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〔異能忘却と異能消失について〕
【異能忘却】
その名の通り、ABSOLUTEが自身の能力を「忘却」してしまう現象のこと。身に宿した異能自体はそのまま残り続けているという共通点がある一方で、当人が能力の存在そのものを忘れてしまったり、能力の内容を頻繁に忘れたり、能力の使い方が突然分からなくなるなど、人によって症状とその度合いが異なる。症状が発見された当初は典型的な加齢に伴う健忘症の一種と思われていたが、むしろ若年者の方が発症しやすいという事実が後に判明した。これは、精神的動揺やトラウマを植え付けられたことで解離性障害が発生し、記憶がゆがめられているからだと推測されており、若年層が大半を占めるのも思春期の不安定な精神状態に由来すると考えられている。
【異能消失】
その名の通り、ABSOLUTEが自身の能力を「消失」してしまう現象のこと。これまで使っていた能力が突然消えてなくなるというものだが、誰かに奪われたり自ら差し出したりするのではなく、あるタイミングで急に消失するのが最大の特徴である。どのような条件および原因で異能消失が発生するかは不明だが、おそらく、DREMA理論の通り「精神状態の著しい変化」が原因だと考えられている。現に、深刻なトラウマやショッキングな出来事を受けて異能を失う者が出てきており、特に精神が未熟な若年者が発症しやすい傾向にある。
〔その他の用語について〕
【ドレマ理論】
ABSOLUTEに覚醒した人間に関して、その精神状態と能力が深い因果関係で結び付けられているという理論のこと。たとえば、精神が大きく揺らぐことで能力者として覚醒したり、逆にそれが原因で異能忘却や異能消失に繋がるなどといった、理論を裏付ける多数のケースが存在する。また、ドレマ理論では術者の精神状態によって発動中の能力のコンディションが変動すると述べており、能力の威力や効果だけでなく、APブーストや異能強度などといった要素にも影響を及ぼすとしている。実際、怒りによってAPの消費量が増える代わりに能力が強化されることもある。この理論は異能学の基礎として組み込まれており、人間という不安定な「容器」に、更に不安定な「異物」を入れたら必然的にそうなるということで納得と支持を得ている。なお、ドレマ(DREMA)とは「Deep Relationship between Mental state and Ability」の略称である。
【ロストアイ】
【キルスイッチ・ブロック】