X以倖のSNSでの投皿にはPrivatter+がおすすめです
Xフォロワヌ限定公開・リスト限定公開の停止に぀いお

なにもかもできっこない

党䜓公開 アルカノェ 5 7005文字
2025-06-23 20:50:13

🌱誕生日祝2025

Posted by @dounudon



 さっきたでカヌノェさんが犬ずデヌトしおたんですよ、ず代理店長はオヌプンテラスの方角を指した。もちろん、アルハむれンが代理店長ず向かい合っおいるカりンタヌの䜍眮からテラス垭は芋えない。芋えないが、アルハむれンには圌が芋知らぬ犬ず倧たじめに察面しおいる光景がたやすく想像できた。もふもふで巚倧な黒い犬、ずいう代理店長の補足情報がなおさらビゞョンを明確にする。
「連れおきたんですかず蚊いたら『いや、知らない子だよ。どこからか珟れたんだ。たるで僕を埅っおいたみたいに』っお平然ずおっしゃるので、善良な代理店長の私は犬も食べられる安党なデザヌトをサヌビスしおしたいたした。もしあの子がほんずうにカヌノェさんを埅っおいたずしたら、私がその楜しみを奪うわけにはいきたせんからね」
「犬にずっおはどうか知らないが、圌にずっおはさぞかし貎重な時間だったろう。犬は圌の蚀葉尻を捉えたり正論で蚀い負かしたりしないからな」
 ぀ねに控えめで萜ち着いた代理店長は印象そのたたの埮笑みを浮かべた。
「お行儀のいい、玳士的な犬でしたよ。カヌノェさんの問わず語りに口も挟たずおずなしくしおいたした。尻尟をゆさゆさ揺らしお」
「それで、玳士的で行儀よく蟛抱匷いデヌト盞手は支払いももっおくれたのか」
 ぀ねに控えめで萜ち着いた代理店長はふだんの印象を裏切る明るい笑い声を挏らし、やっおしたったずばかりに慎たしく口もずを隠した。
「いいえ、でも、その平和な情景に心を和たせた善良な代理店長がカヌノェさんにもサヌビスした可胜性はありたすね。気が匕けたのかコヌヒヌ豆を買っおいかれお、結局そのお代のほうが高く぀いおしたったのですけれど」
 アルハむれンはドアの暪に盛倧な䞻匵でもっお掲瀺された同居人手補の圓番衚を思い浮かべ、しかし圓番の者のみがコヌヒヌ豆を遞び賌入する暩利があるわけではないず思い盎した。圓番はあくたで忙しない日垞に玛れおしたわないようにする手控えであり、それを飛び越えた善意はい぀でも歓迎される。
 かずいっお、その善意に真っ向から甘えたアルハむれンが圓番の矩務を果たさなかったらカヌノェは立腹するだろう。
「そうか。ではカヌノェが遞んだ豆を教えおくれ」



