : (1d100<=50) → 71 → 失敗

KP:飲み干した直後、志賀は目の前の景色がぐにゃりと大きく歪むのを感じる。
志賀直哉:「おっ? ……んんっ、」
KP:志賀の手から湯呑みが落ちて、そのまま志賀の体は大きく傾く。
KP:志賀は1d6×10分間気絶
菊池寛:「志賀さん?おい、どうかしたのか!?」
志賀直哉:「おおっ……!!」

志賀直哉:1d6
Cthulhu : (1D6) → 6

KP:志賀は1時間、意識を取り戻さない。

菊池寛:「志賀さんっ!?」
倉橋:「おや……大丈夫ですか? そちらの方……
菊池寛:慌てて抱き起します
江戸川乱歩:「志賀先生!?」
KP:頬を叩いても声をかけても志賀が目覚める気配はない
KP:ただ息はしている様子だ
KP:顔色も悪いわけではない
菊池寛:「寝てるだけみたいだな
倉橋:「おつかれのご様子ですね……保健室のベッド使っても構いませんよ」
江戸川乱歩:「それはどうも!」

江戸川乱歩:CCB<=70 【 組み付き 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 77 → 失敗

KP:そういって立ち上がる倉橋に、乱歩が掴みかかろうとする。しかし寸前のところで倉橋が避けて、するりと逃げてしまった。
倉橋:「ああ、驚いた……どうかなさいましたか?」
江戸川乱歩:「よけるということは、ご自身がこれを仕組んだと白状したということでよろしいですね?」
倉橋:「あの、何をおっしゃってるんでしょう……?」
江戸川乱歩:さっと態勢を整えます
江戸川乱歩:「普通なら動揺するんですよ、客人の様態の急変ならなおのこと」
倉橋:「いえ、相当にお疲れのご様子でしたので。温かい茶には安眠効果もありますから」
江戸川乱歩:「安眠?あれは気絶でしょう」

菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 95 → 失敗
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 72 → 成功

KP:菊池は志賀の介抱のため気付くことができなかったが
KP:乱歩は、男の右手がポケットを探っているのを見つける。
倉橋:「さあ……突然眠ってしまう人も、まあ、いるでしょうから」
江戸川乱歩:「菊池先生、荒事を手伝っていただけませんか」
菊池寛:「あ、ああわかった」

どどんとふ:シークレットダイス
SCCB<=60 【 ナイフ 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 71 → 失敗

KP:二人が言葉を交わす間に、倉橋がポケットから取り出した刃物で乱歩に斬りかかろうとする。しかしすでに彼の異変に気づいていた乱歩は、難なく攻撃を避けることができた。

江戸川乱歩:CCB<=70 【 組み付き 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 79 → 失敗

KP:乱歩が男を押さえつけようと手を伸ばすが、
KP:その目の前で、突如、男の「かたち」が崩れる。
江戸川乱歩:「おっとこれはこれは」
KP:崩れる「それ」は、無数の「虫」の集合体だ。
KP:これまで人の姿を保っていたものが、突如として姿を変える。
KP:蠢く白い虫がかたまり、ひしめきあって、人のような形をつくっていた。
KP:「アイホートの後裔」を目撃した二人はSANチェック 1/1d8

菊池寛:CCB<=48 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=48) → 43 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=60 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 10 → スペシャル

菊池寛:「ひっ!?」
KP:二人共衝撃はあったが、酷く取り乱すことはなかった。
KP:男……だったもの、アイホートの後裔はぐにゃぐにゃと何度も姿を変えながら、
KP:後ずさり、窓に向かっていく。
江戸川乱歩:「これは如何したものでしょうか」
菊池寛:「あれを逃がしたら、まずいことになるんじゃないか!」
江戸川乱歩:「ええ、せっかくですからいろいろ吐いていただきましょう」
菊池寛:「……吐く口があるかは別だが」

菊池寛:CCB<=83 【 キック 】
Cthulhu : (1D100<=83) → 9 → スペシャル

菊池寛:「待ちやがれっ!」

どどんとふ:シークレットダイス
SCCB<=14 【 回避 】
Cthulhu : (1D100<=14) → 26 → 失敗

KP:菊池の蹴りが、蠢き逃げ出そうとする塊に見事直撃する。
KP:すると虫の塊はばらばらと崩れて、窓の前でもう一度人のかたちをつくった
菊池寛:「っ……この、気色悪い……

菊池寛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

KP:なぜだか、それほどの手応えを感じられない。
KP:ふたたび人形に再生しようと、うごうごと気味悪く蠢いている。

江戸川乱歩:CCB<=70 【 組み付き 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 23 → 成功

KP:乱歩は再生しようと蠢く虫の塊をちらしつつ、おそらくは核になるのであろう、心臓近くを自らの帽子をつかって押さえ込む。
KP:たしかにそこには虫の塊だけとは違う、どくどくと蠢く熱の存在があった。
KP:その帽子の上から、菊池が渾身の力で踏みつける。
KP:するとぶしゃりという嫌な音がしたあと
KP:乱歩の帽子の下から小さな虫がぶわりと散って、やがて、掻き消えてしまう。
KP:そこにはもう、人の影も、虫の姿も残らない。
KP:その跡地には、紙が一枚
KP:残されているのを見つけられる。
菊池寛:「………悪いなー、その帽子はあれだ。うん。燃やそうか」
KP:紙には何かの模様が書かれている様子だ。
菊池寛:「ん?何だこれ」

菊池寛:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 86 → 失敗
江戸川乱歩:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 46 → 成功

KP:乱歩だけ、その模様に覚えがあることに気づける。
KP:それはあの元精神科医の寝室で見たものと、なんとなく似ている。
KP:紙に触れた二人はPOW×5ロール

菊池寛:CCB<=65 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 88 → 失敗
江戸川乱歩:CCB<=60 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 100 → 致命的失敗

KP:菊池は腹部の違和感とひどい吐き気を覚える。
KP:腹が張って、嘔吐感に襲われる。
菊池寛:「っ、!」
KP:その一方で、乱歩はこれまでにはなかった程の強い腹痛に襲われた。
KP:腹の中を何かに荒らされ掻き回されているようだった。
KP:苦しくて痛くて堪らない、立っていられないほどだ。
江戸川乱歩:「ぐっぁ」
KP:うずくまりながら乱歩は自分の腹に手をあてるだろう。
KP:気づいたのは……自分の腹が膨らんでいることだ。
KP:そして手を当てたその下で、何かが「動いた」
KP:乱歩はSAN減少1d3

江戸川乱歩:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2

KP:あの虫の塊も残らない。あとはただ、苦しむ二人と、眠る志賀が残されたのみだ。
KP:乱歩の腹痛も少しすれば治まるが、腹の違和感はそのまま残るだろう。
菊池寛:「っ、し、しが、さんいい加減起きてくれ
KP:菊池の吐き気や乱歩の腹痛が治まるころ
KP:ようやく、志賀も目を覚ます。
志賀直哉:「……っ、んっ……
KP:窓の外はすっかり暗くなっている。
KP:眠っていた時間も、苦しんでいる時間も長かった。
志賀直哉:目しぱしぱして周り見渡し
志賀直哉:「なんだ? なんかあったのか? って! もう真っ暗じゃねぇかっ!!」
菊池寛:「あんたが寝てる間にな!!」
江戸川乱歩:「おはようございます」
志賀直哉:「へ? 俺、寝てた……のか?」
志賀直哉:「どうりで清々しい気分なわけだぜっ!」
菊池寛:「いいからおとなしくしていてくれ……
KP:慌てる三人の間に、着信音が響く。
KP:けたたましい音を立てているのは、支給されたスマートフォンだ。
KP:表示を確認すれば、相手は司書。
江戸川乱歩:「はい。もしもし」
KP:「ああ、もしもし!? 乱歩さん!?」
江戸川乱歩:「はい、そうでございます」
司書:「今どこにいますか!!?? ともかく、大変なんです!」
江戸川乱歩:「私達も大変なんですが
司書:「だったら早く帰ってきてください!」
司書:「芥川さんが戻ってきたんですよ!!」
司書:「顔色が酷いので医務室で休ませています。あなた達に話したいことがある、とかなんとかで……ともかくすぐ戻ってください!」
江戸川乱歩:「芥川先生ご本人であればいいのですが
菊池寛:「……何て?」
江戸川乱歩:「芥川先生が戻ってきたそうです」
志賀直哉:「龍の奴、見つかったのかっ!」
菊池寛:「……っ、ああ、よかった
司書:「待ってますからね! 芥川さんも何だか変な様子だし、お願いしますよ!」
KP:と、矢継ぎ早に要件だけ伝えて、司書は電話を切ってしまう。
江戸川乱歩:「はい。わかりました。」
KP:あとはもう電話からは沈黙が流れるばかりだ。
志賀直哉:「見つかったなら早く帰ろうぜ? 氷上さんも流石にもう待ってねぇだろうし」
KP:志賀の言うとおり時刻なもう夕暮れをとっくに過ぎている。
志賀直哉:「すっぽかしちまったのは今度謝ればいい」
江戸川乱歩:「そうですね、連絡先も貰っていますし、夜にでも一報入れてみましょう」
菊池寛:「早く帰って、龍に会わないと」
志賀直哉:ロードバイク取りに行きます
KP:外はもうすっかり夜だ。
KP:三人はそれぞれの足で図書館へ帰っていく。



志賀直哉:「退いた退いたーーっ!!」
志賀直哉:ロードバイクで図書館入口に突っ込みます
司書:「ああよかったお待ちしてまし……ああああ!!!!」
菊池寛:「何してんだよ!!怒られるだろうが!!!!!」
江戸川乱歩:「いやぁ元気ですねえ」
司書:「図書館内はロードバイク禁止です!!!」
菊池寛:「知ってる!後で俺がよくよく言い聞かせておくから!」
志賀直哉:「かてぇこと言うなって。それより、龍は? どうしたんだ?」
司書:「と、ともかくロードバイクは置いて、ついてきてください」
志賀直哉:(´・ω・`)
志賀直哉:ロードバイク置いて素直について行きます

