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キリ主シリーズ設定資料

2025-12-21 13:38:27

1p:登場刀剣男士一覧
2p:時系列詳細

キリ主シリーズ資料

《登場刀剣男士一覧》
名前登場順
1. (山姥切長義)※非鍛刀
2. 加州清光
3. 大和守安定
4. 鶴丸国永
5. 千子村正
6. 亀甲貞宗
7. 物吉貞宗
8. 博多藤四郎
9. 後藤藤四郎
10. 信濃藤四郎
11. 静形薙刀
12. 巴形薙刀
13. 石切丸
14. 燭台切光忠
15. 太鼓鐘貞宗
16. (同田貫正国)※非残留
17. 歌仙兼定
18. へし切長谷部
19. 日本号
20. 不動行光
21. 薬研藤四郎
22. (実休光忠)※話題のみ
23. (宗三左文字)※話題のみ
24. 太郎太刀
25. 次郎太刀
26. 大倶利伽羅
27. 包丁藤四郎
28. 毛利藤四郎
29. 山姥切国広
30. 堀川国広
31. 和泉守兼定
32. 火車切
33. 乱藤四郎
34. 山伏国広
35. 福島光忠
36. 前田藤四郎
37. 三日月宗近
38. (小夜左文字)※ 話題のみ
39. (今剣)※非残留
40. (岩融)※非残留
41. 陸奥守吉行
42. ⭐︎↑ピクシブ ぷらいべった↓⭐︎
43. 南海太郎朝尊
44. 肥前忠広
45. 平野藤四郎
46. 五虎退
47. 秋田藤四郎
48. 鯰尾藤四郎
49. ⭐︎↓登場予定↓⭐︎
50. 骨喰藤四郎
51. 鶯丸
52. 大包平
53. 白山吉光

