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お父様のいない日 - 小ネタ

全体公開 1 3 3715文字
2024-02-17 04:27:13

お父様のいない日とNPCと関連NPC達についての設定

はじめに
祝福の塔シリーズはX(旧Twitter)で2021年に初開催された「祝福の塔 四つの街と巡礼の旅(通称:無印)」から始まり、本編全4回+スピンオフ2回で構成されているリアルタイム企画です。
各回は独立したストーリーになっており、通して参加する必要はありません。

本編は既に最終回を迎えているため、今回は過去にさかのぼって前日譚という形でシナリオを制作いたしました。


「お父様のいない日」
本作のテーマは「心の拠り所を奪われた人間がいかにして喪失と向き合っていくのか」。

思い出の中にある過去の記憶をたどりながら、自身のキャラクターや周囲の人間関係を掘り下げていく構成になっています。

生まれてからの全てを宮殿の中でお父様の寵愛を受けて過ごした参加キャラクターには、『お父様』『宮殿』以外の世界観は一切説明されないまま物語が進行します。

時代、場所、異端者、年を取らないお父様……複数の疑問は、あえて開示されることはありません。


祝福の塔とは?(新規参加者の方向け)
リンク先は2021年7月に投稿された『祝福の塔無印のあらすじ』です。
物語の根幹的なネタバレが含まれますので、閲覧の際はご注意ください。



「お父様のいない日」シナリオの背景
「祝福の塔」という死後の世界で街の主を勤めるお父様は、街から嫁いできた妻達との間に大勢の子供をもうけ、宮殿の中で暮らしていました。

そこに突然現れたひとりの異端者がお父様を殺害したことで、世界は一変します。
異端者の目的はお父様の代わりに自分が主となること。お父様の命を奪う事でも、権威を得ることでもありません。

お父様が治めた美しい水の都は荒れ果て、祝福の塔シリーズの中でも屈指の治安の悪さと称される『疑心の街』へと姿を変えてゆきます。

この後、エンドCを選んだ参加キャラクター達は必然的に疑心の街で生きていくことになります。
何やら街の外壁には大きな扉があるように見えますが、その向こうに行こうという意思や疑問を抱くことはありません(祝福の塔は、それを管理している『天使』に都合の良いように思考を調整される気味の悪い場所なのです)。



登場NPCと過去の関連NPCについて

お父様
所属:堕落の街
名前:ヴロ
享年: 24歳
出身:南欧

祝福は『身体能力の拡張、あるいはそれによる疑似的な第六感』。
過去の巡礼の際に祝福を受け取らずに街に残った。
生まれつきの感覚過敏が影響し天候の予言ができたため、幼い頃より「人の器を借りて降り立った神」として祀り上げられ、本人もそれを信じ込んでいた。
生前の死因は重度の日光アレルギーによるアナフィラキシーショック。
作中では異端者に窓を開け放たれたことにより、殆ど眠っている間に命を落としている。
悪意無く差別的で自由奔放な人物。やや偏食で収集癖があり、お気に入りのモノやヒトを手元に集めたがる。

▽主な登場作品
本作が初登場


異端者(ジャシム・アルアスカリ)
街で石運びをしていた奴隷。作中では地べたで眠っているところをお父さまに話しかけられている。
お父様に恨みは無く、良き主だと認識はしていたが『自分自身が街の主の座に就く』という強い目的があったため革命を実行に移した。
心根が悪い人間なわけでは無いが、弱い者は死んでも仕方ないと本気で思っているため、妻となった娘達に対しても父親殺害の謝罪は一切無い。衝動的で、咄嗟に手が出る酷い癇癪持ち。

祝福の塔シリーズでは、「疑心の街の主」「史書」として登場している。

▽主な登場作品
2021年2月「祝福の塔 四つの街と巡礼の旅」
2022年12月「祝福の塔.(ピリオド) 生者の行進と真実の鏡」


神様の血を引く誰か(アズラーシュ)
エンドCを選び街へと逃げ出したきょうだいの末裔であり、「疑心の街の主」の千と一番目の妻。
祝福の塔シリーズでは「架空の街の主」として登場している。
曾曾(略)祖父から、水路を引き直すための知識を語り継がれていた。
祝福の塔が崩されそうになった際は殆どが塔育ちである一族を背負って必死に抵抗している。

▽主な登場作品
2021年11月「祝福の塔2 目覚めの巡礼とまどろみの果実」
2022年12月「祝福の塔.(ピリオド) 生者の行進と真実の鏡」


とある若者(髙楷彦星)
巡礼の際に堕落の街の主に心酔したとある巡礼者が、現世へと戻ったのち、薄れた記憶を頼りに『星楽園会』という新興宗教団体をつくった。
しかし神の言葉は歪んで伝えられ、現代日本においてその団体は金銭絡みの犯罪の温床になっている。
彼はその教団の敬虔な信者であり、保険金詐欺事件の被害者。
祝福の塔シリーズでは「信仰の街の主」として登場している。

▽主な登場作品
2021年4月「祝福の塔3 天使のたまごは何色か?」
2022年12月「祝福の塔.(ピリオド) 生者の行進と真実の鏡」


祝福の塔シリーズの運営について

Blueskyでの創作企画開催という、慣れない形での進行にお付き合いいただきありがとうございました。

主催としては新しい参加者様にもどんどん楽しんでいただきたいため、『前作の内容を知らなくても楽しめること』『創作に必要な情報は開催期間中にすべて出すこと』を大切にストーリーを考えています。
今回をきっかけに、初めて祝福の塔に触れた方も楽しんでいただけのであれば嬉しい限りです。

「お父様のいない日」では、舞台装置として設置された『お父様』『宮殿』以外の世界観の説明は一切されません。
参加キャラクターが知る必要のない・もしくはこれからも知ることの無い情報は全て削っているため、『祝福の塔』という言葉すら出てこないかと思います。
そのためわかりづらい箇所もあったかもしれませんが、祝福の塔は自由な企画ですので、描かれていないところは適宜ご自由に創作してお楽しみください。


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