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クトゥルフ神話TRPG【火焔木〜かえんぼく〜】2024/02/20

全体公開 感想 10446文字
2024-02-20 23:13:04

PC:渡辺隼都
感想と、それからログが入ってます。故に本シナリオのネタバレがあります。

Posted by @35kayaku

【目次】
感想2≫
シナリオログ3≫


【感想】
本当にKPレス、そして無料でいいんですか?!と言うぐらいに良いシナリオでした……作者様の思惑とは外れるかもしれませんが、これ例えば大切な人キャラの人がKPとしてソロシナリオとして回してもいいのでは、それぐらいに考えさせられるし、そのキャラの「何故貴方は人を殺した、そしてその身で大切な人がいる?」という命題に向き合うこととなるので――重みが違います、よね。

継続探索者なので通ったシナリオのネタバレを出来るだけ曖昧にぼかしながら避けながら述べるのであれば。今回回った自探索者は「大切な人を救うために、人を殺した」という経緯がある人なので、人を殺したくて殺したわけではなかったんですよね。ただ必要だから、天秤に掛けて大切な人を選んで、それ以外を、もっと言えば自分自身すらも切り捨てた人間だったので。殺人に悦を得たわけでも、自分の身を守るために(ある意味では己の精神を守るためとも言えなくはないけども)殺したわけではないので。そこが黒幕であるイゴーロナクのお眼鏡には当てはまらなかったんだろうなあ。だからこそ、大切な人だけが大事でその思いを立ち切れなかった彼だからこそ「トゥルーエンドだったんだなあ」と思いました。

ただ元々SAN値が少ないこともあって、SAN値は溶けて元値まで戻らず、尚且つ不定の狂気まで発症しました。一時的狂気は免れた……厳密にいえば一時間以内に全ての出来事は起きているので起きてもおかしくはないんですけども。
まあそれは仕方ないかなと。犯した罪は無かったことにされたとはいえ、犯した事自体は変わらないと思っていながらも実際にそれを目の当たりにすれば違うだろうし。一線を越えてしまったとはいえ、警察官という立場の人間ではあり、人としては真っ当な感性は持ち得ているので、人の悪意には弱いでしょうし。
そして不定の狂気:フェティッシュを発症したことで、更に大切な人への執着が増してしまった……まあ、神話的事象によって帰ってきた兄だからこそ、再び神話的事象によって容易く消えてしまう可能性は考えてしまうだろうから。仕方ないかなあと。それはそれとして、自分がフェティッシュを引き当てることが多くて笑ってしまう。





【COCシナリオ】 : 火焔木〜かえんぼく〜【kpレス】

【コンクリートの部屋】 :
目が覚めたあなたは、見知らぬ部屋で黒い椅子に座っていることに気が付いた。天井も、壁も、床も、コンクリートらしきグレーの無機質な素材でできている。
どこからともなく聞こえてくる女性のすすり泣く声や男性の嗚咽交じりの慟哭が部屋に反響している。床の上に一冊の黒く分厚い本が雑に落ちており、また、部屋には扉が一つしかない。

そしてこの部屋はなんだかやけに蒸し暑い。

あなたは、着た覚えのない真っ黒な喪服に身を包んでいることに気が付く。(SAN0/1)
1d100<=40 【正気度ロール】 (1D100<=40) > 55 > 失敗 SAN : 40 → 39


「っ……いったい、なんなんの。」
(見覚えのない部屋、拉致されたか?でも、特に拘束もされていない。流石に荷物は没収されてるみたいだけど……というか、なんでこんな喪服みたいな服着せられてんの)
(声が……うるさい。耳障りだな。あと服装のせいか、余計に肌に張り付いて蒸し蒸しするんだけど)
……とにかく、この場にいても仕方ない」


→部屋を調べる

▷部屋を調べる : あなたは部屋を見渡した。壁を叩いてみると、鈍くこつんと音がし、この壁の厚さを物語る。やはり部屋には、本と椅子、そして扉しかなさそうだ。出るには、そう、扉くらいしか