現在:顕現合計43振、残留40振

《登場刀剣男士一覧》
実際の顕現順(作中未登場も含む)
1. 加州清光(初期刀)【近侍】→【教育番長/第一部隊隊長】
2. 鶴丸国永(初鍛刀)【近侍/名代/現世警護指揮】
3. 燭台切光忠(最古参)【名代補佐】→【厨番長/遠征指揮】
4. 太鼓鐘貞宗(初短刀)【第二部隊隊長/遠征部隊長】
5. 物吉貞宗(古参)【蔵番長】
6. 亀甲貞宗(古参)
7. 博多藤四郎(古参)大阪城加入【勘定番長】
8. 後藤藤四郎(古参)大阪城加入
9. 信濃藤四郎(古参)大阪城加入
10. 包丁藤四郎(古参)大阪城加入
11. 毛利藤四郎(古参)大阪城加入
12. 千子村正(古参)
13. 静形薙刀(古参)
14. 巴形薙刀(古参)
15. 石切丸(古参)ここまで古参15振り
16. 前田藤四郎
17. 平野藤四郎
18. 厚藤四郎
19. 秋田藤四郎
20. 乱藤四郎
21. 五虎退
22. 薬研藤四郎(乱たちの発案で鍛刀)【医務室預かり】→【医療班隊長】※なお、この辺で鶴丸の風呂場侵入が露呈し吊し上げ。
23. 日本号(博多の縁から鍛刀)
24. 次郎太刀(石切丸が極め、本丸常駐→戦闘大太刀として呼ぶ)
25. 太郎太刀(次郎の提案で呼ばれる)
26. (同田貫正国)※太郎次郎に続く戦闘要員として鍛刀するも非残留
27. (孫六兼元)※太郎太刀に続く戦闘要員として鍛刀するも非残留。どうやら戦闘要員として鍛刀すると非常に好戦的な刀が挙手するようで、この本丸の戦闘の少なさや前線からの遠さを実際に見聞きすると残留意思が削られる様子。次は残留してくれそうな刀を呼ぶ方向性に切り替え。粟田口の鍛刀を再開。
28. 鯰尾藤四郎※ここまでが四年の断裂を経験する。次いで骨喰、鳴狐、一期一振などを順次呼ぼうか?という話をしていた矢先、話が自然消滅する。
29. へし切長谷部(博多の推薦で鍛刀)【総務番長】
30. 大和守安定(加州のケアを目的に鍛刀)【医務室手伝い】→【番長補佐/医務室預かり】→【医療班副隊長】
31. 不動行光(織田の系譜で鍛刀)
32. 歌仙兼定(長谷部が極めると同時に鍛刀)【厨番長補佐】
33. 大倶利伽羅(燭台切と太鼓鐘の縁から鍛刀)
34. 和泉守兼定(歌仙と新撰組の縁から鍛刀)
35. 堀川国広(和泉守の縁から鍛刀)【香り番長】※正式な役職ではなく仮称
36. 山姥切国広(堀川の縁から鍛刀)後に加州に代わって【第一部隊隊長】
37. 火車切(異去から迎え入れる)
38. 福島光忠(日本号の縁から鍛刀)
39. (今剣)※非残留
40. (岩融)※非残留 ※この後、霊力暴走
41. 三日月宗近(霊力過多の対策として鍛刀)
42. 山伏国広(堀川派の縁で鍛刀)
43. 一文字則宗(初に戻る呪いの件の対策として長義の頼みで送り込まれる)
44. 山鳥毛(火車切に寄り添ってくれる刀を呼びたがっていた時に、則宗から「うちにちょうどいいのがいる」と推薦があった。姫鶴一文字の名前も上がるも事情あって呼ばれず)
45. 南海太郎朝尊(長義からの提案で借用)
46. 肥前忠広(朝尊と共に赴任)
47. 陸奥守吉行(肥前をよく知り支えてくれる刀として鍛刀)
48. 骨喰藤四郎(脇差の補充を目的に鍛刀。三日月が来たことを契機に、再び話が上がった)
49. 浦島虎徹(脇差の補充を目的に鍛刀)
50. 蜂須賀虎徹(浦島の提案で鍛刀。初期刀五振りが揃う)
51. 長曽祢虎徹(浦島の提案で鍛刀)
52. 小豆長光(政府の則宗周りに実権が集中し始めたことを警戒した鶴丸などからの提案で、バランスを取る目的で中立の立場に立ってくれそうな上杉の長船派として呼ばれる)
53. 謙信景光(小豆長光に同じ。この時点では後家はどう出るか不明なため呼ばれず)

今後鍛刀↓予定
1. 姫鶴一文字(肥前の主の事件の後)
2. 後家兼光
3. 九鬼正宗を始めとした正宗刀
4. 鶯丸
5. 大包平
6. 白山吉光

現在:顕現合計53振、残留49振



《時系列》
おおまかに大別すると
⓪長義と友(前日譚)
①ありし日シリーズ(+太鼓鐘編)
→②本編前半(物吉・亀甲・太郎太刀)
→③鶴丸国永編(四年の不在)
→④大倶利伽羅編
→⑤以降の本編(火車切・山姥切長義以降)の流れ

