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私が空を好きなのは全部君のせい。

全体公開 2 6 1 3805文字
2023-07-04 19:34:47

るんちゃんで書きました。今回のテーマは「空」です

Posted by @rumi_0980

10年前 小学校一年生


はぁ。なんで私だけ1人ぼっちなのかな

教室の隅で空を眺めながらそんなことを考えている

〇:ねぇ!まだ帰らないの?

ひ:、、私?

〇:そう。みんな家に帰ったよ?

ひ:ごめん。私も帰るね

〇:家どっち?

ひ:あっちだけど、、

〇:ほんと?僕もあっちだから一緒に帰ろ?

ひ:、、いいの?

〇:もちろん!僕は〇〇 〇〇。君は?

ひ:、森田ひかる、、

〇:ひかるちゃんね。じゃあ

「今日から友達になろ!」


___


あの柔らかい笑顔を今でも覚えている

幼い頃に両親がいなくなり親戚に引き取られ

そこで暮らしていた。

高校に入って一人暮らしを始めたが

友達はできない。

私の唯一の友達は〇〇君。でも

彼は中学校に入る前に転校してしまった。


今〇〇君はなにしてるのかな

この空を歩いていけば会えるのかな?

教室の隅でまた考えてしまう

先生:じゃあHRはじめるぞ

また変わり映えのない一日が始まる

そう思っていた。

先生:今日は転校生がいるからな

ドアが開き転校生が入ってくる

〇:初めまして。〇〇 〇〇です

まさかすぎた。偶然なのかな?

ここで〇〇君に会えるのは。

〇〇君は私のこと覚えてるのかな?

頭の中で色々考えてしまう

〇〇君の自己紹介を聞き逃してしまうほどに

先生:じゃあ席は森田の隣な

〇:森田、、はい。わかりました

〇〇君がこっちに近づいてくる

〇:よろしくね。ひかる。

〇〇君の柔らかい笑顔。

やっぱりあの時から変わってないね、、

ひ:うん。よろしく〇〇君

先生:そこー。イチャイチャすんなよー

〇:え、あ、してないです!

先生:いいから席つけー

照れてしまいお互い下を向いてしまう


〇:、教科書ないから一緒に見てもいい?

ひ:あ、うん。いいよ

席をくっつけ距離が近くなる

これだと授業集中できないよ、、

___

なんとか全部の授業に耐えて、後は帰るだけになった

先生:〇〇は学校案内するから着いてこい

〇:あ、はい!

どうしよ。帰るか、空眺めるか

どっちにしよう、、

ク女1:森田さん!

ひ:、なんですか、?

ク女2:私の代わりに日直の仕事やってくれない?

またこれか、、

断る理由もないから受け入れるしかない

ひ:うん。いいよ

ク女1:ほんと!森田さんが友達でよかった!

友達。なんてほんとは思ってないんだろうな、、


あの二人が教室から出ていくと会話が聞こえた

ク女2:やっぱり簡単だったね笑

ク女1:でしょ?今日どこ遊び行く?


やっぱ思ってないよね、笑

急いで日直の仕事を終わらして帰ろ


・・・

やっと終わった、、

少し休憩がてら椅子に座って空を眺めていた

〇:あれ、まだ帰ってないの?

ひ:あ、〇〇。ううん。今帰るとこ

〇:じゃあ一緒に帰る?

ひ:、いいの?

〇:もちろん笑

少し涙が出そうになったけど、どうにか耐えた

急いで準備して家の方向も同じだったから

久々にゆっくり話しながら帰った

____


あの日から登下校も一緒にしたり

一緒にご飯を食べたり

私が日直の仕事を代わりにしてる時は〇〇が手伝ってくれた

ちょっと怒られたけど。

やっぱり友達と居る時は楽しくて

〇〇君が来る前の生活が嘘のようだった


そんなある日の帰り道のことだった

〇:ひかるってほんと空好きだよな

ひ:うん。好きだよ

〇:、そっか。笑


〇:あのさ、ひかる。俺転校して気づいたことがあって

〇:その、俺ひかるのことが好き。だから

「俺と付き合ってください。」


ひ:、、え、?

今私告白された?〇〇君に?

え、ほんとに?!これ夢?夢なら覚めてー!

やっぱだめ!夢でも覚めなくていい!

って、やばい!こんなこと考えてる場合!?

一旦冷静になって落ち着こ、、

いや、冷静になれないよ!

だって私好きな人に告白されてんだよ?!

あ、そろそろ答え言わないと〇〇君も困惑するだろうし、、

ひ:その、、私も〇〇君と一緒にいる時が楽しくて、、だから

「私でよければお願いします。」

これで大丈夫だよね、?

ちゃんと思い伝わってるよね、?

〇:よかった笑 これからもよろしくね。ひかる

ひ:うん。こちらこそ笑

これからは友達。ではなく

彼氏、彼女の関係になるのか、、

私の唯一の友達は、私の唯一の彼氏になった

____

カップルになった私たちは色々な場所にいった

まずは映画!

