@msom3sj2kic1
ゲーム感想記事一覧
ビャッコフルコンしました!
共通4時間、個別4時間でちょうどいいボリューム。
シナリオも特に過不足は感じませんでした。

今回、褒めちぎる部分もありつつ、けっこう物申しもあります。好きな人は注意して読んでください( ˘ω˘ )
BYAKKOを終えて
ビャッコのすごく好きだったところ。
『ゆずりはの存在一つで史実をひっくり返すようなIfファンタジーにはしない』という制作陣の堅実な思想を感じられたところ。
史実を丁寧になぞりつつ、当時の男たちが何を思いどう生きていたのかを推し量り、もしここにゆずりはという女性がいたらどういうふうに恋愛になっていくのか?を描こうとしたものなのかなと思った。
だから基本的にどのルートも「会津が敗れる」という史実は変えられません。でも、戦に敗れ、誇りも当たりまえの生活も何もかも奪われ壊された中で、それでもゆずりはと男たちとの間に残った僅かな光を握りしめてこれからを生きていく……という終わりの部分がとてもよかった。エンディング曲の「あなたの生きる意味になりたい」がこれでもかとそれを象徴していて、幕を閉じる間際の情景がすごく美しかったと思う。
まぁ、史実を揺るがさない以上どうしても終盤の展開は同じになるので、後半ちょっと新鮮味が薄れるところはある。笑 行く先がばらばらになり、お別れでエンディング→エンディング後に再会の流れも割と似通っていたので、もうちょっと人によって異なる場面に焦点が当てられているとよかったな~とか、、、
(史実をもとにしている以上、仕方ないんですが)
ただ同じ戦の行く末でも、誰のそばについているかで多少ゆずりはの行動や状況の見え方が変わるし、人によってはちゃんと史実の固有のエピソード(大蔵さんの彼岸獅子とか、虎之助くんの凧揚げとか)が入っていてよかったです!
史実を侵さずにゆずりはという存在を入れ込み、そのうえで6人分の恋愛を描くというのは、至難の業だったと思う。まずは、これだけのものを作り上げ世に出してくれたことに感謝を伝えたいです。
「ゆずりは」について
………いや〜〜〜〜そうなんだよね、史実を侵さずにゆずりはという存在を入れ込むのは、とても難しかったと思うんですよ。だからゆずりはに対していろいろ言いたいことはあるんだけど、よくここまでできたよなぁ……とも思うから、ただヤーヤー物申しを連ねるのもどうかな〜みたいな気持ちは常にあるんですよね。
これから物申しを書いても(書くんだ)、ちゃんと根底には、それがすごく難しいという理解と、それでもチャレンジした制作陣に対する敬意があります。そのうえで、わたしからゆずりはへの感想はちゃんと残しておきたいと思う。
まずひとつめ。
結局、ゆずりは自身が戦の前線に立つ理由はあったのだろうか。
ゆずりはは元々兵士でもない、ただの武家の娘で、もちろん砲術に長けていたわけでもなくて。砲兵としてのゆずりはには、戦に出る固有の価値も特別な理由もないので、ゆずりは以外でも当千銃を扱えるなら、戦に慣れている人に託して有効活用してもらったほうがいい。
むしろ、戦慣れしていないゆずりはを前線に出して死なれたら、もう当千銃を生み出せなくなってしまうわけで……当千銃を生み出す役割には替えがきかないから、本来は、安全な場所でその役割に専念した方がいいはず。BYAKKOに登場する聡明な男性陣なら、誰もがそう判断すると思います(実際、そう言及しているキャラもいたと記憶している)。
それでもゆずりはを戦の最前線に出させるなら、この本来の最適な配置を覆すほどの強い理由が要るはずなんだけど、全編終えても『ゆずりはが戦の最前線に立つ理由』が弱かったなと思った。周りに「当千銃を生み出すだけでいいのでは?」と指摘させたり、何とかここを丁寧に描写しようとしているのは伝わったんだけど、、、
少年が切腹する光景を何度も夢に見て、兄の形見・遺志を継いで少年たちを助けたいという考えを持つようになった、それ自体は自然なことだと思う。
でもそれって結局、別にゆずりは自身の生い立ちに紐づいているわけでもない、いわば人としての一般的な善意みたいな理由じゃないですか。
「少年たちを悲しい結末から救いたい」「兄もその気持ちを支持してくれる気がする」そんな慈善事業みたいなふんわりとした理由で、戦の最前線に立って人を殺すまでするか……?と、どうしてもしっくりこない。