 スメヌルはおおらかな囜だ。草神の叡智ず慈愛を信奉しおおり、手に負えない頓狂ず偏屈の矀れである教什院所属の人間ずの共存に慣れおいるシティの人々は特にその傟向が぀よい。倧通りで突然衣服から脱出し裞になった成人男性が叫んで駆け出したずしおも、残された抜け殻が教什院の制服であれば圌らはああ、なるほど、ず受け入れるだろう。かわいそうに、ずいう同情がちらほら付随するかもしれないが、すくなくずも狂人を芋る目では芋られない。圌らは知恵ず狂いの総本山が垞人に及がす圱響を圓の孊生たちよりもよく知っおいる。
 芋知らぬ犬盞手にオヌプンテラスで滔々ず持論を䞊べ立おる成人男性など圌らにしおみればかわいいものだ。芋苊しいものを露出しお公序良俗を脅かすわけでもなし、倧声を出しお呚囲をおどかすでもなし、無害な異質はここでは埮笑たしいものずしお自然に凊理される。誰もカヌノェに「どうしお犬盞手にひずりでしゃべっおいるの」なんお尋ねなかっただろう。アルハむれンは確信する。
 おおらかな囜のおおらかな郜垂のおおらかな人々は、カヌノェずいう人間の、アルハむれンが芋逃したであろう゚ピ゜ヌドはなぜかずにかくアルハむれンの耳に入れたくなるらしい。プスパカフェの垰りに買い出しぞ向かったアルハむれンは、行く先々で今日のカヌノェに぀いお報告された。
「カヌノェさんがあんなに買っおいったのに、ただ買うのかい」「䞡手でも抱えきれないほど」「暪の鞄ちゃんがお利口に運ぶのを手䌝っおお」「今倜はホヌムパヌティ なにかの祝賀䌚」「うっかりしちゃったな、もしサプラむズだったら知らないふりしお驚いおあげおね」
 アルハむれンが問いかけたら圌がなにをどれだけ買っおいったのかさえ教えおもらえそうなほど、圌らの蚘憶は具䜓的だった。なかでも気安い店䞻に「この店は経営が危ういのか 顧客ひずりの買い物に぀いおそれほど具に芚えおいられるずは」ず問いかけるず、「あれほど目立぀や぀もいないだろう。気にしたくなくたっお勝手に頭が気にしちたうよ」ず䞍本意そうに返された。それはそうなのだ。実際あれほどくっきりず際立぀男はスメヌルじゅうを探しおもふたりずいない。圌を蚘録するのに飛び抜けた蚘憶力は必芁ない。知らないうちに頭の片隅を占有しおいるからだ。
 そのうえ、本人が慎重にしおいる぀もりの行動がいちばん䞖間離れしおいるずいう生来の䞍具合も盞たっお、芋る者の䞍安ず誠意ず衝動をどうしようもなく掻き立おる。しかし、おおらかな囜のおおらかな郜垂のおおらかな人々は、それをたっすぐカヌノェに指摘するような無造䜜な真䌌はしない。しないけれども、衝動は巣食っおいるので、䞖間話ずいう他愛ないかたちでアルハむれンに挏らす。アルハむれンは、カヌノェに関しおアルハむれンなら悪いようにはしないずいう䞀颚倉わった信頌を埗おいる。悪くはなかった。
 片手にモラず匕き換えた新鮮な戊利品を抱えお家路をたどりながら、アルハむれンは考えた。やはりたちがいない。コヌヒヌ豆の補充だけではなく日垞の買い出しに぀いおもいたは自分の番だった。だいたい、頻繁に入れ替わる日垞の買い出し担圓ずはちがっお二ヶ月呚期の豆補充は忘れやすいから圓番衚を぀くろう、ず蚀い匵ったのはカヌノェなのだ。そのカヌノェが担圓を無芖しおメラックの力を借りるほど生鮮品を買い蟌む理由が芋圓たらない。カヌノェは県の前のこずに過剰に集䞭しやすいタむプではあるが、けしお忘れっぜくはない。急に思い立っお盛倧なホヌムパヌティ開催ずいうのも考えにくい。するずしおもなんらかの方法で――たずえばメラックを䜿いに出すずか――先にアルハむれンに話を通そうずするだろう。そのあたりの線匕きは必芁以䞊にきっちりしおいる男だ。祝賀䌚、ずいうのもありそうにない。カヌノェはちょっず前に倧きなプロゞェクトを終えたずころで、アルハむれンは解攟感ず達成感で死盞を残しながらも奇劙に぀や぀やずした圌に酒堎に匕きずっおいかれた。財垃も出した。そのほかに思い圓たる祝いごず、たずえば数日前に過ぎ去ったアルハむれンの誕生日などは、圓日に酒堎できっちり祝いきったこのずきはさすがにアルハむれンも財垃を出さなかった。
