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こういうのが見たいんだよ!を見せてもらった。

全体公開
2023-07-11 13:32:01

めちゃくちゃ好きな作品でした。【超探偵事件簿レインコード ネタバレあり感想】

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ハララナイトメアが好きすぎてしぬ~~~~~~~~!!!!!!



レインコードの感想です。
こういうのでいいんだよ!!!を刺してくれたとてもいいゲームでした。めっちゃ好き。
ちょっとした感想を残しておこうかなと。ダンロン既プレイのためどうしても比べる部分が出てきてしまうかもしれません。
ネタバレあり感想なので、未プレイの方はプレイしてから戻ってきてくださいね!



ダンロンって基本クローズドサークルだったじゃないですか。
加害者も被害者も基本ネームドから出るんだってわかってるし、トリックにも動機にも、さらに(非)日常編の活動にも割と限界がある。
学園側のルールもあったので、連続殺人とか共犯とか、複数人が絡む殺人もなかったし。
まぁお気に入りのキャラが無残に殺されたときのショックとか、お気に入りのキャラが犯人だとわかったときのあ~~~~マジかよ~~~~みたいな遣る瀬無さが魅力でもあるんだけどね(腐川冬子ちゃんと王馬が好きです)。

レインコードでは、物語が進むにつれユーマを取り巻く人間関係やその背景がぐっと広がっていくのが感じられて、それがすごく楽しかった。物語に奥深さがあって引き込まれていった。
なんかもう、街並みを見上げるだけでうわぁ・・・・・・!って引き込まれましたね。
何より、加害者も被害者も基本ユーマの人間関係の外の人物で(『基本』ね。強調)、仲間たちと協力して事件を解決していく、真相に迫っていく見せ方だったのがすっっっごくいいなと思った!


まずユーマが最高に好き! 良良良個人的ベスト類型主人公!

ちょっと頼りなくて情けない、未完成な少年らしさと、
それでも大事なところは外さないまっすぐな主人公力がめちゃくちゃ好きだった。

あと、年相応の男の子の下心がちゃんと開示されるとこもよき~~~!
死に神ちゃんとの組み合わせがめっちゃ好きなんだよ!


女性陣がみな長身なので、
ユーマ、誰と組ませてもパッと見モロ『少年!!!』なのよ。
なのに中身からはしっかりと雄を感じるし、ユーマの方が手を引いているような頼もしさも感じる。
そのバランスがめっちゃくちゃヘキだった!!!

探偵事務所のメンバーも、クルミちゃんも皆個性的で、どんどん好きになっていきました。

基本的に各章ユーマとメンバー一人との物語になってしまったのが惜しかったなぁ。もっと探偵事務所全体の関係性を描いてほしかった~~~。
続編とか見たいなぁ。

発売日から最速で駆け抜けたのでまだ攻略が出ていなくて笑、語らい全然集まっていないんですよね。
追々ゆっくり集めようと思います。


かんたんに各章感想!

0章

オリエント急行殺人事件~~~!!! アガサクリスティリスペクト!!!
レインコード、ミステリ好きなら思わずテンション上がってしまう舞台&章タイトルでわくわくが止まりませんでした。

めっちゃめちゃ声優豪華やんけと思ってたら全員死んでわろた。殺す人数に制限なくなったからって初っ端から飛ばしすぎィ!
でも予想はしてた。CVが大御所だと退場早いんだろなという予測が立ってしまうのヨクナイ😃

列車内で焼殺ってめちゃくちゃリスク高いなと思ってたけど、
今振り返るとこれ、血の色を見せないために焼殺だったのかもね。
鍵についたユーマの血は赤かったもんなぁ。

1章



恋に落ちました。



いや、まじで、ハララナイトメアかっこよすぎませんか?????泣
この言動でしっっっかり実力が備わっているのがかっこよすぎる。わたしが10代だったら絶対にコインを飛ばす練習を始めていたでしょう。
ユーマと手を繋ぐシーンのちょっと照れているハララナイトメアもう萌えすぎて、、、

こういう、過去の事件を洗いながら連続殺人を追っていくのもまたミステリの味がしてイイ。ダンロンでできなかったミステリの王道を体感させてくれてほんとうに嬉しいし楽しい。