「まあ、分かってたけど。これだけ厚いなら聞き耳立てたところでろくに聞こえないか」

→本を調べる

▷本を調べる : あなたは床に投げ捨てられた一冊の本に手にとる。
光をすべて吸い取ってしまうかのように黒い表紙には、金の装丁が華美に施されている。また、この本はどうやらとても古そうだ。そして妙なる芳香を放ち非常に魅力的だ。

本に<アイデア>
CCB<=45 【アイデア】 (1D100<=45) > 77 > 失敗

▷本を調べる、アイデア失敗 : あなたはこの本が魅力的であるということ以外、特に何も感じなかった。

(なんでこんな古臭い本に惹かれてんの……
(とりあえず本は置いてこ。ろくな目をみなそう。あとは扉を確認して、他に方法が無ければ考えるかな)


→扉を調べる

▷扉を調べる : あなたは扉を調べた。鉄のような素材でできており、扉にカギはかかっていないようだ。
扉の向こうからはごうごうと何か音がする。
扉をよくよく観察すると、そこには小さな穴が一つだけ空いていることにあなたは気が付く。
あなたが穴の中に目を通せば、黒くバチバチと何かが燃えているのが見える。燃え、煤になっていくものの一部は、宙に舞っては落ちて、赤い炎の中にきらめいている。

「は……
(なんだあれ、炎か、どうして扉の先が燃えている?というか蒸し暑いと感じたのはそのせい……?だとしたらこの場に留まるのは得策じゃない、というかそもそもこの状態で扉を開けて無事でいられる?)
「けど、他に出口がない。このまま蒸し焼きにされるぐらいなら、一か八かにかけるしかない」
……一応、あの本ぐらいは取っておくか。物証になるかもしれないし」

→本を開く

▷本を開く : 本の魅力に抗えなかったのか、はたまた自ら望んだのか、あなたはついに本を開き中身を確認した。目に映る文字は、文字であるのに背徳的で、あなたが知っているものではないが、なぜか内容が理解できてしまう。あなたはそのことに違和感を感じることだろう(SAN 0 /1d3)
1d100<=39 【正気度ロール】 (1D100<=39) > 42 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
SAN : 39 → 38

▷本の内容 : 本には、ある神の姿が描かれていた。それは白く、膨らんだからだをもって、頭部のない人型の神である。その姿の異様さに、あなたはひどく恐怖した。(SAN1d3/1d5)
1d100<=38 【正気度ロール】 (1D100<=38) > 69 > 失敗
1d5 (1D5) > 4
SAN : 38 → 34
……は、なんだよ、なんなんだ、これ」
(きもちわるい、きもちわるい、きもちわるい、こわい、こわい、こわい、いやだ、いやだ)
「っ、こんなことしてる場合じゃない……!はやく、はやく出ないと……!」

→探索を終え、扉を開く



【扉を開けた】 :
あなたは扉を開ける。まばゆい光に包まれ一瞬目がくらむ。何か熱いものが一瞬頬をかすめた気がする、が、外傷はない。ようやくその光に目が慣れてきたあなたの目に色とりどりの花々が映る。
蒸し暑い室内には、鮮やかな蝶が幾数も舞飛び、花の香りが濃厚に充満していた。頭上を見上げると天井は高く、くすんだガラス張りで、ツタ科の植物が一部それを隠している。

あなたはここが温室であることがわかる。入口から続く舗装された小道の横には、アジサイやアザレアが美しく生い茂り、その隙間からは野イチゴやブルーベリー、レモンの実が見え隠れしている。
桜の花弁が舞い散る一方で、金木犀の花の香りが甘く鼻孔をつき、ヒマワリの咲くその下には、形を保ったままの牡丹の花が数個落ちている。

それらの植物の在り方は、まるであなたの常識から外れていてでたらめである。あなたはこの空間に少なからず動揺するだろう。(SAN 1/1d3)
1d100<=34 【正気度ロール】 (1D100<=34) > 42 > 失敗
1d3 (1D3) > 1
SAN : 34 → 33

「なにこ、れ……でたらめにも程があるでしょ」
「アジサイ?イチゴ?てか桜に金木犀?そしてひまわり??なにこの季節感皆無の空間」
(というか、さっき扉越しに見えたあの火はなんだったの。一瞬熱気を感じた気がしたのは気のせい?)

