[ネロがベロベロに酔っ払って、キリエ可愛いを連発]
[可愛いってずっと言っててダンテに呆れられる]
というネタをもとに、書かせていただきました!
※注意※
前半、ダンテとネロのシーンはギャグよりですが、
後半、ネロとキリエのシーンはほんのりR指定です。R15くらい?
@178yuuru
仕事帰り、行きつけのバーでダンテとネロはいつものように二人で酒を交わしていた。
次の仕事の話や互いの近況など、二人でそんな会話をしていくうちに、ダンテとネロは酒を飲むペースが自然と早くなっていった。
「おい、そんなに飲んで大丈夫か? お前、酒強くなかっただろ?」
「平気だって!最近ずっと忙しかったし、ようやく仕事も落ち着いたんだぜ。たまにはこうして酒飲むのもいいだろ」
そう言うとネロは空になったグラスをカウンターに置き、バーのマスターに次に飲む酒を注文した。
「ネロ、それで何杯目だ?」
「んー……五、六杯目くらいか?」
「本当に大丈夫か?しかも、さっきからアルコール度数が高い酒ばっか飲んでるじゃねぇか、お前」
「平気だって!ほら、ダンテもじゃんじゃん飲めって!」
「いや、俺はもういいよ……」
楽しげなネロを見て、「こりゃ、だいぶ酔ってるな」と思ったダンテ。後々、彼を介抱することを考え、自身は冷静さを保つために今飲んでいる酒で最後にすることにした。
しばらくすると、ネロが注文した酒がカウンターに置かれた。それは、真っ白なショートカクテルだった。
「ネロ、ショートカクテルってアルコール度数高いけど、大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫!それにしても、白いお酒っていいよなぁ……。キリエみたいにこう、純真無垢って感じでさぁ……」
「まさか、キリエちゃんのことが思い浮かんだから、彼女っぽい酒をリクエストしたのか、お前……」
「ははっ。まぁ、そんなところかな。キリエ、今頃何してるかなぁ〜」
そう呟きながら、グラスを手に持つネロ。そして、真っ白なカクテルを見つめながら最愛の人、キリエのことを思い浮かべる。
「はぁ……キリエ……」
そして、愛おしそうに彼女の名前を囁いたあと、ネロはカクテルをグイッと一気に飲み干した。その瞬間、ガタン!と音をたてながらネロはカウンターテーブルに突っ伏した。
「はぁ……言わんこっちゃない……」
ダンテはため息をついたあと、ネロと自分のグラスをバーのマスターに下げてもらい、それと交換するように二人分の水をもらった。
「ほら。水でも飲んで酔い覚ませ」
「ん……」
ネロはカウンターテーブルに突っ伏した顔をゆっくりあげると、ダンテから水を受け取りそれを一気に飲み干した。
「ふぅ……」
「大丈夫か?少し落ち着いたか?」
「……」
ダンテの問いに答えず、ネロは虚な目をしながら黙り込んでいた。
ネロの様子を、心配そうに横目にうかがうダンテ。場所を変えてゆっくり休める場所に向かおうかと思い、バーのマスターに会計を頼もうとした瞬間、ネロが口を開いた。
「なぁ、ダンテ……聞いてくれよ」
「ん?」
「キリエがさ、相変わらずめっちゃ可愛くてさ……」
また始まったか……とダンテは思いつつ、ネロの話に耳を傾けた。
「この前さ、二人でショッピングに出かけたんだけど、その時にキリエが買った服があってさ、薄いピンク色のワンピースなんだけど、それがすごくキリエに似合っててさぁ〜。まさにお姫様、女神様、天使……。いやぁ、最高だったな」
「……そっか」
「で、そのワンピースに合うアクセサリーも一緒に買ったんだぜ。ゴールドのイヤリング。キリエはやっぱ、品のある服とかアクセサリーが似合うよなぁ〜。でも、たまにはセクシー系の服を着ている姿も見てみたいよなぁ。タイトなミニのワンピースとか、胸元が少し開いているデザインのとか。はぁ……たまんねぇな」
「……そうだな。キリエちゃんは可愛いからなんでも似合うと思うぞ」
「だろ!キリエは世界一可愛い〜!最高〜!俺の女神様〜!」
相当酔っているのか、ネロは周りの目を気にせず大声でそう言った。静かな店内に響き渡るネロの声。それを聞いたバーのマスターや他の客たちは一瞬ダンテとネロのほうに視線を向けたあと、どこか気まずそうにしながら顔を逸らした。
「ほんと、キリエは何してても可愛いんだよな〜!笑っても怒っても泣いてても、どれも最高だぜ!」
「……」
「この前、二人でシャワーを浴びた時なんかさ」
「ネロ、そろそろ店を出ようか。あんまり遅くなるとキリエちゃんも心配するだろ」
これ以上、一体何を言い出すか分からない。
ダンテは、バーのマスターや他の客に迷惑をかけないうちに店を出ようと思い、会計を済ませるとネロを引きずるように店を後にした。
***
夜の静けさの中、ダンテはネロの腕を肩にまわし、ふらつく彼を支えて歩いていた。
「はぁ……キリエ、マジで可愛い……」
「そうだな。キリエちゃんは可愛いな」
「なんであんなに可愛いんだよ。世界一だよ、ほんと……」
「ああ、世界一だな」
「俺だけの、女神様……」
「うんうん。お前だけのな」
そんな会話を延々と続けているうちに、ネロとダンテはキリエが待つ家へと辿り着いた。
「着いたぞ、ネロ」
