1vs3訓練後
@82sousaku
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キャロルの私室。
人を刺す感触。まだ手に残る感触。手をじっと見る。
あの戦いで慣れてしまった。けれど。それは現実では使ってはいけないことも理解した。
そういうことを覚えていくのは大事だ。
戦う人たちはすごい。と思う。
今の自分が前線に立てるかと聞かれれば否。勿論入隊時よりは強くはなったけれど。
「(まだ、足りない)」
せめて肉体で先輩と戦えるようにならなければ。
先輩は肉体でも強いのだけれど。
将来的に自分はどうするのだろうか。
店で働きながら外勤? それとも総務に異動して戦場へ行く?
いずれにせよ、母たちを守りたいのならばここで働くことには変わりはないのだが。
「(外勤か……総務なら営業課……あたりか?)」
悩ましい。Abilityの成長次第とも言えるが。
「………………………」
セナから貰ったねこをぎゅっと抱きしめる。そのままごろりとベッドに寝ころび目を閉じる。
「(今はまだ……自分にできることをするだけか)」
しばしの休息。そのままキャロルは夢の世界へと旅立つのだった。
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