KP:三人が案内されたのは図書館の医務室だ。
KP:ひとつの寝台の上に芥川はいた。半身起き上がって、ぼんやりと窓の外を見ている。
KP:側には森鴎外の姿もあり、司書と一言二言会話したあと、医務室を出ていった。
森鴎外:「落ち着いているようだが、もし何かあったらすぐに呼びなさい」
江戸川乱歩:「はい、ありがとうございます」
菊池寛:「……ありがとうございました、森先生」
志賀直哉:「龍っ!!」
志賀直哉:駆け寄って肩抱き
芥川龍之介:「わ、……志賀さん?」
志賀直哉:「大丈夫か? どこも怪我とかないか?」
芥川龍之介:「はい、なんともないです。心配かけたみたいで、すみません」
志賀直哉:「本当だぜ、ったく……でも、無事に帰って来たからな、今回だけは許してやる」
司書:「では私も少し席を外しますね。何かあれば大声を出すか、電話で呼んでください」
江戸川乱歩:「ええ、わかりました」
志賀直哉:「ああ。分かった」
江戸川乱歩:司書に一礼する
KP:司書も森につづいて医務室を出て行く。医務室には芥川と、菊池、志賀、乱歩の四人だけになった。
菊池寛:「本当に無事でよかった……
志賀直哉:「……
KP:芥川は三人をちらちらと見てから、わずかに表情を曇らせている。
江戸川乱歩:「まずは無事で何よりです」
志賀直哉:菊池さん見てホっと一息
芥川龍之介:「うん……ごめんね」
江戸川乱歩:「それで、芥川先生今日はどこにいらっしゃったんですか?」
芥川龍之介:「散歩に出かけたら迷子になっちゃったんだ。ふらふらしてたら帰ってこれたよ」
芥川龍之介:「なんか、変に騒がせてたみたいでごめんね……
江戸川乱歩:「おや、そうでしたか」
志賀直哉:「ったく、しゃーねぇなお前は」
KP:芥川は目を合わせずそう言ってから、今度は何か言いづらそうに口ごもっている。
江戸川乱歩:「……
KP:菊池はそんな芥川の耳元を確認して、いつものピアスがないのを見つける。
志賀直哉:「どうした? なんか欲しい物でもあるか?」
芥川龍之介:「いえ、大丈夫です。沢山歩いたらちょっと疲れました」
志賀直哉:「何か食いてぇなら、俺が作って来てやるぞ」
芥川龍之介:「お腹はすいていないので……大丈夫です、ありがとうございます」
志賀直哉:「そうか?」
菊池寛:「……なあ龍、ピアスはどうした?」
芥川龍之介:「え? ……あ、ほんとだ、どこかで落としちゃたのかな」
江戸川乱歩:「……
菊池寛:「……奇遇、だなちょうど今日、おまえのピアスを見つけたんだよ」
芥川龍之介:「えっ……あ、そういえば、僕のこと探してたんだってね」
菊池寛:「ああ、探してたさ。それで見つけたのはおおよそおまえが行きそうにない、怪しい場所だったんだがな」
芥川龍之介:「なら僕のではないんじゃないかな? ほら、似たようなデザインはあるし、ピアスの落とし物なんてどこにでもあるからね」
芥川龍之介:「ああでも、どこまで探しにいったんだい? 怪しい場所って」
菊池寛:「元精神科医の家だったかな」
江戸川乱歩:「芥川先生が薬をいただいていた先生の家、ですよ」
芥川龍之介:「……!」
KP:その話をすると、芥川はさっと顔色を変えて身を乗り出す。
芥川龍之介:「何か見た?」
芥川龍之介:「例えば変な模様とか……
志賀直哉:「変な模様? そういやなんかあったな」
江戸川乱歩:「ええ、別の場所でも見ていますよ」
菊池寛:「それに虫も見たな」
志賀直哉:「そうだ、模様で思い出した! お前ら、もう平気なのか?」
志賀直哉:乱歩さんと菊池さんに聞きます
芥川龍之介:「身体は!? 吐き気とか、腹痛とかがあったりしないかい!?」
江戸川乱歩:「菊池先生と私は大変な目にあいました」
志賀直哉:「そうなんだよ。こいつら何か変なもん見たらしくて、腹痛だの嘔吐だのしてな」
菊池寛:「俺は………
江戸川乱歩:「こっちのほうが早いでしょう?」
江戸川乱歩:そっと近づいておなかに手を当てさせます
芥川龍之介:「………………
KP:乱歩の腹に触れた芥川は顔を真っ青にして黙り込んでしまう。
KP:何か言おうとしては口を噤んでいる。
志賀直哉:「……?」
菊池寛:「龍?」
芥川龍之介:「やっぱり…………僕のせいだ……
志賀直哉:「……龍のせい?」
志賀直哉:「なにがだよ」
KP:それきり芥川は黙り込んで何も言わない。乱歩の腹から手を引いてうつむき、口を閉ざしてしまう。
江戸川乱歩:「何か知っているのであれば、はなしてください。貴方のせいでは決してありませんよ」
芥川龍之介:「何か? なにもしらないよ……あれ、おかしいな、僕ちょっと寝ぼけていたのかな? 何もしらないよ」
志賀直哉:「龍」
芥川龍之介:「なんか変に騒いじゃったね、乱歩さんそのお腹どうしたの? ご飯食べ過ぎたのかな」
志賀直哉:グィっと引き寄せて
志賀直哉:「俺にも言えねぇ話か? あァっ!?」
芥川龍之介:「ひっ……!」
菊池寛:「志賀さん、やめてくれ!」
志賀直哉:「あっ!?」
江戸川乱歩:「志賀先生、落ち着いてください」
志賀直哉:「っるせぇ!」
芥川龍之介:「い、言えな……あ、あ、いやだ……
志賀直哉:「お前らだって納得いってねぇって顔してんだろーがっ!」
菊池寛:「っ、そうだけど!龍にひどいことできねえだろ!」
芥川龍之介:「雛が、……ちが、ちがうんです、ひな……
KP:志賀に詰め寄られるとやはり芥川は何か言おうとはするものの、
KP:途中で言葉を阻まれたように口ごもり、ガタガタと震えて混乱した様子だ。
志賀直哉:「じゃあ、聞くが龍が俺らに嘘吐く酷ぇことは許すのか?」
江戸川乱歩:「志賀先生、落ち着いてください」
志賀直哉:「雛がなんだ、さっさと吐きやがれっ!」
江戸川乱歩:「芥川先生は、我々より母体になるのが早かったということは、腹の虫による行動、言動の制限がかかってもおかしくはないんです」
志賀直哉:「制限?」
江戸川乱歩:「腹の虫が生き残るために、寄生主をコントロールするのはよくある話」
KP:やはりまた何か言おうとした芥川は、今度は急に口をおさえて蹲ってしまう。
菊池寛:「あ龍、大丈夫か?気分悪いのか?」
菊池寛:慌てて背中を擦ります
KP:声をかけられると芥川はふるふると首を振るだけで、黙っている。
志賀直哉:「じゃあ龍は……無理矢理、本当のことを言えなくされてるってことか?」
志賀直哉:「……
菊池寛:「吐いても大丈夫だ、ちゃんと掃除してやるから
志賀直哉:そっと掴んでた胸倉離して拳収めます
江戸川乱歩:「医者の日記にも『雛』の記述がありました。成長すればそこまでのことができるのでしょう」
KP:芥川はしばらく口を押さえて蹲っていたが、
KP:しばらくすると落ち着いた様子で顔をあげて、ごめんと一言謝る。
芥川龍之介:「色々と面倒をかけてすみません……もう大丈夫ですよ。志賀さんが怒るのも仕方ありません……
志賀直哉:「それが本当なら、乱歩さんも時期に……
江戸川乱歩:「私より、芥川先生の心配をしてください。私はまだ平気です」
志賀直哉:「……っ、いや、俺も悪かった。疲れてるよな? 今日はもう寝ちまえよ」
芥川龍之介:「すみません……僕ももう、眠くなってきました……
志賀直哉:「俺達も部屋に戻ろうぜ?」
菊池寛:「……俺は龍のそばにいてもいいか?やっぱり、心配だから
志賀直哉:ちょっと俯いて先に医務室出ていきます
志賀直哉:「菊池、我儘言うな」
菊池寛:「でも……
芥川龍之介:「僕のことは心配しないで。寛も疲れているだろう」
菊池寛:「…………わかった」
芥川龍之介:「それじゃあ、おやすみなさい。……ごめんね」
江戸川乱歩:「私は医務室ですね!見てくださいこのおなか!さすがに志賀先生のおごりとはいえ、食べ過ぎてしまいました」
芥川龍之介:「…………
江戸川乱歩:「ということで、一度森先生のところに診察に行ってまいります」
菊池寛:「ああ、気をつけてな」

芥川龍之介:SCBRB(11-20)
どどんとふ:シークレットダイス
SRESB(11-20)
Cthulhu : (1d100<=5) → 1 → 決定的成功/スペシャル

KP:立ち去ろうとした背中に、突如、芥川の切羽詰まった叫ぶような声がかけられる。
芥川龍之介:「待って!」
江戸川乱歩:「どうなさいました?」
芥川龍之介:「その雛はまだ取り除ける! 学校の裏にある山、そこに小屋があるんだ、そこに行ってくれ、まだ間に合う」
菊池寛:「?龍?」
江戸川乱歩:「芥川先生は?」
芥川龍之介:「僕は……
KP:芥川はそこまで口にしてから、ひどく苦しそうに腹を押さえて蹲ってしまう。息をするのもやっとで、胃液すら吐けないまま苦しげにえづいていた。
江戸川乱歩:「ありがとうございます」
江戸川乱歩:「貴方の善意を無駄にはしません無理せず、休んでください」
菊池寛:「龍ちゃんとここに、いろよ?俺の知らないうちに、いなくなってくれるなよ?」
江戸川乱歩:一礼して部屋から出ます
芥川龍之介:「……大丈夫だよ」
菊池寛:「俺がちゃんと、おまえが助かる方法を見つけてくるから」
芥川龍之介:「……無茶はしないでね」
菊池寛:「それは志賀さんと江戸川に言ってくれ、あの二人はどうしてこう
KP:志賀は一足先に医務室を出て、仕舞われていたロードバイクをこっそり持ち出し準備する。
志賀直哉:菊池さんには学生用の3段ギア付を
志賀直哉:乱歩さんには素敵な青色の籠が付いたママチャリを
志賀直哉:各自用意して待ってます
江戸川乱歩:「菊池先生、とりあえず夕方の状況をこの番号にかけて聞いてみてください。私の名前を出せばいいはずです」
江戸川乱歩:部屋から出てきた菊池に携帯を渡します
江戸川乱歩:「私は志賀先生を呼んできますので!」
菊池寛:「あ、ああ……って俺が電話かけるのか!?どのボタンだ!?おい!?」
江戸川乱歩:志賀先生の部屋に走ります
志賀直哉:「待ってたぜ乱歩さん……行くんだろ? アンタの相棒、用意しといたから使ってくれ!」
江戸川乱歩:「さすが志賀先生!」

司書:「あの……皆さん……まさかこの時間からお出かけで……?」
KP:さすがにこの騒ぎには気付いたらしく、怖い顔をした司書が顔を出し、菊池に詰め寄る。志賀と乱歩はさっさと去ってしまったので、置き去りにされた菊池が対峙する羽目になった。
司書:「今何時だと思ってます……? というか志賀さんと乱歩さんは?」
菊池寛:「うっ……ちょっと、そのだな忘れ物をしてそれで……
司書:「…………ちゃんと、遅くなる前に帰ってきてくださいよ」
菊池寛:「!恩に着る!」
司書:「それと通話はそこのボタンです」
司書:「芥川さんのことは私が見ていますね」
菊池寛:「……ああ、任せた。あんたなら安心だ」
菊池寛:「それで、通話がこれか?……おい、画面暗くなったんだが」
司書:「ああえっと、ここで選択して、これを押して……はい」
菊池寛:「おお……これでかかってるのか、すごいな」
KP:司書に言われた通り操作すれば、難なく通話が繋がる。
KP:少し待てばコール音が途切れて不機嫌そうな声が端末から聞こえた。
氷上:「……もしもし?」
菊池寛:「もしもし、ええと江戸川から言われてかけてるんだが夕方の状況?を聞きたい……?」
氷上:「ああ特に進展はなし……だが変わった情報は手に入った」
菊池寛:「変わった情報?」
氷上:「失踪した人間が一晩だけ戻ってくることがあるらしい」
氷上:「その翌日には全員死んでいる」
菊池寛:「………え」
氷上:「ともかく色々と厄介そうな事件だ。あんたらはもう深くかかわらないほうがいい」
氷上:「俺ももう事件からは手を引く」
菊池寛:「ま、って、くれそれに例外はないのか?助かる方法は?」
氷上:「知らん! こっちは腹が痛くて苛々しているんだ、畜生……腹が痛い……呼んでる……行かないと……
菊池寛:「……!」
菊池寛:「……忙しいところに悪かったな、ありがとう」
KP:菊池がそういうと、すぐに電話はブツリと切れて沈黙する。
菊池寛:「……悪い、龍も連れていく。事情が変わった」
芥川龍之介:「え?」
菊池寛:「いいか行くぞ、おまえが何と言おうと連れて行くからな」
芥川龍之介:「どこに」
菊池寛:「その小屋か…………廃教会があったな、あそこも怪しい」
菊池寛:「ともかく何か、少しでも手がかりがありそうなところにだ」
芥川龍之介:「僕はまっているよ」
菊池寛:「龍……俺一人じゃ暴走して手の付けられなくなるあの二人の面倒を見れないんだ一緒に来てくれ……
芥川龍之介:「行かない」
菊池寛:できる限り悲痛な顔して芥川に懇願しますね
芥川龍之介:「だいたい小屋になんて行ってどうするんだい? 僕はいかない」
菊池寛:「……おまえがそう言うならこっちにも考えがある」

