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陰キャな彼女がむっつりスケベかもしれない

全体公開 41 97 3552文字
2024-06-08 20:21:35

森田ひかるさんです。
るんちゃんは絶対むっつり。


大学生になって彼女が出来た。


ひ:〇〇君、一緒に帰ろ

〇:うん、いいよ。


彼女の名前は森田ひかる。

付き合ったきっかけは、僕の一目惚れだった。

猛アタックするまでもなく、あっさり交際。


今まで何人かとお付き合いした経験があるが、

ひかるは初めてのタイプの子。


性格も控えめで自己主張が少ない。

デートは僕から誘うし、

一緒にいる時にサークルの奴らばったり会うと

後ろに隠れる引っ込み思案なタイプ。

所謂、陰キャだ。


だからといってそれが不満というわけではない。

誰かとお付き合いするのが初めてなひかるは、

デートする度に喜んでくれるし、

大小問わずプレゼントを渡すといつも嬉しそうにしてくれる。


そんな彼女だが、最近ある疑惑がある。





それは、彼女がむっつりスケベかもしれないということだ。










    ◇    ◇    ◇    ◇










きっかけは一緒に動物園に行った時のこと。

動物が好きなひかるはその日、1日テンション上がっていた。


ひ:ねぇ次、アレ見たい!

〇:そんなに焦んなくても大丈夫だって。


普段控えめなのとは違って、

僕の手を引っ張るひかるに新たな一面を感じていた。

様々な動物を見て、次に見たのは馬。


ひ:お馬さんだ

〇:めっちゃテンション上がってるね。

ひ:こんな近くで見ること無いじゃ〜ん。

〇:いつもとは別人みたい。

ひ:うるさいなぁ


笑ってそう言うとひかるは恥ずかしそうに馬を眺めていた。


ひ:すごーい……あっ。

〇:ん?


突然、声を上げると馬から視線を逸らして照れるひかる。

何事かと思い見てみると、

その馬はめちゃくちゃ生殖器がデカかった。

他の馬と比較してわかったが、あれは恐らく勃起してた。


〇:あっ……あれは、凄いね

ひ:あ、あんまりこういうの慣れて無くて


そう言う割には視線はずっと生殖器を見ていた。



この時は初めて見るものに興味が湧いてるくらいに思っていた。

今思えば、これも片鱗だったのかもしれない。





疑惑を覚えたのはデートでいちご狩りに行った時のこと。

一緒にいちごを食べながら、楽しんでいた。


ひ:あっこのいちご大きいから〇〇君食べていいよ。

〇:ほんとだ。ありがとう!


ずっとそのままで食べていたのだが、

味変でもしようと思い練乳を使うことに。


〇:いただきま〜す……んっ!うまっ

ひ:あっ練乳こぼれてるよ?

〇:えっ


どうやらいちごに付ける量が多すぎたのか、

練乳がポタポタと地面に垂れていた。


〇:あちゃ

ひ:んふふもう〜ここで漏らしちゃダメだよ?

〇:……ふぇっ?