「キリエ……マジで天使……」
「……はいはい」
「はぁ……キリエ、マジで可愛い……」
「……」
ダンテは無言でため息をつくと、玄関のチャイムを鳴らした。
玄関の扉がそっと開き、中からキリエが顔を出す。シャワー上がりらしく、パジャマ姿で髪がほんのり濡れていた。
「お帰りなさい。あら?ダンテさん?」
「こんばんは、嬢ちゃん。仕事帰りに二人でバーで飲んでいたんだが……ご覧の通りさ」
ダンテは、ぐったりとしている様子のネロをキリエに見せる。
「あらあら、ネロったら……。仕事が落ち着いたからって、またお酒をたくさん飲んだのね……」
「ははっ……その通りだよ。とりあえず、こいつはソファまで運んでおくから、ちょっとだけお邪魔するな」
そう言うとダンテは、家の中に入りリビングへと向かった。そして、ソファにネロを座らせたあと、「次の依頼場所に行く用事があるから」と伝え、ネロとキリエの自宅を後にしたのだった。
「ネロ、はい、お水」
ダンテが帰ったあと、キリエはコップに水を汲み、ネロに差し出した。
「ん……ありがとう……」
ネロはそれを受け取り、一気に飲み干す。そして、空になったグラスをテーブルに置くと、深呼吸をした。
「少しは落ち着いた?」
「うーん……」
「……その様子じゃ、まだ酔っているみたいね」
キリエはそう言って、そっとネロの隣に腰を下ろした。
「ところで今日は、ダンテさんとどんな話をしていたの?」
「いつも通りさ。「キリエはとても可愛い」って、話してた」
「そう。そんな話を……って、ええっ?!」
ネロの言葉に、キリエは思わず目を見開く。
「ダンテと飲んでる時、「キリエは可愛くて最高〜!」って、俺が店中に聞こえるくらいの声で言ってやったんだ」
「言ってやったって……!お店の中でそんなことを?!もう、恥ずかしいじゃない……!」
「べつにいいだろ?本当のことなんだからさ」
「ネロがそう思ってくれるのは嬉しいけど……!時と場所ってものがあるのよ……!」
「でもな、これが俺の愛なんだよ。溢れる気持ちを抑えるなんて、無理だろ」
「も、もう……ネロったら……!」
嬉しいような、恥ずかしいような……それでいて、少しだけ怒りたいような。
そんな複雑な気持ちになりつつ、キリエは顔を真っ赤に染めると大きくため息をついた。
「キリエ、そんなに恥ずかしがっちゃって……可愛いな。相変わらず」
キリエが複雑な気持ちを抱えているのもお構いなしに、ネロはそっと彼女の頬に触れて軽く口づけをした。その行動にキリエはさらに顔を真っ赤に染め、思わず声を張り上げる。
「もう!ネロったら、少しは反省を」
「そうそう、そういう怒った顔も可愛いんだよなぁ……キリエ」
「……!だからっ……!」
「すげえ、そそるな……」
ネロがそう言った瞬間、キリエはソファに押し倒された。
キリエが「きゃっ!」と小さく声をあげたあと、ネロの口づけによって彼女の口は塞がれる。
「んんっ……!」
グッと深く口を押し付けられ、キリエの口内にネロの舌が絡んでくる。その苦しさにキリエはネロの胸板を強く押しながら、彼の唇を離していった。
「はぁっ……はぁっ……」
苦しくなった息を整えるキリエ。真っ赤に染まった顔、ほんの少し涙で潤んだ瞳。そんな彼女の姿がネロの本能を刺激する。
「キリエ、本当に可愛い……」
ネロはキリエの首筋に自身の唇を這わせ、チュッとリップ音を何回も鳴らしながら、彼女の首筋に繰り返し口づけをおこなう。
「やっ……ネロ……!」
くすぐったい感触に、キリエは体を捩らせた。
「キリエ、感じてる?」
「!ち、ちが……」
「ははっ。素直じゃないところも、可愛いな……」
ネロは、キリエが着ているパジャマのボタンをすべて外すと、今度は胸元に唇を這わせる。そして、先ほどと同じようにリップ音を鳴らしながら口づけを繰り返しおこなった。
「ゃっ……ん!ネロ、待って……!」
「キリエ、いい香りだな……」
そう言うとネロは、キリエの耳元に唇を這わせ、彼女の髪から漂う甘い香りを堪能するように鼻を擦りつけ、耳を甘噛みした。
「っ……はぁ……」
キリエの口から、熱い吐息と声が漏れる。
ネロはキリエの甘い香りに酔いしれながら、下着の上から彼女の胸に触れると、手のひら全体で撫でまわした。
そして、キリエの耳にネロがズボンのベルトをカチャカチャと外す音が聞こえてきた。
「え……ネロ……?」
「キリエ、愛してるよ……」
キリエの耳元でそう囁いたあと、ネロは再び彼女の首筋に唇を這わせる。そして、パジャマのズボン、ショーツの中へそっと手を忍び込ませていった。
「っぁ……待って、ネロ……!」
「待てない」
「ゃっ……そこは……!あぁっ……!」
(R18シーンを読みた方はこちらへ)
https://privatter.net/p/11583916
***
「可愛いよ……キリエ……」
「あっ……!待って……!やっ……もう、ダメ……!」
「乱れる姿も、最高に可愛い……」
「あぁっ……ん!」
休む間もなく、まぐわう二人。
その行為はネロの酔いが完全に覚めるまで……ネロの愛や欲のすべてがキリエに注がれるまで、一晩中おこなわれたのだった。
了
(ぅぅっ……腰が……)
(ごめん、キリエ……)
(しばらくお酒は禁止よ……)
(はい……)