▷先を行く : 植物が連なり、昆虫が羽音を立てる細い小径を進んでいくと、あなたはふと、開けた空間に出た。
その足場は円型に舗装されており、その中心には、いかにもガーデニング風といったロココ調で曲線美の美しい白い椅子とそして丸い机が置かれていた。机の上には、メモが置いてあり、その横にはよく冷えているらしい、氷の入ったレモネードと、ガーデニング用のはさみが置かれている。

メモには
『園芸用鋏をもって、この先へとお進みください。
よろしければ、レモネードをどうぞ。』
と書かれている。

「誰が置いたの、こんなの……
(普通に考えてこんな人もいない空間に飲み物が置いてあるって、おかしいでしょ。さっきの本といい、得体が知れなさすぎる……!)

▷後ろを見れば : あなたがふと後ろを振り向けば、これまで来た道が消え、そこが緑に覆われてしまっていることに気が付くだろう。
あなたは園芸用鋏を手に取ると先へと進んだ。

「ああ、もう後には戻れないよってわけ?」
「いけばいいんでしょ、いけば」

▷奥へ進めば : むせかえるような花の匂いと湿度に、頭がくらくらしつつもあなたは歩く。
曲がりくねった道の端には、ウツボカズラやチューリップ、タンポポ、オジギソウなどが生えている。
そしてあなたは再び開けた場所に出た。
その中央に、花がうずたかく積まれており、その上に人が入りそうなくらいの白い箱が安置されている。
そう、それはまるで祭壇のようであった。
右のほうを見れば、ひときわ目立つ柵で区切られた花壇がある。
また、奥のほうには扉があり、非常口と書かれた緑の灯が場違いに光っている。

「ほんっと、ちぐはぐすぎるんだけど」
(とりあえず箱から調べるか)

→白い箱の近くに行く
あなたは白い箱へと近づいた。
白いその箱は、白を基調とした花々によって彩られていた。種類は菊が目立つ。
箱にはふたがない。あなたが箱の中に目をやると、そこには、あなたが過去に殺害したはずの人物がすやすやと寝息を立てて眠っていた。殺したはずの人物が眼前に現れたことにあなたは衝撃を受ける。(SAN1/1d6+1)
また、あなたは、眠れる(被殺害者)の顔のそばに小さいメモが添えられていることに気が付く。
メモにはただ
 『あなたがふさわしいと思う花を、どうか、一輪、ささげてください。』
とだけ書かれている。

1d100<=33 【正気度ロール】 (1D100<=33) > 2 > 成功
SAN : 33 → 32

「はは、は……なんだよ、なんだよ、これ。今更何だってんだよ。」
「分かってるよ、有り得ない。俺が手に掛けた人間は全員生きてて、何もなかったかのように過ごしてる」
「でも、だからといって殺した事実に変わりはない」
「兄さんを優先して、それ以外の人間を切り捨てたことに変わりはない」
「今更突き付けなくたって分かってるよ……人殺しなのは、自分が一番知ってる」

→花壇を調べる
▷花壇を調べる : 花壇の入り口には『献花用』と書かれている。また、その下に注意書きが添えられている。

『  あなたが、(被殺害者)に好意を抱いていたのなら赤色の花を。
あなたが、(被殺害者)に嫌悪を抱いていたのなら黄色の花を。
あなたが、(被殺害者)に何も感情を抱いていなかったのなら白色の花を。 』

確かに、花壇の中には黄色い花、青い花、白い花が咲いている。
黄色の花はガーベラ、青色の花はムスカリ、白い花は菊である。

CCB<=75 【知識】 (1D100<=75) > 28 > 成功
▷花の知識 : 黄色のガーベラの花言葉は親しみやすさ
ムスカリの花言葉は無益。
白い菊は一般に葬儀で用いられる、ありふれたものだ。

「なるほどね、さっきのアレに捧げろってわけ」
「どうもさっきの注意書きと花言葉が噛み合ってない気がするけど。でもまあどっちにしても捧げる花に変わりはないから別にいいか」
(故人に、まあ生きてるんだけど。それでも殺した被害者に捧げるなら、白い菊だろうな。)