突然の「漏らす」発言にびっくらこいた。

練乳で漏らす

僕みたいな多少のエロを通ってきた人間が言うのならわかるが、

まさか、ひかるの口から出るとは


ひ:……

〇:な、なんでもない


僕が驚いているのとは裏腹に、ひかるは不思議そうな顔をしていた。





それからというもの。

ひかるのことを知れば知るほど

彼女がむっつりじゃないかと思うようになってきた。


ある時は、


ひ:おすすめの同人誌あるんだ〜


と言われ借りたこともあったが、

内容がR18とまではいかないが際どい作品であったし。


最近はやけにボディタッチが多くなってきた。


〇:んっな、なんで触ってんの

ひ:いいじゃん彼氏なんだし。


直接的に大事なところを触るわけは無いのだが、

凄く手付きがやらしいというか


疑問は徐々に深まるばかりであった。










    ◇    ◇    ◇    ◇










疑惑を募らせていたある日のこと。

初めてひかるの家にお邪魔することになった。


ひ:ど、どうぞぉ

〇:お邪魔しまーす。


部屋を見るとひかるが好きな漫画だったり、

ぬいぐるみなどが並べられている綺麗な部屋だった。

スケベのスの字も無い部屋。


ひ:の、飲み物持ってくるね

〇:う、うん


ひかるはそそくさと部屋から去っていった。

彼氏を初めて家に入れたひかるは緊張しているっぽい。

それは僕も同じで念の為、バックには避妊具を忍ばせてきた。


〇:さて……


ひかるには申し訳無いが、

ほんの少しだけ部屋の中を物色してみることに。

1番手前にある引き出しに目が行ったので確認。


〇:おっふ……


中にはものすごい数の同人誌があった。

しかも、前に僕が借りたのとは違う18禁のモノばかり。

男女の作品もあれば、男性同士のものなど

バラエティーに飛んだ作品でいっぱいだった。


間違いない。

ひかるはむっつりスケベだ。


だからといって嫌いになるわけではない。

人の趣味はそれぞれだし。

引き出しを戻して、元の位置に戻ろうとした。


〇:ん


その時、ベッドの下からプラスチックの何かが見えた。

ベッドの下と言えば、エッチなものを隠す場所の定番。

好奇心からそれを手に取るとそれはエッチなビデオ。

しかも、男性が縛られて責められる作品だった。


〇:これはっ……

ひ:お待たせ……あっ!

〇:ひ、ひか

ひ:そ、それっ


頭で理解すると同時にひかるが戻ってきてしまった。

ひかるは面食らった表情で僕を見つめる。


〇:た、たまたま見えて

ひ:……引いたよね。

〇:そ、そんなことないよ!いい趣味だと思う


こういうのを良い趣味と言えるかはわからないが、

露骨に落ち込んだ雰囲気を見せるひかるに、

思わず肯定してしまった。


ひ:ほんと

〇:う、うん

ひ:ありがとぉ


ひかるは近づいてくると僕に抱きついてきた。

僕の胸の中で、嗚咽混じりの泣き声がした。


ひ:〇〇君に否定されたら、もう生きていけないからっ

〇:それくらいで嫌いになるわけないでしょ?それにちょっとエッチな女の子のほうが好きだし

ひ:んふふありがとっ。


女の子はむっつりぐらいがちょうどいい。

寧ろ、ひかるみたいな子がちょっとエッチだとわかって凄く興奮した。


ひ:ねぇ

〇:なに?


ひかるは僕の胸の中でモゾモゾと動き出した。

これは所謂、良い雰囲気というやつ。

かなり期待してしまっていた。


ひ:このDVD良い趣味なんだよね?

〇:え


キスでもしようかと思うとひかるは僕から一度離れ、

クローゼットの方から箱を取り出した。


〇:こ、これは

ひ:じゃ〜ん

〇:……


箱の中にはいろいろな大人のおもちゃがあった。

AVで見たことある物もあれば、用途が不明な物まで。

ひかるはその中から手錠を取り出すと僕にゆっくり近づいてきた。


ひ:〇〇君ってMっ気あったんだね

〇:え?そういうのはないよ

ひ:あっ逃げちゃダメだよ〜♡

〇:ひ、ひかるっ!?


まるで練習してたかのような素早い手付きで

僕の腕を縛り上げると、ベッドにくくりつけられた。

外そうと試みるが、手錠はびくともしない。


ひ:ん〜とっあ、やっぱりあった!

〇:それは


ひかるは俺の鞄を漁ると用意していた

避妊具を取り出して、僕の前に見せつけた。


ひ:もしかしてその気だったの?

〇:う、うんっ

ひ:そっかぁ嬉しい♡


今にもキスが出来そうな距離にひかるの顔が。

僕の体温がだんだんと上がっていってるのがわかった。


ひ:でもっ、これはいらないからね?

〇:あっはぁはぁ

ひ:ふふっ、よいしょあ。


そのままゴミ箱に捨てると僕のズボンに手をかけた。

カチャカチャとベルトを外すと布越しでもわかった。


ひ:ねぇ、縛っただけなのにもうこんなになってるよ?

〇:こ、これはっ……

ひ:やっぱりMっ気あるんだね〜♡


顎を指でなぞられると身体が身震いしてしまう。

その様子を見て、艶笑するひかる。


ひ:私、ちょっとエッチとかじゃないけどいいよね?

〇:えっな、何も見えないっ


視界を塞がれるとより感覚が鋭くなる。

動揺していると耳元に吐息と甘い声が流れてきた。


ひ:いっぱいいじめてあげる♡


彼女はむっつりを通り越して、ただただスケベだった。





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