ましてやこの時代、女性が戦に立つことってほとんどなかったわけで、、、
ただ当千銃を生み出して提供するだけでも十分助けたことにはなるだろうに、時代背景に抗ってもなお、ゆずりは自身が戦に立たなければならないと思わせるような理由は、なかったように感じたんだよね。
(幼少期の出来事もあるとはいえ、元はといえば呼ばれたのは秋月さんだし、ゆずりはは再度白虎さまに呼ばれるまでその出来事自体忘れていたわけだから、白虎さまとの約束がその理由というわけでもないし……)
全編終えてみると、この『ゆずりは自身が戦に出てまで白虎隊の悲劇を止めようとする』というのはどのルートでも物語の中心に据えられていて、BYAKKOという作品においてとても重要な核であるように感じられたんだけど、結局最後まで「えっ、なんで知り合いですらない少年たちのために、戦と無縁だったゆずりはが戦の最前線に立つまでするの?」がずっとふんわり納得できていなかったから、この行動原理から出るゆずりはの言動にも、モヤモヤすることが多かったと思う。
例えば、共通の初陣の場面。
人を撃つことへの迷いがあること・人を撃ったゆずりはに「おかげで仲間が助かった」って言葉をかけてくれること自体はすごく好きな描写なんですよ。
でも、そもそもゆずりは自身が戦に出る理由にしっくりきていないから「ほら~~~~撃てないじゃん。戦場で撃てなくて足引っ張るなら当千銃の提供に専念して後方支援でいいんじゃないの?」「ゆずりはが迷って撃てないでいる時間、当千銃は宝の持ち腐れになるんだよ」「どうしてもゆずりは自身が戦に立ってまで成し遂げなければならないことってある? なくない? それなのになんで前線に出て足を引っ張るの?」って気持ちが勝ってしまい、ここで神崎さんがかけてくれた言葉に浸れなかった。
(まぁそれを差し置いてもちょっと迷いの描写が長すぎてストレスが勝ちましたが、、、)
それから、割とどのルートでも、終盤急に白虎隊の悲劇を止めたい!って飯盛山に向かう流れになるんですけど(すごく唐突で、戦の最中に単独行動したり、指揮官の命令に背くこともある)、これも、特に朱雀隊のふたりや神崎さんのルートでは、そこまでして白虎隊を救いたい気持ちの強さ・原動力がわからないから、秩序を乱すモヤモヤ感が勝ってしまう。
このくだりが挟まることでゆずりはと攻略対象の恋物語も一度強制的に断絶されるし、かといってこの出来事が恋愛過程に上手く作用しているわけでもなくて、かえって綺麗ではない仕上がりになってしまっていたと思う。ゆずりはへのストレスも溜まるし……。
メタ的な話をすると、BYAKKOという作品を作るにあたり、まずはヒロイン・ゆずりはという架空の人物(しかも女性)を、史実の中に入れ込まないといけない。白虎隊から青龍隊まで、年齢も立場もバラバラの男たち6人と接点を持たせるために、後方支援じゃなく、ゆずりは自身も戦に出させる必要があったんだろうなとは思う。後方支援にすると前線に立つ朱雀隊や神崎さんと接点が生まれないので。
ただ、その戦に出させる理由を『白虎隊の悲劇を止めたい』にしたうえに、ゆずりは自身にどうしても悲劇を止めたいと思うほどの背景がないので、ついていけなくなってしまったのかなと。ゆずりはがそう強く思うまでの生い立ちを、もう少し作り込んでもらえればよかったのかなあと思う。大事なところなので。
(ありきたりだけど、過去に少年兵として出征した弟を亡くしているとかなら、「弟と同じような少年に死んでほしくない」って気持ちが強く出てもついていけたと思う。ほか、白虎隊の集団自刃のようすを何度も夢に見たなら、せめて集団自刃の生々しい光景をスチルにして見せてもらえれば、この悲劇だけは避けなきゃって気持ちに感情移入できたかなぁと。背景だけ映されても、それがどれだけ凄惨で痛ましい状況なのかがこちらの想像力に委ねられていて、感情移入が難しかった)
ゆずりはについて思うことふたつめ。砲術の腕のあいまいさ。
ゆずりはの砲術の腕がどの程度なのかピンとこなかったのも、個別ルートの物語を読みにくくしてたなぁ……と。
3年間当千銃で練習していたとはいえ、そのもっと前から砲術の訓練を受けている兵士や、実戦経験を積んで戦慣れしている兵士がたくさんいるわけじゃないですか。共通終わった時点でのゆずりはって、一度実戦に出ただけの、まぁせいぜい腕のいい一砲兵ってだけだよね?
