@dhCtsL3Jx1H12Sr
一ノ試練
船着場の旅人
〜蟒頭村の大沼周辺
ピカラ「はぁ…いったいいつまで沼の周辺を彷徨えばいいのですか」
シモベ「仕方ないでしょ!どこまで歩いても船着場が見当たらないんだから!」
ピカラ「地図はご持参なんでしょう?地図通りに行けば着くはずです」
シモベ「地図通りに行って素直にあったら苦労しませんよ!」
???「あのー、お困りですか」

蟒頭村の旅人
シイラ Shira
シモベ「ソウナンデス…沼の孤島への船を探しているのですが」
シイラ「なるほど、であれば私が案内しましょうか」
シモベ「ありがたやありがたや…!」
ピカラ「その服装からしてー、貴方は旅の者ですね」
シイラ「はい。ここはお気に入りなので、旅の途中によく寄るんです」
ピカラ「それなら、白神の伝承についても何か知っている事があったりして」
シモベ「そうだ!現地で話を聞くのも調査の基本!何か知らないかい?」
シイラ「そうですね…では、私の言い渡す試練を全て突破すれば、お教え致しましょう」
ピカラ「そうですか、分かりました」
シモベ「ええっ!ここはなんとか〜って渋るところでしょうよ!」
ピカラ「何を言っているのですか?目の前に具体的な解決策があるのですよ?」
ピカラ「それをやらずしてどうするというのです」
シモベ「ええい仕方がない!受けてやりますよ!」
シイラ「その調子、でないと島に渡ったとて命の保証ができませんから!」
試練、開始!
===
Enemy : シイラ
Bullet Trial × 4
一ノ試練 ー幸先ー
二ノ試練 ー行脚ー
三ノ試練 ー釣糸ー
四ノ試練 ー伝承ー
===
行動、止め!
シイラ「お見事…さぁ、船着場に着きましたよ」
シモベ「はぁ〜つかれた、船でゆっくり休むとしようかねぇ〜」
ピカラ「そんな軟弱な体で、これまでよく調査やシモベ活動できましたね」
シモベ「ひぃん…」
シイラ「まぁまぁ」
シイラ「それでは、無事帰って来て下さいね」
ピカラ「…はい?」
二ノ試練
沼上の海域
〜孤島へ向かう船上
シモベ「ヒャッハー!いい眺めだァ!」
ピカラ「こんなにはしゃいじゃって、疲れたから休むのかと思ってましたよ」
シモベ「テンションが上がると疲れも吹っ飛ぶものなのだよっ!」
ピカラ「高麗人参の摂り過ぎでは?」
???「ざぱーんっ!」

沼のシーサーペント
サージャ Sajya
サージャ「そこの人間共!お命頂戴よ!」
ピカラ「おや、精霊とも似つかぬ存在がここにもいたとは」
サージャ「セーレー?なによ精霊って」
ピカラ「この様子じゃミナモの親戚ではないようですね…知らなきゃ知らないでいいんですよ」
シモベ「それはともかく!今は我々の身を守るべきでしょう!」
ピカラ「我々以外に乗客はいないようですし、派手にやっても怒られはしませんよね」
サージャ「なに?あたしの邪魔をする気?」
サージャ「そっちがそうなら迎え撃ってやるわ!」
シモベ「では、我々が勝ったらあなたを調査の標本に…」
サージャ「お断りよ!このド変態!」
試練、開始!
===
Enemy : サージャ
Bullet Trial × 5
一ノ試練 ー繁茂ー
二ノ試練 ー合唱ー
三ノ試練 ー細網ー
四ノ試練 ー転覆ー
五ノ試練 ー海蛇ー
===
行動、止め!
サージャ「うそでしょ…」
シモベ「では早速!」
サージャ「ぎゃーーーーっ!」
ボコーン!
ピカラ「 お や め な さ い 」
シモベ「いったたた…」
サージャ「とりあえず、ここらは逃げるわよーっ!お命大事ーッ!」
シモベ「あぁ、いってしまわれた…」
ピカラ「…そろそろ島に着きますよ、ド変態さん」
シモベ「ワタシ変態じゃないモーン」
三ノ試練
宿場の怪人
〜孤島、大きなホテル
ピカラ「あのー、シモベ殿?」
シモベ「はい、なんでしょう」
ピカラ「この島って…こんな観光地みたいな雰囲気してましたっけ…?」
シモベ「確かにこれは…事前情報とは違いますねぇ……」
???「イラッシャイマセー!」