菊池寛:CCB<=65 【 組み付き 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 71 → 失敗

KP:菊池が芥川を押さえつけようとすると、芥川はすぐさま寝台から離れ、菊池から逃げてしまう。
菊池寛:「チッ抵抗するな!おとなしくしろ!何も風呂に入れようってわけじゃない!」

芥川龍之介:RES(9-10)
Cthulhu : (1d100<=45) → 8 → スペシャル

KP:芥川は素早く医務室の窓を乗り越え、外に飛び出してしまう。普段ぼんやりしている芥川からは想像できないほど俊敏な動きだった。
菊池寛:「龍ッ!!」
KP:そのまま芥川は一目散に暗闇の中を走り去っていく。
KP:あっというまにその姿は闇の中に消え、見失ってしまった。

菊池寛:CCB<=47 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=47) → 80 → 失敗

菊池寛:「あ、あ……!!」
KP:先程の情報といい、芥川に逃げられた菊池の精神には、激しい動揺が広がる。
KP:為す術無くその場に立ち尽くすしかできなかった。


江戸川乱歩:「志賀先生、1つだけ芥川先生が話してくれました小屋に、私程度の雛ならば取り除くすべがあると」
志賀直哉:「っ! 本当かっ! なら龍も……
江戸川乱歩:「芥川先輩の状態では、その方法ではだめなようで
江戸川乱歩:「ですが、そこから発見できるかもしれません」
志賀直哉:「んなことやってみなきゃ分かんねーだろっ! 決めた! 龍も連れてくぞ!」
江戸川乱歩:「ちなみに、どこに乗せましょう?」
志賀直哉:「殴って気絶させてでも、引き摺ってでも連れてってやる……そうと決まれば、行くぜ!」
志賀直哉:医務室目指して爆走
江戸川乱歩:志賀を追って走る

KP:志賀と乱歩が医務室に辿り着いたときには、芥川は逃走したあとだった
KP:空になったベッドの前で菊池が呆然と立ち尽くしている
志賀直哉:「龍っーー! 気が変わった! お前も一緒に……って、菊池?」
志賀直哉:「龍は……どうしたんだ?」
江戸川乱歩:「菊池先生、なにがあったんですか」
菊池寛:「しが、さん
菊池寛:「俺、が、俺のせいで、龍が」
江戸川乱歩:「落ち着いて!ほら、深呼吸」
志賀直哉:「とりあえず落ち着け! 何があったんだ?」

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 78 → 失敗
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 55 → 成功

菊池寛:「俺が、余計なことしたからっ!龍が、龍が死んだら、どうしよう、龍が!」
志賀直哉:「落ち着けって……言ってんだろーがっ!!」
志賀直哉:頭突き
KP:パニックを起こしている菊池に志賀の頭突きが炸裂する。
志賀直哉:頭から血が出るくらい頭突きして「……ちったぁ落ち着いたか?」
菊池寛:「……あたまがくらくらする
KP:その隣で、乱歩は先程まで芥川のいたベッドを探っていた。
KP:枕の下から出来てきたのは一つの鍵だ。
江戸川乱歩:「鍵?」
KP:鍵の他には何も見つからないようだ。
江戸川乱歩:「お二人ともこれをって
志賀直哉:「あァ? まだ足んねーのかっ!?」
江戸川乱歩:「ここが医務室でよかった志賀先生、脳震盪ですから安静にさせてください」
志賀直哉:「あっ?」
江戸川乱歩:菊池の頭を消毒してばんそうこうを貼ります
司書:「あ、あの……
司書:「これは一体どういうことでしょうか……
江戸川乱歩:「ああ司書さん申し訳ない、芥川先生を逃がしてしまいました」
司書:「森先生を呼んできますか? ……あああ、芥川さん……また……
江戸川乱歩:「わかる範囲での対応はしましたので大丈夫ですよ、お気遣い痛み入ります」
司書:「実はあなたがたが来る前は、ちょっと様子がおかしかったんですよ」
江戸川乱歩:「というと?」
司書:「あなたがたが到着したと連絡があった途端に落ち着いて……ええと」
司書:「ずっと、どこかへ行かないと、だとか、でもまだだめだ云々……だとか、とても聞き取りづらくて、ぶつぶつ言っていたので、なんと言っていたのかまでは……詳しくは……
司書:「ともかく、どうしてもあなたたちの顔を見ないといけないって言ってました」
司書:「渡したいものがあるとかどうとかも」
志賀直哉:「渡したい物?」
志賀直哉:頭の血を拭きながら聞きます
江戸川乱歩:「渡したいもの、とはこれでしょうかね」
江戸川乱歩:鍵を見せます
司書:「ああ、それ、芥川さんが持っていた鍵ですね。……多分それを渡そうとしていたんでしょうか……?」
江戸川乱歩:「芥川さんのいなくなった後に落ちていました」
志賀直哉:「鍵? ってどこのだ?」
司書:「さあ……
KP:司書は芥川の逃げた窓の向こうを見ているが、深々とため息をついて首を振るだけだ。この暗さでは探すのも困難だろう。
江戸川乱歩:「さて、どうしましょうかね」
志賀直哉:「どうするって、行くしかねーだろ」
江戸川乱歩:「おそらくですが、この鍵は芥川先生が制限されていた言葉にかかわりがあるのでしょう」
江戸川乱歩:「となると、鍵を小屋で使う可能性はあります」
菊池寛:「……俺のせいで悪い手がかり、だったのに
江戸川乱歩:「お気になさらず菊池先生、電話はかけましたか?」
志賀直哉:「あァ? まだ言うか……もう一発食らわせんぞっ!」
菊池寛:「ひっ」
江戸川乱歩:「どうどう殴るのは話してからにしてください」
志賀直哉:「殴るんじゃねー、頭突きだ」
菊池寛:「かかけた、がもう手を引くと言っていたし、何より
江戸川乱歩:「なにより?」
菊池寛:「失踪して戻ってきた奴は、全員、次の日に死んでるって
江戸川乱歩:「そうでしたか」
江戸川乱歩:少し思案して
菊池寛:「なあ、電話の相手は何だったんだ?俺たちと同じような状態なのか?呼んでるって、言っていた気が
志賀直哉:「……っ!!」
江戸川乱歩:「ちなみに電話の彼は本当にそれしか言っていませんでしたか?」
志賀直哉:菊池さん離してロードバイクに跨ります
志賀直哉:「……行ってくる」
江戸川乱歩:「どこにです?」
KP:司書は志賀の自転車には気づいているが何も言わずに黙っている。
志賀直哉:「氷上のおっさんの小屋に決まってんだろっ! それから廃教会にもだ!」
志賀直哉:「龍は死なせねぇ……ぜってぇに、探し出して助けるっ!!」
江戸川乱歩:「少しお待ちください、菊池先生から答えを聞いていない。ほかに出た単語はありませんでしたか?」
志賀直哉:「龍が危ねぇ、それで十分だろーがっ!」
菊池寛:「ほか……ほかは行かないと、って腹が痛くて苛々してるって
志賀直哉:乱歩さん無視して小屋へ走って行きます
司書:「館内でロードバイク禁止は、事件が収まってから言いますね……
江戸川乱歩:「はぁ、場所まではいっていませんでしたか
菊池寛:「言ってなかった、な
菊池寛:「……俺のせいで、こんな
江戸川乱歩:「貴方のせいではありませんよ志賀先生を追ってください」
KP:志賀は一足先に図書館を出ていったため、もう姿は見えない。
KP:医務室に残っているのは菊池と乱歩、司書の三人
江戸川乱歩:「私は件の教会を、遠目に見てから向かいますので」
菊池寛:「志賀さんはどこに?」
江戸川乱歩:「学校の裏山に小屋があるんです、そこに向かわれました」
江戸川乱歩:「司書さん、携帯もう1台ありませんか?」
司書:「あ、はい……すぐに取ってきますね」
菊池寛:「一緒に行動した方がよくないか?その小屋に行ってから、教会に行った方が
KP:司書は慌ただしく医務室を出ていったあと、すぐにもう一台携帯電話を持って戻ってくる。
司書:「一応、こちら……使い方は一緒ですが……
江戸川乱歩:「私もそう思うのですが芥川先生が小屋に行っていなかった場合のリスクが高すぎます」
江戸川乱歩:「ありがとうございます。なに、ただの偵察ですからすぐにそちらに向かいますよ」
菊池寛:「……だめだ、それなら俺が行く。龍がいなくなった責任は俺にあるんだ」
江戸川乱歩:「わかりました。私が折れましょう」
菊池寛:「……!」
江戸川乱歩:「中には入らず、外観と周囲を遠目で見てきてくだされば結構です。ご武運を」
菊池寛:「わかった、肝に銘じておく。……ありがとな」
江戸川乱歩:「すぐに合流してくださいね」
KP:乱歩は先に小屋へ向かった志賀を追い、菊池は教会の様子を見に
KP:それぞれ移動する
KP:全員POW×5ロール

菊池寛:CCB<=65 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 76 → 失敗
志賀直哉:CCB<=80 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 13 → スペシャル
江戸川乱歩:CCB<=60 【 POW*5 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 83 → 失敗

KP:菊池と乱歩は、また腹の中で何かが動いたような痛みと吐き気に襲われる。

KP:SAN減少1d3
菊池寛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
江戸川乱歩:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

KP:志賀以外、それぞれ痛む腹を、あるいは恐怖や焦りをおさえて、目的の場所に向かう。
KP:友人を、自分達を助けるために。



==廃教会/菊池==

KP:二人とは別れ、菊池は一人教会へ向かう。
KP:もうだれも立ち入ることのないような古びた廃教会だ。
KP:入り口の扉も壊れていて、瓦礫の散乱する中が見える。
菊池寛:「龍……どこに行ったんだ、あいつは……

菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 30 → 成功

KP:芥川の影を探しつつ菊池は散らかった教会内をざっと見渡す。
KP:かろうじて形を保った長椅子が二本と、奥には祭壇、その奥にはまた扉が一枚ある。
菊池寛:「……本当に廃教会だな」
KP:菊池はふと足元に注目する。
KP:埃や瓦礫などでまみれたところを、何かを引きずったような痕が続いていた。
KP:それは奥にある扉まで続いているようだ。
菊池寛:「……!まさか、龍……!」
菊池寛:慌てて奥の扉に向かいます
KP:扉はしっかりと施錠されていて、びくともしない
菊池寛:「チッ……鍵がかかってやがる」
菊池寛:「どこかに落ちてたり……はないか……
KP:周りを見渡してみても、瓦礫が散乱しているばかりで鍵らしきものはない。
菊池寛:「せめて扉の向こうの様子だけでも……

菊池寛:CCB<=80 【 聞き耳 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 52 → 成功

KP:じっと扉の向こうに耳を立ててみるが、とくに物音はしない。
KP:ただ、扉の隙間から、いやな臭いが漂ってくる。
KP:鉄臭いような、生臭いような
菊池寛:「龍……ここにはいない、よな……?」
KP:やはり扉の向こうからは何の反応もない。扉も廃墟のわりにはしっかりしていて、こじ開けるのは難しそうだ
菊池寛:「考えてても仕方ねえ、今のうちに他調べとこう」

菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 51 → 成功

KP:祭壇を見てみると、こちらもかなり古びていて、木製の板は所々腐っている
KP:引き出しなどもなにもなく、ただひどく劣化した聖書が一冊そばに落ちているだけだ
菊池寛:「……?聖書?」
菊池寛:拾い上げて見ます
KP:ぼろぼろになった聖書だ。文字もほとんど掠れているが、普通の聖書に見える。
菊池寛:「何でこんなものが……ってここ教会だからあるのが当たり前か」
KP:ぱらぱらと捲ってみるが、これといって異変はない。教会を見渡しても、あとはもう鍵のかかった扉くらいしかなさそうだ。
菊池寛:「……やっぱりあの扉か。体当たりして壊せるか……?」
菊池寛:「よし、試すか」

菊池寛:RESB(10-18)
Cthulhu : (1d100<=10) → 13 → 失敗

KP:思い切り体当たりしてみるが、やはり簡単に壊れるものではない。
菊池寛:「ってえ!……くそ、簡単にはいかないか」
KP:扉があかない失意のなか、菊池は突然、ひどい腹痛と吐き気に襲われる。

KP:SAN-1d3
菊池寛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

菊池寛:「う……っ」
KP:痛みは続いている。腹の中で何か動いているような感覚さえして、動けないほどの苦痛だ。
菊池寛:「う、ぁっ……なん、なんだ……っ」
菊池寛:その場に座り込みます
KP:嫌な汗が全身に噴き出して、息も苦しい
菊池寛:「ひ、ぅ……っ、きもち、わるい……っ」


==山小屋/志賀・江戸川==

KP:菊池と別れ、江戸川と志賀は小屋に向かうことになる。
KP:学校裏手の山に入り、歩道を少し外れて進めばすぐに小屋は見えてきた。
志賀直哉:「一応乱歩さんの自転車には補助輪付けといたが……無い方がよかったか?」
KP:外観は小さなログハウスといった感じで、とくべつ変わったところはない。
江戸川乱歩:(息を切らせつつ)「やっと追いつきました
志賀直哉:「大丈夫か?」
志賀直哉:「例の小屋ってのは此処であってるみてぇだが……かなり普通だな」
江戸川乱歩:「大丈夫ですおそらく」
江戸川乱歩:「まあ重要な場所というのは見栄えがしないものですよ」
KP:小屋には扉が一つと窓があるが、窓はすべてカーテンが閉まっていて、中は伺えないようになっている。
志賀直哉:「そんなもんなのか?」
志賀直哉:「まあいい、とりあえず中に入ろうぜ」
志賀直哉:自転車下りて扉へ向かいます
江戸川乱歩:「そうしましょうか」
江戸川乱歩:携帯の電波を確認しつつ向かいます
KP:電波は届いてはいるようだが、山の中なだけあって一本だけ立っている状態だ。
KP:芥川から預かった鍵を使えば、扉は簡単に開く。
志賀直哉:ガチャして入室
江戸川乱歩:「こんなものでしょうね菊池先生が深入りしていなければいいのですが」
志賀直哉:「まっくろくろすけ出ておいでー」
江戸川乱歩:後ろに続いて入室
KP:小屋の中は薄暗く、人の気配はない
志賀直哉:「ついでに龍も出て来やがれ~」
KP:小さな本棚と机・椅子、ベッドがあるだけの狭くて簡素な部屋だ。
江戸川乱歩:「出ないと菊池先生が轢いちゃいます~」
志賀直哉:「誰もいねぇな……
志賀直哉:呟いて、本棚を見てみます
江戸川乱歩:机を物色します

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】 本棚
Cthulhu : (1D100<=70) → 35 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】机
Cthulhu : (1D100<=80) → 76 → 成功

KP:小さな本棚には古びた本が数冊と一緒に、何本かの酒瓶が並んでいる。
KP:酒瓶はどれもアルコール度数の高い蒸留酒だ。
志賀直哉:「酒の瓶……? 誰か酒盛りでもしてたのか?」
KP:机を物色していた乱歩は、ほとんど空の引き出しからライターを見つける。
江戸川乱歩:「ライターあぶり出しは古典的ですし」

江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】椅子
Cthulhu : (1D100<=80) → 96 → 致命的失敗
志賀直哉:CCB<=85 【 図書館 】 本棚
Cthulhu : (1D100<=85) → 92 → 失敗
志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】 ベット
Cthulhu : (1D100<=70) → 47 → 成功

KP:続いて椅子を調べようとした乱歩は、足を滑らせ派手に転倒してしまう。
KP:その反動で腹を打ってしまい、痛みと吐き気に襲われる。
KP:山を自転車で登ってきたことで、軽い酸欠になって目眩を起こしたせいだろう。
KP:志賀は続いて本棚も調べようとしたが、背後から派手な転倒音を聞いてそれどころではなくなる。
江戸川乱歩:「おっとこれはまずい
志賀直哉:「……っ!?」
志賀直哉:「乱歩さん!? 大丈夫か?」
江戸川乱歩:おなかを抑えながら床にうずくまる
KP:乱歩の蹲るすぐ近くにはベッドがある
江戸川乱歩:「あはは、とんだ笑いものですこれでは」
志賀直哉:「おいおい、あんま無茶すんなよ」
KP:志賀はふとかけよった乱歩の近く、ベッドの下に何かが転がっているのを見つける。
KP:どうやら大量の武器のようだ
志賀直哉:「……こりゃあ」
志賀直哉:「凄ぇな!」
志賀直哉:ウキウキしながら全部引っ張り出します。
江戸川乱歩:「何かありましたか?」
KP:重火器から刃物まで多種多様の、大量の武器だ
志賀直哉:「凄ぇ数の武器類だ」
江戸川乱歩:「戦争でも始める気だったんでしょうか
志賀直哉:「最近武者と高村に誘われてサバゲーにハマっててな、血が騒ぐぜ!」
江戸川乱歩:「志賀先生は本棚を見ていらしたようですが、武器以外の何かはありましたか?」
志賀直哉:サバイバルナイフを腰に、弾をクロスにかけてライフル二丁抱えてランボー装備します
志賀直哉:「あ? 本棚は特に何も見つからなかったな。そっちはどうだった?」
江戸川乱歩:「ライターがあったぐらいですというか椅子を見ようとしてこの有様でした」
志賀直哉:「そうか。じゃあ一応もっかい椅子だけ調べて、菊池と合流すっか!」
江戸川乱歩:「芥川先生によれば、ここでなら私の中の虫に対策できる何かがあるはずなのですが
志賀直哉:「アイツそんなこと言ってたのか? ったく、自分も危ういってのに……

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】 椅子
Cthulhu : (1D100<=70) → 11 → スペシャル
江戸川乱歩:CCB<=25 【 図書館 】本棚
Cthulhu : (1D100<=25) → 94 → 失敗

志賀直哉:乱歩さんが本棚見てるうちにバンダナも装備
KP:バンダナを巻き気を引き締めた志賀は、椅子の裏に鍵が張り付けられているのを見つける。
志賀直哉:「……おっ!」
KP:それと一緒にメモも張り付けられている。
志賀直哉:「乱歩さーん! 何か見つけたぞー」
江戸川乱歩:「さすが志賀先生」
志賀直哉:持っていって乱歩さんと一緒に読みます
KP:メモは何かに対する手書きの記述のようだ
KP:『雛は非常に力が弱い。踏み潰すか、切り裂くか、一番いいのは燃やしてしまうことだ。だが腹に寄生してしまったら、どうしようもない。雛を取り除くか、食い破られるのを待つのみである。大元となるものを退けねばどうにもならない』
KP:メモはよく見てみると裏にも追記がある
志賀直哉:「……
志賀直哉:ひっくり返します
KP:そこには読めない文字で何かが書かれている
KP:理解できないはずのものだが、得体の知れない「知識」が直接頭に叩き込まれていくようだ
志賀直哉:「んだこりゃ」
KP:SAN減少1d3
KP:神話+2
KP:呪文<アイホートの雛を取り除く>を習得

志賀直哉:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
江戸川乱歩:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2

KP:メモを確認していた二人は、その異様な出来事に驚くのと同時に、ひどい吐き気と腹痛に襲われる
KP:SAN-1d3
志賀直哉:「……ぅぐっ!」
江戸川乱歩:「っ」

志賀直哉:1d3
Cthulhu : (1D3) → 2
江戸川乱歩:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

江戸川乱歩:「志賀先生、メモの内容は理解できましたか?」
志賀直哉:「……よく分かんねぇが……これを使やぁなんとかなるみてぇだな」
KP:痛みは続いている。腹の中で何か動いているような感覚さえするだろう。
志賀直哉:「乱歩さん! ちょっとじっとしててくれよ!」
志賀直哉:呪文<アイホートの雛を取り除く>を使用します。
江戸川乱歩:「まあ、ライターはありますから、燃料もあると嬉しいんですけどね!」

志賀直哉:1d3 (※呪文使用によるSAN減少)
Cthulhu : (1D3) → 1

KP:志賀が乱歩の腹に手をあて、ぶつぶつと口の中で呪文を唱える。
KP:途端に乱歩は耐えきれないほどの吐き気に襲われ、
KP:その場で嘔吐してしまう。
KP:口からどろりと吐き出されたのは、白くぶよぶよとした幼虫のようなナニかだ。
志賀直哉:背中さすさす
江戸川乱歩:「ぐえ
KP:すると、これまで腹部を襲っていた違和感がすっと落ち着く。
江戸川乱歩:「志賀先生思いっきり踏みつぶさないとあれ死なないですよ
KP:足元ではぶとぶととした幼虫が蠢いている。
江戸川乱歩:吐きながら虫をつぶすようにお願いする
志賀直哉:「お? そうなのか? それじゃあ……フンッ!」
志賀直哉:思いっきり踏みつぶしてライフルで打ちます
KP:ぶち、と嫌な音がしたあと、その白い虫は潰れて粉々になり、
KP:ライフルで撃ち抜こうとした頃には、まるでそこには何もなかったように、影も形も残らなくなっていた。
江戸川乱歩:「ふぅありがとうございます」
志賀直哉:「もう居ねぇみてぇだな……
志賀直哉:「気分はどうだ? もう大丈夫そうか?」
江戸川乱歩:「ええ、この通りです」
江戸川乱歩:平らになったおなかを見せる
志賀直哉:「んじゃ、俺の方もやってみっか!」
志賀直哉:自分に呪文<アイホートの雛を取り除く>を使用します。

志賀直哉:1d3 (※呪文使用によるSAN減少)
Cthulhu : (1D3) → 2

KP:再び同じ呪文を試すと、やはり志賀も耐えきれない吐き気に襲われ、嘔吐する。
KP:吐き出したのは同じく白くぶよぶよとした幼虫のようなものだ。
志賀直哉:「おぇっ……!」
志賀直哉:ゲロゲロ
KP:吐き気が収まれば、腹の違和感はすっきりと消える。
江戸川乱歩:「はい、さようなら」
江戸川乱歩:虫を踏み潰します
KP:乱歩が容赦なく踏み潰せば、嫌な音をして潰れたあと、また何もなかったように霧散して消えていく。
江戸川乱歩:「さて、志賀先生も大丈夫そうですか?」
志賀直哉:「ふぅ……これで俺達の方は一段落したみたいだな」
志賀直哉:「ああ! もう何ともないぜ!」
江戸川乱歩:「であれば、念のために武器や火薬等を積んで教会に行きましょうか」
志賀直哉:「そうだな」
志賀直哉:急いで教会へ向かいます。
志賀直哉:「……っと、この酒も一応一本だけ持ってくか。乱歩さん、さっきのライター持っててくれるか?」
江戸川乱歩:「はい、構いませんよ」
志賀直哉:「んじゃあ、行くか!」
江戸川乱歩:「行きましょう」
志賀直哉:ランボー装備でライフルと酒(一本)背中にしょって教会へゴー
江戸川乱歩:ランボー装備+ライターともう一式ランボー装備を自転車に積んで教会へ
KP:そうして完全武装を施したランボー装備の二人は、急いで教会へと向かう


