各個人をクローズアップした自覚と裏話
大倶利伽羅《孤高ではあるが孤立ではない》
燭台切光忠《あまりに脆く愛おしい》
鶴丸国永《身を滅ぼす愛》
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大倶利伽羅 身上調査書《孤高だが孤立ではない》
《外見年齢について》
・外見年齢は一見すると十代後半〜二十代前半ほどに見えるが、言動や落ち着きのある風体から二十代後半程度の印象を与えることが多い。任務として大学生として擬態しろと言われれば問題なくこなせる。
・十代に見えかねない童顔の主と並ぶと、確実に年上の印象を与える。いかにも少年といった印象を与えるような表情が幼い鶴丸と並ぶと大倶利伽羅の方が一見年上に見えるが、鶴丸は酷く老成した仕草も表情も意図的に作れるので必ずしもその通りの印象にはならない。
《体感年齢について》
鶴丸国永>>>燭台切光忠>太鼓鐘貞宗≧大倶利伽羅
特に鶴丸についてはジジイだと判定している。そうでなければ「坊」などという呼び名を許容したりはしない。抵抗するのがかえって大人気なく馬鹿馬鹿しいほどの年齢差があるという認識。若者と遊びたがる若作りの寂しがり屋にしぶしぶ付き合ってやっている、というのが近しいか。
《好きな酒》
・甘ったるい酒は顔を顰める。蒸留酒は呑めないことはないがさして好みではない。ワインは最も辛口の良質な物なら嫌いではないが、あいにく主が持ち帰るミサワインは激甘なので口に合わない。ビールは度数が低すぎて酒を飲んでいる気がしないが嫌いではなく、ジュースのような感覚。
・過度に辛口でも甘口でも無い、どちらかといえば辛口寄りのバランスの良い大味の日本酒を好むが、何でも良いわけではなく、気に入りの銘柄がある。この辺りのこだわりは光忠と貞宗が把握している。鶴丸もだいたい理解している。
《戦術》
・太刀寄りの打刀であり、馬上戦を得意とするが、夜目偵察は他の打刀に比べて効きにくい。
・スロ3のレア打刀なので、同じ打刀と組む場合は盾役を務めることもある。
・この本丸において、日頃、独りで磨き上げているのは居合いを中心とした技量の向上であり、要人警護本丸として主人を護る初発刀が重要であることは正しく理解している。故に、あまり現世の近侍を頼まれることはないが、任務であれば正しく務める気はある。
《密命について》
・顕現してすぐ最初に与えられた密命「鶴丸国永の背を傷付ける全てを斬って」をこの本丸における最上級指令任務として把握しており、自然と鶴丸国永の動向に目を配ることとなるが、その結果として、鶴丸が主人を愛しすぎて精神に変調を起こしていることは理解している。
・現在は鶴丸自身も、伽羅坊が常にその任務の指揮下にいることを理解しているため、自分が戦場に駆り出される際に主の手で伽羅坊を目付け役に付けられると苦笑する。
《主への印象》
・彼女が鶴丸に師事していることは薄々理解しており、なぜそれを伏せているのかも薄々理解できる程度には、鶴丸国永という刀と彼が引き起こす弊害を理解している。鶴丸が大倶利伽羅の良き理解者であるのと同様に、大倶利伽羅もまた鶴丸の理解者である。
・彼女のしたたかさについては、強いて言うなら鶴丸というより光忠に近いと考えており、火車切にも通ずるような自分に対する無邪気な慕いっぷりは、一番無碍にしにくい、と頭が痛く思っている。
・自らを核とする要人警護本丸に身を置きながら刀剣男士を使い捨ての盾にしない彼女の矛盾は、戦場において甘すぎると個人的には考えている。だが、それを成立させるため、この本丸の組織構造は大倶利伽羅が顕現した時点で完全に確立されており、その矛盾と戦を両立させるために入念に組み上げられ鍛え上げられた本丸の仕上がりを見て、自分が仕えることになった審神者が目指す戦い方は『そういうもの』なのだろう、と腑に落ちており反発は無い。
《生死と進退について》
・恐らく彼女は、刀剣男士を見捨てる判断が「できない」のではなく「しない」だけであろう、と見抜いている。故に、状況によっては主の指示を待たず、自分が「切り捨てられる側」を独断で選択すべき場面があるだろうな、と考えている。
・鶴丸が折れると彼女も折れるだろう、と見抜いており、故に、政の中核に置かれた鶴丸や光忠を残すためであれば、最悪の場合、自分が戦場に取り残される殿を進んで務めるべきだろう、その場合は主の判断を待たずに自分の独断で動くべきだ、と考えている。
・鶴丸の背を傷付ける全てを斬るのが自分に与えられた唯一にして絶対の任務であり、それに大倶利伽羅自身の生存は、必ずしも同列に含まれてはいないのだから。