孤島のホテルオーナー
マンシュ Mansh
マンシュ「ようこそ、孤島唯一の宿泊所へ!」
シモベ「すみません、いつからこんなものが!?」
マンシュ「はい、当ホテルができたのはつい最近でございますよ?」
ピカラ「どうりで景観ぶち壊しな訳です」
マンシュ「そんな、とんでもない!ホラ最近この孤島にも人が訪れるようになったでしょう?」
マンシュ「であれば宿屋も必要じゃありません?」
シモベ「そう言われればそんな気もするけど…ねぇ」
ピカラ「すっかり興醒めです」
マンシュ「そんな事言わないでくださいよーん」
マンシュ「アッそうだ!これならどうです?いい提案だと思うのですが…ごにょ…」
ピカラ「なになに、貴方の試練を全て突破すれば宿に無料で泊めていただけると」
マンシュ「ええ、お食事やサービス諸々込みでご案内致します」
ピカラ「それなら…お言葉に甘えて」
シモベ「ピカラ殿?まさかこんな怪しい場所に宿泊するつもりで…?」
ピカラ「よく考えなさい、宿泊ができるということは滞在時間が伸びるということです」
ピカラ「日帰りよりもじっくり調査ができる良い機会じゃないですか?」
シモベ「それもそうですな!その提案、私も乗りますよ!」
マンシュ「ウーン、そうこなくっちゃ!」
試練、開始!
===
Enemy : マンシュ
Bullet Trial × 6
一ノ試練 ー弾幕絨毯ー
二ノ試練 ー食器飛来ー
三ノ試練 ー洋物電灯ー
四ノ試練 ー跳躍綿枕ー
五ノ試練 ー長帯横断ー
六ノ試練 ー経営者特権ー
===
行動、止め!
マンシュ「流石でございますお客様!それではお部屋へご案内致します〜」
ピカラ「ありがとうございます、本当に無料で泊めてくれるんですね?」
マンシュ「勿論です、それと本日はご予約様がいませんので、一番豪華な部屋にご案内いたしましょう!」
シモベ「ひょー!ファーストクラスなお部屋ァ!」
ピカラ「ふーむ、それの何がいいんですか」
シモベ「分かってないですなーピカラ殿!豪遊気分が味わえちゃうんですよ♪」
ピカラ「なるほど…無償でここまでしていただけるとは、至れり尽くせりということなのでしょうね」
マンシュ「その通りでございますよ!私めに二言はありませんから!」
ー幕間ー

ピカラ「はぁ…本当に、広い一室ですね」
シモベ「ベッドも大きいしふかふか、しかも天蓋付きと来た!」
ピカラ「共同温泉はないのですね」
シモベ「その代わりプライベートバスルームがありますよ」
ピカラ「机も広いですね、資料を広げるのにぴったりです」
シモベ「手を洗ってコート脱いで靴脱いで…それでは早速…」
もふぅっ
シモベ「ひゃー!これぞベッドの反発力!」
ピカラ「ジャンプはしないで下さいよ、凹むと私が凹みますから」
シモベ「はーい」
ピカラ「さて…ここまでに得られた情報はほぼ無し、あの旅人にも聞き損ねてしまいましたし」
シモベ「そういやそうだねぇ、どこかでまた会えたらいいのだが」
ピカラ「ですがあの人は旅人ですよ?きっと明日には別の場所をうろついていますよ」
シモベ「分からないじゃないか!もしかしたらこの宿に泊まっていたりして…?」
マンシュ「スミマセーン、お夕食をお持ち致しましたよーッ!」
ピカラ「もうそんな時間ですか」
シモベ「部屋に来てから、なんだかゆっくりしちゃった気がするねぇ」
〜食事運び中〜
マンシュ「と、こ、ろ、で…この孤島には遊園地がある事をご存知ですか?」
ピカラ「遊園地?そんなものまであるのですか」
シモベ「え?あなた遊園地知ってるんですか?」
ピカラ「知りません、どうせ遊技場のようなものでしょう」
シモベ「チッチッチ、子供も大人も楽しめる大型の乗り物が沢山あるんですよ」
マンシュ「よくご存知で!観覧車に回るカップ、メリーゴーランドにジェットコースター!奇想天外なものが盛り沢山なのです!」
シモベ「そうそう!まぁ、行ったことはないんだけどネ」
ピカラ「ずこっ」
マンシュ「そーいや、隣の部屋の方々に聞きましたらどちらも知らなかったのでー、お二人も知らないのかと」
ピカラ「あのー、どこで知ったのです?」
シモベ「新聞で知りました。我々の住む場所よりも遠い国の話です」