最後ピンチにしっかり駆けつけて助けてくれてウインクすんのやばくないですか????? 恋だよ。
一緒に謎迷宮を攻略して、ハララさんに正面から認めてもらえて、ちょっと関係が進んだって実感できたのに謎迷宮の記憶なくなっちゃうの、かなしかったな。
まぁそんなこと言ったらラストのラストのユーマ、みんなとの謎迷宮のこと覚えているのかわかりませんが、、、

性別不詳設定だけど、ユーマとのカプに萌えているので女性だったらいいなぁ~~~~~。


2章

もう舞台設定からして大好き大好き大好き大好き!!!!!
女学校の演劇部で起こる殺人事件ってなんでこんなオモロいん、、、オモロが約束されている。

デスヒコふつうに可愛くていい子で好きです。
3人の女生徒に変装しての調査パートは、どの子に変装するかで聞き出せる情報が変わったり、本人に見つからないように隠れたり、本人がいる部屋を調査するために他生徒を使って追い出したり、ちょっとした謎解き要素があって楽しかった。

あとこの章、クルミちゃんが出てきて、死に神ちゃんがへそ曲げてユーマと痴話喧嘩するのがめちゃくちゃ可愛かった~~~~~! 2章が1番好きかも。



謎迷宮の最後、どうして真犯人の魂を狩るしかないんだろう、この子たちはほんとうにこのまま亡くなってしまうの? 罪を償ってやり直すことは許されないの・・・? ってとても遣る瀬無い気分になった。
それだけ謎迷宮の持つ真相解明の力が超常的で、それなりの代償が必要になるってことなんだろうけど。

プレイヤ的にもこの章は、真犯人の魂を狩ることに迷いや躊躇いが生まれるきっかけだったと思う。
そこからずっと「謎迷宮で真犯人の魂を狩るのは正しいことなのか?」が頭にチラついていて、それが最後に『マコトを残す選択』に繋がっていったのがよかったな~~~。


このへんからずっと「ハララナイトメアたのむ死なないでくれ・・・!」って祈りながらプレイしてた。


3章


3章、何?????


こんなことを言って本当にごめんなさい。でも0章から2章まで、王道の舞台設定の中、複数の事件や人間関係が絡み合った重厚なミステリを楽しんできたのに、3章だけ急に、ミステリ的にもストーリー的にも、ガクッとクオリティが下がった感じしませんでした??? 排水溝に向かって飛び込みするってなんだよ!!!トリックもクソもねぇよ!!!笑

(真面目に、アジト爆破って目立つわりに上手く排水溝隠れるか運次第すぎない??? ボマーに犯罪手伝わせていたならふつうに彼に頼んで蓋閉めてもらうでよくない???笑)

何より、レジスタンスが何のために出てきたのかまじでわからない。
突然拉致られ、探偵事務所のみんなと引き離され……じゃあ新たにレジスタンスとのドラマがあるのかと思えば、人となりや信念を知る間もないまま裏切り発覚するわリーダー死ぬわで。
そもそもレジスタンスの人たちに大した思い入れがないので、利用され裏切られたってわかっても、シャチが死んだってわかっても、あんまりショックじゃないんよ。ヘェ、そっすか、ダルいな、くらいで。

さらにレジスタンスって、保安部やカナイ区最大の謎との関係でみても、特別な位置付けでも何でもなくて。
まじで、このレインコードというひとつの大きな物語の中で、何の存在意義も感じられなかったんだよな。ほぼ絡みもないままに事件が発覚し退場したので、なにかこう、主人公やプレイヤの心に残していったものも特になく。
全体を見たときに3章だけが、ミステリ的にも、ストーリー的にも、異質で影が薄いんだよね……


主人公が濡れ衣を着せられ追われる、その展開自体は割とミステリの定番だと思うし、好きなんですよ。
ただ個人的にはこの展開、
濡れ衣を着せられ、酷い扱いを受け、
碌に味方もおらず逃げ回るしかないしんどい状態が続きながらも真相を追うことを諦めず、
そうして一人戦った最後に真犯人を暴いてそれまでの汚名を晴らす……そのカタルシスが魅力かなと思っているんですね。


