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魔女ンテってこういうゲームだよ~というふんわりとした布教

全体公開
2025-06-10 18:26:18

魔女ンテが気になっている方へ「こんなゲームだよ~~こういう方は好きかも~~」みたいなのを書きました。笑 ネタバレはありませんが雰囲気バレはあります。【魔女と亡霊のヴォロンテ フルコンプ後紹介記事】

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ふだんあんまり布教とかおすすめとかしないんですが、魔女ンテ、DL専売なので同じソフト何本も買って配ったり売上げに貢献したりできないんですよ。笑
制作陣への感謝の気持ちを何らかの形でお返ししたくて、、、少しでも多くの人が手に取ってくれたらいいな~という願いで紹介を書くことにしました。

【追記】最近魔女ンテにお金を落とす機会が訪れました! クラファンに私財を投じてきた🎶

書けば叶うもんだな!

DL専売だからいつでもできるんだけど、クラファンが6月末までなので、プレイして楽しかったら一緒に制作陣を応援しようよ~! という気持ちも込めて今これを書きました。今やってほしい!笑

フルコンまでわたしは約18時間でした。
共通2時間くらい、個別ルート(全エンド回収まで含めて)4時間くらいかな。

ただまぁフルコン直後にど~~~~してもいろんな場面を見返したくてたまらなくなって、即プロローグから全ルート・全エンドがっつり2周したので今は40時間くらいになってます笑
そう考えると一般的な乙女ゲームのボリュームかも🎶(ガバ)


~ 内容の要約 ~

・作り込まれた世界観。没入感すごい
・「このキャラがここでこう動くなんておかしい!」がない。ツッコミどころ皆無
・容赦がない。プレイヤーへの忖度もないですw
・しんどいんだけど納得させられるししんどさが気持ちいい
・ダークファンタジーや作り込まれた伏線回収が好きなら楽しめる
・「乙女ゲームのヒロインってここまでしていいんだ、、、?」
・恋愛描写が薄いのでは?という懸念について



❁ 魔女ンテのここが好きだよ!

紹介というか、わたしが好きだったな~~!と思ったところを書きます。これを読んで気になってくれたらいいなという気持ちで。


● 緻密で丁寧な描写と、誠実な話運び

魔女ンテは、政治や宗教が絡まった、異なる立場の勢力がいくつかあり、それぞれの思惑で動いているという基本的な構図があって、その中でヒロインがどの立場に身を置き、何を知ろうとするかで、同じ盤面の見え方や展開、ルート主との恋愛がまったく違ってくる……という作りだと思いました。FE風花を彷彿とさせる。

攻略対象だけじゃなくサブキャラも、皆『こう生まれこう生きてきたから、こういう思想や願いを持っている』という軸があり、これがものすごく丁寧に作り込まれている。そういうキャラクター達を世界観の中において、それぞれがそれぞれの行動原理に従って動いたらどうなるか、誰と誰が衝突するのか、ヒロインは誰を信じ誰に心を寄り添わせるのか、それを一つ一つ見せてくれる。

この話運びがすっっごく緻密なんですよ……。どれだけ苦しい展開を見せられても、そりゃそうなるわ・・・と納得せざるを得なかった。「なんでこういう考え方を持っている人がこんなことするの?」っていうツッコミどころがマジでなかったです。
やりたい展開や結末に持っていくためにキャラクターの行動原理を歪めることを絶対にしなかった。そこが大好きです。ほんとうに誠実!

だからこそ、つらくて苦しくてどうしようもない場面を見届けなきゃいけないことも多々あります……。ほんとに容赦ないです。攻略対象だし○○じゃないんだろうな~とかヒロインだし○○しないだろうな~とか、そういう忖度や甘えはない。笑
だけど、制作陣が登場人物の人格や行動原理を尊重し、細部まで誠実に物語を紡いでくれたからこそ、こっちも本気で没頭して苦しくなったり幸せを噛みしめたりできたんだと思う。

今まで、「こういう展開は好きじゃない〜」とか「こういうシチュは萎える〜」みたいな嗜好があったんですけど、魔女ンテをやって、萎え展開とか萎えシチュってほんとはないのかも、と思わされました。キャラクターたちの行動原理を尊重し、丁寧な話運びで描かれたらちゃんと納得できて、萎えないんだ。描写の説得力の問題だったのかも。

1ルート終えるたび、ゲームを触っていない間もずっと魔女ンテのこと、キャラクターのことを考えていて……あそこのあれってああいう意味かも……とか、じゃあ前ルートのあれってこういうことじゃん!とか、たいていこういう展開ならこういう流れになるのにこうする魔女ンテすげえよ……!とか。一生感情生まれていました。笑 これがすごく楽しかった!