シモベ「たしかその国は私の服の生産地でしたっけね、その国で寂れた遊園地が解体作業に入ったとの記事でしたよ」
マンシュ「…随分と悲しいニュースをご存知なのですね」
シモベ「…もしや?」
マンシュ「ししし失礼致しましたーァ!そッ、それではごゆるりと〜!」
ガタンッ
ピカラ「…とりあえず、食べましょうか」
シモベ「それもそうだな。腹が減ってはなんとやらって言いますし!」
〜
ピカラ「うーん、うーん…」
シモベ「どうしました?」
ピカラ「いや、ちょっと…」
シモベ「ま、さ、か…私と同じベッドじゃ寝られない…とか?」
ピカラ「違います、騒音で眠れないのですよ」
シモベ「騒音?私にはなーんにも聞こえないが」
ピカラ「ほら、そこの壁です」
シモベ「…ほーん、ベッドがギシギシ言ってますねぇ…お熱い夜をお過ごしのようで(勘違い)」
シモベ「ピカラ殿はー、そういうのがお嫌いなのだろうね」
ピカラ「そういう訳ではなくてですね、耳がいいんですよ私は」
ピカラ「夜中の騒音は、虫の音以外受け付けていませんから」
シモベ「へぇ〜、面白いこと聞いちゃったぁ」
ピカラ「うるっさいですね、これ以上喋るなら引っ叩いてドアの外に出しますよ?」
シモベ「人の声もダメかぁ〜」
シモベ「分かったよ、静かに寝る」
ピカラ「それでよろしい、おやすみなさい」
シモベ「はーい、おやすみ〜」

〜
マンシュ(ひぃっ、音立てちゃダメなんて聞いてないよぉッ!)
マンシュ(そんなんじゃ私の目論見は確実に失敗するじゃないか…!)
マンシュ(でも、あの子に任せれば、きっと…)
四ノ試練
二人組達の真剣勝負
〜孤島、ホテルロビー
シモベ「昨日は快適に眠れましたなぁ」
ピカラ「そうですね、ぐっすり眠れました」
シモベ「ふっふっふ…私のおかげですね!」
ピカラ「どこが?」
シモベ「えーっとー…ん?あの後ろ姿はもしや…」
ピカラ「間違いありません、声をかけてみましょうか」
シモベ「そうしましょう!」
…
ピカラ「あれ、お二人もここに来られていたのですか」
???「む、どこかで聞き覚えがあるような声が…」

