【6/24】第五演習場にて
【入室】
ミコトが第五演習場にやってくる。
ふんふふふふーん。鼻歌を歌いながらコンソールをいじる。
さてさて今日はどうしましょうねぇ。
.
そうしているとレアとアゲハがやってきた。
「よお、お疲れ様」
「あらぁ、こんばんは~。今日はよろしくお願いしますねぇ」
「ああ、よろしく」
アゲハが手を上げる。今日はアゲハとミコトの手合わせだ。レアは回復役。
「にしても封印戦の翌日って……お前の彼氏気にしねぇの?」
「? 気にしませんよ~?」
それに昨日私は戦ってませんし……と言う。暴れる正気喪失者をちょっと大人しくさせてただけで。
「いや、気にしろ」
「呼べばよかった?」
「そういうことじゃなくてな??????」
レアが呆れる。けれども、諦める。ミコトは言ったら聞かない。そう知っているから。
「んじゃ、まあ、ルールの確認、はいいか。勝負がついたらオレがどっちも回復する。から好きに暴れろ」
「はぁい。よろしくお願いしますねぇ」
「よろしく。負ける気はないよ」
お互いに口だけ笑っている。こわいんだよなぁとレアは心の中で思うことだろう。
「よし、じゃあ……」
ルール:対人戦
先攻:ミコト・テルヒ【HP40】
後攻:アゲハ【HP40】
装備
ミコト・テルヒ:拳銃/固有武器:無し
アゲハ:ナイフ、拳銃/固有武器:バトン
試合開始
「では、行きますねぇ」
どうしようかなぁ、と指をふらふら視線もふらふら。狙いはどこか。足元!
1d100 通常攻撃:ミコト→アゲハ 10
1d100 回避:アゲハ 13
「おや、狙いが悪いのではないかな」
走ってミコトに近寄る。バトンを振り切ればミコトに当たるか。
1d100 通常攻撃:アゲハ→ミコト 54
1d100 回避:ミコト 44
1d8 ダメージ:ミコト 8
「っ、!」
バトンをもろにうける。
衝撃が走るが、そのままアゲハの手を取ろうと。
取れればそのまま壁をぶつけるつもり。
1d100 通常攻撃:ミコト→アゲハ 85
1d100 回避:アゲハ 74
1d8 ダメージ:アゲハ 8
「、ぐっ、なかなか
……やるね!」
当たった壁はすぐに消える。こちらの攻撃としては使わせないつもりらしい。しかし、まだ近いのならばと再びバトンを振る。
1d100 通常攻撃:アゲハ→ミコト 79
1d100 回避:ミコト 30
1d8 ダメージ:ミコト 4
手を離そうにも間に合わなかった。横腹を殴打される。顔を殴られないのは良心か。
今度こそ手を離して遠くへ逃げる。とん、とん、と壁を立て。後ろへ。そうして高く飛び銃を撃つ。
1d100 フルアタック:ミコト→アゲハ 1
1d100 回避:アゲハ 69
「残念」
高く飛ぶミコトへ向かって銃撃を。
フルアタック:アゲハ→ミコト(回避不可)
1d20 ダメージ:ミコト 5
銃弾が肩を掠める。
「ああ、もう。そうですよねぇ」
ちょっと舌打ちが出かかった。体勢を立て直す。
「(ここが、攻め時
……だけれども)」
ちょっと悩む素振り。
なんて、人にはあまり使いたくないのだけれど、ね!
とアゲハ目掛けてドーム型。逃げられなければどこかが潰れてしまうだろう。
レアが「げぇっ」と声を上げる。
フルアタック:ミコト→アゲハ(回避不可)
1d20 ダメージ:アゲハ 19
下手に回避が出来ない位置で発動されたために、アゲハの左腕は潰された。
「は、
………っ、容赦のないことで
……っ!」
苛立ち紛れにナイフを投げる。当たり所が悪ければ重傷。
フルアタック:アゲハ→ミコト(回避不可)
1d20 ダメージ:ミコト 5
ナイフは少し掠めただけで終わる。ミコトは平気な顔。それはそう。ここに居る全員がわかっている。
「ふふ、さてどうしましょうか」
「はは、どうしようね」
お互いが強い一撃を当てれば勝てる。そんな状態。
レアはちょっとやりすぎじゃねぇ?みたいな顔で見ている。
「なんて、結構暴れましたからねぇ。そろそろアゲハさんを回復してあげませんと」
にこにこと。高いところから銃を撃つ。
フルアタック:ミコト→アゲハ(回避不可)
1d20 ダメージ:アゲハ 3
「はは、蚊でも飛んでいたのかな? ねぇ、テルヒさん!!!」
ナイフを放つ、二本、三本。上手く当たれば倒れる。
フルアタック:アゲハ→ミコト(回避不可)
1d20 ダメージ:ミコト 19
「っ、
……ちょっと、これはまずい、かも
……」
綺麗にナイフが刺さる。視覚的にいたい。
試合終了
ミコト【HP40】-8-4-5-5-19→【HP-1】
アゲハ【HP40】-0-8-0-19-3→【HP10】
「はあ、悔しい」
しょもとしながらナイフを抜いていくミコト。
「いや、まてまてまてまて。オレの準備終わってからにしろ!!!????」
「そうは言われましても
……」
痛くないからアゲハ先でも良いんだよって思っている顔。
「あー、もうほら大人しくしろ」
レアが傷に触れる。
きゅるきゅると巻き戻るような視覚効果。糸が廻る廻る。糸が編み込まれてそこには傷がなかったようにきれいに修復され光は霧散する。
痛くはないけれども。
「はう
………」
ちょっと眩暈がした。目の前のレアも少し眩暈を覚えているようだ。副作用。
「なおったので、落ち着いたらアゲハさんを」
ちょっとやりすぎた自覚はあるし。
「わかってる
……、とうわ近」
レアがアゲハの方を見ようとすればアゲハは近くに来ていた。眩暈を起こしていたために二人とも気付かなかった。
「よろしくレア」
「ん、任せろ」
レアがアゲハの左腕に触れる。一番ひどいところ。
糸が編まれれば元通り。レアはまた眩暈。
「うえ~~~
……演習場は? 壊れてねぇ?」
「大丈夫、なはずですよ」
あっても小さい傷。これは長年気にしながら戦ってきたので多分大丈夫。
「ん、じゃあ、休憩したら帰ろうぜ
……てかこれボス見るよな。見るか。んー、すまん」
「自己完結してるからいいんじゃないかな、と
……今日は俺も患者はいないし」
「
……………」
ミコトは顔を逸らしている。自己完結してるからゆるして。
その後ちょっと休憩して、演習場が壊れてないかチェックして三人で帰ったことだろう。
【退室】