それなのに、ゆずりはの自我が常に「私さえ戦に出ればたくさんの兵を救えたのに」状態なのがすごく疑問だった。たとえ国一番の砲兵と仮定しても、大勢対大勢の戦において、ひとりの兵士で戦局がどうこうなるわけないし、弾切れがないから他の兵士よりたくさん練習できるとはいっても、練習の数なんて実戦経験の前には瑣末なものじゃんか。
この高すぎる自己評価はどこからきてんだ……。
個別ルートでは、攻略対象がゆずりはの砲術の腕を評価し、信頼し、戦場で築かれた信頼が恋愛に繋がっていく……という見せ方が多かったと思うんだけど、こちらはゆずりはのことをせいぜい腕のいい一砲兵ってだけだと認識しているから、攻略対象がそれを評価するのもあまりぴんとこないんですよ。貴撃隊に評価されていたから、ある程度素質があるっていうのは伝わってますけど……。
これもまぁ、難しいのはわかる。ゆずりはを本当に国一番の砲兵で、敵にもその名が轟くほど脅威の存在にしちゃうと、史実を侵しちゃうもんね……そんな一騎当千の存在がいてなんで戦負けんねん、ってなっちゃうもんね。
ゆずりはの砲術の腕がどれだけ優れていても、あくまで「史実に名が残らない程度の存在」に留めなければならない。でもそこそこ優秀な兵という設定にしないと、大蔵さんが登用する理由がなくなるし、ゆずりはの腕を信頼関係の土台にした恋物語も描きづらくなる。
史実に影響が出ないように、かつ攻略対象たちにとって頼れる存在にする、その塩梅が難しかったんだろうなぁ……というのはまぁ、わかります。
だから、個別ルートでゆずりはの評価がふんわりしているのも、そのふんわりした評価から恋愛に繋がっていく据わりの悪さも、史実を尊重することを考えたらある程度仕方ないんだとは思う。
でも、わたしがビャッコにおいてゆずりはと喧嘩したのって、そこあんまり関係ないんだよね。笑(ゆずりはについて思うことみっつめ)
さっきちらっと書いたけど、なぜかゆずりはは根本的に自分の能力をめちゃくちゃ高く見積もっていて、それゆえに分を弁えない、厚かましい言動がちょいちょい見られて、そこにめちゃくちゃストレスが溜まりました。「さすがに思い上がりすぎやろ……もっと自分を客観的に見て弁えてくれ……」と何度もうんざりしたし、時にはブチギレて暴れた。笑(詳しくは個別感想で書きます)
史実のことを考慮して、こうなるのも仕方ないか……と思える部分を差し引いてなお、ただ端的に合わないヒロインだった、ごめん。笑
隊ごとの感想
ちょっとだけ隊ごとの感想を挟むんですけど……。
● 白虎隊
白虎隊がテーマなだけあって、白虎隊ふたりのルートはすごくよかった! 後述しますが、特に貞吉ルートは史実の行動に意味を持たせ、それを恋愛に繋げていくのがめちゃくちゃ上手かった。
ゆずりはの方が年上で、虎之助くんや貞吉より先に砲術を習い、実戦にも出て、ふたりに対して常に先輩の立場にいられたため、ゆずりはの自己評価の高さにストレスを抱えることがなかった。個人的にはそこが大きかったのかな~と思うw
● 朱雀隊
朱雀隊が1番ゆずりはの位置付けが難しかっただろうなぁと思った。
朱雀隊の中で信頼関係を築き、恋愛に繋げていくには、どうしても「戦場で、兵士として頼りになる」という描写が欠かせなくなる。
でも先も書いたとおり、あまりに優秀に描いてしまうと史実との間に矛盾が生まれる(最終的に会津が負ける方向に着地させるため、強い兵がいるとそこまでの流れに無理が生じ得る)から、ゆずりはの優秀さはそこそこに留めなきゃいけない。そうすると攻略対象がゆずりはを評価して信頼して惚れる理由がしっくりこなくなる……と堂々巡りで、その塩梅がとても難しかっただろうなと思います。