観光気分の旅人達
イオ/クラヤ io / Kuraya
イオ「はっ、お前達は!」
シモベ「お久しぶりですなー、お二人共!」
ピカラ「まさか再び会い見えることができるとは」
イオ「そんな事思っても無いくせに!」
ピカラ「それはどうでしょうね」
クラヤ「で、貴様らはなぜここにいる」
シモベ「我々はですねぇ、この地に伝わる白神の伝説を確かめに来たのです」
シモベ「クヤラミ様、あなたと白神の記述が混在している資料が多々ありましてねぇ」
ピカラ「そういう貴方方は何をしになさったのです?」
イオ「お前ら二人に比べたら、浅い理由だ。観光だ観光」
クラヤ「ついでに美味い食い物探しだ」
ピカラ「本当に浅い理由でしたね」
イオ「だけどさ、まさか一泊することになるなんて思わなかったよ」
シモベ「なんかちょっと強引じゃあありませんでした?あの自称スタッフさん」
クラヤ「あの言い草からするに、何としてでも我々を泊めたかったらしいな」
イオ「何か変な意味でもなけりゃあいいんだけど」
ピカラ「さて、私達はそろそろ行かなければなりませんよね?」
シモベ「えっ、もう行くんですかピカラ殿いやまだクヤラミ様のスリーサイズ測れてないし」
イオ「お前!俺もまだ知らないってのに抜け駆けする気か!?」
クラヤ「我のスリーサイズなど測って何をする気なのだろうな…」
シモベ「ここは、どちらが先にクヤラミ様のスリーサイズを測るかで勝負しようじゃないか!」
イオ「のぞむところだ!試練に打ち勝った方が測る権利を獲得する!それでいいだろ!?」
シモベ「勿論だ、負けてられないねぇ!」
ピカラ「…暫くあの二人に付き合ってあげましょうか」
クラヤ「うむ、それが得策であるな」
ピカラ「では…遊びとはいえ容赦致しませんよ?」
シモベ「クヤラミ様、あなたより賜りしこの力で!あなたを蹴散らしてやりましょう!」
クラヤ「できるものならかかって来い、貴様の中途半端な力でな!」
イオ「さぁ、真剣勝負の始まりだ!」
試練、開始!
===
Enemy : イオ&クラヤ
Bullet Trial × 7
一ノ試練 ー待針ー
二ノ試練 ー加護[常闇]ー
三ノ試練 ー馬上用鞭ー
四ノ試練 ー吸収ー
五ノ試練 ー旅路[徒然]ー
六ノ試練 ー宵闇[常夜]ー
七ノ試練 ー神人超越ー
===
行動、止め!
シモベ「ふっははははは!!!どうやら我々の勝ち!みたいですねぇ!」
イオ「そんなぁ〜、俺だってクラヤのスリーサイズ知りたかったのに〜」
シモベ「それでは早速、計測させていただきます」
クラヤ「仕方がないの、約束であるからな…」

クヤラミ「ホレ、測れるものなら測ってみるがいい」
シモベ「ハッ、これは本来のお姿…だめだ、平伏したい…踏まれたい……」
イオ「気をしっかり持て!せっかく測れる権利を得たんだろ!?」
ピカラ「はぁ…仕方ありませんねぇ、私も協力しましょう。貴方を押さえることぐらいはできますよ」
クヤラミ「ほらほら測ってみろぃ」
イオ「これちゃんと測れるのか…?」
シモベ「では失礼…ふむ、チェストが【秘密】、ウエストは…うわぁっ!がばっと大口開いちゃって!」
ピカラ「大食いですねぇ」
クヤラミ「さっさと測らぬか、喰らうぞ?」
シモベ「ハイ急いで!ウエストが【秘密】、ヒップが…【秘密】…なるほどぉ」
ピカラ「イオ殿ー、しっかり記録しましたか?」
イオ「勿論だ!記入漏れはないはず!」
クヤラミ「…もう戻ってよいか?」
シモベ「ドゾ」
クラヤ「ふぅ、あの姿に戻るのも中々に疲れるものよ」
イオ「さーて色々測り終えた訳だし、遊園地に行こうか!」
ピカラ「我々と目的地は同じようですね」
クラヤ「そうであったか。しかし貴様らのことだ、すぐに別行動になるに違いない」
ピカラ「それもそうですね。シモベ殿、私達はもう少しこの場で情報を整理してから向かうとしましょう」
シモベ「あいわかった、調査リストをまとめなければね」
イオ「それじゃ、またあとでなー」
クラヤ「会えると良いが、のう」
…

マンシュ「…あの白い旅人、クラヤ…だっけ?あんな姿を隠し持っていたとは…!」
マンシュ「なんか…色々とヤバくない?」
五ノ試練
非現実的ワンダアランド
〜孤島、遊園地
ピカラ「本当に、だだっ広い遊技場ですね」
シモベ「ピカラ殿は悪態をつく事しかできないのかい?」
ピカラ「いえ、ここなら里の人々全員来ても収容できそうだなー、って思っただけです」
シモベ「本当カナ〜?」
???「ホントカナ〜?」

