@niki__kr
四季送り 前回までのあらすじ.5
(未使用)
また、私ですか。
もう話せることは十分話したでしょう。
はぁ。めんどくさい。
当たってしまったのなら仕方がない。
では、四季送り。前回までのあらすじ。
引き続きあびの面々と嵐山の調査を続ける私たち。
竹林とその奥に位置する野宮神社へ向かうも、
…有益な情報は見つけられず。
そして、翌日。
ことばさん、みくじさん、そしてもねさん、の姿が見えないと集まった私たち。
たどり着いたあびで。
私たちが目にしたのは、見覚えのある桃色の着物と粉塵だった。
コトバさんが星の塔が気になると言っていたという手がかりを頼りに、私たちは二手に分かれて星間神社へ。
はふりくんを人質にとってかんなぎこどく、いや、ヨスガが私に銃を向ける。
初めて自分の意思で誰かを殺したいと思った、そんな気がした。
だけどわたしはし損ねた。
気づいた時には6/26とずいぶん日がたっており、目覚めたのは洛陽ラボの地下研究室だった。
どういうわけだかわたしは無傷で
怪我をしたらしい夏草くんも無傷
すずはさんは変わりない様子でしたが
頼りの晩冬さんは…記憶をなくしていました。
突然部屋にスピーカーから声がする
ヨスガ。
彼は話し始める。
すずはさんに。夏草くんに。
過去、わたしがふたりの家族を殺したことも。
あなたたちがいちばん殺したかった人間は、今ここにいると言うのに。
それでも彼らはやさしくて。
ほんとうに気持ち悪い。
、、、
あらきに案内された部屋にはたくさんの資料があった。
アガチの実験のこと。
スズハさんのこと。もねさんのこと。
あらきの日記。
すべて、わたしがこなした仕事。
その結果、おこったこと。
であれば、わたしはこれを受け止めなくては。
ヨスガの出した条件は
人質の三人は複製された地下京都のどこかにいる。
6/30までに探し出せと。
考えられる場所は絞り込めた。
はやく、助けに行かないと。
あの日あなたがわたしを拾ってくれた
だから、せめて、せめて。
拾われた犬の恩義、返させてください。
このいのちにかえても。
あなたの命は必ず助けます。