だから朱雀隊のふたりは、幼馴染という、あらかじめ一定の信頼が築かれている設定でそこを補っていたのかなと思った。
朱雀隊は割と常に戦の最中にいるため、ゆずりはがそこから離れて白虎隊の自刃を発見しに行く流れにかなり無理があったな〜とも思った。
白虎隊の悲劇を止めたい話は、白虎隊のふたり(とせいぜい秋月さん)のルートでだけやった方がシナリオは綺麗にまとまったと思うんですが、そうするとゆずりはがこの戦に出る意味がなくなっちゃうもんね、、、「白虎隊の悲劇を止めたい」から話は始まっているので、どの個別ルートでも、どうしてもそこを無視するわけにはいかなくなる。でもさっき書いたとおり、そもそもここがふんわり納得できてないので、突然指示に背いて現場を離れるストレスが勝ってしまった。
● 青龍隊
青龍隊は、ゆずりはよりずっと年上だからか、ちょっとゆずりはの甘えた(甘ったれた)部分が多めに出てて、それがカプとして可愛くもあるんだけど、ゆずりはへのストレスも溜まったな……という感じでした。
いろいろ書いてしまったけど、「じゃあどうやってゆずりはという女性を史実の中に入れ込めばよかったの?」「ゆずりは自身が戦に立つ理由をどう作ればよかったの?」を自分で考えてみるとまぁ難しくて、、、制作陣もここはかなり熟考を重ねて何とかこういう形に落とし込んだんだと思う、、、だからあんまり強くは物申せないんですが、、、w
最初に書いたけど、BYAKKOは戦況が悪くなり、戦に敗れた後の描写がほんとうに美しかった。だから、安易に舞台が会津戦争なだけの完全ifにせず、ゆずりはという存在を入れ込む難しさに挑みつつも、史実に忠実に、この時代の人々の生き様や誇り、そこに漂う深々とした空気感を伝えようとしたことは、とても素晴らしい取り組みだと思います。攻略対象みんなすっごく格好よくて言うことなかったよ。
個別感想!
三郎→貞吉→大蔵さん→神崎さん→秋月さん→虎之助くん の順で攻略しました。
秋月さんで終えることを意識した作りだな〜とは思ったけど、個人的には虎之助くんで締めてめちゃくちゃいい景色を見られたなと思ったので、大満足です!
岡本 三郎 CV:岡本信彦

※※ 辛口部分もありますのでご注意ください ※※
共通のふたりはめちゃくちゃ可愛かったんだけど、、、
ルートの3分の2くらい、ゆずりはに対しても三郎に対しても、「君らに指示をするのはお互いじゃなくて大蔵さんですよね!?」という感情しかなかった。これに尽きる。泣
戦は個人戦ではないので、総督が指示するすべての配置に意味があると思う。陣屋を守って出陣した兵の帰りを待つことだって重要な役目だと思うけどなぁ。
(私も一緒に行っていれば……
仲間を、三郎を守れたかもしれない)
惨状を目の当たりにして、
戦える身でありながら待機命令に甘んじた自分を責める。
それは違うやろ?
戦において、ゆずりは1人いるだけで戦況が大きく変わるなんてことあるわけないやん。総督の大蔵さんも待機でいいと思っているからそう命じてるのに。
しかもゆずりはって結局三郎が怪我をしているのを見て、それが辛くて自分も出陣したいって言ってるだけですよね?
自分が出陣すればこういう意味で自軍の有利になる、自分が陣屋を離れる危険・不利益はこの程度にとどまる、だから出陣させてほしい、って言うならわかる。でもゆずりはのは三郎を傷つけたくないだけの私情やん!