でも3章は、序盤のQTEパート以外特に追われている描写もない。ふつうに街うろうろできるし、屋上の調査もできる。濡れ衣を着せられたことによって不自由な生活や調査を強いられる描写や、今まで温かかった街の人々に冷遇される描写、今まで信じていた人と連絡を取るのすら難しくて心細くなる描写……みたいなのも特にない。
冒頭で大々的に指名手配された割に、なんかいつもと変わらないじゃん?みたいな。

さらに、ユーマを利用し濡れ衣を着せたレジスタンスの思惑、その謎が3章のメインテーマかと思えば、
そうではなく、突然行き当たったシャチの殺人事件がメイン謎解きで。
しかもそれは犯人の個人的な銀行強盗狙いで、もう、犯人の濡れ衣着せられたのもレジスタンスもぜんぜん関係ないやん!!!みたいな。
ユーマに着せられた汚名はどうなんの??? 晴らす展開は!? カタルシスは!?!?笑


まじで、レジスタンスって、なんだったんだろう。



ゲームシステムも、もっと面白く融合できたんじゃないかなぁって思うんですよ。

せっかく、犯人扱いされ逃亡するっていう王道設定があったわけじゃん?
追われていて、いつも通りの調査もできない不自由な身で、捕まる危険を冒しながらなんとか綱渡りの調査を成し遂げ、真実を掴む――そのハラハラ感をもっとゲームで味わいたかったのよ。

だから例えば、保安部に見つからないよう、障害物に隠れながらうまくタイミングを見計らって移動・調査するとか、
調査に時間制限があるとか、
プレイヤの判断でフブキの能力を使用できて、保安部に捕まるギリギリのところで、絶対に必要な手がかりを得るためにその能力を使うとか、
能力使用に回数制限があって、使いどころが試されるとか、
もっとプレイヤが能動的に『逃亡しながらの調査』をできるシステムだったら、ハラハラとした臨場感が味わえて面白かっただろうになと。

『保安部から逃げるパート』はあるにはあったけど、
ただ「ムービーを眺めていたら保安部にエンカする→QTEで切り抜ける」だけ。その繰り返し。
しかもさぁ、、、このムービー自体がなんかこう、めちゃくちゃもったりしてるのね。その緊迫感のないムービーを見ていたら突然入力種類が多い&入力時間が短いQTEが挟まるわけ。ムービーはもったりしてんのにQTEはめちゃくちゃシビアなんよ。なんで!?
そしてほぼ100で失敗し直前の場面からやり直させられる。それが余計~~~にテンポの悪さを助長する。
このQTE、いる!?

あとさ、ハララさんの過去視とか、デスヒコの変装とか、ヴィヴィアの幽体離脱は、ちゃんとその章での調査に役立っていたじゃん。
その能力がないとその章の調査が進まないようになっていたじゃん。

でもフブキの能力は、QTEに失敗するとフブキが能力を使用するムービーが挟まったのち直前の場面に戻るってだけで、演出の一環でしかない。
他の章、フブキがいない場面でQTEに失敗したときは、捕まる展開を見せられた後すっと場面が戻っていたじゃん? だからメタ的には、本来フブキがいなくてもQTE失敗はやり直せるんですよ。

せっかくフブキにフォーカスした章で、強いうえにいくらでも話を面白くできる能力なのに、
この章でフブキと一緒に行動していることの固有の意味がまじでなかった。それがすごく勿体ない。

そして……さっきも書いたけど、その序盤の『逃げるパート』が終わると、それ以降は移動や調査の制約がぱったりなくなっちゃうんだよね。
ハイ!逃げるパートおしまいです!と言わんばかりに唐突に切り替わって、まるでいつも通りになっていた。
なんとなく追われているっていう緊張感が解けて、気が抜けちゃって。没入感が薄れてしまったかな。

指名手配されたって展開を踏まえて、一応『逃亡パート』を置いたことは伝わるんだけど、なんていうか……追われて逃げる展開のハラハラ感ってこういうんじゃなくない?と感じてしまった。
もったりしたQTEの『逃亡パート』をぶつ切りに置くんじゃなくて、もっと章全体で、追われながら調査する緊迫感を味わえるシステム構成にしてほしかったかなぁ。我侭でしょうか笑


これはダンロン時代からそうなんだけど、全体的に、ゲームシステムが物語と切り離されていて、上手くマッチしていない気がするんだよね。
アクションパートがあること自体はべつにいいんだけど、上手くアクションをこなすことが真相解明に直結しないので、「このアクションだるいな、要らんな」って印象になってしまうのが惜しい。


結論:3章もっとなんかできたやろ!