==廃教会==
KP:教会に到着すると、二人は祭壇の側に菊池が倒れているのを見つける。
志賀直哉:「菊池っ!!」
江戸川乱歩:「菊池先生!」
KP:菊池もかろうじて意識がある中、
KP:掠れた視界の向こうに見えたのは、ありえない重装備の、ランボーが二人だ。
志賀直哉:頭にバンダナを巻いたランボー装備の男が駆け寄る
菊池寛:「あ……?」
菊池寛:「……………!?!?!?!?」
菊池寛:「ああそうか……死ぬのか……こんな迎えは望んじゃいないが……仕方ないな……
江戸川乱歩:「ああ菊池先生おいたわしや今虫を取って差し上げますからね」
志賀直哉:「待ってろ、すぐに腹の中のもんにトドメ刺してやっからな!」
菊池寛:「今生の俺は怪しい男に看取られて逝くのか……嫌だ……
志賀直哉:「弱音吐いてんじゃねぇ菊池っ!」
志賀直哉:「すぐに治して龍を見つけさせてやっからな!」
志賀直哉:菊池さんに呪文<アイホートの雛を取り除く>を使用します。

志賀直哉:1d3 (※呪文使用によるSAN減少)
Cthulhu : (1D3) → 1

KP:志賀が菊池の腹に手を当て、ぶつぶつと何かを唱える。
KP:途端、菊池は耐えきれない吐き気に襲われ、
KP:白い虫のようなものを嘔吐する。
KP:それは吐き出されたあとも地面で蠢いていたが、
KP:吐き出したあとは、腹の痛みもすっと消えてなくなった。
江戸川乱歩:「さぁ、おさらばです」
志賀直哉:「あとはコイツを……
志賀直哉:ライフルで撃ちます
江戸川乱歩:一緒のタイミングで撃ちます
菊池寛:「ひっ」
KP:まだ息も絶え絶えな菊池の前で、志賀と乱歩が同時に「雛」を撃ち抜く。
KP:すると目の前で無残に飛散したあと、やはり跡形もなく消え失せ、
KP:あとに残ったのはまるで何もなかったような廃教会の床だけだった。
志賀直哉:「よし! 菊池、具合どうだ?」
江戸川乱歩:「いやー、間一髪でしたね」
菊池寛:「いや……えっと?ちょっと待ってくれ?」
KP:吐き気が収まれば、腹の違和感も消えてなくなるだろう。
江戸川乱歩:「どうかなさいましたか?」
菊池寛:「……何してんだあんたらは!?!?」
菊池寛:「何だその銃!?何なんだその装備は!?具合どうだ?じゃないぞツッコミどころしかない格好じゃないか!?!?」
志賀直哉:「そんな羨ましがんなよ、お前の分もちゃんとあっから!」
江戸川乱歩:「はい、どうぞ」
江戸川乱歩:自転車の籠から装備を渡す
志賀直哉:「これで龍を救いに行こうぜ!」
菊池寛:「そういう話じゃない!!!!」
菊池寛:「いや龍を助けに行くのは大事だが……何でそんな物騒な武器持ってるんだよ!?」
江戸川乱歩:「例の山小屋で頂戴してきました」
志賀直哉:「かっけーだろ!」
菊池寛:「あんたら二人で行かせるんじゃなかった!!!!」
志賀直哉:「でも、おかげで全員虫から解放されたんだ。良かったじゃねぇか」
江戸川乱歩:「まぁ真面目な話をすると、雛程度なら踏みつぶすか重火器が効果的ということがわかりましてこのような装備になったんですよ」
菊池寛:「……はあ……もう好きにしてくれ……

志賀直哉:CCB<=55 【 ライフル】
Cthulhu : (1D100<=55) → 34 → 成功
志賀直哉:2d6
Cthulhu : (2D6) → 9[3,6] → 9

KP:志賀がさっと構えたライフルで扉を派手に撃ち抜く。
KP:どうやら狙い所がよかったようで、その一撃でも扉は壊れかけだ。
菊池寛:「龍……龍に会いたい、まともな会話がしたい……
志賀直哉:「……チッ、逃したか。じゃあもう一発!」

志賀直哉:CCB<=55 【 ライフル】
Cthulhu : (1D100<=55) → 56 → 失敗

江戸川乱歩:「菊池先生落ち着いてください
KP:一刻も早く突入したい一心で志賀は攻撃を続けるが、
KP:狙いが外れてしまい、関係ない床に穴をあけてしまった。

江戸川乱歩:CCB<=55 【 ライフル】
Cthulhu : (1D100<=55) → 39 → 成功
江戸川乱歩:2d6
Cthulhu : (2D6) → 10[4,6] → 10

KP:志賀に引き続き、乱歩が自身の銃で扉を撃ち抜く。
江戸川乱歩:「私も倣うとしましょうか」
志賀直哉:「良い仕事してくれるぜ~! 流石乱歩さん!」
KP:もはや形も保っていられなくなった扉は、無残に崩れ、
KP:その先の光景が丸見えとなる。
志賀直哉:「ほら、道が開けたぞ。菊池」
菊池寛:「そうみたいだな……開けたって言うか破壊した……
志賀直哉:「細かいことは気にすんな! 行くぞ!」

KP:そこは、おそらく懺悔室だったのだろう。
KP:だがいまは、かつて人々を救っただろう部屋の跡形もない。
KP:広くはない部屋の隅から隅まで埋め尽くすのは、おびただしい数の死体だ。
KP:そのどれも腹を食い破られ、内蔵が飛び出し、あるものは腐り落ち、あるものは白骨化し、あるものはまだ真新しく鮮血を滴らせている。
KP:SANチェック1/1d6

志賀直哉:CCB<=73 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=73) → 100 → 致命的失敗
菊池寛:CCB<=41 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=41) → 7 → スペシャル
江戸川乱歩:CCB<=51【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=51) → 25 → 成功

志賀直哉:2d6
Cthulhu : (2D6) → 4[2,2] → 4

KP:飛び込んできたその光景に志賀は強い恐怖と憤りを覚える。
KP:こんなふうにして人の命は粗末にされるべきではない。腹を食い破られた無残な遺体の数々が志賀の心をえぐるだろう。
志賀直哉:「……っ」
KP:志賀は以降、「腹を食い破られた遺体」へのトラウマを有し、SANチェックは倍加処置となる。
菊池寛:「え……あ、りゅ、龍!龍は、いないよな!?」
KP:菊池と乱歩もその光景にぎょっと目を見張るが、狼狽えることはなかった。
志賀直哉:「早いとこ龍を見つけんぞ! 同じにさせてたまっかっ!」
江戸川乱歩:「ええ、そうですね」

志賀直哉:CCB<=70 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 54 → 成功
菊池寛:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 100 → 致命的失敗
江戸川乱歩:CCB<=80 【 目星 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 49 → 成功

KP:一刻も早く芥川を見つけなければ。その一心で部屋を見渡していた志賀と乱歩は、ふと床の一部が隠し扉になっていることに気つく。
志賀直哉:「……乱歩さん、コレ……
江戸川乱歩:「はい、隠し扉ですね
志賀直哉:「臭うよな? 行ってみるか?」
江戸川乱歩:「行くしかないとは思いますが菊池先生は?」

KP:その一方で、菊池は芥川を探すことで頭がいっぱいだった。
KP:この死体の山にはいないと、ざっと見渡して分かったはずだが……
KP:菊池がふと見つけてしまったのは、長い黒髪に青い目をした、若い青年の遺体だ。
KP:その姿に、探し人の顔が重なる。
菊池寛:「りゅ、う……?」
KP:違う、龍じゃない、そうは思えども、すでに消耗した菊池の精神に、恐怖と混乱が襲いかかる。
KP:SAN減少1d5

菊池寛:1d5
Cthulhu : (1D5) → 5
菊池寛:fk
Cthulhu :不定の狂気(3[3]) → 幻覚・幻聴……聞こえないはずの音が聞こえたり、見えないものが見える。

KP:菊池の目には、それが、間違いなく芥川の姿に映りこんでいた。

菊池寛:CCB<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 98 → 致命的失敗

KP:考えることを、やめていた。
KP:目の前に芥川の死体がある、それ以外に認識できるものも、思考できる余裕もなかった。
菊池寛:「龍、が」
KP:菊池は全くの他人の遺体を芥川の遺体と思い込んだことにより、追加SANチェック1/1d4

菊池寛:CCB<=35 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=35) → 49 → 失敗
菊池寛:1d4
Cthulhu : (1D4) → 1

江戸川乱歩:「菊池先生?どうかされました?」
志賀直哉:「おーい菊池ー行くぞー! ……って、菊池?」
菊池寛:「龍……?嘘だろう?嘘だよな、違うよな?」
江戸川乱歩:菊池先生のもとに行きます
志賀直哉:一緒に行きます
菊池寛:「また俺を置いていくのか?俺は間に合わなかったのか?」
志賀直哉:「おい、置いてくぞ!」
KP:二人が呼びかけた菊池は、一つの遺体を前にして虚ろな目でぶつぶつと呟いている。
菊池寛:「龍、なあ、返事してくれ」
KP:見るからに正常ではない。
KP:菊池が縋っているのは、どこのだれとも知らない、全くの他人の遺体だ。
志賀直哉:「龍? 龍なんて居ねぇぞ! おら、とっとと立て!」
志賀直哉:腕持ってグイグイ
菊池寛:「嫌だ、龍……龍が……
志賀直哉:「……
江戸川乱歩:「志賀先生よく見てください。芥川先生と共通点があるので菊池先生が間違ってしまっているのでしょう」
志賀直哉:「みてぇだな……ったく」
志賀直哉:「菊池」
志賀直哉:「いい加減に……しやがれっ!!」

志賀直哉:CCB<=51 【 精神分析 】
Cthulhu : (1D100<=51) → 72 → 失敗

志賀直哉:頭突き
KP:菊池の胸ぐらを掴み、頭突きした志賀だったが、
KP:菊池は打った頭を抱えてふらふらするばかりで、正気に戻った様子はない。相変わらず、誰かも分からない遺体に縋って、呆然と芥川の名をつぶやいている。
志賀直哉:「いつまでもメソメソメソメソ昔のこと引きづってんじゃねぇぞっ!」