・その辺りの肌感覚を自ら口に出すことは決して無いが、恐らく鶴丸や光忠や貞宗はそれに反発することはないだろう、と考えている。いささか過干渉気味の古馴染みの連中だが、究極的には大倶利伽羅が選ぶ生き死には口を出さない。そこに干渉されることを、大倶利伽羅が最も嫌うことを連中は理解している。だから連中は、連中の勝手で大倶利伽羅を庇うのだ、というスタンスを崩しはしない。
・なので、大倶利伽羅が自分の生死を粗雑に扱うと最もキレ散らかすのは、伊達の連中ではなく歌仙兼定である。
歌仙曰く「お前のそういうところが気に食わないんだ!!!!」
《歌仙兼定について》
・はっきり言って、全く理解できないと思う部分は多々多々あるが、ぶつかり合ってきた中で多少なりとも理解できるようになった部分もある。
・自分から関わることは無いので、どこの本丸でもだいたい向こうから余計な形で関わって来られる、という印象を持っている。
・傾向として、奴が初期刀を務めている場合は特別過干渉してくることなく、初期刀でない場合に過干渉してくる、という印象。恐らく初期刀の場合は、本丸全体をバランス良く見回す必要性があり、そちらに注力するが故に大倶利伽羅に過干渉する余力が無いのだろう、そちらの方が助かる、と考えている。
・この本丸の初期刀は加州清光なので、あいつが余計な干渉をしてくるかもしれないな、という認識は最初からあった。実際は、大倶利伽羅自身があまり本丸の中で過ごさないこと、主の適度な放任主義を周囲の刀も許容していることもあってか、ぶつかることはほとんど無かった。
・なので、この本丸で最初にあいつとぶつかることとなったのは例の手入れ順についての出来事であり、あれに関しては自分に非があったことは理解しているので何とも決まり悪かった。
・なお、厨番長の補佐役を与えられているらしい関係上、光忠の話に割と良く出てくるので、最低限の動向は把握している。どうせ歌仙相手にも同じように、こちらの動向を必要な範囲で伝えているんだろう。光忠は、そういうところが余計なんだ。
・仮に歌仙兼定を虐げる主だった場合、主と奴の関係性に干渉することは無いが、憤りは感じる。この本丸では無縁の話だが。
《火車切について》
・言葉にはしないが大切にしている。不器用なりに行動を惜しまないつもりはきちんとある。自分が独りでいいことと、火車切を独りにしていい、ということは全くの別物である。
・色々な者と繋がり合って支え合っている鶴丸や光忠や貞宗と違い、時に火車切を最優先にできるのは自分だけであり、その役目を放棄するのは怠慢だ。
・仮に火車切を虐げる審神者であれば叛意を翻すこともあり得る。この本丸ではあり得ないことだが。
・火車切にとって憧れの兄貴分であり、良き師でもある、という側面はきちんと自覚しており、それに相応しい行動は果たすべきだろう。目を輝かせた火車切からの期待がさすがに大きすぎるだろう、とは思うが。
・なお、火車切の所のふわふわについては、ごくごくたまに、大倶利伽羅が寝ている布団に勝手に潜り込んでくることがある。そういう時には、寝ぼけ眼でぽふぽふと毛並みを撫でて、二度寝する。特段追い出しはしない。放っておけば好きに暖を取って好きに出ていくだろう。あれは火車切と共に歩むいわば火車切の人生の一部なのだから、粗雑に扱うことはないし、余計な言葉を吐かない静かな生き物は嫌いではない。
燭台切光忠 身上調査書《あまりに脆く愛おしい》
《外見年齢》
二十代半ば前後に見える。
《体感年齢》
大倶利伽羅と太鼓鐘貞宗、および初期刀の加州清光のことは年下と認識している。
《好きな酒》
・名前が洒落た見た目にも鮮やかなカクテルは好き。甘いものから辛いものまで。
・お酒に弱いわけじゃないけど、鶴さんや伽羅ちゃんほど強くはないかな。
・BARをやってることも手伝って、他のみんなが好きなお酒は大体把握してる。なので、主の旅行先でみんな向けのお酒を選ぶ時のテイスティング係をよく頼まれる。
《役割》
・初鍛刀に次ぐ最古参であり、厨番長と遠征指揮と刀たちの調整とメンタルケア役を兼ねている。
・みんなの話をよくよくよく聞き、衝突と摩擦が少なくなるように配慮しながら、遠征の編成を調整している。
《BARについて》
・宝物。彼女や仲間といった無形の宝に次ぐ、光忠が個人として所有する中で最も大切にしている宝。彼女や仲間がくれたこの場所を、光忠は心から愛していると言ってもいい。
・彼にとっての最大の悪夢とは、彼女と仲間とこの場所を火に巻かれて失うことである。