4章

3章で「0章~2章は面白かったのにネタ切れなのかしら」と思わせてからの4章、めちゃくちゃ面白くてゲーム力が復活しましたね!

でもさ、オバケたちを上手く躱しながら研究室に向かうパート、保安部に見つからないように研究室に向かうパート、
これこそ3章でやるべきやったやろ!!!笑

やはり、アクションがぶつ切りで、イマイチストーリーに直結していないんだよなぁ。笑


毒ガス室の説明がされたときから嫌な予感(=死を受け入れての捨て身の殺人)はしていたけど、本当にヤコウさんが犯人じゃん……って気付いたときの絶望感や遣る瀬無さは忘れられなかった。


調査して、証拠を集めれば集めるほど、それが自分の身近な人や大切な人の容疑を固めていく……真実を追い求めるのが探偵なのに、暴きたくないというジレンマに駆られる。

探偵にとって1番辛いことは、
大切な人に殺されることでも、大切な人が殺されることでもない。
大切な人が犯人だと暴くことなんだと思わされた。

もうね~~~本当にしんどい気持ちにさせられたのは、ヤコウさんが探偵事務所のみんなの能力をアテにした犯行計画を組んだことだよ。
これはある意味でヤコウ所長から事務所メンバーへの『信頼』なんだよね。このメンバーなら、この状況に直面したときに、能力を使ってセキュリティを解除してくれるだろうという。

ヤコウ所長は、事件を解決するためじゃなく、罪を犯すために事務所メンバーへの『信頼』を利用した。
探偵としてこれは絶対にやってはいけないことだし、許してはいけないことなんだよ。

探偵としてその真実に直面し、ヤコウ所長の罪を暴かないといけないユーマの心痛如何ばかりか。
ユーマがヤコウ所長との思い出を振り返って苦しむたびに、わたしも「なんで何も言わずにこんなことしちゃったんだよ……っ!!!」って涙が止まりませんでした。


それでも逃げないユーマが好き。
きちんと向き合って真実を掴むユーマが好き。

『探偵の矜持』という文脈の物語、有史以来ずっと好きです。
ユーマ、最高の主人公!!!!!!!!


5章

いや~~~~~、2章だっけ?
ヤコウさんに頼まれた肉まんのおつかいで、ユーマが結局肉まん食べずに終わったの、絶対なんかあるなと思っていたんですよ。
わかってはいたけど、人肉肉まん工場ゆっくりじっくり見学ツアーさせられんのやべぇえええ。

でもわたし、こういうゾッ・・・とする猟奇ホラーみたいなのが好きで。
レインコードは人肉肉まん工場と、どこかでヨミ~ヘルスマイルが「……連れてけ」ってスワロさんをプレス機にかけることを命じる場面が好きで印象に残っています。
好きは語弊があるかもしれんけど、、、いやでも好きなんですよ。
ダンロン無印のプレス機にかけられるギリギリ間際の霧切ちゃんの表情刺さったな……

危険思想COやめてもろて。笑



ホムンクルスの話が出たときから「はいはい読めましたユーマホムンクルスなのね!」してたらマコトの方かい!!!!!!
これはしてやられた。

(ピンクの血の真実が明かされた瞬間「エッッッダンロンの被害者たち全員ホムンクルス!?!?!?」てびっくりしたけどさすがに違うよね?笑
みんな日に当たってたもんね。
ダンロン既プレイ民への叙述トリックサービスということかな?)





――人間の都合で、一方的に、勝手に生み出されたホムンクルスたち。
致命的な欠陥があって、それで人間に危害を加えて……悪いのは、罪を問われるべきはホムンクルスなんですか? 勝手なエゴで生み出されたのに?
勝手に生み出しておいて、都合が悪くなったら殺すんですか?
ホムンクルスだって、生まれ落ちたその瞬間から一つの『生』なのに?


