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僕のバイト先の常連はクールで優しかった。

全体公開 4 9 1 2726文字
2023-07-03 18:11:59

近くに通える喫茶店欲しい。

Posted by @rumi_0980

駅からは少し遠く、近くにはビルが並んでいる

この場所にポツンとある喫茶店

ここが僕のバイト先。

小さい時からここが好きで通っていた

高校からは少し遠いが全然苦ではない

むしろ楽しい。僕と店長の二人だけだが

どうにかギリギリ回せている。

??:こんばんわー

〇:いらっしゃいませ。いつもの場所空いてますよ

??:ほんと?ならよかった笑

この方はうちの常連さん、小林由依さん。

話すことも多くお互い下の名前で呼んでいる

この近くにあるビルで働いているらしい

由:じゃあいつもの一つ

〇:はい。少々お待ちください

由依さんはカウンター席がお気に入りだそうで

よく隣に座って会話をしている

〇:はい。ブラックコーヒーです

由:ありがと。じゃあいただきます

そういえば店長はどこに行ったんだ?

由:んー、うま。

〇:ありがとうございます笑

由:あれ、店長は?

〇:僕もそれ考えてたんですけど、わからなくて、笑

由:ふーん。そうなんだ

由依さんはクールというべきか

大人の余裕がある。

少し憧れている。いや、かなり憧れている

〇:今は昼休憩ですか?

由:そうだよ

〇:ご飯食べました?

由:まだ食べてないよ

〇:なら、なにか作りますか?

由:いいの?

〇:もちろんです。一応喫茶店なので笑

料理を注文する人は少ないが

自炊はよくするからある程度は作れると思う

由:じゃあオムライスで

〇:いいですけど、コーヒーと合います?

由:じゃあなんでもいいよ?

一瞬怒っていると思ったが

由依さんの顔が少し笑っていたから

多分、なにを作るか試しているのだろう

「〇〇君はコーヒーに合う料理が作れるの?笑」

みたいに言ってるように見えた

〇:では少し待っててくださいね

キッチンに行き料理を始めた

・・・

〇:できました

由:パンケーキ?

〇:そうです

コーヒーに合うのといえばパンケーキしか思い浮かばなかった

そして僕も由依さんの隣に座った

由:え、ちょっとなに持ってるの?

〇:オムライスです

僕もお昼ご飯を食べていなかった

〇:食べますか?コーヒーに合うかはわかりませんけど

由:いいよ。私はパンケーキ食べるから

由依さんがパンケーキを食べ進めたから

僕も食べることにしました

〇:いただきます

スプーンを持ち上げたら

隣からの視線に気づいて手を止めた

〇:食べますか?

由:、いいの?

〇:どうぞ笑

由依さんに渡して僕はパンケーキを渡された

由:んー、うま笑

〇:コーヒーと合いますか?

由:、、え、めっちゃ合う!

〇:、え?そんなわけないですよ笑

オムライスとコーヒーが合う?

ブラックコーヒーだよ?!

由:ほら。〇〇もやってみな

言われた通り食べてみた

〇:、、なにこれ、合わなさすぎる、、

由:え?いや、美味しいでしょ?

〇:全然美味しくないです、、

なぜこれを美味しいと感じるのかわからない、、

大人だと美味しいと感じるのかな、?

・・・

由:じゃあ私そろそろ帰るね

〇:はい、ありがとうございました。

由:また来るねー

お会計を終わらせ、由依さんは仕事にいった

誰もいない喫茶店の雰囲気も僕は好きだ

そんな時母さんから電話が来た

___


一ヶ月後

いつも通り由依さんがいて、今日は店長もいる

〇:由依さん

由:ん?

〇:話したい事があるんだけどいいですか?

由:うん。いいよ

〇:あの、僕今日でこのバイト辞めます

___

一ヶ月前

一人の喫茶店で母さんから電話があった時

〇:どうした?

母:いきなりだけど、〇〇転校しない?

〇:、え?

理由は父さんの転勤先がここから遠く

それに合わせて家族で行かないか?とのことらしい

最初は行く気はなかったが、母さんからの

強いお願いにより行くことにした

母:そう。よかった。詳しいことは帰ってから話しましょ


その後の会話で転校するのは約一か月後とのことだ

___


由:どういうこと?店長は知ってるの?

店長:うん。知ってた

由:なんで?

由依さんにも全部を話した

由:だからって、、

〇:でも、大丈夫です。絶対帰ってきます!

今は高校二年。大学はこっちのにして帰ってくる

〇:二年後。またこの喫茶店で会いたいです

由:、うん。わかった。

少し涙がでそうになり

〇:ごめんなさい、少し休憩してきます


店員:あのさ由依さん

由:はい、、

店員:実はこの喫茶店、〇〇君がいないと回せないんだよ

由:、、

店員:二人でなんとか回せてたけど、私一人だと到底、、

由:他のバイトを見つける!とか

店員:〇〇君しかいないんだよ、、

由:そんな、、

・・・

由:じゃあまたね。〇〇君

〇:はい、またこの喫茶店で。

由:、、うん。

店長:今までありがとう。〇〇君

〇:こちらこそありがとうございました

これで僕はバイトを辞め、この町を離れた

___

二年後

〇:相変わらずビル多いな、、

高校を卒業して大学に入った

そしてこの町に帰ってきて今、あの喫茶店に向かっている


〇:ここも変わってないな、笑

ドアを開けるとそこには

??:いらっしゃいませ

〇:、、なんで由依さんがここに、、

そこには由依さんがバイト姿で働いていた

由:カウンター席へどうぞ

〇:あ、はい。

頭の中に疑問しかないが目の前に飲み物が出された

由:ブラックコーヒーです

〇:あ、あの、カフェモカがいいんですけど、、

由:ブラックコーヒーです

〇:あ、、いただきます

相変わらず苦いな、、

由:なんで私がここにいる?って思ってるでしょ

〇:え、まあそうですね、、

由:それはね

由依さんに事情を全部聞いた

僕がいないと喫茶店が回らない事。そして

由依さんが僕の代わりにここでバイトをしていること

由:それで私は会社も辞めて今バイトしてるの

〇:会社まで辞めて、、

由:でもまあ、〇〇君来たし仕事探すけどね

ならよかったけど、、

由:で、どう?私の淹れたコーヒーは。

〇:美味しいです、笑

由:嘘だ。苦いと思ってるでしょ笑

〇:まあはい、笑

由:待ってて。今カフェモカ淹れるから


由:あ、でも私の仕事が見つかるまでは〇〇君が通ってね?

〇:もちろんです。毎日通います笑

由:毎日は大学に支障でるでしょ笑

fin...?


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@PCPknrjJUMy85wr
由依さんが待ってくれるとは
これからやる気がめちゃめちゃアップするなあ
2024-11-05 06:53:15

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