江戸川乱歩:CCB<=31 【 精神分析 】
Cthulhu : (1D100<=31) → 27 → 成功

菊池寛:「だって、龍が……俺のせいで、俺が間に合わなかったから……
江戸川乱歩:「ああまた怯えられてしまいますよ」
志賀直哉:「お前のせいじゃない!」
志賀直哉:「乱歩さんからも何か言ってやってくれ」
志賀直哉:「この馬鹿、ちょっとやそっとじゃてんで納得しねぇ」
江戸川乱歩:「わかりましたでは菊池先生、貴方の親友の顔をもう一度思い浮かべてみてください」
志賀直哉:「前の龍が死んだのは菊池のせいなんかじゃねぇ。誰のせいでもねぇ」
菊池寛:「りゅうの、かお……?」
江戸川乱歩:「はい」
菊池寛:「龍の顔が、何か……
江戸川乱歩:「芥川先生とこの死体では、違う個所がいくつかあるんですよ」
菊池寛:「違う……?」
江戸川乱歩:「例えばピアス穴の位置ですが、個数と位置が違いますねェそれと目の掘りも異なります」
KP:芥川は左の耳たぶに一つ、ピアスがあるが、この遺体は身体の至る所ピアスだらけだ。
KP:乱歩の言うことは正しく、共通しているのはそれこそ長い髪と蒼い瞳だけだと分かるだろう。
菊池寛:「…………龍じゃ、ない?」
江戸川乱歩:「もっと挙げてもよいですが、ざっと50か所ほどあげることになりますよ」
KP:乱歩の言うとおりである。よく見てみれば、
KP:共通しているのはただ髪が長いことと、瞳が蒼いことだけで、
KP:それ以外は、体格も違えば服装も違う。
菊池寛:「……龍じゃないな、ああ何で、龍に見えてたんだ……?」
KP:乱歩に諭され、ようやく菊池も、幻覚から開放されるだろう。
KP:この遺体、どう見たって、芥川とは違う。
江戸川乱歩:「そうでしょう?さすがは聡明な菊池先生だ、2か所でそれに気づくのですから」
菊池寛:「龍はもっといい顔してるじゃないか……
江戸川乱歩:「あっはっは、そうですねえ」
菊池寛:「……悪い、時間をとらせたな」
江戸川乱歩:「気になさらないでください。誰でも親友の危機となれば取り乱します」
志賀直哉:「……
志賀直哉:「なあ、菊池」
菊池寛:「何ですか、志賀さん」
志賀直哉:「郵便屋が遅れるのはお前のせいか? 俺が朝腹が痛くなるのはおまえのせいか? 夏の蝉が一週間で死んじまうのはお前のせいか?」
菊池寛:「え……?」
菊池寛:「いや……それは俺のせいじゃない、はず……
志賀直哉:「全部、お前のせいなんかじゃない……運命みてぇなもんだろ?」
菊池寛:「運命……
志賀直哉:「人の生き死にもそうだ。言うなれば、天命ってやつか?」
菊池寛:「……だから、龍が死んだのも俺のせいじゃないって?」
志賀直哉:「お前が昔の龍のことを今も思い続けることを否定なんかしねぇ。でもな、自分のせいだなんて偉そうなこと言ってんじゃねぇっ!」
志賀直哉:「龍の天命を決められるほどお前は偉くなんかねぇ、俺だってそうだ」
菊池寛:「でも、俺が間に合ってたら止めたかも……!」
志賀直哉:「今度また偉そうに弱音吐いてみろ、その頭潰れるまで頭突きすんぞっ!」
菊池寛:「……っ、わかり、ました……
志賀直哉:「よし、じゃあ……オラっ!!」
志賀直哉:思いっきり頭突き
志賀直哉:一回だけします
菊池寛:「い゛っ!?」
KP:菊池の頭に、志賀の想いが乗った頭突きが炸裂する
志賀直哉:「これでさっきのはチャラにしてやる! 分かったらさっさと行くぞ!」
江戸川乱歩:「あーこれはまた重い一撃が入りましたね」
菊池寛:「……っくそ、ちょっとは手加減してくれよ……
KP:頭がぐらぐらするほどの衝撃だった
KP:だが、菊池の気分は、すっきりとしている
志賀直哉:「オラ、とっとと行くぞ!」
志賀直哉:隠し扉まで走って行きます
菊池寛:「わかりましたよ、俺がしっかりしないとあんたら二人は何しでかすかわかんねえからな!」
KP:隠し扉にはどうやら施錠などはされていない様子だ
江戸川乱歩:「私は予測できる行動しかしてないつもりなんですが
菊池寛:「で、まさかその銃で撃って開けようとはしないよな?」
志賀直哉:「あ? 鍵掛かってねぇし、普通に開けりゃいいんじゃねーか?」
志賀直哉:そう言って開けます。
江戸川乱歩:「いえいえここは障害物に隠れつつ威嚇射撃というやつでしょう」
KP:志賀が扉を開くと、その先は暗闇だ。
志賀直哉:そしてすかさずライフルでバババーン!
KP:地下道のようになっているらしい。
KP:志賀のはなった銃声が響き渡る。
菊池寛:「へっ」
菊池寛:「何で撃ったんだよーー!?!?」
KP:何かが潰れ、破裂するような音も同時に響いた。
志賀直哉:「でも敵は居るかもしれねぇ……油断はすんなよ」
江戸川乱歩:「おや、当たったようだ」
KP:扉の先には地下に降りる梯子がある。
志賀直哉:「真っ暗だな……そうだ、乱歩さんさっきのライターとなんか布きれみたいなもん貰えねぇか?」
江戸川乱歩:「バンダナでもよろしいのであればありますよ」
江戸川乱歩:ライターとランボーバンダナを渡す
志賀直哉:「おっ、サンキュー!」
菊池寛:「志賀さん、俺が先に降りようか?後ろから援護してもらった方が……
志賀直哉:貰ったランボーバンダナを持ってきた酒瓶に入れて火つけます
志賀直哉:火炎瓶出来上がり!
KP:ぼわっと志賀の持っていた瓶から火が上がる。
志賀直哉:「おっ、じゃあ頼めるか? ついでにコレも持ってくれ」
志賀直哉:火炎瓶を菊池さんへ
KP:暗闇だった地下もぼんやりと照らされ、梯子の途中まで照らされる。
江戸川乱歩:「わぁー明るくなりましたね!」
菊池寛:「出会い頭に撃つとか絶対しないでくれよ?」
菊池寛:受け取って降ります
KP:一足先に菊池が梯子を降りていく。
KP:どうやらその先は中は廊下になっているようだ。
KP:ただ、異様だったのは、
KP:地下に降り立って、すぐに明かりで照らされ、視界に飛び込んできた、
KP:壁一面を覆い尽くす、夥しい数の「蟲」だ。
KP:それはさきほど自分の口からでてきたのとよく似ている、白い、ぶよぶよとした幼虫のようなものだ。
菊池寛:「へ、え?」
KP:それらはただじっとひしめきあい、菊池を見つめている。
KP:SANチェック1/1d3
志賀直哉:菊池さんの後から降りて地下へ
江戸川乱歩:最後におります

菊池寛:CCB<=34 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=34) → 45 → 失敗
菊池寛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

KP:さらに、地下に降り立った菊池の耳には、
KP:奥のほうから、なにか人の声が聴こえる。
KP:それは聞いたことのない言語で、まるでなにか、唄のようなものを唱えているようだった。
KP:菊池につづいて地下に降りた面々も、同じ光景と、声を耳にする。
菊池寛:「……っ、志賀さん、江戸川、奥に誰かいる

志賀直哉:CCB<=69 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=69) → 35 → 成功
江戸川乱歩:CCB<=51【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=51) → 46 → 成功

志賀直哉:「誰か……って、誰だ?」
菊池寛:「龍が、いるかも……
志賀直哉:奥をじっと見つめます
KP:廊下は長く一本道で、道中に扉はなく
KP:ただ奥に一枚、重厚な鉄の扉があるだけだ。
KP:その道を大量の「蟲」が覆い尽くしている。
江戸川乱歩:二人の話を聞きながら必死に虫を踏む
志賀直哉:「落ち着け菊池。とりあえず固まって進むぞ」
KP:それらの蟲は、なにもせずただじっとしているだけだが、足元にも何匹かうようよと蠢いている。踏めば簡単につぶれて、霧散して消えてしまう。
志賀直哉:「二人供、俺から離れんなよ」
菊池寛:「わかってます……
江戸川乱歩:「ここの虫はずいぶんとおとなしいですね」
志賀直哉:「だな。さっきのライフルお見舞いが利いたのか?」
KP:ひしめきあう蟲の間を通り、扉の前までやってくる。やはりこの向こうに人がいるようだ。声は続いている。
江戸川乱歩:「あるいは指示待ち状態か
志賀直哉:「その線じゃないことを祈りたいけどな」
菊池寛:「何にせよ、手を出されないうちに奥に進まないと……
KP:扉は施錠などはされていない様子だ。
KP:押せば簡単に扉は開く。
志賀直哉:「声はこの扉の奥からって感じだな……
KP:志賀が扉を押し開け、ライフルを構える。
KP:菊池も火炎瓶を手に、警戒してその奥に目を向ける。
KP:同じく乱歩もライフルを構え、睨みつけたその先で見たのは……
KP:部屋全体に張り巡らされた何かの文様と、
KP:周囲に折り重なる死体だ。
KP:その近くにフードを目深く被った男が一人、何かをぶつぶつと唱えている。
KP:そしてその魔法陣のような模様の中央には、
KP:三人がよく知る人物……芥川がうずくまっている。
KP:その異様な光景に全員SANチェック1/1d3
志賀直哉:「龍っ!!」
菊池寛:「龍……!」

志賀直哉:CCB<=68 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=68) → 68 → 成功
菊池寛:CCB<=31 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=31) → 3 → 決定的成功/スペシャル
江戸川乱歩:CCB<=50 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=50) → 67 → 失敗
江戸川乱歩:1d3
Cthulhu : (1D3) → 3

KP:菊池は、芥川を助けだすことしか頭になかった。その周囲の遺体も目に入らないくらいに必死だ。
KP:志賀も異様な光景に驚愕はしたが、菊池と同じく、目的は一つ。乱歩も同じ目的を持っていはいたが、積み重なった肉体的かつ精神的負担が、そろそろ限界を迎えそうな領域に達していた。


KP:男はちらと侵入者を見やったが、呪文の詠唱を止めない。
志賀直哉:「龍っ!!」
志賀直哉:「遅くなってすまねぇ! ちょいとハチャメチャが押し寄せてきてな……すぐ助けてやっからなっ!!」
江戸川乱歩:「これはこれは
菊池寛:「くそっ……こんな!」
KP:志賀が芥川の元へ駆け寄ると、これまで意識なく倒れていた芥川がふらふらと身体を起こす。
志賀直哉:「龍っ!」
志賀直哉:抱き抱えます
志賀直哉:胸を貸す感じで
KP:志賀が支えようと手をのばすと、
KP:芥川は、その手を振り払ってしまう。
志賀直哉:「……っ!?」
KP:志賀に向けられた芥川の目は敵意に満ちている。側に落ちていた刃物を拾い上げ、魔法陣と、詠唱している男をかばうように三人の前に立ちはだかった。
菊池寛:「龍?何、してるんだ?」
江戸川乱歩:「そこの御仁、詠唱をやめていただけませんよね?」
志賀直哉:「なっ……お前、何してっ!」
KP:芥川は真っ先に邪魔に入った志賀に狙いを定め、

芥川龍之介:CCB<=25 【 ナイフ 】
Cthulhu : (1D100<=25) → 41 → 失敗

志賀直哉:「……っ!」
KP:斬りかかろうとするが、ふらついているせいか攻撃は当たらない。

KP:ここより芥川との戦闘ラウンド
KP:芥川のDEXは10
志賀直哉:「何してんだっ、あぶねぇだろ!!」
江戸川乱歩:「さすがにもう先生の意志はないか」
菊池寛:「っあの後ろの男を止めたら、もしかしたら!」
志賀直哉:「待て菊池!」
志賀直哉:「下手に動かねぇほうがいい」
菊池寛:「でも、龍が!」
KP:芥川の背後では男がぶつぶつと詠唱を続けており
KP:その間にも、部屋全体に奇妙な邪悪な空気が満ちて強くなっていく
江戸川乱歩:「まあまずは芥川先生は押さえましょうか」
志賀直哉:「いまはあんなでも、龍は人質みてぇなもんだ。先に取り返すのが先決だろう」

江戸川乱歩:1d100<=70 【 組み付き 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 42 → 成功
芥川龍之介:CCB<=20 【 回避 】
Cthulhu : (1D100<=20) → 42 → 失敗