……こういう人間たちとホムンクルスの、エゴとアイデンティティのぶつけ合い、
それ自体がめちゃくちゃ好きなんですよ。

一般的には、主人公が実はホムンクルスだったと明かされ、一度絶望し、それでも立ち上がって生きる意味を見出す物語が多い気がして。
主人公がオリジナルの側って結構珍しいよね? そんなことないか?

今回、マコトは自分たちホムンクルスが生きながらえるために、凶悪犯罪者を殺してその人肉を食糧にしていたんですけど。
これって、結局自分たちのために、自分たちのエゴで、命に優先順位をつけて他者を犠牲にしているわけで。
凶悪犯罪者だからって許されるわけでも、罪が軽くなるわけでもない。
マコトがやっていたことは、勝手な都合でホムンクルスを隠蔽していた人間たちと何も変わらないんですよ。

こういう、当事者の一方が完全に悪いわけではない、でもどうすればみんなが幸せになれるのか上手い落としどころも見あたらない、本当にわからなくてぐるぐるぐるぐる考えながらエゴのぶつけ合いをする話、大好きなんです!!!!!!

5章の謎迷宮アクションパートは、
今までと同じようにユーマ背後視点のときと、マコト背後視点のときとがあって、それがぐるぐる入れ替わっていて。
「どちらかが完全に正しいわけじゃない」「どちらも間違ってなんていなくて、譲れないものがあるだけなんだ」っていうのが視覚的・感覚的に入ってきた。めちゃくちゃいい演出だなと思った。


あの終点、マコトの魂を狩るか、自分が謎迷宮に残るかの場面で、
どうにかして二人でカナイ区を救う結末にならないかと、めちゃくちゃいろんなコマンド入れたよ。

何度も話しかけたら新たな選択肢が出ないかなとか。

結局、本当にこの二択から選ぶしかなくて、
ガチで10分くらい悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで、
自分が残る方を選びましたね。

これは自己犠牲とかじゃなくて。
マコトの魂を狩ってしまったら、マコトは確実に消滅してしまうけど、
自分が謎迷宮に残る分には、まだ時間が残されているから。
あちらの世界から、マコトが助けてくれるかもしれないとも思った。

二人いればまだ道は繋がると思ってさ。
最後の最後までどうにか足掻きたいと思って残る方を選んだ。
(欲を言えばここ、選択肢によって結末が変わるマルチエンディングにしてほしかったな)





そこからのさ、死に神ちゃんの提案、まじで信じられなくて、息を飲んで、涙が止まらなかった。



これさ~~~、第4章だったかな、どこかで開示されていたよね。非常口があるって。
前もってちゃんと伏線が張られていたから、ここで死に神ちゃんが非常口を提案しても全然ご都合主義とは思わなかった。ここで回収されんのかそれ・・・・・・ッ!って天を仰いだ。

制作陣、天才だわ。


死に神ちゃんみたいなさ~~~~、
マイペースで、倫理観も罪悪感もあまりなさそうで、
ご主人様と謎迷宮のことしか頭になくて、
いつでも自分がやりたいように振る舞ってきた女の子がさ、

非常口使おうって、どんな気持ちで言ったんだろう。あんな笑顔でさぁ。

でもあれは、死に神ちゃんの自己犠牲なんかじゃなくて、無理をしているわけでもなくて、
お別れも忘れられちゃうのも寂しいけど、それでも大好きなご主人様の信念を貫かせてあげたい、それをしてあげられるのが自分自身の幸せだって、心からそう思ってくれてたんだと思う。

死に神ちゃんとユーマのコンビが大好きだよぉ・・・・・・・・泣




最後、マコトの働きで少しずついい方へ向かっていって、
でも何もかも完全にいくわけでもなくて、
少しだけ痛むこころもあるけれど、前向きなのは確かで、優しい希望の残るエンディングだったのがめちゃくちゃ好きだった。

ナンバー1としてのユーマも、
記憶を無くした後のユーマも変わらず、
こころの中心にまっすぐ揺らがない『探偵の矜持』があって、
それがめちゃくちゃ格好良かったし、大好きだった。

こういう舞台設計で、こういう物語で、
これが見たい!これが好き!っていうのを正面からドォオオオン!と出してくれた最高の作品でした。



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