今回は新たにメンバーが一人登場です
@rumi_0980
ひかるとデートの約束をしてから数日が経った
ひかるとは幼なじみの関係になったが、会話とか日常は付き合っていた時のようになっている
それにしても今日はいつもより早起きができた
でも、家にいてもすることがない
早く家を出て、のんびり通学路を歩くことにした
ひ:〇〇!
〇:あ、ひかる。おはよ
ひ:〇〇って、こんなに早かったっけ?
〇:ううん、偶然早起きできただけ
ひ:ふーん、じゃあ一緒に学校行こっか!
〇:うん、いいよ。
この時間帯は、少しだけ同じ学校の制服の人が登校している
周りからはどう見えているのだろう
カップルなのか、幼なじみ。なのか
天:あ、〇〇。おはよ
〇:おはよ。天ってこんなに朝早いんだな
天:んー、偶然早起きしただけ。そういう〇〇こそ朝早くない?
〇:僕も偶然早起きしただけ
天:ふーん。奇遇だね笑
〇:そうか?
天:はぁ。そこは、「そうだね!」でしょ
〇:まあ、なんでもいいよ
っていうか、なんか忘れてるような気がするんだけどな、、
ひ:2人ってほんとに仲良いよね、笑
天:そうですか?でも、ひかるさんには適わないですけどね
なんか前も似たような会話してた気がするけど、気のせいか?
ひ:そうかな? あ、そうだ!
〇:ん?どうかした?
ひ:天ちゃんさ、私と友達になろうよ!
天:え!?
ひ:いいよね?〇〇?
2人ってまだ友達じゃなかったのか
勝手に友達だと思い込んでたけど、違ったらしい
〇:いいんじゃない?
天:なんか軽くない?
〇:軽くないよ。とっくに友達だと思ってたし
ひ:ほら!〇〇も、そう言ってるし!
天:じゃあ、私で良ければお願いします。
ひ:ほんと?じゃあ連絡先交換しよ!
天:あ、いいですよ。
ひかるが楽しそうにしてる姿を見て、ふと付き合い始めた頃を思い出してしまう
付き合い始めた頃も、こんな感じだったかな、、
って、今さら何を思い出してんだろ、笑
ひ:あ、あと。タメ口でいいからね
天:うん。わかった。
ひ:あ、そういえば〇〇。今日日直じゃなかった?
〇:え、?
昨日の帰りの黒板を思い出す
黒板の右下の方に、なんて書いてあったっけな、、
天:あ、そうだよ。〇〇日直だった気がする
〇:んー、そうだったっけな、、
天:絶対そうだって!
〇:んー、じゃあ先行ってくるわ
ひかると天の言うことを信じて、学校に行ってみることにした
ひ:気をつけてねー!
____
学校に着いて、教室の中に入った
たしかに、黒板には僕の名前が記されていた
そして、僕ともう1人名前があった
「藤吉夏鈴」
〇:んー、、聞いたことがあるような、、
この時ふと昨日の先生の言葉を思い出した
先生:明日の日直は学校に来たら、理科室にあるプリント教室まで運んどけよー。
そんなこと言ってたな。じゃあ理科室行くか
ひかると天には感謝だな。後でお礼しないと
てか藤吉夏鈴。って誰だっけな、、
僕はクラスメイトの名前は、山崎天。と、森田ひかる。以外を知らない
なのに、聞き覚えがある。
そんなことを考えながら、理科室の近くに着いた
〇:理科室のドアが開いてる、、?
ゆっくり足を動かし、ドアの近くに着くと、
??・〇〇:うわ、!
誰かとぶつかってしまった
〇:いたた、、
?:あ、すいません、、
〇:こちらこそ、すいません。怪我してませんか?
?:大丈夫です、、
ふと視線を下に動かすと、プリントが散らばっていた
〇:プリント、、
?:あ!すいません。急いで拾います、、
何も言わずプリントを2人で拾った
?:ありがとうございます、、
〇:あ、あの!藤吉夏鈴さんですか、?
?:はい、そうですけど、、
ふと顔を見て思い出した
僕はこの人の事が少し気になっていた
恋愛的な意味ではなく、どんな人なのか気になっていた
クラスの席の端に座って、ずっと外を眺めている子
何を考えているのかも分からない、あの子の周りだけ不思議な空間が存在しているようなそんな風に見えていた
そういえば、前あんなことがあったな
・・・
今年の春 ある日の休み時間
ずっと外を眺めているあの子のことが気になって、あの子を少し見ていた
ひ:さっきから何見てんの?
〇:ん?あの子。なんか不思議な子だなぁ。って
ひ:え、浮気!?
〇:は!?何いってんの!?
ひ:え、だって、それって、気になってるってことじゃん!
〇:いや、気になってるとしても、恋愛的な意味じゃないから!
クラスの視線が僕たちに集まっている
でも、あの子だけは外を眺めているままだ
ひ:まあ、〇〇がそう言うなら信じるけど、、
〇:うん、ありがと、、
ひ:まあ、確かに不思議な子だよね。
〇:あのさ、あの子の名前知ってる?
ひ:知ってるよ。たしか、藤吉夏鈴。だったはず
〇:藤吉夏鈴、、
ひ:ほら!早くお昼食べよ!
〇:あ、うん。そうするか
ひ:またそのパン?飽きないの?
____
だから、聞き覚えがあったのか。
夏:あ、あの、、どうかしましたか、?
〇:あ、あの、僕日直なので半分貰います
夏:え、いいんですか、?
〇:え?あ、はい。もちろんです
藤吉さんが持ってる半分をもらって教室に向かった
半分とは言ってもクラス分なのでそんなに重くはなかった
だから全部貰おうとしたが
夏: それはさすがに大丈夫です、、日直なので、、
と、断られてしまった
天ならあっさり全部渡してきそうだな
そんなことを考えていた
教室に着いて、プリントを教卓に置いた
夏:じゃあ私はこれで、、
〇:あ、お疲れ様でした
そう言い藤吉さんは自分の机に帰っていった
それとほぼ同時のタイミングで、ひかると天が教室に入ってきた
天:ほら。やっぱり日直だったじゃん
〇:だな。あとでなんかお礼するよ
天:ほんと?なににしようかなー!
ひかるは、黒板の文字を見て藤吉さんに視線を移した
ひ:藤吉夏鈴、、
〇:ひかる、どうした?
ひ:ううん、なんでもない笑
ひかるは天の方に行って、楽しそうに話している
ほんとに仲良くなったみたいだ
____
それから瞬く間に時間はすぎて、放課後になった
天:〇〇、一緒に帰らない?
〇:あ、ごめん。日直の仕事あるわ
天:んー、じゃあ終わるまで適当に学校歩いて待ってるね
〇:いや、先帰ってていいよ
天:お礼してもらいたいから、待ってるー!仕事早く終わらせてね
そう言って、どこかに行ってしまった
クラスを見渡すと、僕と藤吉さん以外誰もいない
ひかるもいつの間にか帰っていたみたいだ
僕は教卓にあるプリントをもって、職員室に運ぼうとした
夏:あ、あの!半分持ちます、、
〇:ありがとうございます、藤吉さん
職員室までは沈黙だったが、不思議と気まずくなかった
これも藤吉さんの不思議な空間の存在のおかげなのか
でも、少しだけ不思議な子と会話ができて嬉しかった
to be continue...