・故に、《極が初に戻る呪いの話》で鶴丸が蔵に火を放ち派手に燃え移った事件の後、トラウマを完全に刺激された光忠は夢見が悪く魘される状態が長く続き、しばらく日常業務すべてに支障が出るレベルだった。
《厨仕事について》
・短刀の子たちと一緒に作る食事も楽しかったけれど、やっぱり歌仙くんが来てから凄く助かってるかな。
・彼女が好きな味を一つ一つ知っていくこと、日々それが増えていくことは、とても幸福な積み重ねだと感じている。
《方針について》
できる限り応えたいんだ。僕の望みを彼女は望んでくれるから。
《ブラック本丸について》
・彼の中にあるブラック本丸の記憶は、本人に自覚は無いが一つの本丸のものではない。虐げられた複数の燭台切光忠の記憶を、一つの本丸のものと錯覚した状態である。実はサーバー長が若き日に直面した本丸崩壊の記憶は、この燭台切に片鱗があるかもしれない。
・鶴さんと彼女には、多々、救われてる部分がある
《鶴丸と彼女について》
・鶴丸が心から彼女を愛している以上、まずは何より自分が率先して二人を支えよう、と考えている。
・この光忠にとって鶴丸は「地獄での救い」で、彼女は「地獄とは真逆のものを与えてくれる救い」である。故に、この二人が幸せそうに寄り添っているのを見ていられることそのものが、光忠の救いである。
・彼は、自分が支えることで、鶴さんと彼女の幸せをきっと保てると思っている。でも、その根底には、 「この二人が幸せでいてくれないと、自分が壊れる」 という潜在的な依存がある。
・鶴丸が彼女に深く傾倒していることは知っているが、光忠自身も方向性が異なるだけで主に深く依存しているため、大倶利伽羅や貞宗ほどは、彼らの関係性の行き着く先に対して危機感を持っていない矛盾が発生している。光忠は鶴丸を「彼女に近すぎるから愛しすぎてしまうのだろう」と考えているが、その光忠自身が鶴丸や彼女と近すぎるのだ。
・「支えたい二人が幸福であること」に救われている、という強い依存があるので、この関係が崩れた時に自分が受けるダメージを直視しておらず、自覚していない。
・だからこそ、鶴丸が彼女の後追いをした時に決定的に崩れ落ち、壊れそうになった。
《彼女について》
・結果として彼女の愛情深さに、鶴丸と光忠はそれぞれ違う形で引き摺られている。
・鶴丸はそれ以上に深く偏愛する存在へ、光忠は自分の中から溢れ出る愛をどこまでも惜しみなく注いで良い相手を得た存在へ、それぞれ変化していっている。
・それは結果として、幸福すぎるが故に彼らを苦しめることになる。
・ちなみに、光忠目線で最初から、鶴丸がもしも彼女を愛し子のように著しく偏愛してさえいなければ。光忠から彼女への感情は、恋愛感情に転化した可能性がある。
・光忠は彼女に救われていて、なおかつ彼女がいちばん救いを求めていたのは鶴丸だった。鶴丸はそれに応えていたが、そうでなければ光忠は「自分が誰よりも彼女を救いたい」という方向に走った可能性が高く、その結果として恋愛に発展した可能性が高い。ただ、彼女は恋愛感情を受け止めない器なので、どれだけアプローチしても光忠の片思いになった可能性も高い。
・光忠は最初から「鶴るんを誰よりも大事にしてくれる燭台切光忠」を願われて顕現しており、そのため鶴丸と彼女の間に割って入るような結果になる関わり方は意図的に排して接していたため、恋愛方向に転ぶことがなかった。それは光忠にとっては、結果として幸運なことだったかもしれない。
鶴丸国永 身上調査書《身を滅ぼす愛》
《外見年齢》
・十代後半から三十代まで化けられる。少年の印象から青年の印象まで自在に作れる。
・この本丸では、当初は加州清光と冷戦だった関係上、概ね彼より年上に見える二十代前半といった辺りに基準を置いている。
《体感年齢》
三日月ほどジジイではないがまあジジイだよな、という自己認識。
若い刀と遊んでる時は自分も若者のつもりでいる。
彼女のことは「赤子と変わらないくらい幼く純粋な祈り子だ」と先んじて認識したのも手伝って、晩年どれだけ彼女が老成しても『追い抜かれた』という感覚にはならなかった。いつまでも愛しい愛しい鶴の子だった。彼女の心より少しいつも歳上に調整したまま、歩調を合わせながら。
《好きな酒》
京の度数の強い上品な味わいの日本酒が好き。
それとは別に、見た目だと辛そうに見えるのにめちゃくちゃ甘いとか、意味不明なくらい度数が強いとか、意外性のある酒を人に飲ませて反応を見るのも断然好き。
《戦力》
・顕現当初、加州清光と内番で一騎打ちした際には、鶴丸の圧勝だった。
