万作を観る会
2023年11月23日(木・祝)13:00
国立能楽堂
本日はFC先行で脇正面8列目。
最近は万作の会の公演では、
後ろになることが多くなってきた。
今回も人間国宝が大曲を演るからか、
客足が戻りつつあるのか、
兎に角、完売してる状況から関心が高いのがよく分かる。
今回用意された席は、ちと遠いけど、
舞台と橋掛り全体が見渡せる、
とてもいい角度で見易いお席だった(納得)。
先日、たまアリのスタンド席で、
GLAYを観てきたばかりだったので、
能楽堂という箱の小ささにも改めて感謝した。
やっぱり好きだ、能楽堂(笑)
推し活としては13日振りだった。
今月は能楽鑑賞(=癒し)が圧倒的に少ないので、
そういう意味でも貴重な会であった。
*・*・*
狂言「蝸牛」
太郎冠者:野村萬斎
山伏:野村裕基
主:深田博治
後見:高野和憲
萬斎さんの太郎冠者で観るのは4度目😂
ちなみに裕基くんの山伏で観るのは2度目。
深田さんの主で観るのは3度目でごさる。
何度見ても萬斎さんの太郎冠者は可愛い。
山伏を🐌だと信じて、のほほんとしてる感じは、
まさに太郎冠者らしさが全開である。
今日はおでこ広めに出してたけど、
囃子に乗ってるうちに、
前髪がいつもの感じに戻ってて良きでした🤭
自然と前髪が落ちてきた感じたまらんよね(笑)
今日も良き謡、良き体幹でした✨
一方、裕基くんの山伏は、
初めて観たのが昨年だったので、
その頃と比べると、とても堂々としており、
より様になってきたというか、
山伏姿が似合うなァ、と感じました。
太郎冠者(父)をからかってやろう!
というオーラがちゃんと出てて、
親子の息のあったコンビプレイが見れました😊
ラストは山伏が太郎冠者たちを
突き飛ばして逃げるパターンと
山伏が主も巻き込んで、
皆で囃子に乗って退場するパターンがあり、
本日は後者だったんだけど、
このパターンの時の深田さんの主はハマり役だな、
と思いました😂
太郎冠者の後ろで徐々に乗ってくる感じ、可愛かった😂
*・*・*
連吟「猿唄」
竹山悠樹・内藤連・岡聡史・飯田豪
狂言「靭猿」に出てくる謡を連吟で。
*・*・*
狂言「鐘の音」
太郎冠者:野村遼太
主:福田成生
後見:竹山悠樹
今年始めに萬斎さんバージョンで観ましたが、
その時はホール公演だったんですよね。
なので能楽堂で観るのは初めてだったんですが、
遼太さんの鐘の音、
美声が見所に響き渡ってて良きでした。
なんだか、その寺の鐘の音が想像出来ちゃうような…😊✨
*・*・*
素囃子「男舞」
大鼓:佃良勝
小鼓:森澤勇司
笛:一噌幸弘
*・*・*
狂言「金岡」大納言
金岡:野村万作
妻:高野和憲
地謡:飯田豪・深田博治・内藤連・福田成生
後見:岡聡史
あらすじ↓
https://serai.jp/hobby/94494
初見。釣狐に次ぐ重い曲を小書き付きで、
シテは人間国宝という、
凄い贅沢なものを見せてもらった、と、
万作さんの年齢を感じさせない、
立派な舞を観て実感しました。
本当に万作さんを観てると、
老いることにポジティブな気持ちになれる。
狂言に出会う前までは、老いなんて、
ネガティブなものでしかなかったのに。
あと万作さんの泣きは凄く可愛い。
ホントに、その美しく若い女性が忘れられないのだな、と伝わってきました(笑)
後半は狂言らしい笑いの展開になっていくのですが、
妻役のたかのんが、夫に対する腹立たしいオーラを
沸々と出していて良きでした😂
実際に、たかのんのほっぺに絵の具で彩色するので、
単眼鏡を持っていけば良かったなーと、ちと思ったり。
もっとアップで見たかったな😂😂😂
*・*・*
狂言「合柿」
柿売:石田幸雄
参詣人:深田博治・内藤連・飯田豪・岡聡史
こちらも初見。
柿売が参詣人に柿を売ろうとするが、
試食すると渋柿だったため、
無理矢理売ろうとした柿売が痛い目にあってしまう。
岡さんが柿の入った籠をわざと倒して去っていった時は、容赦ねぇなと思いました😂ヒィー
この柿売さんはおいしい柿と信じ込んで、
事前に試食しなかったのかな😂
試食は大事よ~
最後は柿売が惨めさを謡って終わります。
今回の選曲はどの曲も謡があったので、
狂言の芸としての美しさや奥深さが感じられる
イイ番組構成だったなと思いました。