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過去「君の名は」大ヒット時、新海誠監督が再訪韓しCGV往十里8館と東大門MEGABOXで交わした舞台挨拶のレポートです。

全体公開 4418文字
2023-06-01 14:23:04

やはり今さら「君の名は」とも思うし、日本でもよく出てきた質問が多いと思いますが、それでも新海誠ファンにとって何か参考になるのではないかと思ってまとめてみます。どちらも2月9日に行われました。

Posted by @zecundus

まず、cgv往十里8館で行われた質問と回答です。

Q1:10月4日が彗星が落ちる日になっていたんですけど、私の誕生日と同じで(観客の笑い)すごく気になったんですけど、三葉が変わり始めた日付が9月5日でもあるのが目について······ 日付をどう決めたのか、 別に意味を付与したものはありますか?
A1:日付に特別な意味はありません。 一応夏を背景にした映画を作ろうと思いました。 日本ではこの映画が夏に公開されることもあり、日本では夏に多くの人が映画館を訪れます。 映画プロデューサーから半袖を着ながら肌が露出した方がいいと言われたので、半袖を着られる夏を選びました。 個人的には夏よりは秋が好きです。 それで妥協して9月に変わることから始めました。 誕生日に隕石が落ちてすみません。(観客の笑い)

Q2.彗星が落ちる時、三葉と友達が会う場面が2回出てくるのに、なぜ一度は祭りで会ってもう一度は学校で会うのか?
A2.最初に祭りの時、三葉が髪を切って現れたのは初めての10月4日です。 2回目の10月4日はタキが三葉になった時点です。 同じ日をもう一度繰り返したわけです。 彗星が落ちて三葉と村人が亡くなってから瀧が口噛み酒を飲んで三葉の体に入り、また3年前に三葉となり10月4日を迎えることになります。 もともと三葉と違う行動をして村人を救うことになるのです。 ですから、2回目の10月4日は最初から瀧として起こったことなので起きた事件も違うと思います。
ところで、こういう話はとても複雑ですよね? 最初から思ったのは、こういう複雑な部分はあまり意識せずに見てほしいという、瀧と三葉の感情の行方だけに気を配って応援しながら見てもらえるようにしようと思っていました。 とても複雑ですが、そういう複雑さを意識せずに見られるようにしようと努力しました。

Q3: 「君の名は」で映画と歌がとてもよく合うと思いました。 RADWIMPSの野田洋次郎さんが来韓した時、たくさんの曲を作ったんですが、意見の違いで大変だったというお話もありました。 多くの曲の中から4曲を選ぶ時、監督はどんな基準で選んだのか、感じたのか気になりますね。
(これについて説明しますと「君の名は」が大ヒットし、新海誠監督が再来韓する前にRADWIMPSも来韓して舞台挨拶をしたことがあります。 それについても時間がある時に翻訳アップロードします。)
A3: RADWIMPSに音楽をお願いしたのですが。 ボーカルの野田洋次郎さんが韓国にいらっしゃって舞台挨拶をされていましたね。 そこに参加された方はいらっしゃいますか? あ、何人かいらっしゃいますね。 おっしゃるとおり、何度も音楽について野田さんとお話ししました。 デモ曲が来て聞いてみて、私は音楽を作る人ではないので、一応聞いてみなければなりません。 そう聞いてみて「ああ、この曲は『君の名は。』のための曲だ」と思う曲があり、「この曲は優れた曲だけど映画には合わない」という感じがする曲もありました。 そういう場合は野田さんに作り直してもらうよう要請しました。
そのように頑張って作った曲を何度か断ったことがあり、作業中にはだんだん仲が悪くなる時期もありました。 でも、そう喧嘩してからも野田さんはその夜には個人的にメールを送っていました。 私たちは音楽を作り、監督は映画を作りますが、他の領域でも同じ目標に向かって努力しているのが私たちまるで瀧と三葉のようですね、と送ってくれました。 そう言われると喧嘩の感情も忘れ、明日からまた新鮮な気持ちで働ける気持ちが生まれました。 野田さんもすごく人間的にいい人だと思いますし、作業前も好きでしたが、一緒にやる前よりもずっと好きになりました。

Q4:「君の名は。」は「秒速5cm」や「言の葉の庭」のように詩的ではなく大衆的な作品でした。 次回作でもこのような基調を維持するつもりですか、それとも既存の作品に戻るつもりなのか?
A4:今思うアイデアは初期の作品よりは「君の名は。」みたいなテンポ速い楽しい作品にしたいと思います。 私自身が年を取るにつれて外を走り回ることもなくなりましたが、映画ではキャラクターを走り回らせたいという気持ちが「君の名前は。」に溶け込んでいます。 なので諦めずに何かを得る、そんな話を考えています。 でも、まだ完成した話ではなく、どうなるかわからないので楽しみにしていてください。

Q5: 映画ありがとうございました。 月が瀧と三葉の状況を表す媒体なのに、なぜ月をそのような用途に使ったのでしょうか?
A5: おっしゃったとおり、三葉と瀧が会えないときに半月を描きました。 月だけでなく、例えばクライマックスで大人になった瀧と三葉が走り回って訪れる場面があります。 そこで少しですが、鳥一羽が別の鳥を追いかけていくシーンがあります。 そういう風に月だけでなくいろいろな描写で人がいない場面でもキャラーの感情を重ねて描き出した部分が多いです。 直接的なカットではなく間接的なカットが積み重なって映画をより豊かにしてくれると思っているので、そう表現しています。