・鶴丸や三日月などの平安古刀は、顕現段階で既に確立した技術を持っており、柔い鉄に降ろされてもそのスキルは健在。故に最初から強く、反面、成長に明確な限界がある。
・現在は、最も強い初期刀で第一部隊隊長の加州清光以外の連中には、力づくで止めるのは困難、という状態であり、事実上のナンバー2である。
・現在、山姥切国広がそれに迫る成長を遂げており、自分を追い抜くことを鶴丸は期待している。
《伊達組に対して》
・穏やかな友愛と親愛を以て、愛情深く見守るスタンスを取っている。
・自分からすると著しく若い彼らではあるが、故にまだ青い彼ららしさを愛おしいと思う。
・このように、この鶴丸国永はそもそもが、いささか愛情深さが際立つような個体だったようである。
《加州清光に対して》
・主人に対して穿った見方で冷たい視線をぶつけた自分と、何も知らない彼女の味方を迷わず選んだ初期刀。信頼できる存在はどちらかなど、火を見るより明らかだ。
・だからこそ、あいつのことは、彼女から決して引き離すべきではない。何としてもあいつだけは折るべきじゃない。自分が狂気に溺れた時に、力づくで止めてもらうためにも。
《表面的には》
・誰から見ても、鶴丸は彼女をとても大切にしているように見える。
・真綿で優しく包み、寒さや厳しさから守り、幸福なものだけを与えたいと願っているように見える。
・それは恐らく執着で、完璧に制御された狂気である。
《主への執着の変遷》
・顕現時に誤解から主に失望し、しばらく初期刀と冷戦状態だったが、後に誤解が解け、距離が縮まっていくに従って、心から大切に思うようになっていった。
・特殊な赴任経緯から戦指揮官としての教育を全く受けていない彼女の教育係を引き受け、内々に直弟子として指導するようになると、思った以上に筋が良く、子供のような幼い振る舞いと、冷静な知略家としての顔を両立させるそのギャップにやられ、たいそう驚きをもたらしてくれる存在として、少しずつのめり込んでいく。
・本人的には冷静なつもりだったが、気付いた時にはすっかり心から愛していて戻れなくなっており、よりによって自覚したそのタイミングで二年に渡って無理やり引き剥がされたことで、精神の均衡を崩した。
・神格側の視点で、彼女を「帯び直し前の幼子」だと認識してしまっており、理性的にはとっくに元服した女性だと後から冷静になっても遅く、完全に彼女を『鶴の愛し子』であると同時に『自分に捧げられた贄』として著しく偏愛してしまっていた。恋愛感情ではないのが余計に事態をややこしくした。
・彼女の年齢を止めて永遠に自分の愛し子でいて欲しい、という潜在願望があり、それを速攻で自覚したが故になんとしても彼女に天寿を全うさせないとまずい、と青くなった。理性を総動員して、彼女の意思を無視し一方的に時間を止めて神域に引き摺り込んでしまわないように、鶴丸に残った最後の理性で全力で抗った結果が、『彼女の天寿を見届けて自分も副葬される』という選択に帰結している。
「こんな身を滅ぼすような愛し方をする予定じゃなかった」
・彼女を愛してしまったが故に、常に『終わりの日』を意識するのを辞められず、彼女が眠る時に一緒に眠る、という抗いがたい想像の中にいる。「彼女のいない世界を生きる未来」を拒絶し、共に眠る抗いがたい誘惑と絶望の中に身を置くと心に決めてしまった。
・つまり、鶴丸を驚かせた最たるものは「彼女を途方もなく愛してしまった自分」であり、想像もつかなかったそれに一番彼自身が呆然としている。
《落ちた時点で絶望的な》
・本当は、彼女を永遠に護りたかった。永遠に自分の羽の下にいて欲しかった。いたいけで幸せそうな、彼女らしい笑顔のままで。
・だが、彼女は心から無邪気に鶴丸国永を信じている。自分に決定的な害を為す可能性など考えもせず、手放しで信頼している。だから、恐らく自分の言葉であれば、久遠を願う鶴丸を受け入れてしまうだろう。きっと、鶴丸の涙を拭うが如く、思わず手を伸ばしてしまって、ただ当たり前のように頷いてしまうだろう。
・それは、よりによって己の手で、愛した彼女の在り方を変質させてしまうことだ。愛した彼女の笑顔と未来を奪うことだ。そんなことはできない。
・けれど、なら自分は。いつか必ず来る未来で、彼女を失った時間を生きていかねばならなくなるのか。そんなのは、地獄だ。狂ってしまう。
・あるいは、とっくに狂ってしまっているのか。
・ならば、取り繕わなければならない。せめて、彼女が生きている内は。彼女の時間が残されている間は。ただ、彼女を優しく愛した『鶴るん』のままで。