▷花を摘み取る : あなたは無数に咲く花々から一本だけを選び切り取る。
その時あなたは、茎の切断面からどろりとした血のような赤色が流れるのを見た。
(SAN0/1d4)
1d100<=32 【正気度ロール】 (1D100<=32) > 60 > 失敗
1D4 (1D4) > 3
SAN : 32 → 29
1D10 (1D10) > 5
KP : 不定の狂気【フェティッシュ】

「ぅ、ぁ……
(ちがう、これはちがう、これは、じぶんがころしたひとではない、ひとでは、ない)
(これは、はなで、ひとじゃない)
(でも、あれは、おなじように、ちが、ながれた)

ふらふらとした足取りで、何かに引き寄せられるように白い箱――もとい、棺へと足を向ける。

▷花を手向ける : すると、(被殺害者)はゆっくりと目をあけはじめた。ゆらりと立ち上がり、棺から起き上がる。
そして(被殺害者)は柔らかに、もしくは不敵に笑い、あなたに話しかける。その言語はあなたには耳慣れないものだったが、なぜか意味は分かってしまう。そこにきみの悪さをあなたは感じる。(SAN 1/1d3)


被害者は声を放つ。
「久しぶり。」
「元気にしていたかい?」


「こっちは……そう、君のせいで、こんな目に……
そして、被殺害者はおもむろに、あなたが手向けた花を見る。

1d100<=29 【正気度ロール】 (1D100<=29) > 13 > 成功
SAN : 29 → 28

▷白い菊の花を見られた : 白色なら
被殺害者は悲しそうに言う。
「なんの変哲もない、白い菊の花……
「葬儀にはもってこいの……、私の死は君にとって、何だったんだ?教えてくれ。」

「っ……別に何だって良かった。誰でも良かった。あんたじゃなくてもよかった。でも、俺の目的のためにはあんたの死が、遺体が必要だった。だから必要なことだからやった。……我儘で、殺したんだ。あんただからじゃない、標的に運悪く当たったのがあんただって、話」

被殺害者 : 「そう、そうかい……
▷被殺害者からの言葉 : 「私は君に殺されて、そして魂はこの温室から抜け出せなくなってしまった。」
「ここの時間の流れは非常に遅い。私は君に殺されてからというもの……数百年はここにいる。」
「私は、君が来るこの日を心待ちにしていたんだ…… いつかいつかと待ちわびた。」
「早く、この温室から抜け出したい……
「だから……

……もう一度私を殺してはくれないか?」


気が付けばあなたは被殺害者を殺した時に使用した武器を手にしていた。ナイフならナイフ、拳銃なら拳銃。素手なら素手。貴方はあの夜、命を切り捨てた、刀だった。

「もしくは、私に殺されて、死んでくれ。」

「はは、は――報いを受けろってか。
やだね。確かに人を殺したさ、俺は。
だからといって、殺される気はないよ。
この命、あんたにだけはくれてやる気はない。
人を殺したことに変わりはない、だから……もう一度、あんたを殺すよ、俺の我欲で」

戦闘開始 : ・PCの初期耐久値は22に設定してください。
・pcの与えるダメージは武器によらず一ラウンドにつき一定の1d5となります。
・戦闘技能の技能値すべてに+10補正をしてください

1ラウンド : 1ラウンド目
温室の中は気が付けば桜が満開で、春らしい陽気に包まれている。鶯のさえずる音が聞こえてくる。
(被殺害者)は言う

「そう、春。うららかで、生命の息吹を私に感じさせてくれた。すべてが浮かれていた。
それが心地よかった。」

あなたは春について、何か言うかもしれない。
__1ラウンド目の行動を開始してください__

「言いたいことはそれだけ?」

CCB<=85 【日本刀+10補正】 (1D100<=85) > 73 > 成功
1d5 【日本刀判定】 (1D5) > 2
被殺害者 : CCB<=50 【パンチ】 (1D100<=50) > 2 > 決定的成功/スペシャル
▷必中選択
1d3 【パンチダメージ】 (1D3) > 3
[ 渡辺隼都 ワタナベハヤト ] HP : 22 → 19
「っ、」