オムニバス形式となっており、時系列は実は結構前後している

《0.前日譚〜長義と友〜》
・新人役人と長義が友人となる《食堂にて〜呼び名の話》《こぼれ話2pオムファタール前半》
・運命の転機。古い本丸で放火自殺が発生。近侍の燭台切光忠が巻き込まれる《山姥切長義〜共に堕つ〜》
・共に地獄を爆走。オムファタールとしての才覚を遺憾なく発揮《こぼれ話2pオムファタール後半》
・上(保守派対抗勢力)に目を付けられる。本作長義に対して意図的に偽の資料で山姥切の号を正史と付与して顕現されたのが山姥切長義であるという真実を知り、長義は消滅しかけるが、友(擬似的な主)によって存在の揺らぎが固定。主無き極個体となり、先に処分された山姥切長義と入れ替わる形で難を逃れる《禺に伝わりし逸話付与》
・より軍事的な方面の仕事にも関わることに《音の絶えた世界できみが》
・暗殺謀略暴力、あらゆる全てをねじ伏せる形で、最終的に新設サーバーの長に赴任。この新設サーバーがキリ主の舞台となる。
《1.ありし日》
・すり抜け発見→長義と新人役人の会話《第一話冒頭》
※ちなみに冒頭の役人は長義の友の甥っ子。故に長義が後継者候補として面倒を見ている。
・ほとんど拐われるようにして何の説明もなく赴任(始まりの五振りから加州清光を選択)
・同日「加州が初戦場に送り出されて不在中」を狙った役人の指示で鶴丸鍛刀《前日譚〜顕現当初の鶴丸国永〜》
・戦指揮から目を離された初期刀がボロボロで帰還するも、手入れの仕方もまともに理解できてない(教えられてない)ため、さらに鶴丸の誤解と失望を招く。本丸運営の基本すら知らず、本来鶴丸を追ってる場合ではない中、鶴丸と仲良くなりたい彼女(距離を詰めたい)を察知した鶴丸は素早く逃げ、審神者側からの干渉を極限まで避ける。この時点では、彼女は刀の付喪神という意味合いもわかっておらず、鶴丸と接点を持てないため、まずは学ぼうと四苦八苦する。
・加州が珍しく不在のタイミングを見計らって鶴丸が探りを入れに来る《ありし日〜鶴丸国永の刀剣指南〜》
・刀剣指南に続き本で勉強中《ありし日〜白鞘〜の冒頭》
・鶴丸が誤解に気付く《ありし日〜きみの祈りに触れた朝〜》
・誤解に気付いた鶴丸がキャンディの悪戯を皮切りに歩み寄る《晴れ時々飴が降るでしょうの過去編》
・ようやく共に出陣が叶うように。加州を励ますために堆肥を頭から被る場面を目撃→この辺りから鶴丸は本格的に彼女の持ち物という自覚が出る《ありし日〜きみの祈りに触れた朝〜》
・鶴丸の協力もあって、おおむねようやく基礎的なことを学び終える。最悪の事態について尋ね、鶴丸がきみのためなら折れてもいいと伝える《きみと千年先へ続く物語を3p》
・加州やこれから顕現する刀に内緒にすることを条件に、鶴丸が彼女の師匠役を引き受ける《鶴丸国永は瑞鳥か凶鳥か》
・こんのすけ登場で彼女が不当に本丸に閉じ込められていたことが発覚→鶴丸単騎で1ヶ月遠征を周回。ようやく充分な資材が手に入ったため、鍛刀開始《ありし日〜白鞘〜の中盤》
・燭台切顕現《第一話こぼれ話》
・鶴丸と旧知の燭台切がやってきたため、今まで誰にも相談できなかった鶴丸の危うさに加州が言及し相談《きみと千年先へ続く物語を4p》
・燭台切の希望で太鼓鐘顕現《古参は鶴と共に戦場で踊る/太鼓鐘と金の瞳》
・この時期は加州が現世に付きっきりだったが、加州がどうしても手が離せなかった&疲労の度合いが強くどうしても休まなければならなかった夜に、太鼓鐘が交代要員として初めて現世での警護を務めることに。最も信頼する初期刀(絶対に護ってくれる人)が現世から初めて急に離れたこと、加州が抱えた無理が露呈し心配かつ不安だったこと、太鼓鐘に金眼を指摘されたことが運悪く多重し、絶対に護ってくれる人の不在→トラウマが悪夢の形で噴出。主が悪夢で取り乱した場面に太鼓鐘と鶴丸が遭遇することに《太鼓鐘と金の瞳》
・『加州に無理が掛かりすぎている&彼女が不安になる悪循環を起こしている』を正確に見抜き問題視した鶴丸は、この出来事を境に、彼女の動きを待たずに自分から本丸を整え始める(無意識の親鳥化の開始)。《古参は鶴と共に戦場で踊る》
・鶴丸はこの際、自分が最初に拒絶したせいで彼女が無意識に心から鶴丸に寄りかかれないでいると正確に見抜いており、このタイミングから彼女の隣に立つのではなく、加州のバックアップに全面的に回る判断をしている。同時に鶴丸は、加州と彼女に改めて謝罪をする機会を伺い始めた。
・鶴丸より懐刀を呼ぶ提案が出る→物吉貞宗顕現。物吉が加州に代わって現世で審神者に付く(物吉顕現で糸が切れた加州が爆睡中の20日間)《物吉貞宗の幸運と幸福/必殺勝負師》
→主の為人をより深く知った物吉が次の打刀に亀甲貞宗を提案→加州が寝ている間に亀甲顕現
・加州と鶴丸が改めて和解(本丸がやっと健全化)→亀甲顕現を加州が知る《ありし日〜金打の誓い〜》
・亀甲が顕現してまもなく誉/加州の気苦労が倍に《亀甲とお叱り》
・亀甲を含めた六振りで懸命に本丸運営→大阪城で博多たち粟田口短刀五振り参入→検非違使襲来→光忠のブラック本丸記憶による脆弱性の露呈と同時に一気に主へ傾倒《赤椿開花前線》
・ここで彼女が「己の安全を最優先しない」と決め、その時点から先回りして鶴丸もさらに本丸の運営に噛むようになっていく。表向きは頼れる軍師だが、無意識の親鳥化は加速。この時点で素早く太鼓鐘が二振りの傾倒し過ぎを察知。以降は太鼓鐘は遠征で主から自主的に離れるようになり、その後はずっと現世での警護を他に譲って担当しなくなる(次の担当回は極めた後)《太鼓鐘と金の瞳こぼれ話②で言及》
・加州が極の旅に出るための練度上げと修行道具集めに集中すると決め、近侍を辞する《赤椿開花前線》
・戦場を中傷で走っている加州に代わって、交代要因として練度を上げていた村正、亀甲が順に現世で主につく《亀甲と特別な愛とご褒美》

