櫻メインの長編です。これから色んなメンバー出していく予定です
@rumi_0980
僕は昨日、約3年間付き合っていた彼女と別れた。
付き合い始めたのは中2の春、現在は高2の夏
別れた理由は、どちらかが浮気をした訳でも無く
彼女の方から「幼なじみの関係に戻りたい。」
そう言われて、僕は「そっか、わかった。今までありがとう。」
僕の精一杯の笑顔で返すことしかできなかった。
今思えばこの時に自分に素直になって、
「嫌だ。別れたくない。」と気持ちを伝えるべきだったと後悔をしている
___
彼女に別れを告げられてから初めての朝
涙なんてとっくに枯れてしまった
こんな時に僕は彼女と出会った頃を思い出してしまう
僕は幼稚園児の時に両親を無くしている。
この事実は当時の僕にはかなり大きく、それからは1人で過ごすことが多かった
そんな時に彼女と出会った。彼女は一人でいる僕を見つけて
「一緒に遊ぼ!」と話しかけてくれた
僕が無視をしても、勝手に隣に座って「お名前教えて!」
周りから見れば独り言のように見えるが、それでも僕は嬉しかった。
次第に僕も心を開き、遊ぶようになった。
もうこの時には好きだったのかもしれない。彼女の事を。
ずっと片思いをしていた。でも、ある日彼女から告白された。
本来は自分からすべきなんだが断る理由もなく、僕たちは付き合った
だが、今彼女から別れを告げられ、また僕の片思いになった
ふと時計を見ると、もう家を出る時間になっていた
こんなに辛いことがあっても学校に行く気だけは、何故か消えなかった。
いや、誰かと話をしていないと彼女のことばかりを考えてしまいそうだったからなのかもしれない。
朝ごはんも食べず、制服に着替え学校に向かう事にした
____
あと数歩で教室の中に入れるとこにまで来た。
いつも通りのスイッチを入れて、教室に入る
〇:おはよう
天:おはよ
〇:あれ、今日早くない?
天:〇〇が遅いから、そう感じてるだけじゃない?
この人は山崎天。高校に入ってから2回連続同じクラス
そして、席も隣同士。
いつも通り席に座ろうとした時
天:あれ、彼女さんに挨拶しに行かないの?
くっ、なんでバレたんだ、、
いつも毎朝、彼女に挨拶しに行ってたからバレるのも当然だが、、
〇:んー、ちょっと今喧嘩中だからさ…
天:ふーん、、 じゃあ私が話聞いてあげよっか?
〇:ううん、大丈夫 笑
天:彼女さんとの、仲直りの手助けしてあげるよ?
〇:大丈夫だよ笑 そういう天こそ彼氏と上手くいってる?
天も、僕と同じく中2から付き合っている彼氏がいる。
彼氏さんは、かなりの恥ずかしがり屋らしくて
学校では天と2人でいて、冷やかされるのが苦手らしい
でも普段は仲が良くて、天から自慢の話を良くされる
天:うーん、、私も喧嘩中かな?笑
〇:そっか、お互い早く仲直りしないとな笑
天:だね、笑
その後は天と他愛のない会話をして、先生が来るまで待っていた
すると、席の前の方から誰かが歩いてきて僕の前に止まった
??:おはよ!
そこに居たのは昨日幼なじみの関係に戻った、俺の好きな人だった
〇:、、あ、おはよ。"ひかる"
ひ:あのさ今日帰り暇?
〇:え、あ、うん。暇だけど、、
ひ:じゃあ一緒に帰ろ? 放課後玄関で待ってて!
〇:あ、うん。わかった
ひ:じゃあまた帰りね!
そういい彼女は自分の席に帰って行った
天:なんだ。喧嘩してないじゃん
〇:、、そうだね、笑
天:はぁ、仲間だと思ってたんだけどなぁ!
たしかに、昨日別れを告げられて幼なじみの関係に戻った
幼なじみが一緒に帰る。のは普通なのか?
僕たちが幼なじみだったのは中一の時まで。どう接していたか思い出せない
先生:お前ら席つけー。
先生の話も何も入ってこない。これからの授業も何も入ってこなかった。
それ以外のことで頭が埋め尽くされてしまっていた
____
天:ちょっと〇〇?