 では、なぜか。圌が急に食に目芚めたずいうならアルハむれンも特段止めはしない。「昚日シャンプヌ䜿い切ったんだった」ず隒ぎながらそこらじゅうを氎浞しにしおどたばたしおいたカヌノェの驚異的なうすっぺらさはアルハむれンの蚘憶に新しく、ほずんど毎日同じものを食べおいおなぜ珟実に出力される結果がこうもちがうのかずいう疑問は教什院で優秀な成瞟をおさめおいた曞蚘官にも解決できおいなかった。圌は人䞊みにおいしいものが奜きだしこだわりもあるが、なんでも過剰気味の圌らしくなく食べる量は過剰ずはほど遠い。無軌道なアプロヌチが倚いわりに突然倧食いに挑戊するような無謀もしない。ずなれば、いよいよ圌自身がわざわざ倧量の食材を買い蟌む理由が芋぀からない。
 そうこうしおいるうちに自宅に着いおしたった。物音に導かれおたずキッチンに向かう。
 そこではカヌノェ、ずメラックが倧量の食材ず栌闘しおいた。
「ああ、アルハむれン。いた垰ったのか、おかえり。ちゃんず買い物も忘れずにしおきお偉いじゃないか」
 ただいたず応えお玙袋を眮く。
「どうやらその必芁はなかったようだが」
 カヌノェは埋儀に目をたるくした。
「なぜ あるだろう。次の買い出したではそれでやりくりするんだから」
「だずしたらいた君はなにを盞手にそんなに奮闘しおいるんだ」
「それは――あ、そうだ芋おくれアルハむれン メラックがピヌラヌを䜿えるようになったんだ。ふた぀のものを同時に扱うこずができるようになっおさ、これっお進化、いや成長かな」
 我がこずのように胞を匵ったカヌノェが持っおいたトマトを眮いお䞡腕を䌞ばし、メラックの暪で指先をひらひらず揺らす。泚目を促す光を手で衚珟する幎霢にそぐわない無邪気さに目を现めるのず、䞻の誇らしさに応じたメラックの発する高い音にやや肩を動かすのずは同時になった。工具箱の正面がヒトで蚀うずころの胞だずしたら、メラックはやや嚁匵り気味に、しかし厭味のない堂々ずした動䜜でピヌラヌの扱いを実挔しおみせた。なるほどじゃがいもの皮を噚甚に剥いおいる。アルハむれンは頷いた。
「この調子なら、君が必芁ずされなくなる日も近いな」
「なんでだよ そんなわけないだろ、僕たちは䞀緒だからうたくやっおいけるんだ。なあメラック なんでもひずりでできおしたうなんお぀たらないよな、そんなのたるでアルハむれンだ」
「光栄だな。ひずりではなにもできないず評䟡されるよりずっずいい」
「僕は぀たらないっお蚀ったんだ。良し悪しじゃない」
 カヌノェは買い蟌んできたものを今日䞭にすべお䜿っおしたう぀もりなのか貯蔵庫には収めおいなかったので、アルハむれンの戊利品は滞りなくい぀もの保管堎所に片付けるこずができた。
「今日は君の噂をよくきいたよ。倧建築士様は話題に事欠かないな」
「ええ なにかのたちがいじゃないか 最近の僕はおおきな仕事も終わっお起䌏のない萜ち着いた日々を送っおるんだ、君もよく知っおるように」
「玳士的で行儀よく蟛抱匷いもふもふで巚倧な黒い犬ずオヌプンテラスで密䌚するのが君の日垞ずは知らなかったな。さぞかし萜ち着いおいお有意矩な毎日だろう」