ここからは東大門MEGABOXで観客と交わした質問と回答です。

Q1.今度受験生ですが、科を決める時が来ました。 監督は中央大学国文学科になぜ行ったのか、行ってメリットがあったのか気になります。

A1。 大学受験の時は私が何になるか、何をしたいのか全然分からなかったです。
数学はできなかったが本が好きだったので文学を選択しなければならないと思って文学科に志願するようになりました。
それからアニメ監督になるまで時間がかかりました。
大学に通う4年間にも私が何になりたいのか分からず、一応は私を受け入れてくれるゲーム会社に入ってゲーム開発を始めました。
結局アニメ監督になったのは30歳頃でした。 自分の進路というのはとても大事なことではありますが、
考えたからといって急に分かるわけではないので、ゆっくり余裕を持って考えてみるのがいいと思います。
そして国文学科に入って良かった点は大学に入って本をたくさん読めるという点でした。
特に国文学科を通いながら日本の古典とか古い本をたくさん読むようになってこれが映画を作るのにとても役に立ったと思います。
しかし大学に通っていた時にはまさか私が話を書く人になるとは思ったことがありませんでした。
今何が役に立つかどうかは、実際にやってみないと全くわかりません。
多分一番大事なことは私が何になりたいのかについて絶えず考えることだと思います。
受験勉強頑張ってください。

Q2.監督の作品を見ると、自分だけの色があることを感じるようになりますが、どうやって自分の色を持つようになったのか?
A2. 私は実は私だけのオリジナリティがあるのかまだ確信を持っていません。
私は最初、ほしのこえという短い映画でデビューしたのですが、ご覧になった方はいらっしゃいますか? (多くの観客が手を挙げた。)
その時も実はとても多くの作品を直接参考にして作りました。
エヴァンゲリオンとか、私の好きなSF小説(このレポートの作成者が正確に聞いていないそうです)とかも参考にしました。
自分のオリジナリティがあったというよりは、私がやりたいことを集めて総合して作品を作ったような気がします。
そんな風に10~15年間仕事をしてきて、やっと「君の名前を。」を作る頃に、ああ、こんな風な作品が僕のものではないかと少しずつ考え始めました。 まだ私はそんな段階です。
それで、私の得意な部分については観客の方々が指摘してくださる場合が多いです。
皆さんが私の空のシーンが好きだと言ったら、ああ、私は空を描くのが上手だなと思ったりします。
そして、皆さんが男女間の感情の距離をうまく表現しているようだとすれば、私はそういうことをよく表現するんだな、と言ったりします。
これからも皆さんとの共同作業で私のオリジナリティを見つけていけたらと思います。

Q3.お久しぶりです、そしておめでとうございます(当時2月9日は新海誠監督の誕生日だったので、ケーキプレゼントと一緒にお祝い会をやっていたそうです。)
昔、秒速5cmで結末部分に対する質問に対して、もし結末がハッピーエンディングで終われば、観客は「ああ、もう終わったんだ」という思いで登場人物たちの死を意味すると答えたことがあるが、今回の映画ではハッピーエンディングで終わり、登場人物たちが死んだというよりは多くの愛を受けているが、これに対してどう思うのか気になる。
A3. 実は、私が秒速を作る時には、秒速の結末が悲しい結末だとは思っていませんでした。
どなたかご覧になりましたか?(観客が手を振る) ありがとうございました。
タカキくんという主人公が初恋の人を失ってはいますが、最後に少し笑みを浮かべながら新しい一歩を踏み出す、少し明るい感じがあると思いました。
ところが、秒速を見た非常に多くの方々が、この映画の結末がとても悲しいと話しました。
終わった後、起きられなかったとか、2週間落ち込んだとか...。
だから、私が持っているメッセージを映画の中でもっとうまく伝えたいと思いました。
そんな思いで「言葉の葉の庭」を作り、その思いがさらに強くなって「君の名は」を作るようになりました。
ストーリーがどうであれ、映画を見てから励まされたという感じを持たせたかったんです。
次の作品も見てから、ちょっと元気が出る作品になってほしいという思いで、今次期作を考えています。
ステキなケーキをありがとう.あとでいただきます

Q4. 運命を信じますか?
A4.RADWIMPSは信じて、瀧声優、三葉声優も信じているそうです。
実は、私は運命を信じられることがほとんどありませんでした。
あったとしても、いろいろな事件が偶然に積み重なって起こったことだと思っています。
ところで、偶然積み重なってできたことに意味を与えることが物語を作ることだと思います。
今回、タキとミツハが入れ替わることになったのですが、なぜよりによってタキだったのか、こういう部分には私は理由を特に付けませんでした。
人と人が出会い、誰が誰かを好きになるのには理由がないと思います。
それにもかかわらず、私たちは誰に会って、好きになった時、これは運命ではないかというふうに話を探すことになります。
今回、この映画を通して作りたかった物語は、そんな風に偶然が重なって積み重なっていくことで、
それが運命だと信じるようになり、そのような強い信念が何かを変えていくような物語を作ろうとしました。
いい質問でした。ありがとうございます。


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