とあるAU用
@SpaceIsVast16
舞台はUndertaleより随分未来。
二度にわたる王宮の技能停止によって地下世界は停滞と憂鬱が漂う。荒れ果てたDerry、人口が酷く少なくなったGhost Town、人口流入先の成れの果てであるFortress、焼け落ちたFactory、それでも煌々と輝くCOREといったマップ構成になっている。モンスター達も精神を崩した者が多く、特別なタマシイを持った部外者を狙うのは再び希望を得るためである Redemption Routeでは少し過去へ遡ったこと、Asgoreの介入によって序盤モンスターの性格に多少の変化が起きている。
物語に関わる重要な要素で原作から追加されたものは特段に無いが、Redemption Route開始のキッカケとなる「Initialize」だけは少し特殊。G√後、FellApartのプレイヤーEnigmaが世界に入ったことにより、「ゲーム」という枠組みが外れてしまった。内容としてはリセットと大差ないが、違うのは「ゲームで描かれた以前の時間まで戻せる」こと。LV20の莫大なケツイによるとんでもないコマンドであるが、これを発動したAsgoreは既に瀕死、塵になりかける中消えゆく僅かなケツイをEnigmaに手渡していた。実行したのはEnigmaで、そのケツイを以て「本編の少し以前」まで戻ることとなった。プレイヤーだったEnigmaはG√の罪悪感を抱え、反芻し、幻覚に悩まされながら地下世界を歩むことになる。
世界観はこれで終わりだが、何か手助けになればと思い「むかしむかし」の概要を書いておく。
人間達はヒューマノイドを作れる程の高い技術力を以て、労働力を補充していた。一方でモンスターは独自の国を作って、人間側には干渉することもなく平和に暮らしていた。
しかし問題は。
ヒューマノイドを作ったことによる土地の不足。
人間とモンスター達には接点が無い。利益も不利益も発生しない。
労働力すら技術で生み出した人間が土地を生み出すことなど造作もない。
モンスターへの奇襲、排除である。
こういうのをきっと「戦争」と呼ぶのだろうが、それはあまりに呆気なかった。
抵抗をする者もいたが、大半は逃げ惑い、中には塵に還る者もいた。
苦肉の策でモンスターは地下へ逃げ込み、人間は追い打ちをかけるようにバリアを張った。
それから年月を経て、痩せこけた人間が地下世界に落ちてきた。