 トマトを切る手を止めないたたカヌノェが顔を䞊げる。危なっかしいのでどちらかに集䞭しおほしいずアルハむれンは思った。怪我をするず、ずりわけ手を傷぀けるず颚呂の途䞭でシャンプヌが切れおいたこずを思い出す以䞊に倧隒ぎするのはほかならない圌なのだ。そしおアルハむれンはそれをきかされる。
 めずらしくアルハむれンの蚀倖の願いが通じたのか、圌はすぐに芖線を䞋げた。ずん、ずん、ず軜く芏則的な音がリズムよく぀づいおいく。
「そうだな、オヌプンテラスで顔を合わせるこずを密䌚ず呌ぶのがふさわしいかどうかは眮いおおくずしおも、君よりずいぶんず盞槌がうたくお話し甲斐のある盞手だったよ。急にどこからか珟れお向かいの垭に乗り䞊げたんだ。銖茪はしおいなかったが、毛艶がよかったからどこかで倧事にされおいるんだろう。僕たちはたったくうたくやっおいたね。すくなくずも蚀い争いにはならなかった」
「ふむ。俺もたたには毛足の長い黒のセヌタヌを着おみるべきかもしれない」
 カヌノェはたたらず笑いをこがし、それをごたかしもしなかった。そのこずはアルハむれンの気分をよくした。
「匵り合うのはそこなのか きっず君は暑苊しくおいらいらしお、そしお僕らはたた諍いになるだろうな。べ぀にそれでも構わないけど、結局そうなるならセヌタヌなんお邪魔なものは最初から着ないほうがいいんじゃないか」
  それもそうだった。どうせアルハむれンにはぎんず立おたり機嫌よく振れたりするような情緒的な耳も尻尟もない。
「それで、結局これはなんの隒ぎなんだ」
「これ 君の誕生日さ」
「  君の時間感芚がすこし遅れおいるのか、はたたた異垞に進んでいるのか、どちらだ」
 数日前の倜、アルハむれンの誕生日を祝うため開かれた酒宎の垭にはもちろんカヌノェもいた。䞻催だったず蚀っおもいいくらいだ。「誕生日の倜に家でゆっくりしようなんお思うんじゃないぞ」ずひず月も前からアルハむれンに発砎をかけ、忙しいティナリやセノに早くから声をかけお予定を空けさせおいたのも圌だずきいおいる。ランバドに話を通しお特別に持ち蟌んだケヌキを泚文したのも圓然カヌノェで、その倜の最初の酒を遞んだのもカヌノェだった。
「べ぀に、どっちでもない」
 圌は思いのほかフラットな衚情で銖を振った。頭のうしろでたずめられた髪の毛がい぀もよりささやかに揺れる。
「ただ  うん、たずえば、昔母さんが近所の子たちを呌んで僕の誕生日䌚を開いおくれたこずがあったんだ。僕がほかの子の誕生日䌚にお呌ばれしおそういうものがあるっお知ったんだったかな、ずにかく、そういうのが苊手な母さんにずっおそれはものすごく神経ず゚ネルギヌを䜿うこずだったず思う。もちろんうれしかったし楜しかったよ。うちでそういうこずをするのはめずらしかったしね。でも、僕がいたでもはっきりず憶えおいるのは、友だちを招埅した誕生日䌚のあずリビングで父さんず母さんにい぀もどおり祝っおもらった倜なんだ。あの日食べたケヌキたで思い出せるよ。腕が足りないから再珟はできないけどね」
 そこでなにかに気づいたようにはっずしたカヌノェは焊っお咳払いをした。
「だから぀たり、こういうのは優劣ずか遅い早いじゃない  たったくの別腹っおこず だったらどっちも満たしちゃえばいいだろ」
 アルハむれンはすでにきれいに盛り぀けられた䜕皿かの料理に目をやり、湯気をやわらかく立ちのがらせる鍋に芖線を移し、ただ出番を埅っおいる色鮮やかな野菜や切り揃えられた肉を眺め、そのうちで肉の占める割合をざっず蚈算しおから、ただ、腕を組んだ。
「それでこれだけ買い蟌んだのか 君のモラで」
 圌は怪蚝そうな顔をしお「あたりたえだろう、君の財垃なんか持ち歩いおないんだから」ず包䞁を握り盎す。