KP:咄嗟に動いた乱歩が芥川を取り押さえる。
江戸川乱歩:「おとなしくして頂きますよ!」
KP:突然襲いかかってはきたが芥川もそれなりに弱っている様子だ。

KP:RES(8-12) (※芥川と江戸川のSTR対抗)
Cthulhu : (1d100<=30) → 19 → 成功
菊池寛:CCB<=83 【 キック 】
Cthulhu : (1D100<=83) → 96 → 致命的失敗

KP:異変の元凶であろう男を止めようと踏み出した菊池だったが、乱歩に取り押さえられている芥川にどうしても気を取られてしまう。
菊池寛:「……っ」
KP:芥川が乱歩の拘束を抜け出すのを見つけた菊池は、男をどうこうしている場合ではなかった。
KP:菊池は芥川に気を取られて1ターン行動不能。
KP:動揺のあまりまともな判断力がなく、咄嗟な行動ができないものとする。
江戸川乱歩:「っ、申し訳ありません」

志賀直哉:CCB<=80 【 刀 】
Cthulhu : (1D100<=80) → 98 → 致命的失敗

KP:志賀も咄嗟に芥川を取り押さえようと刀の背を振り上げるが、一体どこにそんな力を残していたのか、芥川の逃げ足のほうが早かった。
志賀直哉:「あっ……くそっ、逃げんじゃねぇっ!!」
KP:芥川は男をかばいながら志賀から距離を取り、体制を立て直す。
志賀直哉:「おらっ、龍っ! あんまりいう事聞かねぇと頭突き食らわせんぞっ!!」
KP:距離を取られたことにより、志賀も芥川に対して1ターン行動不能となる。

江戸川乱歩:1d100<=70 【 組み付き 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 43 → 成功
KP:CCB<=10 【 回避 】
Cthulhu : (1D100<=10) → 59 → 失敗

江戸川乱歩:「お二人ともなにしてるんですか!」
KP:乱歩が男を取り押さえると、男は一瞬詠唱を止めるものの、
KP:押さえつけられてもなお、続けて呪文を唱え始める。
江戸川乱歩:「まあ、やめませんよねぇ」

芥川龍之介:CCB<=25 【 ナイフ 】
Cthulhu : (1D100<=25) → 72 → 失敗

KP:男を取り押さえる乱歩に芥川が刃物を振り上げるが、
KP:それは乱歩に届くことはなく、迷うように空を切るのみに終わった。
江戸川乱歩:「芥川先生いいんですか?私に攻撃すればこの方に当たりますよ?」
芥川龍之介:「……っ」

KP:CCB<=50 【 CON×5 】(乱歩の組み付きからの「絞め落とし」による窒息ロール)
Cthulhu : (1D100<=50) → 96 → 致命的失敗

KP:人間の急所については乱歩にも知識があった。
KP:詠唱をやめずもがく男の首を乱歩が締め上げると、
KP:ほんの数分と立たず、男が白目をむき、
KP:がくりと崩れ落ちる。
KP:白装束シルクハットにランボー装備の江戸川乱歩が、見事な技で男を絞め落とした瞬間だ。
江戸川乱歩:「さて、これで静かになりますね」
芥川龍之介:「っあ……!」
志賀直哉:「流石乱歩さん!俺達にできねぇことを平然とやってのける!そこにシビれるあこがれるぅ!」
菊池寛:「今のうちに龍を!」
KP:男が倒れると呪文の詠唱は止まるが、部屋に充満する邪悪な気配は収まらない。
KP:床一面の魔法陣も不気味に発光し、
KP:どこか遠くから、恐ろしいものが迫っているような気配を嫌でも感じてしまう。
志賀直哉:気にせず芥川さんとこへ走って行きます
KP:男が倒れたことで、三人に敵意を向けていた芥川の目にわずかながら正気が戻る。
芥川龍之介:「な、なんだいその装備……じゃなくて……!」
志賀直哉:「龍っ! もう平気か? どっか痛かったり気持ち悪かったりしないか?」
芥川龍之介:「そんなことはいいんです……! このままじゃ間に合わない、僕の本を燃やしてくれ……!」
菊池寛:「な……何を言ってるんだ、早く帰ろうぜ?な?」
KP:といって龍が目で追った先にあるのは、魔法陣の中央に置き去られた芥川の本だ。
志賀直哉:「……はっ?」
江戸川乱歩:「燃やした場合、芥川先生はどうなるんですか?」
芥川龍之介:「あの男を止めたってもう、召喚は……でも僕の本が媒体になっているなら、燃やしてしまえば止められるかもしれない」
芥川龍之介:「どうなるかなんてわからないさ……でも他に方法はないんだ!」
江戸川乱歩:「大元となるものを退けねばどうにもならないでしたね」
芥川龍之介:「部屋ごと燃やせる手段があればそれが確実だけれど、燃え広がるのを待っている時間はない……本を燃やすくらいなら時間もかからないっ、それしか方法はないんだ!」
志賀直哉:「……だったら、分かることしかやらねぇ。俺はこの目で見たものしか信じねぇからな! 龍、絶対ぇに救ってやるっ!!」
志賀直哉:呪文<アイホートの雛を取り除く>を芥川に使用
芥川龍之介:「……っなにするんですか!?」

志賀直哉:1d3 (※呪文使用によるSAN減少)
Cthulhu : (1D3) → 3

KP:芥川がぎょっとして志賀を振り払おうとするが、それより先に志賀が芥川に<呪文>を唱える。
KP:途端に芥川はその場に崩れ落ち、激しい吐き気に苦しみだす。
KP:芥川が嘔吐したのも、志賀達と同じ白い蟲だ。
KP:三人のそれよりもわずかながら成長しており、数も多い。
芥川龍之介:「っう、はーっ、おえっ、……っ」
志賀直哉:「ぜんぶ……はい、ちまえ……
志賀直哉:最後の力振り絞って蟲撃つね

志賀直哉:fk
Cthulhu :不定の狂気(4[4]) → 妄想癖……死者が蘇った、自分は化け物である、など現実ではないことを強く思い込む。

江戸川乱歩:「菊池先生、ライターお借りしますよ」
菊池寛:「わかったっ、龍!志賀さん!大丈夫か!?」
KP:喘ぐ芥川の目の前で、志賀が震える手で虫の群れに銃弾を叩き込む。
志賀直哉:「……
KP:志賀は彼等の腹に宿った化物をただ取り除いただけだが、
KP:同じことを繰り返し正気を削られていくうち、志賀はまるで自分がそれらを操作していたかのような錯覚に襲われる。
KP:自分こそが、彼等を苦しめた化物だったのではないか……
志賀直哉:「……もう大丈夫だ。龍、さっさと菊池のとこ行ってやれ」
志賀直哉:と言って芥川さんを菊池さんへ託して部屋の奥へ歩きます
芥川龍之介:「し、がさん……?」
江戸川乱歩:一方乱歩は芥川から蟲が出たことを確認し、本を燃やしに向かった
芥川龍之介:「あれ…………おなか……戻って……志賀さんが助けてくれたんですか……?」
志賀直哉:「……さあな」
芥川龍之介:「志賀さんどこへ行くんですか……?」
KP:芥川の本は魔法陣の中央にある。
志賀直哉:「乱歩さん、その本とライター……貸してもらえるか?」
KP:まだ魔法陣は発光を続けていて、邪悪な空気が収まる気配はない。
KP:志賀が本を拾い上げると、有碍書とはまた少し違うような汚れた気配を感じるが、芥川の本体である本だと分かる。
志賀直哉:魔法陣の中心で本を拾って、乱歩さんにライターを強請ります
菊池寛:「志賀さん?あんた、何して……
江戸川乱歩:「どうなさるおつもりですか」
志賀直哉:「そりゃ燃やすに決まってんだろ」
芥川龍之介:「あ……
菊池寛:「燃やすってそんな、それは龍の……!」
志賀直哉:「この部屋ごと……こいつも、俺も」
菊池寛:「何考えてるんだよ!?」
芥川龍之介:「志賀さん……
江戸川乱歩:「『俺も』、ですか」
志賀直哉:「散々苦しめちまったみてぇで悪かったな。俺もさっき気がついたからよ」
志賀直哉:「俺が、バケモンだってこと」
菊池寛:「は………
芥川龍之介:「志賀さんが、僕を連れて行くというなら、僕はそれで構いません……でも……
志賀直哉:「は? なに言ってんだァ。俺は野郎と心中なんざごめんだぜ」
江戸川乱歩:「私は、貴方が親しい方を殺すようなまねができる方だと思っていませんが
KP:自責の念にかられ、苦しい表情を浮かべる志賀だが、そこに正気が宿っていないことは三人の前には明らかだった。
江戸川乱歩:「まるでご自身が黒幕のような言い草だ」
志賀直哉:「龍捜索隊、楽しかったぜ。武者と有島によろしくな」

菊池寛:CCB<=60 【 精神分析 】
Cthulhu : (1D100<=60) → 2 → 決定的成功/スペシャル
菊池寛:1d3
Cthulhu : (1D3) → 1

菊池寛:「……ふっざけんなよ!!」
菊池寛:全力で頬を殴ります
KP:菊池の思いの乗せられた拳が志賀の頬に叩きつけられる。
KP:かつて自分も菊池に似たようなことをして目を覚まさせたことがあった……志賀の脳裏にははっきりと蘇るだろう。
菊池寛:「あんたがそんな、弱気になってどうするんだよ!」
菊池寛:「さっき俺に、怒ったばっかりだろうが!」
菊池寛:「足りないならもっと殴ってやる、頭突きだってしてやるさ!散々やられたんだからな!」
志賀直哉:「……い゛っ!!」
菊池寛:「だから……っ!……だから、いつもみたいに
KP:意識を揺さぶる拳と声で、妄執にとらわれていた志賀の意識が少しずつ晴れていく。
志賀直哉:「……ってぇなっ!!」
志賀直哉:思いっきり頭突き返します
菊池寛:「っ!?」
志賀直哉:「菊池てめぇ~! 目覚ましならもっと優しくやれっ! 今度やったらぶっとばすぞっ!!」
菊池寛:「理不尽だな!!!!!」
江戸川乱歩:ほほえましく二人の様子を眺める
芥川龍之介:「志賀さんと寛はいつのまにそこまで仲良くなったの……?」
志賀直哉:「でもまあ、おかげで頭がスッキリしたぜ。サンキュな」
江戸川乱歩:「いろいろあったんですよ」
芥川龍之介:「…………
菊池寛:「これが仲良くなったように見えるならおまえの目は節穴だ……
江戸川乱歩:「こほん」
志賀直哉:「……と、この部屋は燃やすとして、コレはどうする?」

志賀直哉:CCB<=65 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 17 → 成功

KP:魔法陣に踏み込んで本を手に取った志賀は、
KP:この本から感じ取る半分は芥川の本の力で、もう半分はこの魔法陣から感じるのと同じ、邪悪な気配であることが分かる。
志賀直哉:「なあ、乱歩さん」
志賀直哉:「この魔法陣、何で描かれてるって分かるか?」
江戸川乱歩:「何で、とは材料のことでしょうか」
志賀直哉:「ああ。もし足で踏んで消せるようなもんなら消ちまおうかと思ってな」