〇:、、、
天:〇〇ー!
勢いよく背中を叩かれ、その衝撃で現実に引き戻される
〇:いったぁぁ!
天:もうお昼だよ?
〇:あ、そうなんだ。。
天:早く購買行かないと売り切れるよ?
〇:あ、やっば!
急いで教室を出て、購買に向かう。
・・・
購買に着いたが、もう売り切れていた。
天:あーあ。売り切れじゃん
〇:終わった、、お昼抜きだ…
天:どんまい!
はぁ、昨日に続いて嫌なことばっかだな…
〇:てか、なんで天がここにいるんだよ
天:後ろから着いてきただけー
〇:はぁ、、 あれ、彼氏と一緒にご飯食べに行かないの?
天はいつも彼氏と一緒にお昼を食べていた
天:、、今日は友達と食べるって、笑
〇:そっか、、ごめん。朝も言ってたのに
天:気にしないで、笑
今の天の笑顔を見たら、ふと昨日の俺の笑顔を思い出した。
自分がどう笑ってたかは思い出せないが何となく昨日の自分に似てる気がした
〇:じゃあ一緒に昼食べる、?
天:、え、いいの、?
〇:うん、、 あ、でも、お昼ご飯ないんだった…
天:あ、じゃあ!私が〇〇に飯テロする!
そんな名案みたいな感じで言わないでくれよ、、笑
笑いながら、教室に帰っていると
ひ:あ、いた!
廊下でばったり、ひかると会ってしまった
会いたくないわけではなかったが、どう顔を合わせればいいのか分からない。
ひ:購買買えた?
〇:え、売り切れてた…
ひ:だと思った!だから、これあげる!
ひかるが持ってたのは、購買でよく買ってるパンだった
よく食べてたから僕が好きなパンだと、知っていてもおかしくない
だけど、なんでひかるが持っているのか分からない
〇:嬉しいけど、購買で買ったの?
ひ:うん!お昼になっても〇〇が椅子から動かなかったから、急いで購買に行って買っといたの!
〇:そっか、ありがとう、笑
ひ:それにしても二人ほんとに仲良いね
〇:まあ、席も隣だし友達だから
天:うん。でも、〇〇は彼女さんにしか興味無いですから、安心してください
ひ:そうなの?〇〇?
もちろん、ひかるのことはずっと好きだ。
でも、もう彼女じゃない。ただの幼なじみ。
一瞬悩んだが、答えはすぐ出てきた
〇:、うん。もちろん、ひかるだけだよ
ひ:なんか恥ずかしい、、笑
今のひかるの姿を見たら、余計に分からなくなった
これが本当のひかる。なのか、それとも"演技"なのか。
ひ:じゃあ、また帰り、!またね!
〇:うん、またね
そういい、ひかるは教室に帰って行った
天:やっぱ喧嘩なんかしてないじゃん
〇:、そうだね
天:ご飯も貰ったし、私達も教室行って食べよ
〇:そうだね
天:飯テロ上手くできるかな、?
〇:しなくていいから笑
初めてのひかる以外とのお昼ご飯
また、他愛のない話をしながら、飯テロされながらお昼が終わり、午後の授業が始まった
天と一緒にいる時は、昨日の事を忘れられていつも通りの自分に戻れている気がした
学校が終われば家ではまた1人、そうすればまたひかるのことを考えてしまう。
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授業が終わり、生徒は部活に向かったり、家に帰ったり
廊下が人で溢れ返る
僕も廊下を歩いて玄関に向かった
玄関の手前でひかるを待っている
そうすると、ひかるが走ってこちらに来る
ひ:ごめん!待った?
〇:ううん、今来たとこ。
ひ:そう!良かった笑
やっぱりひかるは付き合ってた頃と変わらない笑顔を向けてくる
その度に心が奪われそうになる
ひ:じゃあ帰ろっか!
〇:うん。
ひ:あ!そうだ!寄りたいとこあるんだけどいい?
〇:、うん。いいよ。行こ
ひ:久々の "デート" 楽しみだなぁ。
to be continue...