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ハロウィンパーティをしよう:Δジョン

全体公開 ジョンのお話 17 1583文字
2023-09-20 17:13:06

秋のヌーフェス参加作品の第2弾です。
Δみっぴきが、翌日ギルドで行われるハロウィンパーティの準備をするお話。
Δみっぴきの設定は、前回のヌ-フェス参加作品のこちらの話(みっぴきは永遠だから Δジョン https://privatter.net/p/10147487)を踏襲してます。
溜まり場は、ドラルク隊長のおうち。安定の不安要素のないお話です。

Posted by @kw42431393

 「さてと、もういいかな?」
 そう言って、さっきまでソファで書類と向き合っていた貴方は、キッチンに向かったヌ。
 今日は非番ヌから、ハロウィンで配るお菓子を焼くんだと言ってたヌに職業病ヌね。ヌンは、書類を片付けながら、軽く溜息をついたヌ。
 ほどなくして、オーブンの開く音と共にパンプキンパイとクッキーのいい匂いがしてきたヌ。
 「おっ、ドラ公。上手そうな匂いだな。」
 「こら、やめんか!このゴブリン。明日まで待ちなさい。」
 美味しそうな匂いにつられて、メビヤツと遊んでいたロナルドくんもやって来ちゃったヌ。
 「こんばんは、隊長。何を手伝おうか?」
 いいタイミングで、このシンヨコが誇るクッキーモンスターも来ちゃったヌ。
 「いらっしゃい、ヒナイチくん。じゃあ、二人とジョンにはアイシングをお願いしようかな。」
 ドラルク様、嬉しそうヌ。皆揃ったヌもんね。
 さあ、明日の楽しいパーティの準備が始まるヌ!



 「隊長、今回もすまないな。せっかくの非番なのに。」
 冷めたクッキーが、ヌン達の手によって色とりどりのアイシングで塗られていくヌ。
 時々、つまみ食いは駄目だよ、と窘める声が聞こえるヌ。
 正直言うと、ヌンも我慢するのが辛いヌね。
 「ハハすまない。隊長のクッキーだから、つい。」
 そうヌよね~。分かるヌよ。
 
 気を取り直して、ヌンは丸いクッキーに色を付けるヌ。
 時々、マジロにしたり、メロンパンにしたり、シンプルにお月様にしたり。
 「ウフフ、上手に出来たね。ジョン。」
 ドラルク様が、頭を撫でてくれたヌ。
 そうしていると、今度は隣から元気な声が聞こえてきたヌ。
 「出来た!!どうだ、ドラルク。これ、畏怖くね?」
 コウモリ型のクッキーに、ロナルドくんが紫色の何だろうヌね。
 「コウモリとゴリラのキメラかね。芸術センスは、おまけして2かな。」
 なんというか顔がゴリラっぽいヌ。全体はコウモリなのに、バナナを咥えた方が似合う顔になってるヌね。
 「なんだよ~、せっかく頑張ったのに。」
 子供みたいに、口を尖らせてでも、面白いかもしれないヌね。だって、ハロウィンヌもの。
 多少、羽目を外したってそもそもここは、人間も吸血鬼も騒がしく暮らすシンヨコだから。こんなのもありヌよね。
 「一番、ハロウィンらしいのはヒナイチくんかな。」
 「えへへ。まぁ、シンプルにお化けとジャック・ランタンをな。」
 彼女は、絵が上手ヌね。きっと、子供達も喜んで貰えるヌ。
 「さてと、お次はラッピングだね。好きなのを使ってくれ給え。」
 そう言って差し出された、包装紙に可愛い袋。皆のをバランスよく、ヌン達は詰めていたヌ。



 「あ、こら。ロナルド。つまみ食いは駄目だぞ。」
 「悪い、我慢できなくってさ。」

 あの大侵攻から日が経っていつもの風景。いつもの会話。本物の家族みたいで、一番楽しいヌン達の時間。
 あぁ、知ってた気がするよそう言ってドラルク様が、再びキッチンに向かう。
 取り出してきたのは、ハロウィン用のパンプキンクッキーの生地だったヌ。

 「全く、また焼くから少しだけ食べていいよ。予備を取って置いてた事に、感謝するように。」
 「「やった~!」」
 「ヌッヌ~!」
 再び、バタンとオーブンの蓋が閉まる音。食べ終わった二人とヌンが、オーブンの前に並ぶこれも恒例になった風景ヌね。
 「あぁ、ヒナイチくん。今日も食べていくかね?明日、私は参加できないから、カボチャづくしの夕食を仕込んであるのだけど。」
 「勿論、頂くぞ!」

 本番のハロウィンも負けないくらい、楽しいみっぴきのハロウィンパーティの前夜祭。
 はじまり、はじまりヌね!!

 

 
 
 


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