可愛らしいマスコット
パーキー Parky
パーキー「パッパラパーン!」
シモベ「うわぁーっ!」
ピカラ「背後から急に出てくるとは失礼な人です」
パーキー「それはゴメンナサーイ…」
パーキー「マァそれはそれとしてー、ここは楽しい楽しい遊園地!思う存分楽しんでいってネ!」
ピカラ「そうですか…では一つ質問なのですが、我々はこの地に伝わる伝承を研究しているのです」
シモベ「あなたは白神の伝説についてご存じですか?まぁ、分からなかったらそれでいいのですが…」
パーキー「知ってるヨー!移動先のことはちゃーんとリサーチしてるからネ!」
パーキー「確かこの地には昔から白い蛇さんが祀られてて、その蛇さんの体を食べるとお願い事が叶うんだったっけ?」
シモベ「よくぞご存じで!」
ピカラ「では、なぜここに移動してきたのですか?」
パーキー「なんでって言われてもー、ここが次の移動地だよーって伝えられただけだからなぁ」
パーキー「わたしマスコットだからこれ以上はわからなーい」
ピカラ「ふーむ、あまり収穫はなさそうですね」
シモベ「他をあたりましょっか」
パーキー「お役に立てずにゴメンね!その代わりと言ったらなんだけど、私のイチオシアトラクションを教えてあげるよ!」
シモベ「えー?ちょっと気になりますなぁ」
パーキー「たーだーし!私の試練を突破したら、だよ☆」
シモベ「えー…」
ピカラ「折角のご親切ですから、どうぞ受けて立ちましょう」
シモベ「トホホ、やっぱりやることになるのねン…」
パーキー「お気遣いありがとうございます!やっさしいねー!」
パーキー「それじゃあ試練も楽しんでってネ!」
試練、開始!
===
Enemy : パーキー
Bullet Trial × 7
一ノ試練 ー入場門ー
二ノ試練 ー路面列車ー
三ノ試練 ー回転木馬ー
四ノ試練 ー石積要塞ー
五ノ試練 ー高速発進ー
六ノ試練 ー大観覧車ー
七ノ試練 ー白昼遊戯ー
===
行動、止め!
パーキー「あーれー☆」
ピカラ「圧勝でしたね」
シモベ「それじゃあ教えて下さいな!」
パーキー「はいはーい!それじゃあ私のイチオシアトラクション、教えちゃうよー!」
パーキー「あなたたちのラッキーアトラクションはー、グリーティングキャッスルだよーっ☆」
シモベ「グリーティングキャッスル?」
ピカラ「あー、ここの大きな建物ですね」
パーキー「大きなお城の中を歩いて、気分はまるで王子様やお姫様!」
ピカラ「見た感じ鍵を探さないと入れない部屋や、衛兵が守る部屋もあるようですね」
パーキー「そうそう!衛兵さんをはじめとするお城の住人さんと会話を楽しんだり、写真機で写真を撮ることもできるんだよー!」
シモベ「ええっ、写真機なんてお高いものまで!?」
パーキー「けっこー力入ってるんだよー!楽しんできてねー!」
ピカラ「さ、行きましょ。城の住人にも聞き込みしますよ」
シモベ「えーーっ?話通じるのーーっ?」
ー城内、屋上
ピカラ「衛兵達に何を聞いても、伝承のことは知らないようでした…この城の世界観を厳格に守っているのでしょうね」
シモベ「ところでピカラ殿、私少し気がついちゃったんですよ」
ピカラ「なんでしょう、シモベさん」
シモベ「この遊園地ー、あの新聞で見た遊園地に似ているんです」
シモベ「この屋上から眺めればー、アトラクションの位置がだいぶ似ていて」
ピカラ「ほう…新聞の現物はないのですか?」
シモベ「あいにく、里に置いて来ました。まぁでも偶然だとは思うけどね」
ピカラ「…そうだ、まだ鍵のかかった部屋に行っていませんよね」
シモベ「まさか、囚われの姫とかいないでしょうね?」
ピカラ「それを確かめに行くんですよ、私達は」
シモベ「ピカラ殿、鍵は持ってるの?」

ピカラ「…勿論、衛兵からくすねたものがここにありますよ」
シモベ「あーらわるい子!ピカラ殿ったらわっるい子!」
ピカラ「さぁ、行きますよ。」
最終試練
囚われた重箱の姫
〜城内、鍵のかかった部屋
ピカラ「鍵を開けて…っと」
シモベ「扉の中に何がある?財宝?それとも姫様?」
ピカラ「子供みたいにはしゃいじゃって…人がいたら聞き込みするんですからね」
シモベ「はいはい…」
ガチャ…
ピカラ「たのもーっ!誰かいますか!」
???「あら!」

