1ページ⇨能力者の研究について
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〔能力者の研究について〕
【ラルフ・クリストローズ】
人類初のABSOLUTEの観測者として知られる科学者。A.O.G.2900に発火能力を得た複数の能力者の存在を知り、研究を進めていった結果、同じ発火能力を持つ彼等が、それぞれ異なる特性を有していたことを突き止めた。それから15年後、これまでの研究結果を纏めた「クリストローズ・レポート」を発表し、全世界に能力者の存在を知らしめた。それと同時に、能力者にはそれぞれ唯一無二の特性があることから、彼等を「ABSOLUTE」と命名した。A.O.G.2930に病没。
【クリストローズ・レポート】
人類初のABSOLUTEの観測者であるラルフ・クリストローズが出した、APや能力者に関するレポート。レプリカが幾つも出回っているが、原本にしか記載されていない情報もあり、消失した原本を未だに探し求める者も少なくはない。
【能力者の社会的認知度】
A.O.G.2900、ラルフ・クリストローズという科学者が人類初の能力者を発見し、その唯一無二な性質を見抜いて「ABSOLUTE」と命名した。しかし、世間一般に能力者の存在が知れ渡るきっかけとなったのは、A.O.G.2955に惑星サハラで勃発した第四次資源開拓戦争にて、アーシュラの人革軍が導入した能力者兵士だった。能力者が世間に認知され始めてからおよそ半世紀が経ち、様々な場所で能力者が発生していることもあり、彼等の特異性は広く知れ渡っていった。また、能力者に関する法律の整備も進んでおり、
【APの謎】
ABSOLUTEの能力発動に必要なAPだが、実は、一種のダークマターとして扱われている。その最たる理由が「あらゆる物理法則を超越する」からである。たとえば銃を形成する能力者がいた場合、銃の原材料としてAPが利用されるが、如何にしてAPが具現化して物体を構築するのかまでは明らかになっていない。物質を創造または模倣する力があると見なされているが、どういうメカニズムで変化しているのかは不明であるのだ。しかし、ABSOLUTEの超常現象を説明するにはAPが必要不可欠であるのもまた事実である。
〔年表:ABSOLUTEの歴史〕
【能力者の発見から現在までの100年】
現在でも稀有な存在と見なされることがある能力者。彼等が一般社会に溶け込めるようになったのには、それなりの時間を要したという。しかし、A.O.G.2955を境に、人々はようやく能力者が実在することを確信した。能力者の発見から現在に至るまでの100年、その間に発生した出来事を、以下の通り紹介していく。
■A.O.G.2900
「世界初のABSOLUTE観測」
科学者ラルフ・クリストローズが世界初の能力者を発見し、その唯一無二の性質から「ABSOLUTE」と命名した。
■A.O.G.2903
「世界初のAPの観測」
能力者が無意識のうちに放出するエネルギーを世界で初めて観測し、「ABSOLUTE's Power」の略称として「AP」と命名。更に、APが周囲の人間に影響を及ぼすことも判明した。
■A.O.G.2905
「超人開発機関の発足」
能力者の起源、発生原理などを探るべく、AP-LABの源流となる組織「超人開発機関」が惑星エイスで密かに結成された。
■A.O.G.2910
「人工能力開発プラント爆発事故が発生」
超人開発機関で開発中の人工能力者が突如暴走、施設が爆発して多数の死傷者が出た。表向き工場内の粉塵爆発が原因と報道されている。
■A.O.G.2915
「クリストローズ・レポートが完成」
超人開発機関の代表となったラルフは、これまでの研究結果を纏めた「クリストローズ・レポート」を全世界に公開し、能力者の存在を世に知らしめたが、実在すること自体は認められなかった。
■A.O.G.2930
「ラルフの病没、アーシュラ国軍による援助の開始」
ラルフが病気で他界したことを受け、超人開発機関は解散の危機に陥りかけたが、更なる国力を求めたアーシュラ国軍が援助することを確約した。
■A.O.G.2945
「人工能力の量産化に成功」
アーシュラ国軍の支援を受けた超人開発機関は、世界で初めて人工能力の開発に成功し、同年には人工能力の量産化を実現させた。
■A.O.G.2950
「超人開発機関の解体」
アーシュラ国軍と共謀して非人道的な実験を行っていたことが暴露され、超人開発機関は解体されたが、一部の人間はアーシュラ国軍内に留まった。
■A.O.G.2955
「第四次資源開拓戦争とAP-LABの結成」
第四次資源開拓戦争が勃発し、その中で能力者の存在が大衆に認知されるようになる。同時に、かつての超人開発機関はAP-LABとして再結成された。
■A.O.G.2956
「能力者の覚醒ラッシュ」
能力者の存在が認知された直後、人々の間では能力者に覚醒したという報告が頻発し、A.O.G.2956は能力者の一年と言われるようになった。
■A.O.G.2960
「異能犯罪取締法の制定」
度重なる異能を用いた犯罪に対処するべく、異能を用いた犯罪の厳罰化を求める声に応じて異能犯罪取締法が制定、全ての惑星国家で施行された。
■A.O.G.2963
「
能力者の能力を管理するための
■A.O.G.2970
「異能申告登録義務法の制定」
異能の命名方法、異能の有無の申告などを定めた異能申告登録義務法が施行され、一部の惑星国家では
■A.O.G.2977
「世界初の
APを一切受け付けず、第三者の異能を無効化する生物や人間が世界で初めて発見され、彼等は総じて「
■A.O.G.2979
「能力型式の制定と公表」
能力を二つ持つ者など、異能以外に様々な特徴がある能力者が出てきたため、AP-LABは能力型式を制定し、世間一般に公表した。
■A.O.G.2980
「宇宙国際能力施錠法の制定」
ISG制式
■A.O.G.2985
「人工APを生活必需品やインフラに導入」
人工APを利用したインフラ設備や家電などが次々と現れ、更には、専用デバイスなしで通話可能な「スマートリング」が登場した。
■A.O.G.2990
「殲滅事件が発生」
惑星ノクタールで能力者を対象にしたテロ「殲滅事件」が発生し、多くの死傷者が出たことで、一時的に能力者に対するヘイトが高まった。
■A.O.G.3000
「能力者の初観測から100年が経過」
世界で初めて能力者が発見されてから100年が経過した現在。能力者の存在は当たり前と化しつつあるが、彼等を取り巻く課題は増え続けており、国際宇宙法が行き届いていない問題もまだまだ多い。果たして人類は、能力者との共存ができるのだろうか?