江戸川乱歩:1d100<=70 【 アイデア 】
Cthulhu : (1D100<=70) → 68 → 成功

KP:部屋に山積みになった遺体や、充満する異臭、偏食した地面の様子から見ても、
KP:この魔方陣は血液で書かれていることが分かる。
KP:地面に染み込んでおり、完全に消すことは難しそうだ。
江戸川乱歩:「血液だと思いますよ」
志賀直哉:「血、か。だと消すのは無理そうだな……よし!」
江戸川乱歩:「志賀先生、ちなみに芥川先生の本に血の付いた頁があったりしますか」
志賀直哉:「コレも持って、とっとと帰るぞ! この部屋はまるごと燃やす!」
菊池寛:「思い切りが良すぎる……
志賀直哉:「血?」
志賀直哉:パラパラっとめくってみます
KP:捲って確認してみたところ、それらしい頁はなさそうだ
志賀直哉:「ねぇな!」
芥川龍之介:「う……な、なんだか変な感じがします……志賀さんが僕を……
志賀直哉:「あァ? なに湿った声出してんだァ?」
江戸川乱歩:「予測がはずれましたねうーん」
志賀直哉:「服脱がされてるみてぇってか?」ニヤニヤしながら肩組
菊池寛:「この神様最低だ……
芥川龍之介:「わっ……! し、志賀さん……っ」
志賀直哉:「とりあえず面かるぞ!」
江戸川乱歩:「芥川先生のお話だと、部屋ごと燃やすんでしたか」
志賀直哉:ランボー装備一式魔法陣の中に投げ込んで龍の肩組んだまま出口へ歩きます
江戸川乱歩:「菊池先生火炎瓶の出番ですね」
志賀直哉:「おう! 頼んだぜ、菊池!」
江戸川乱歩:爆発しそうな装備を部屋に投げ入れる
菊池寛:「ああ……任せてくれ……
芥川龍之介:「…………
菊池寛:「まさか二度目の人生で放火魔になるとはな
江戸川乱歩:「後始末を終えていませんでした」
江戸川乱歩:「芥川先生、彼、どうします?」
芥川龍之介:「僕は…………みんなの、したいように、して欲しい」
志賀直哉:「俺は連れてく気はねぇぞ」
菊池寛:「……俺もな」
江戸川乱歩:「連れてはいきませんよ」
志賀直哉:「ここで終わるならそれがソイツの天命だ。もし生き残ったとしても、それは俺ら何もしなくたって起こる天命だろ」
江戸川乱歩:「お優しいなぁ」(薬莢を飲ませようとしていた手を隠す)
志賀直哉:龍を連れてスタコラサッサ
菊池寛:「……俺は優しくないからな、しっかり燃え死んでくれよ」
江戸川乱歩:「では盛大にいきましょうか!菊池先生どうぞ!」
菊池寛:「おう、任せろ!」
江戸川乱歩:ライターを渡す
菊池寛:遠慮なく燃やします
志賀直哉:「おばよ……黒幕さん」
志賀直哉:ランボーバンダナを男にハラリ
志賀直哉:あばよ
KP:男の倒れる周囲には、引火を免れない大量の重火器
菊池寛:「……にげられないようにしといてやるよ」
KP:芥川の使っていたナイフで、菊池が男の手を貫き磔にする
江戸川乱歩:「お二人が手厚くしてくれてますから私は遠慮しましょうか」
KP:そうして三人が芥川を連れて部屋をでると、
KP:菊池が火炎瓶に火をつけ、部屋に放つ。
KP:部屋を離れる三人の背後で轟音が鳴り響き、魔法陣ごと地下室が燃え盛る。

KP:地下を逃げ戻ろうとした途端、
KP:大きな地震が地下を襲う。
志賀直哉:「おわっ……!?」
KP:背後を振り返れば、パラパラと崩れた瓦礫が先程の地下室までの道を塞いでいた。
KP:急がなければ自分たちも生き埋めだ。
菊池寛:「!急がねえと!」
志賀直哉:「龍っ! 走れるか?」
芥川龍之介:「っは、はい……!」
志賀直哉:危なそうなので手引いて走ります
KP:志賀が芥川の手を引きながら、四人は急いで地上へ出る。
江戸川乱歩:「行きで虫を掃除しておいてよかったですね本当に!」
志賀直哉:「ああ。ランボー装備はやっぱり無敵だったぜ!」
KP:やがて教会をでると、またしても激しい地震に襲われ、
KP:背後にあった廃教会が崩れ落ちていく。
菊池寛:「もうこの二人と組みたくねえ……!」
KP:そのとき、四人はなにか、酷く邪悪な気配を感じ取った。
KP:何かが近くに迫ろうとして、そしてまた去っていく。
志賀直哉:「……?」
KP:ぞっと身の毛がよだつような恐ろしいナニかが、近くまできているような予感に、四人は振り向かずにはいられない。
江戸川乱歩:「
菊池寛:「……!?」

KP:振り返った先にあったのは崩れ落ちた教会の残骸
KP:そしてそこに浮かび上がる影は、無数の足に支えられた楕円形の奇妙な胴体と、その中央でぎょろりとあなたを睨むゼリー状の目だ。
KP:本能的に理解してしまう。それはいままで自分たちの腹に寄生していた、あの恐ろしい生き物の「親」であり、本来理解すべきでない、存在すべきでない恐ろしいものだ。
KP:アイホートの姿を目にしたことによりSANチェック1d6/1d20

志賀直哉:CCB<=65 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=65) → 37 → 成功
菊池寛:CCB<=31 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=31) → 13 → 成功
江戸川乱歩:1d100<=47 【 SANチェック 】
Cthulhu : (1D100<=47) → 13 → 成功

志賀直哉:1d6
Cthulhu : (1D6) → 5
菊池寛:1d6
Cthulhu : (1D6) → 3
江戸川乱歩:1d6
Cthulhu : (1D6) → 1

菊池寛:fk
Cthulhu :不定の狂気(1[1]) → 異常性欲……血液愛好や死体愛好などといった性的倒錯、あるいは色情狂。(決まらない場合パラフィリア表:pf)

KP:菊池の精神を侵蝕し続けた恐怖が限界を迎え、
KP:いつしか菊池は、その恐怖をあらぬ方向へ昇華することでそれを乗り越えようとしていた。
KP:これは恐怖ではなく『歓喜』である。
KP:菊池はおのれを脅かす「虫」に対して、異様な恐怖と同時に、性的興奮を覚えるようになる。

菊池寛:1d12
Cthulhu : (1D12) → 8

KP:以降菊池は8ヶ月の間、「白い虫」を見ることで昆虫性愛を発症する。
KP:その恐ろしい「ナニか」を目にした途端、
KP:あなたたちの意識は闇に深く沈んでいく


KP:・・
KP:・・・・


KP:はたと三人は目を覚ます。
KP:そこはよく見慣れた帝国図書館の医務室だ。
KP:補修室とは別に、体調を崩した文豪のために用意された場所である。
KP:医務室には自分たち三人と、端のベッドには芥川が眠っている。
志賀直哉:「っ……いつの間に寝ちまってたんだ?」
司書:「あ、気が付きましたか」
司書:「よかった。森先生を呼んできますね!」
菊池寛:「ん……寝てたのか……
志賀直哉:「そうだ……龍っ! ……良かった。寝てるだけみてぇだな」
江戸川乱歩:「どうしてここに
KP:司書はぱたぱたと慌ただしく医務室をでると、森鴎外を連れて戻ってくる。
志賀直哉:とりあえず頭撫で撫で
志賀直哉:「おっ二人も起きたか?」
江戸川乱歩:「おはようございます
菊池寛:「起きた、と言うか……何でここに?」
志賀直哉:「さあな。でも、どうやら全員無事みてぇだぞ」
KP:戸惑う三人を森が順に診ていったあと、問題はなさそうだ、とほっとため息をつく。
司書:「芥川さんのこと頼んだのは私です……が、みなさん、図書館の前で倒れてらしたので……心臓が止まるかと思ったんですよ」
志賀直哉:「倒れてた? 図書館の前で?」
江戸川乱歩:「私たちは教会にいたはずなんですが
司書:「地震やら大火事やら、色々事件があったので余計心配だったんですが……って、えっ、教会に……?」
菊池寛:「火事………うん、火事、な…………
江戸川乱歩:「まあ火事の件は置いておきましょう」
志賀直哉:「菊池、胸張って言え。あれは火事だ!」
菊池寛:「……ああ!火事だ!」
志賀直哉:「よし!」
司書:「教会は今回の地震で崩れて火事になったんですが……まさかそこにいたんですか……!? 本当にもう、よくご無事で……!」
江戸川乱歩:「いやぁ崩れてきたときは大変でした」
司書:「どうなることかと思いましたが……みなさんも、芥川さんも無事そうですし……本当によかったです」
志賀直哉:「まあ、何はともあれ無事に帰って来られたんだ、いいじゃねぇか!」
KP:司書の言うとおり、三人の身体にはもう何の異常も残っていない。
KP:補修を受けたあとと同じく、心身共にすっきりと元通りだ。
江戸川乱歩:「無事そう芥川先生はまだ起きてはいないのですか?」
司書:「ああ……一度だけ起きてあなた方のことを私に尋ねてきましたが、またすぐに寝てしまいました。正直ベッドが足りなくなるので部屋に戻って欲しいくらいですが……
司書:「すやすやと気持ちよさそうに眠っていらっしゃるので、起こすに起こせず……
KP:司書の言うとおり芥川はすっかり顔色もよくなっており、よく眠っている様子だ
菊池寛:「志賀さんが添い寝でもしてやったら……だめだ強烈な頭突きが目覚ましになっちまう」
志賀直哉:「ベッドは俺達のが空くし、このまま寝かせといてやろうぜ」
江戸川乱歩:「まぁ半分はアレに侵されていたわけですし、様子見か」
志賀直哉:「俺が添い寝? ははっ、んだよそりゃぁ武者じゃあるまいし」
菊池寛:「……えっ」
志賀直哉:「怖い夢見た~とかでよく強請ってくんだよ。最近は有島と、たまに多喜二もな」
江戸川乱歩:(やりそうだなぁという顔)
菊池寛:(やりそうだなという顔)
志賀直哉:「あの赤いのも無頼派の連中とよくやってるらしいぞ。お前も龍にやってやったらどうだ?」
菊池寛:「へっ?」
志賀直哉:「安心するかもしれないぜ」
菊池寛:「……龍が落ち着くなら……
森鴎外:「信頼している相手との共寝は、精神的安定を図るのには最適な手段の一つではあるな」
志賀直哉:顎で指示出してベッドから出ます
江戸川乱歩:「さあどうぞどうぞ」
江戸川乱歩:隣に寝るように促します
志賀直哉:「事件も片付いたことだし、龍のことは菊池に任せて、俺はそろそろ部屋に戻るな!」
菊池寛:「…………何か、いいように乗せられてる気が
江戸川乱歩:「私はまず一服しますかね」
志賀直哉:「今日は多喜二の新作読んでやる約束してんだ。じゃあな!」
志賀直哉:医務室出て行きます。
菊池寛:「はあ……ま、いいか……
菊池寛:おとなしく龍の隣に寝ます
江戸川乱歩:「廊下にはおりますので何かあればおよびください」
江戸川乱歩:廊下で待機
KP:司書と森はそれぞれの仕事に向かい、志賀は多喜二との約束のため医務室を出ていく。
KP:乱歩は廊下で煙草をくゆらせ、
KP:菊池は少し迷ったあと、芥川の隣に潜り込み、目を閉じる。

KP:三人の体調はそれからすぐに全快し、
KP:芥川も少しの間は顔色を悪くしていたが、雛の影響は消えたようで、
KP:それぞれ元通りの生活に戻れるだろう。
KP:巷を賑わせていた連続失踪、怪死事件も聞かれなくなり、
KP:ただ、街にある廃教会が地震により崩れ落ち火事となった報道があったのみで、
KP:街にも、そしてこの帝國図書館にも、再び平和が訪れることだろう。


KP:シナリオクリア
KP:トゥルーエンドです


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