白蛇の妻
テル Teru
テル「やっと開けてくれる人が来たわ〜!」
シモベ「えっ、えっ?」
テル「ありがとうございます!鍵を開けて入った後閉じ込められていまして、ずっと出られないと思って〜!」
ピカラ「帰る時にも鍵は必要なのですね」
シモベ「ということは…貴方は城の住人ではない、と」
テル「はい、わたくしはテルと申します。二児の母ですわ。」
ピカラ「…お子さんは?」
テル「今頃、観覧車に乗っていますわ。」
ピカラ「しかしお子様から目を離すなんて…危なっかしいにも程があります」
テル「いいえ、子供達は無事ですわ。」
テル「なんたって、わたくしとあの子達は直接心を通わせていますから」
シモベ「ちょ、直接!?」
シモベ「つかぬことをお聞きしますがー、あなたは神の声を聞いた事は…?」
テル「毎日、聴いていますわ。愛しのあの声を…」
ピカラ「もしや、貴方は…」
テル「…お二方になら、話してよろしいようですわね」
テル「あなた達は、夫が送り込んだ切り札に違いないのですから」
シモベ「我々が、切り札…?」
ピカラ「はぁ…どうりで、船着場が見つからなかった訳です。あの時から既に、始まっていたのですね」
シモベ「へ?ピカラ殿、それどーゆーことなの?ねぇ?」
テル「はい。私の夫はこの地を…そして私達家族を守る為に、無知な人々を島に送らぬよう仕向けました」
テル「そして私と子供達は、術中を脱する方法を模索しておりました」
ピカラ「で、見つかったのですか?」
テル「あいにく見つかっておりませんの」
シモベ「…ピカラ殿!あれ!」
ピカラ「どうしました?」
シモベ「観覧車の上空から何やら流れ弾が飛んできてますよ!ほら!」
テル「子供達と誰かが、戦っている…?」
ピカラ「うーん、あれは……まち針…、あの旅人のものですね」
ピカラ「そうだ、折角ですし我々も戦います?」
テル「別にいいですけど、なぜ…?」
ピカラ「あの二人が、なんの理由もなく戦うとお思いですか?」
ピカラ「それも、あなたの子供達と」
テル「…そうね、戦いましょう。あの子達の力になれるかもしれないわ。」
ピカラ「では、準備は宜しいですか…って、何してるんですかシモベ殿」
シモベ「はっ、クヤラミ様の触手弾と触れ合っておりました」
テル「愉快な方々ね、貪欲なのか純粋なのか分からないわ」
テル「勿論、準備はばっちりですわ。いつでも構いませんの」
ピカラ「…開始の合図を」
テル「では、試練を開始いたしますわ!」
===
Enemy : テル
Bullet Trial × 8
一ノ試練 ー水鏡ー
二ノ試練 ー灯篭ー
三ノ試練 ー秋風ー
四ノ試練 ー白昼夢ー
五ノ試練 ー蛇産ー
六ノ試練 ー機織ー
七ノ試練 ー沈澱ー
八ノ試練 ー照夜ー
===
行動、止め!
ー城内、鍵のかかった部屋
戦いの結果はピカラとシモベの勝利に終わった。
喜ぶのも束の間、遊園地を覆う霧がふっとなくなり、ぼやけていた景色が鮮明に見えた気がした。
シモベ「見て下さいよ、窓の外!」
テル「あら、島を囲む村々がよぉく見えますわね」
ピカラ「そうですね…ところでお二人共」
ピカラ「そこから離れなさい!」
シモベ「へ?」
ピカラが声を発した瞬間、地面が小刻みに揺れ始めた。
シモベ「これって、もしや…倒壊の危機ってやつなのかぁーっ!?」
テル「早く、早く外へ!」
ピカラ「こちらです、私に捕まって下さい!飛んで逃げましょう!」
テル「はっ、はい!」
シモベ「ピカラ殿ーっ!私も乗せて下さいよ〜っ!」
ピカラ「あなたは微量に飛べるので自力でお願い致します!」
シモベ「ピカラ殿のイジワルーっ!」
ドンガラガッシャーーーーンッ!