自分にできること・できる範囲を客観的に見極め、最適な配置を進言すること・その結果総督から受けた指示を遵守することが今やるべきことじゃないですか? 三郎を守りたいじゃないねん、戦をやってんだ!
これがさっき書いたことですね。笑 自分一人出陣すれば皆を救えたっていう驕りが透けていて好きになれない。
ゆずりはも三郎も、お互いに相手に傷ついてほしくないから自分が戦うって意識が強すぎて、戦の最中にこればかりで、幼馴染がお互いを守りたい気持ちに感動するよりも「戦をダシに守り合いされても尊いと思えないよ!泣」が勝ってしまった。
わたしが三郎に自我落ちしてたらもう少しゆずりはの気持ちもわかって楽しめたのかな~~~。
しかもこの「帰れ」「帰らない」のくだりがあまりにも何度もあり、ゲンナリ、、、
第七章後半~最終章はすごくよかったです。
「必要なものも持ち出せず、大事なものも燃やされた」
「住む家も、家財も、形見も、なんでもかんでも壊された」
「命があるだけでも幸運だ。俺たちは」
「あいつらが身代わりになって、厄除けしてくれたって思っておこうぜ」
このセリフがすごく好き。敗戦の遣る瀬なさの中で「命があるだけでも幸運だ。俺たちは」この言葉を強く強く噛み締めさせられた。
「……私にとっても、赤は三郎を思い出す色だった」
「赤いものを見ると、三郎のもとへ届けたいと思うようになった」
「……帰ったら小さい袋に詰めるね。
猪苗代へ持っていってほしい」
ここもめちゃくちゃ好きです!
幼馴染のふたりの間だけにある、他の人にはわからない特別な習慣、それが大人になっても変わらないって思わせてくれるのが好き。おさななってこういうのが好きなんだ!
三郎の家で一夜を明かすとこはずっとニコニコしてた。大好きなやつ!
終盤がよかったためルート全体の印象も回復して終われてよかった。めためた書いちゃったけど、じゃあゆずりはも三郎もガンギマリで戦やってたら恋愛になるのか?て話ではある。
(とはいえちょっと同じくだりがくどい&第七章終わりまでやってるのはさすがに長すぎる気はする……)
余談。最後に兄の記憶を覗き見したのは結構蛇足だな〜と思いました。
三郎とゆずりはの物語で貫徹したほうが美しいと思うのもあるし、兄視点の兄の記憶って、本来どうやっても見ることのできないものじゃないですか。そういう類のものを後からファンタジーで知っても感動できなくない?
同じファンタジーなら、亡くなった兄が夢枕に立って言葉をくれた……のほうが感動できた。ほかにも、兄の最期の言葉を聞いた人に出会えたとか、兄が残した手記が見つかったとか、そういうので知るから心打たれるんじゃないの?と思う。
三郎ルートに限らず、全体的に「切腹刀を当千銃に変えると持ち主の記憶を見られる」設定はちょっとわたしの感性と合わなかったです。
このルートの大蔵さんめちゃめちゃめちゃめちゃ格好よかった!!!
もっと嫌味な男かと思ってたのに正統に格好よくて、高まる期待。笑
飯山 貞吉 CV:小林千晃

快勝! 最萌えです!
いや今年のわたし優秀じゃないか??? ちゃんと発売前に張った男が最萌えになってる!
年下男に求めるもの:
・対等な存在や異性としてみられたいという焦り
・好きな女性(気になる女性)の世話を焼く
・不意にどきっとさせてくる大人びた表情
・ここぞというときヒロインの年上女ムーブに支えられる
オホホホホ~!
発売前、貞吉最後スパダリなりそ~~~負けそ~~~って怯えていたけどそんなことはなく見たかった年下男だった。爆萌え! うれしい!
「……『まだ十五歳』、か。それってつまり……」
「いい年した大人なんです……。
もうちょっと考えてから行動してください」
「貴方の分まで、俺が戦うし。
だから、隊を抜けてもいいですよ」
めちゃめちゃ萌えだったんだよね。
大蔵さんに手紙書いてるところの「仲良さそうですもんね」、からの「大蔵さんみたいな真似しないでください」「……別にあの人の真似なんかしてないけど」も爆萌えした~~~~~~! 大蔵さん気にしちゃってるのカワイイカワイイカワイイカワイイ! これだよ! なんでこれ不正解選択肢なんだよ!
