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【設定】異能忘却と異能喪失

全体公開 設定(能力者) 2347文字
2025-11-24 15:57:56

1ページ⇨異能忘却と異能消失について
2ページ⇨その他の用語について

〔異能忘却と異能消失について〕

【異能忘却】
その名の通り、ABSOLUTEが自身の能力を「忘却」してしまう現象のこと。身に宿した異能自体はそのまま残り続けているという共通点がある一方で、当人が能力の存在そのものを忘れてしまったり、能力の内容を頻繁に忘れたり、能力の使い方が突然分からなくなるなど、人によって症状とその度合いが異なる。症状が発見された当初は典型的な加齢に伴う健忘症の一種と思われていたが、むしろ若年者の方が発症しやすいという事実が後に判明した。これは、精神的動揺やトラウマを植え付けられたことで解離性障害が発生し、記憶がゆがめられているからだと推測されており、若年層が大半を占めるのも思春期の不安定な精神状態に由来すると考えられている。


【異能消失】
その名の通り、ABSOLUTEが自身の能力を「消失」してしまう現象のこと。これまで使っていた能力が突然消えてなくなるというものだが、誰かに奪われたり自ら差し出したりするのではなく、あるタイミングで急に消失するのが最大の特徴である。どのような条件および原因で異能消失が発生するかは不明だが、おそらく、DREMA理論の通り「精神状態の著しい変化」が原因だと考えられている。現に、深刻なトラウマやショッキングな出来事を受けて異能を失う者が出てきており、特に精神が未熟な若年者が発症しやすい傾向にある。


〔その他の用語について〕

【ドレマ理論】
ABSOLUTEに覚醒した人間に関して、その精神状態と能力が深い因果関係で結び付けられているという理論のこと。たとえば、精神が大きく揺らぐことで能力者として覚醒したり、逆にそれが原因で異能忘却や異能消失に繋がるなどといった、理論を裏付ける多数のケースが存在する。また、ドレマ理論では術者の精神状態によって発動中の能力のコンディションが変動すると述べており、能力の威力や効果だけでなく、APブーストや異能強度などといった要素にも影響を及ぼすとしている。実際、怒りによってAPの消費量が増える代わりに能力が強化されることもある。この理論は異能学の基礎として組み込まれており、人間という不安定な「容器」に、更に不安定な「異物」を入れたら必然的にそうなるということで納得と支持を得ている。なお、ドレマ(DREMA)とは「Deep Relationship between Mental state and Ability」の略称である。


【ロストアイ】
二挺能力者ツインナチュラルが異能忘却または異能消失のいずれかを発症し、片方の瞳の虹彩が薄れて変色していく現象ならびにその過程を経ている途中の者を指す。ロストアイが発生した目はもう片方の目と同色の虹彩になっていき、その変化の過程は、上から徐々に塗り潰していくかのようなグラデーションが掛かった状態として現れる。肝心の視力自体には全く影響はないが、外見の変化で精神がより不安定になり、発症中の異能忘却がより重症化する可能性もある。逆に、症状を克服するか消失した異能を取り戻せば元通りになる他、再醒によって別の能力を得た場合は、以前とは別の色の虹彩に変化する。


【キルスイッチ・ブロック】
循応能力者カウンターアウト複導能力者ゲノムペンデュラムなど、一部の能力型式に当てはまる能力者にのみ生じる現象のこと。異能忘却または異能消失によって能力が使えなくなることで、循応能力者カウンターアウトはスイッチアップが不可能となる、複導能力者ゲノムペンデュラムはパートナーとの能力の交換ができなくなるといったように、能力型式の副次効果が機能しなくなることを指す。ただし、再醒して代替の能力を手に入れればキルスイッチ・ブロックは解消され、元通り副次効果を発揮できるようになる。


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