こんなところまで伏線!?って思うくらい緻密に作り込まれていて、最終ルート終えたときめちゃくちゃ気持ちよかったです。疑問に思ったことはちゃんと解決されるし、度肝を抜かれます。

しんどくて苦しいけど美しいダークファンタジーが好き、圧倒されるような伏線回収が好きなら存分に楽しめます!


● 全エンディング見てほしい!

公式は「幸福エンドを見れば悲劇エンドと略奪エンドを見なくても制限ルートが開きます」って説明してくれているけど、個人的にはぜんぶ見てほしい!
魔女ンテの悲劇エンド・略奪エンドってすごいんですよ。ルート終盤でちょろっと分岐して、急展開で見せたいイベント・シチュエーションに持っていく~っていうおまけエンドではない。
ちゃんと共通や個別序盤からの因果の積み重ねでそうなるように描かれている。そこがすごく好きでした。

悲劇エンドは「好感度が足りないからこういう悲劇に繋がりました~」ってふわっと終わるんじゃなく、好感度が足りないからキャラクターがこういう行動を選ぶ→因果→因果→因果……ってすごく細やかな因果の先で悲劇に繋がるし、略奪エンドも、ただ「男たちに略奪されるシチュを楽しみましょ~」じゃなく、ルート主と最も鋭く対立する陣営の男が、個別ルート1本使って描かれた攻防の果てに略奪する。
こういう悲劇 / 略奪エンドにしたい!を決めてそこに向かってキャラクターを動かすんじゃなく、悲劇エンドや略奪エンドでも、「こういう行動原理を持っている人物はこう動く」を忠実に守って、一つ一つ丁寧に進めた先にあるものだけを描く。攻略対象の人物像が一貫しているからこそ、悲劇や略奪でしか見られない一面を知ってさらに萌えが積み重なりました。隅々まで本編! すごいよ。

(なので、『略奪エンド』を、男たちの間で奪い奪われするシチュ萌えを目的に見ようとすると、ちょっと違ったものが出てくるかもしれないです)

幸福エンドで同じ立場に立ち、他人のルートでは共闘することもあり、略奪エンドで鋭く対立することもある……同じ人といろいろな関わり方をすることで、多角的に、深くその人を知ることができて、攻略対象全員大好きになりました。
キャラクターの作り込みが丁寧で、その行動原理を決して侵さないからこそ為せる業だと思います。やりたい展開のために都合よく動かされたら、そのキャラクターのこと生きているって感じられないからね……

構造がとても精緻なので、公式の推奨順に攻略した方がいいと思います。その方が持っている情報に対して出される描写に齟齬がないと思う。
わたしもふだん「公式の推奨順くそくらえ! わたしの感じた攻略順が最高や!」ってだいたい無視しているのですが、そのわたしでも、これは攻略順守った方がいいだろうなと思いました(守った)。
攻略順で得られるゲーム体験がけっこう違うと思うので……

最初に書いたとおり、「どの陣営に立つかで見え方が変わる」という作りなので、4人のルートは平等です。
初手推奨の男の前座感もないし、最後推奨のルートが真相に喰われて恋愛過程が薄いとかもない。あくまで「身を置く立場が違うから見える景色や知ることのできる情報が異なる」ってだけで、ルートに軽重は感じませんでした。


❁ ヒロインについて

頭の回転が速くて、聡くて、肝が据わってて、でも健気で可愛らしいところもあって……基本的に「私が立ち入るべきことじゃないかもしれない」「話すかどうかは貴方に任せる」「話したくないなら無理には訊かない」ってスタンスなのがすごくよかった。今まで出会ったヒロインの中でもかなり好きなヒロイン!