(正解選択肢の「どきどきしたんだ」ノー萌えです。年下にそういうの求めてないw)(ていうか「年上をからかわないで」って選択肢なのになんで「そういうの、どきどきするからやめて」ってセリフに変わってんだよw そのまま言えよ!w どきどきするなんて年下に言いたくないです)(貞吉ルートの萌えグセ他の人と違う気がすんだよなw)
「なんですか、急に笑い出して……」
「猫之助を思い出してたの」
「猫之助ってね、夜寒いと私の布団に入って、
ぴったりくっついてくるから」
「今の貞吉君、ちょっと似てるなって」
「……貴方が凍えてると思ったからです。
俺が寒いからじゃないんですけど」
年下男が世話を焼こうとするセリフって最高最高最高に好き。それでいて年上女を上回れないところが好き!
ゆずりはと対等な大人として扱われたいのに、それがかえって幼く映るし、戦への見通しの甘さも十五歳だしで超~~~~~~~~絶可愛い。可愛さと不意にどきっとさせてくる大人びた表情とのバランスが絶妙! そう、そこ9:1でええねん! キマりきらないところがいい! 戦以外で格好よくなるな!
これから戦だというのに貞吉の爆萌え快進撃止まらず、ずっと楽しくて高笑いしてた🎶
ゆずりはとは一生気ィ合わんくて草です(^ω^)
序盤も序盤、子猫を連れ帰ると言い出したところでもう嫌な予感がしていた。
エ、連れて帰るの? 戦に行く気なんですよね? 戦に出たらそのネコチャンどうするんですか?
まさか治ったら捨てる気じゃないよな……!?って。
んで案の定、野に放つと言い出してブチギレた。
だから言うたやん! ほんまに腹立つ!!!!!!
何が腹立つって、戦に行くってわかってて拾ったことですよ。戦に行く可能性が高い、最後まで責任持てないって最初からわかってたんだから、拾っちゃいけないでしょ。これは優しいわけでも心が綺麗なわけでもない、自分がその命を見て見ぬふりする罪悪感から逃れたいだけの自己満足。
野に放つってあたかもそれがあるべき姿みたいな言い方をするな! 自分の都合で拾って自分の都合で捨ててんだおまえは!
どうしてもゆるせなくてめちゃめちゃ熱くなり、さらに制作陣がこれを「ゆずりはの美点」として描いていそうだからなおさらキレ暴れそうだったけど、貞吉が「無責任ですね」ってグッサリ刺したので着席した。
ゆずりはとは合わんけど貞吉がこう言うなら制作陣もわかってて描いたのかも!
(そうだとしてこの猫捨てようかなイベントが何のためにあったのかはよくわかりませんが)
でも貞吉ルートのゆずりはでNO!出たのここだけだったし、ルートがすごくよかったので最序盤のブチギレなどど~でもよくなりました。
貞吉が自刃しきれず生き残ってしまった後の描写がすごくよかった。
貞吉の立場に立ったら、恥晒しで屈辱でもう一度やり直させろ!!!って暴れるのもすごくよくわかるし、ゆずりはが、貞吉に武士の誇り高さを貫徹させてあげたいと思いつつも、それ以上にこんな15歳やそこらの子にそこまでしてほしくない、生きてほしいって止める気持ちもめちゃくちゃわかる。ここの描写に尺を取って、貞吉の気持ちもゆずりはの気持ちも丁寧に見せてくれたのがすごくよかった。
その中で、「腹ではなく喉を突いた」という史実をとりあげ(史実でも確か貞吉は喉を突いてひとり生き残っている)、その理由が「自分が切腹した刀を当千銃に替えたら、ゆずりはが悲しむと思ったから」だと明かされたのはほんっ・・・・・・とうに素晴らしかったですね・・・・・・!!!涙
戦の前は死んでも役に立てるならいいって本気で言っていたのに。それが、切腹する間際、最後の最後に推し量ってくれるほどわたしへの気持ちが育っていたと思うとうれしくてたまらないし、じゃあなおさら死んでほしくないよ!と感情暴れるしでぼろぼろに泣きました。ここがほんとうに大好き!