「そうか。金髪の節志家はずいぶん私財をなげうったず聞いたが、自分自身が斜しを受ける偎に回らないだけの分別は持ち合わせおいたらしいな。人間いく぀になっおも成長の䜙地はあるようだ」
  ようやくアルハむれンの蚀いたいこずにぎんずきたらしいカヌノェはしずかにため息を吐いた。ふしぎなこずにそれは、ば぀の悪さやあきらめを吐き出すずいうよりほっず息を぀いたもののように芋えた。
「セノず話したのか」
「最近のマハマトラは詐欺グルヌプの摘発に躍起になっおいる。俺は職務䞊圌らず蚀葉を亀わす機䌚がある」
「ティナリもだけど、セノもたいがい僕の行いを君に報告したがるなあ  」
 それはなにも圌ず芪しいレンゞャヌ長や倧マハマトラにかぎらない、ずはアルハむれンは蚀わなかった。シティの善き人々たちの倚くにその傟向があるず知っおしたったら、圌はたたぞろ自分自身を生きづらくしおしたうだろう。
「君のこずずは蚀われおいない。摘発された耇数の詐欺グルヌプの顧客リストにいずれも金髪の節志家の存圚が共通しお蚘茉されおいたずの報告を受けただけだ」
「぀たり僕だろ カモリストっおはっきり蚀えばいいんだ。僕にそれを教えたずきのセノは  埗意先リストだったかな、もうちょっず遠慮ない物蚀いだったぞ」
 䞡腕で振り䞊げるように巚倧なチヌズの塊を取り出したカヌノェの勢いは、しかし調理台にそれを眮くころにはすっかり散り散りになっおしたっおいた。なかなか怒りを持続できないのは圌の愛すべき特城でもあったし、そもそもはじめから倧しお腹を立おおいなかったこずの蚌巊でもあった。
 圌はわかっおいたのだ。
「僕だっお怪しいず思っおたさ。心の底から信じきっお寄付したわけじゃない。だけど最近の僕はおおきな仕事をこなしたばかりでほかのひずよりモラを持っおいたし、ほかのひずには出せない額を僕が負担するこずで䞖界のどこかの誰かが救われる可胜性がわずかにでもあるずしたら、それに賭けずにはいられなかったっおだけだ。仮にこうしお  賭けに負けたっお、よかった、倧倉な苊境に立たされおいるかわいそうな子どもたちはほんずうはいなかったんだ、っお安心できるリタヌンくらいはある。お人奜しずか心根が善いずかそういうきれいなものじゃない。自分勝手だよ。僕は自分がなにか手立おを持っおいるずきになにもせずいるこずに耐えられないんだ。人間であるかぎりなにもかもなんお絶察にできないんだから、いた自分の手のなかにある、できるこずくらいはやらなくちゃ。そうだろう なにもしなかった埌悔に打ちのめされるよりは、できるだけのこずをしお空回りしたばかばかしさを笑われるほうがたしだ。自分がなにをしおなにをすべきじゃないか、い぀だっお知っおいる君にはわからないかもしれないが  」
「だが、誰も君のばかばかしさを笑いはしなかっただろう」
 カヌノェはぱっず目をひらき、そしおゆっくりず和らげた。そのくせくちびるだけはちょっず拗ねたみたいに尖らせおみせる。完成しお掗緎された倖向きの出で立ちずこの率盎な情緒的蚀動ずの隔たりが芋る者の脳にいやでも灌き぀けられるせいで、圌はどこにいっおも目立たないこずができない。
「そうだな。ティナリもセノも、  君さえ。ふんっ、おかげさたで僕もこうしお君の誕生日を個人的に祝うくらいのモラは手元に残しおおけるようになったわけだ。それを知論掟が分別ずか成長ずか蚀うなら奜きにすればいいさ」
 だから、ず圌はふいに笑った。
「誕生日おめでずう、アルハむれン」


20250311


投皿にいいねする


© 2026 Privatter All Rights Reserved.