《2.本編前半》
・度重なる軍議の結果、鶴丸を名代に、燭台切を名代補佐に置き、第一部隊隊長の加州清光が率い、主人不在かつ過酷な戦場で中傷進軍しながら徹底して練度上げをする新体制が発足。そのためのマニュアルも作成し、擬似的な自動周回を開始。加州がカンストし、修行道具が揃い、極めて帰還するまでこの体制が続く《古参は鶴と共に踊る前半》
・加州が帰還&異例の早さで極カンストしたことを契機に、番長体制も本格始動。加州が教育番長、燭台切が厨番長兼遠征指揮、鶴丸が近侍兼名代兼現世警護指揮となる。この時期に燭台切も、加州を追うように極めている《焼け落ちたその先できみと》
・この際に太鼓鐘も、光忠と連携して遠征隊を率いる第二部隊の隊長を志願。表向きの理由は光忠と連携が一番取りやすい四振り目だからだが、裏の理由は前述の通り主人と距離を取って、徹底した冷静さを取り戻すため。
※太鼓鐘は主人と距離を取る道を選んだが、それが仲間のためにも自分のためにも、周り巡って主人の為にもなると冷静に判断してのこと。故に、遠征隊が本格始動する前の晩、不寝番を担当した際に、自分は本丸を離れ、主の側を離れ、仲間を支えることに注力するつもりだが、主を蔑ろにするつもりはもちろん無い。だからどうか、離れていても自分を信じて欲しいと真っ直ぐ打ち明ける。彼女はもちろんと答え、欠かさず無事を祈ると伝え、離れてはいても太鼓鐘への信頼を欠かすことは無かった。その証拠に、彼女は毎晩太鼓鐘の無事を祈ることを欠かしていない。
(なお、この時点では、博多は勘定仕事を中心に手伝ってはいるが、正式な勘定番長に就任するのはもう少し後。この時点では、加州、鶴丸、光忠による三権分立体制を明確化させようとしていた時期で、それに並んで番長を立てると主人不在の中で指揮系統が混乱すると踏んだため。この三権分立体制が完全に確立されて仕組みとして回るようになってから、遅れて正式に勘定番長、蔵番長、医務室預かり、および総務番長が立てられている。博多以下の番長就任は、後述のゲート停止より後である)
・石切丸が極め、本丸の霊的守りを強化し専念したいと提案。代わりに戦場を走る大太刀として次郎太刀、太郎太刀が呼ばれる。しばらく太郎太刀は戦場に出なかったものの、後に主力で休まず活躍。戦場から重傷帰還し主の楔を自覚し、練度的には先に走っていた次郎太刀より先に極める《太郎太刀の楔と罪な人》
・乱、薬研、前田、平野などの他の粟田口短刀が次世代&遠征要員として順次鍛刀される(この時は成長が早い短刀が効率的な遠征要員として優先的に顕現された。主人不在の中で固い結束でやっていかなければならないことからも、結束の固い粟田口の短刀で固めるのが合理的だと判断された)。
・この時期に遠征効率を上げる目的で槍を鍛刀することに。村正の縁から蜻蛉切が一度は候補に上がるが、この際に村正が『江の刀、特に松井江がこの本丸に来るのは互いにとってリスキーなのでは』と気付く。この時点では主の鍛刀が本当に百発百中なのか分からない時期で、自然と縁を引き寄せるとしたらまずいのでは、と刀たちの間で会議になる。江の刀の居るところには江が集まるため、蜻蛉切と縁がある桑名江が自然と引き寄せられるリスクを警戒して、蜻蛉切を呼ぶのは見送ることに。そこで博多の推薦で日本号が選ばれる。