ヒロインにしては珍しく(?)、『誰も傷つかないのが正しい』みたいな綺麗事な思想を押し付けてくることがなくて、そこがすっごく好きでした。それが魔女ンテの世界観に合っていて、物語をぐっと深くしていたと思う。ダークファンタジーとか、人の命が奪われるシリアスな物語で綺麗事を言われるとストレスになることもあるので……

あと、これはプレイして味わってほしいんですが、正直何回か引きました。(褒め言葉)
ヒロインってここまでしていいんだ、、、少なくともわたしはあんまり見たことなかったです。


❁ 恋愛描写について

恋愛描写が急じゃないかといわれると、ん~~~~まぁわからんでもない。笑
というのも、さっき書いたとおり、自ルートだけでなく他ルートでの振る舞いや他攻略対象の略奪エンドでの振る舞いもすべて含めて、攻略対象の人物像を深掘りする構成になっているので、どうしても最初の2ルートは、まだ人物像の解釈が深まりきっていないうちに恋愛を見ることになるんですよ。だから前半の2人の恋愛過程が急といわれるとまぁ、そう映っても仕方ないかもとは思う(……し、乙女ゲームなら自ルート1本で完結するようにしろやと言われたら返す言葉もない(^ω^))。

(まぁわたしは1周めの1人め・2人めから爆萌えで暴れていたんですけど、それはわたしに合っていただけかもしれないので……ここではできるだけ客観的にみるようにしています笑)

ただ、すべてのルートを終えて振り返ると、初めの3人の恋愛過程や、ルートでの言動の見え方がまるっきり変わります。それが気になって、どう感じ方が変わるか確かめたくて仕方なくて、わたしはフルコン直後に即プロローグから2周めやったんだけど、ほんとにね……いろんなことに気づいてびっくりするし、すべてを知って見る分「こういう事情持ってるこの男がこれ言うのヤバいだろ……!泣」みたいな萌え方もエグかった。なんか2周めの方が泣いたかもしれない。笑
2周しやすいようにコンパクトにまとめたのかなぁ。
『後から知った事実で同じ出来事の意味・見え方が変わる』という作りの創作物が好きな方(ワートリとか)はとても好きだと思います。

あと、恋愛描写はしっとりとしたエッチな感じなので、行間を読む力とかふたりの心情を推し量る力が多少要るかもしれない。ぜんぶ文字で説明されるわけではないです。わたしはそういう空気で伝わってくる恋愛物語が好きなので、魔女ンテが大好きというのもあるかも。


まぁ……さっきも書いたとおり、魔女ンテは緻密な因果の先にあるものしか描かないので、「少しくらい無理があってもいいからキャラ萌えやシチュ萌えをたくさん詰め込んで間口を広くとる」みたいなことをしていません。
刺さればぐっさり刺さると思うけど、「ツッコミどころ多々あるけどここで爆萌えできたからどうでもいっか🎶」みたいな勝ち方は望めません。
だからたくさんの乙女ゲーマーのさまざまな萌えに対応しているかはわからない(攻略対象も4人しかいないし)。萌えの在り処って乙女ゲーマーによって千差万別なので、絶対好きな男が見つかるよ!とは断言できないし、乙女ゲームって爆萌えに出会えるかが1番大事やん!と言われると弱いのですが……

でも、物語の本筋がめちゃくちゃ面白く、緻密な話運びと伏線回収に圧倒されるので、そこだけでも味わってほしいんだよ〜〜〜!(それ乙女ゲームじゃなくていいやんというツッコミは禁じます)
だいたいの乙女ゲームってまぁこのへんに着地するよな~みたいな慣れ親しんだ感覚を超えてくるから。めちゃくちゃ苦しくて、でもそれが気持ちよくて楽しかったです!


あとわたしはふつ~~~に恋愛過程で爆萌えしたよというのも貼っておく。笑




あまりに魔女ンテへの愛が止まらず、めちゃめちゃ感情暴れた感想いっぱい書いたのに、それも書き終わってしまい魔女ンテロスが止まらない。魔女ンテやって暴れている人を見てえヨォ~~~。
プレイしてめちゃめちゃ楽しかった!て人はマロからおたよりください。実況タグ見に行きます。(怖いよ)

おわり。魔女ンテが大好き🎶🎶🎶🎶
素晴らしい作品を世に送り出してくれてありがとう!


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