2ラウンド : 温室の中の温度が急激に増す。桜は緑を青々と茂らせ、じりじりと真夏の日の光があなたの肌を焦がす。ヒマワリは顔をそろえてこちらを見ている。朝顔やへちま、ダリア、そしてホウセンカが咲き乱れる。
(被殺害者)は言う。
「夏、美しい夏。時に残酷なほどに熱い太陽が生き物すべてを高みへと持ち上げていた。また、夏休み。幼いころの記憶がよみがえる。すべてが愛おしい。楽しかったんだ。」

あなたは夏について、何か言うかもしれない。
__2ラウンド目の行動を開始してください__

CCB<=85 【日本刀+10補正】 (1D100<=85) > 17 > スペシャル
1d5 (1D5) > 5
被殺害者 : CCB<=50 【パンチ】 (1D100<=50) > 76 > 失敗

3ラウンド : 少し寂しい風があなたの頬をなでた。ふと足元を見れば赤く染まった紅葉の葉が落ちている。見渡すと木々は緋色、黄金色それぞれ葉を付け、柔らかな金木犀の花の香りが鼻孔をかすめる。
(被殺害者)は言う。 「秋は食べ物がみんなおいしかった。移ろいゆく景色の中で月はけさやかに輝いていた。そう、すべてが大成する。そんな季節だったんだ。」

あなたは秋について、何か言うかもしれない。
__3ラウンド目の行動を開始してください__

CCB<=85 【日本刀+10補正】 (1D100<=85) > 8 > スペシャル
1d5 (1D5) > 2
被殺害者 : CCB<=50 【パンチ】 (1D100<=50) > 36 > 成功
渡辺隼都 : CCB<=64 【回避】 (1D100<=64) > 61 > 成功

4ラウンド : 鼻の先に冷たいものが乗る。戦闘で上気したあなたの頬に雪が乗り、溶けては消える。
どこから雪は降ってきているのだろう。あなたが上を見上げれば、温室を温室たらしめたガラスの天井は最早なくなっていた。遥かなる天から、雪があなたと(被殺害者)のもとへ優しく降り注ぐ。外はもう夜だ。
 「大人になっても雪を見ると気分が高揚したものだ。寒い日の夜には遠くの鉄道の音もよく聞こえて……。君にそんな思い出はあるかい?」
あなたは冬について、何か言うかもしれない。
__4ラウンド目の行動を開始してください__

CCB<=85 【日本刀+10補正】 (1D100<=85) > 24 > 成功
1d5 (1D5) > 1
被殺害者 : CCB<=50 【パンチ】 (1D100<=50) > 33 > 成功
渡辺隼都: CCB<=64 【回避】 (1D100<=64) > 63 > 成功

5ラウンド : 一変。
あなたが目にしたものは、燃え盛る炎だった。
あたり一面を焼き尽くす火、火、火、火。
 美しい花も、優しい鳥の音も、飛び回る蝶もなにも焼け落ちたようだ。そのうちすべてが黒くすすけて灰になる。炎はあちらこちらへと燃え広がり、その火の手はじきにあなたと(被殺害者)のところまでやってくるだろう。

「全部焼けてしまった。私に見える景色はもはやこれだけ。あんなに世界を、そして、生を愛していたのに。……そう、こうして、私の人生は終わってしまった……。」

……あなたは何も言わない。
__5ラウンド目の行動を開始してください__

CCB<=85 【日本刀+10補正】 (1D100<=85) > 65 > 成功
1d5 (1D5) > 4
被殺害者 : CCB<=50 【パンチ】 (1D100<=50) > 77 > 失敗

「しつこいなあ、こんな空間なんだ。まともな人間じゃないとは思ってたけど。こんなに切っても手応えがないのもどうかと思うよ」

▷被殺害者の声 : 火の勢いは増す中で、(被殺害者)は息も絶え絶えに言う。
 「なあ、なんで、私は死ななくちゃならなかったんだ?」
 「君が殺した私と君が心底大事にしているあいつ。私たちの違いは、何だったんだ?」

(被殺害者)が指をさす。その先にはあなたの兄が横たわっていた。
あなたは、なぜ?と驚く。

 「教えてくれよ。」

「一つだけだよ。兄さんとそれ以外の人間、それだけ。俺が、何も全て犠牲にしても、優先したい人、それだけの違いだよ」

▷力なく(被殺害者)は言う。 : 「ああ、そうか。納得はできないけど。それが君の答えか。」

▷火が迫る : 炎がいよいよあなたたちのいる広場へと回ってきた。
広場奥の扉がけたたましく非常音を鳴らしている。もう時間はない。もはや出口へ向かうしか、あなたが助かる術はないだろう。