〇:どれ見る?

ひ:んー、恋愛以外がいいから、、

〇:恋愛はだめなんだ、、

ひ:え、見たかった、?

〇:ううん笑 俺はファンタジー系が好きだよ

ひ:じゃあこれにしよっか!

〇:いいよ笑 ひかるが見たいのにしよ

ひ:私はこれが見たいの

〇:じゃあこれにしよっか

ほんとは〇〇が好きな映画が見てみたかったから

あれにした。ってこと〇〇君は気づいてるのかな?

・・・

次は遊園地!

〇:どれ乗る?

ひ:んー、ジェットコースターとかは?

〇:え、乗るの?!

ひ:うん。〇〇君は苦手なの?

〇:、、いや、乗る!うん、、乗る、、

ひ:無理になくていいよ笑 他のにしよ

〇:大丈夫。ひかるとなら行ける気がする!

とは言ったものの

乗る直前まで怖がってたよね

ほんとは私も苦手だったんだけどね

____

学校からの帰り道

〇:そういや、ひかるってなんで空が好きなの?

ひ:んー、なんだろ、、

最初は空が私の心を映してるみたいだから。

だったけど、やっぱり今は

ひ:〇〇君と会えない時に、この空を歩けば〇〇君に会えるのかな?って

ひ:ずっと眺めながら思ってたらほんとに会えたから。

今思えば空が自分の思いを運んでくれたのかな?

ひ:だから、ずっと空が好きなの。

〇:そうだったんだ、。


少しバカっぽく見えたかな?

〇:じゃあなんかあったら空に叫んだらいいのかもね

ひ:、、たしかに、そうかも?

〇:じゃあなんか叫んでみるか

ひ:え?

〇〇君が少し走り出して空に向かって叫んだ

「ひかるの隣にいつまでも居れますようにー!」

、、なんか恥ずかしくなってきた、、

でもこれでほんとに叶ったら嬉しいな、笑

〇:ひかるもなんか叫ぶ?

ひ:んー、

「〇〇君と一緒に幸せになりたーい!」

これで思い空に届いたかな?

〇:なんか恥ずかしいな、笑

ひ:だね笑 帰ろっか!

〇:うん、そうしよ笑

お互いに気持ちを知れてまた距離が近づいた気がした

〇:ひかるってあんなに大きな声でるんだね笑

ひ:うん笑 でも今少しのど痛いけどね笑

〇:じゃあ帰りのど飴買って帰ろ

ひ:〇〇君の奢り?

〇:うーん、もちろん!笑

こんな幸せがいつまでも続くと思ってた

____

次の日

いつもの待ち合わせ場所で〇〇君を待っても来ない

遅刻寸前になったから、走って学校に向かった

ひ:風邪でも引いたのかな、?

学校についても〇〇君はいない

これが今日だけでなく何日も続いた

メッセージも既読がつかない

先生に聞いたら衝撃の事実を聞いた

ひ:先生!あの、〇〇君って風邪ですか?なら、体調とか!

先生:〇〇なら転校したぞ。聞いてなかったのか?

転校、、そんな、嘘だ、、

そんなわけないと、学校を出て〇〇君の家に向かった

〇〇君の家に着いても誰もいない

そこには誰も住んでいないらしい

そんなわけ、、

町中走り回っても見つからない

そんな、なんで、、

ずっとこの現実を受け入れられなかった


学校から家に向かって帰っていると

〇〇君と一緒に思いを叫んだ場所を通った


空が思いを運んでくれる。か、、

「なんかあったら空に叫んだらいいのかもね」

いつの間にかリュックを置いて空に叫んだ

「〇〇君にまた会いたーい!」

 
「〇〇君のことがずっと好きー!」


〇〇君が他に好きな人ができたとしても

私はずっと好きでいる。だって

私の初めての友達も、初恋も、恋人も

全部〇〇君だから。


だから、、お願いだから、、

空がこの声を。思いを運んで〇〇君に届きますように。


・・・


それから毎日叫んだ

雨の日も、クリスマスも、バレンタインも

時には通行人に変な目で見られても

ずっと叫んだ。

「〇〇君が好きだー!」

「〇〇君に会いたーい!」


____


大学に入っても毎日空に思いを叫んだ

そんなある日

大学の帰り道 いつもの場所で

「〇〇君ずっと好きー!私の声聞こえてますかー!」

はぁ、そろそろ帰らないと。


「ひかるが好きだー!」

少し遠くから声が聞こえた

間違いない。〇〇君の声。

ただ一心不乱に声がする方に走った

ただ〇〇君に会いたくて。


声がした場所に着いたら〇〇君が帰ろうとしている

ひ:〇〇君!

振り向いた、その顔はやっぱり〇〇君だった

〇:久しぶり。ひかる笑

その柔らかい笑顔が数年ぶりに私の記憶に更新された

fin.


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@PCPknrjJUMy85wr
突然どこへ行った分しっかりとひかるちゃんに
イチャイチャしないとや
2024-11-12 07:58:43

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