ピカラ「はぁ、はぁ……皆様、ご無事で?」
テル「おかげさまで無事ですわ」
シモベ「ええ、なんとか…」
ピカラ「……なんという事だ、穢らわしい」
瓦礫の山から脱出した三人が目にしたのは、変わり果てた遊園地の姿だった。
テル「こんなに錆びてしまって…いえ、そんな事より子供達は無事かしら!」
シモベ「きっといるはずだ、おーい!誰かいるなら応答して下さーい!」
ピカラ「誰か、誰か…!」
(おーい!ここだ、ここだーっ!)
(貴様ら早う来い!子供二匹を保護しておるからの!)
テル「あの子達は無事なのね!」
ピカラ「そのようですね。急ぎましょう!」
シモベ「クヤラミ様ーッ!今すぐに馳せ参じますよーッ!!!」
(ンな事言っとらんで早よう来んか!)
シモベ「はぁーい!」
かくして旅人達と研究者達、また母と子供らは合流したのであった。
Ending No.2
白夜の再会
…どいつもこいつも失敗してるじゃない!
夢を叶えるとかどうたら言っておいて、あんな奴らに破られるなんて弱すぎる!
いずれにせよ…私自ら動く時が来たようね。

ー遊園地、崩れた城内
霧が晴れ、本来の姿を晒した遊園地。
崩れた城の内部に、宿屋のオーナーとマスコットの二人が合流したようだ。
パーキー「はぁ、はぁ…どうして…どうしてこうなっちゃうの…?」
パーキー「これじゃあ私たち、もうおしまいだよ!」
マンシュ「何を言っているんだパーキー、ホラ、諦めなければなんとやらって…」
パーキー「ムリよ、だって…だって!」
???「何がムリなんですか、お二人さん」
声がした方向におそるおそる振り返ると、太陽のように無慈悲に光る、金属細工がはっきりと見えたー

マンシュ「ひっ、ひぇ…」
パーキー「あっ、これ、もう…」
二人「ギャーーーーーーっ!!!!!」
〜
ー廃墟の遊園地、中央広場
ピカラ「という訳で、宿屋のオーナーとマスコットの二人を連れてきました。」
イオ「お手柄だ、ピカラ!」
シモベ「さぁて、なにから聞き出しましょうかねぇ」
マンシュ「ひょえ…」
クラヤ「ちなみに、我々の質問に答えねば…我が貴様らを喰らうぞ」
パーキー「そっ、ソレだけは勘弁して、食べても金属のアジしかしないヨ」
クラヤ「…それは不味そうだ」
イオ「で、お前らは一体何者なんだよ」
マンシュ「わっ、私共は…」

マンシュ「私共は物怪と呼ばれる存在らしいのです」
マンシュ「モノに人間の思念や情念、怨念なんかが移ると…次第にそのモノには、人間には感じ取れない自我が芽生えるのです」
マンシュ「そして自我がとうとう抑えきれなくなると、我々のような存在がモノから分離して生まれるのです」
シモベ「おや、それってもしや歐北国の伝承では?」
イオ「もしかして、知ってるのか?」
シモベ「ええ、確かあの新聞記事を見た時に調べたのですよ」
ピカラ「で、結局貴方達は何がしたかったのですか」
パーキー「…もっと、みんなの笑顔を見たかったんだもん」
クラヤ「笑顔、とな」
パーキー「私とマンシュはね、それぞれ大型のホテルと遊園地から生まれた物怪ヨ」
マンシュ「私共は人々に素敵なひとときを提供するのが使命でございます。その使命通り、ご来場の皆様の嬉しそうな感情が移り、自我を得ました。」
パーキー「最初はみんな沢山来てくれたし、楽しんでくれたんだけど…いつしか寂れて誰も来なくなっちゃった」
マンシュ「そうこうしているうちに私共は再開発の波に飲み込まれ、私共物怪のみを残し、取り壊されてしまいました」
パーキー「もっと、もっとみんなの笑顔を見たかっただけなのに〜ッ!ウワーンっ!」
クラヤ「しかし、物怪風情が自らのかつての姿を顕現するなんぞ考えられぬ」
ピカラ「現状、何かしら神がかり的な要因があるとしか」
イオ「みんなの笑顔が見たい、かぁ…少なくとも、何も知らなかった俺たちは格好のターゲットだったんだな」
シモベ「願いを叶える…白神の伝承と関係はあるのだろうか」
https://privatter.net/p/10854810