@rumi_0980
職員室にプリントを運び終わり、教室に帰って日直の仕事をしている
さっき職員室に行った時に先生から、黒板綺麗にしといてくれ。と言われたのでその仕事も追加された
他の仕事は、学級日誌を書くこと。
僕は黒板を綺麗にして、藤吉さんは学級日誌を書くことになった
僕の身長は高すぎず、低すぎず、平均的と言った辺り
黒板を綺麗にして、藤吉さんの方に目を向ける
ちょうど書き終わった辺りだった。
使った道具を片付け、帰ろうとした時
天:日直の仕事終わった?
〇:うん、ちょうど終わったとこ
天:じゃあどこか寄り道して帰ろー!
ほんとテンション高いな、笑
天:ちなみに行く場所決まってるから、そこで奢ってもらうのが お礼。ってことでいい?
〇:うん、いいよ。
財布の中にお金があるのか心配になったが、いつも5000円は入れて置いてるから、ある程度は大丈夫だろう。
教室を出て、廊下の窓から外を見ると
若干暗くなりかけていた
天と一緒に帰ろうとした時、後ろの方から物音がした
気になって見てみると、藤吉さんがリュックの中を慌てた様子でなにかを探していた
〇:天、先に玄関に行って待ってて
天:えー、なんで!?
藤吉さんの方に歩いて、声をかけた
〇:なにか無くしたんですか?
夏:え、あ、財布がなくて、、
財布。気になって周りを探してみたが見つからない
〇:ないですね…
夏:そうですか、、
〇:もしかしたら家に忘れてきた!とか?
夏:そうですね、、
今財布を探してる。ってことは下校の時に使うってことなのか?
〇:いつも何で下校してるんですか?
夏:いつもは、親が迎えに来てくれるんですけど今日はバスで帰ってきて。って言われたので、、
なるほど、そういう事か。
バスで帰らなければならない。が、財布がなくて料金が払えない。ってことか
自分の財布を開けて、1000円を渡す
〇:バスなら1000円で足りますかね、?
夏:足りますけど、さすがに申し訳ないので、、大丈夫です。
〇:それは大丈夫です。いつか返してください。
夏:え、でも、、
藤吉さんの手の中に1000円を渡して、走って教室を出た
〇:藤吉さん、また明日学校で!
____
玄関に行くと、天が退屈そうに待っていた
〇:おまたせ
天:遅くない!?
〇:ごめん、少し用事があって。
天:ふーん。ほら、早く行くよ
少し怒っているのか、僕の前を早歩きで行ってしまう
〇:ちょっと天!どこいくか教えてよ
天:行けばわかるから着いてきて!
〇:そんなに怒んないでよ、、
____
少し歩いて、天の足が止まった
天:着いたよ。早く並ぼ!
〇:え、クレープ屋…
天:ここ来たことあるの?
〇:うん、まあ数回だけどね、笑
天:、来たことあるんだ…
そういい、天は列の最後尾に並んだ
僕も天と一緒に列に並び、順番が来るのを待つ
店員:次の方どうぞー
僕たちに順番が回ってきた
天:私はチョコバナナで。〇〇は?
〇:うーん、そうだな、、
いつもならチョコバナナと言いたいんだが、1つ食べてみたいクレープがある
〇:いちごカスタード1つお願いします。
店員:チョコバナナといちごカスタードですね。少々お待ちください
天:〇〇ってさ、いちご好きなの?
〇:え?あー、うん、好きかも。
天:なんか微妙な反応… じゃあカスタードは?
〇:それも、好き、かも。
天:また微妙な反応…
さっきから何を質問されているのだろう。
天:前来た時もいちごカスタードだったの?
〇:、、前来た時は違うのだったよ
天:ふーん。前はなに食べてたの?
〇:天が頼んでたチョコバナナ。
天:ふーん笑 一口食べたくてもあげないからね?笑
〇:大丈夫。今日は別のが食べたい気分だから。笑
別のが食べたい気分。か、、
店員:チョコバナナといちごカスタードのお客様ー
天:はーい!
店員:チョコバナナといちごカスタード。合わせて1200円ですね
財布から1200円を取り出して店員さんに渡す
店員:ちょうどですね。お預かりいたします。こちらクレープです。ありがとうございましたー
クレープを貰い、ゆっくり食べながら家に帰ることにした
天:ちゃんとお礼のこと覚えててくれたんだね
〇:もちろん。今日の朝の事だし。
天:たしかに笑
〇:天って家こっちだっけ?
天:うん。ここの道を歩いていけばあるよ
この道を行けば僕の家もあるし、ってことは近所だったのかもな
天:じゃあ、いただきます!
〇:いただきます。
天:んー! うまっ!
思ったより声が大きくて、天の方を見ると
ほんとに太陽みたいな笑顔でこっちを向いている
なぜか自分が恥ずかしくなり、クレープに大きく一口かぶりついた
〇:ん、うま。
天:やっぱクレープにして大正解!
天はたまに無邪気になる時がある
いつもは少し落ち着いているような雰囲気だが、たまにこういう姿を見ると
時々胸がざわついてしまう
これがギャップというものだろうか。
天:やっばクレープはチョコバナナだよね
少し前の僕ならその気持ちが分かっていたと思う
今の僕でも変わらずチョコバナナは好きだが
今はこのクレープも好きなのかもしれない。
このクレープ自体が好きなのかは分からないが。
天:あ、もう私の家の前着いた、
足を止めて、天の家を見るとほんとに近所だった。
ここから1分近く歩けば、自分の家に着く
天:じゃあまたね。クレープありがと!
〇:うん、また明日
天が家の中に入ったのを見て、僕の家に向かって歩いた
家の中に入り、鍵を閉めてソファに座る
のんびりクレープを食べながらスマホを見る
いちごカスタード味のクレープが少し甘すぎるように感じたのは僕の気の所為なのだろうか。
このクレープは誰かのを1口貰うぐらいの方がちょうどいい。のかもしれない。
そう思いながら最後の一口を口に入れた。
??:あれってうちのクラスの〇〇君と天ちゃんやんな!?え、まさかあの2人って付き合っとるん!?
to be continue...