あんなに哀しくて優しい笑顔でわたしを止めたのに、それよりも武士の誇りを優先して自刃したのがめちゃめちゃめちゃめちゃ好きで、それだけでもう貞吉ルートのここに眠ります……!と興奮止まらなかったのに、後になって腹ではなく喉を突いたのがわたしへの思いやりだったと明かされ、そのわたしに向かう気持ち紙一重で彼は生かされたんだと思うと、運命だ・・・!と震える。
史実は史実として敷きつつ、それをゆずりはとの恋愛に繋がるように解釈して恋物語に昇華させたの天才だと思います。
まだ15歳だから自分の人生を俯瞰して意味を見出すなんてことできるわけなくて、戦が終わったと知ってまた自暴自棄になって暴れ始めたのもめちゃくちゃ可愛かったし、5歳年上のゆずりはが貞吉に生き方を説くシーンもよかったね・・・ゆずりはが説いた内容そのものというより、なりふり構わず、とにかく何でもいいから命をつなぎ留めたいってゆずりはの気持ちにすごく感情移入したし、ふたり抱きしめ合ったときの「命はあたたかいんだ」がめっちゃ好きで、、、後のことは一緒に考えるから、何でもしてあげるからお願いだから生きていてほしいよ!って気持ちでいっぱいになって泣いた。
生きていてくれればいいんだよ、好きだから!泣 ここも大好きです。
年下男からキスおねだりされるの可愛すぎて爆萌え!!!!!!!!!!
それぞれの生活で一生懸命生きようね、成長して迎えに行くから、その時恥じない自分になっていたい……って文脈も、それをキスで約束するのも大大大好きなのでここほんまにありがとう~~~~~~!泣
からの、満月の下での再会がほんとうに素晴らしくてブチ倒れました。日新館でふたり満月を見上げた夜から、いろんなことを乗り越えて随分遠くまできたな、、、って思えるのが尊い。遠くまできた感覚のぶん、ふたりの間に信頼も愛情も積み重なってきたってことなので。
正直、ここがふたりの関係の落としどころとして最大の盛り上がりだと思うから、ぐわあああああって盛り上がったそのまま余韻を残して終わってほしかった。
言うことないって言いたいけど、やっぱりひとつだけ言う。笑
個人的には満月の下、必ず迎えに行くから……って約束してお別れするところで閉じてくれたら最高に美しかったのにな~~~~~~と思う。京での描写がまるごと蛇足な気がした。せっかくブチ上がったのに気持ちが落ち着いちゃったのがすごく惜しくて悔しい。
お別れ、約束、再会は一度ずつだからこそ、それを噛みしめて苦しんだり泣いたり愛しさで暴れたりするんだと思っている。満月の下の再会か、便りのないままサプライズで大人になった貞吉が迎えに来るか、どっちかでよかったと思う。どちらも詰め込んでかえって間延びした印象、、、(史実ならごめん)
そもそも、京での、お手紙を待っていてもなかなか来ない描写それ自体を繰り返しすぎでちょっとダレちゃったし、再会後の「大人になってないのに」もン?てなっちゃって。貞吉とゆずりはの間で「大人になったら」が何を意味しているのか、画面のこちらのわたしに伝わってきてないので、「え、大人って何を指してるの? 通信技師にはなれたんだよね?」「成人してないってこと?」「明治時代って19歳なら婚姻できるよな……?」とかいろんな雑念が頭をよぎってしまった。
そもそもここまるごと蛇足だと思っているうえに、京での描写そのものも間延びしてて、ちょっとだけ気持ちが弛んでしまったよォ泣 満月の下で終わってほしかった~~~~!
まぁそれでもここまでの貞吉ルートのすばらしさで十分おつりがくるからいいんですけど。
正直、あの哀しい笑顔でわたしを止めた後自刃したとき、このルートのここにわたしも眠ります・・・・・・と勝利を確信した。あの場面がBYAKKOで1番好きです。






まぁ、何でも願い事を叶えるというのは初めから言われていたからいいんですけど、大きな歴史改変はできない、その範囲内で白虎隊の悲劇を止めてほしい言うといて、人ひとり生き返らせるのはええんかい笑 じゃあ白虎隊も自分らで救えや笑