あなたの大切な人は、なおも意識がなく横たわっている。
眼前の(被殺害者)があなたに声をかける。
 「さっき、君とやりあって分かった。私に君は殺せない。これが運命ってやつなのかもな。ここから逃げる前に、どうか、私を殺してくれ。このまま君に逃げられたら、再び私はこの温室に閉じ込められることになる……。だから、どうか……。」

 火の手はもうあなたたちのすぐそばに来ている。
扉へ向かえば、あなたは助かるのかもしれない。しかし、そこに大切な人を連れていくことはできない。(被殺害者)を殺すことも。

CCB<=45 【アイデア】 (1D100<=45) > 31 > 成功
▷アイデアに成功 : この炎を被殺害者はある程度、操ることができるのかもしれない
「だったら、この炎。あんたなら少しはどうにかできるんだろ。なら殺してほしかったら、融通効かせてよ」
しかし被殺害者は何も言わない
「あっそ。じゃあ俺は俺の好きなようにするよ」

横たわる兄の方へと駆け寄る。兄は目を伏せて物も言わず、ただそこに横たわるままであった。
(まるであのときと同じ……いや、こんな火に巻かれてはいなかったけど)
「兄さん、帰るよ。……付き合わせて、ごめん」
そういって跪いて兄の体を起こそうとする。

▷兄に駆け寄る : そして、彼の肩を強く揺さぶり、声をかける。そうすると、彼はようやく目を覚ます。しかし、火の手はもうあなたのすぐ近くにある。
……まもなくして、炎があなたの体を焼き始めた。

髪が焦げるにおいがする。 : 耐久値 -1d1
HP : 19 → 18

炎があなたの皮膚を焼き始める。 : 耐久値 -1d2
1d2 (1D2) > 2
HP : 18 → 16
(腹いせか、それとも報いか。ああでも、兄さんが無事なら、焼かれてないなら、いいか)

炎があなたを包んでからどれくらいの時間がたっただろう : 耐久値 -1d3
1d3 (1D3) > 3
HP : 16 → 13

▷あなたが意識を失いそうになったその時、 : (被殺害者)の声が聞こえてきた。
『あーあ、こんなの見せられたら、仕方がないよね……。』

あなたたちを包んでいた炎がほどけて消える。
そして火の海原が開けていく。扉へ向かって真っすぐ道を作るように。

「なに、これで満足だったわけ?理由が知りたかったってこと?」
被殺害者 : 「さあね」
「ふぅん。別にいいけど。ただ兄さんを巻き込んだら今度は……只じゃ済まさない、から」

燃え盛る炎の中、あなたは彼の手を取り、扉へと向かって歩んでいく。
『じゃあね。』
諦めたにしては満足そうな(被殺害者)の声が最後に聞こえた。

……目が覚めるとあなたはあなたの大切な人とともにいた。彼が優しくあなたに微笑みかける。あなたたちはいったいどんな会話をするのだろうか。

……なんで、わらってるの。
はあ……別にいいけど。てか、今日仕事でしょ。のんびりしてたら遅刻するんじゃないの。
支度できなかったら置いてくから」
……本当は置いて行くなんて、出来ないけど。やっぱりだめだ。紅葉さんが言ってくれたけど、自分は、兄さん以外を優先出来ない。同じことがあればきっと俺は――

◇トゥルーエンド : 報酬
SAN値回復
 大切な人を連れて帰った      +1d6
 無事帰還             +1d3
 レモネードを飲んでいた場合    +1d3
1D6+1d3 (1D6+1D3) > 3[3]+1[1] > 4
SAN : 28 → 32

【不定の狂気】フェティッシュ
内容:兄に対する執着
一度は死んだ兄、不可思議な現象によって再び蘇ったものの、いつまた不可思議な現象によって命を手折られるとも限らない。
一度喪ったからこそ、もう二度も手離せない――失って、なるものか。
1D6 (1D6) > 4: 4か月継続する。


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