《3.鶴丸国永編=四年の断裂》
・加州に続き、村正、亀甲が極カンスト。物吉が極め、集中育成体制を走っていたその半ば、ゲート停止の報を受ける。このまま本丸側は四年、現世側は5ヶ月の断裂を経験する《契約と鶴と悪い男》
・四年の途中までは表面上順調だったが、鶴丸の精神に不可逆の大きなヒビが入るまで仲間は誰も気付かず、一気に鶴丸国永の暴走&自滅が始まる。《契約と鶴と悪い男》

・主帰還。短期休眠した物吉のケア、鶴丸のケアにしばし集中。主人の側を離れて修行に行けるレベルまで回復した(彼女の側を離れても怨嗟の念が暴走して彼女へ向かわなくなった)と同時に鶴丸が修行へ。《鶴丸国永と祈りの旅路を》
・実はこの時点で鶴丸は『だいぶ回復した』を自認しているが、それは『この行き場を失った怨嗟の念をよりによって彼女に理不尽にぶつける』が無くなった、だから十分に回復した、という意味である。なので、怒りに対して贄が足りず、自分の羽根を啄んで機を織るような自傷は止まっていない。
・修行から帰還後、時折自ら腕を落とすような自傷が始まる《古参は鶴と共に戦場で踊る後半》
・鶴丸の自傷に皆が頭を悩ませる。

・主人から切り離された鶴丸の異常に気付けなかったこと、負荷を慮らず鶴丸を過信して頼りきりだったこと、その恩恵を当たり前のように享受していたことを、粟田口の短刀たち、特に博多たち最初の古参五振りは大猛反省。
・粟田口の皆で慎重に相談し、まずは鶴丸に掛かりすぎてた業務や権限の負担を皆で分担して全面的に支えよう、という結論になる。
・勘定番長役を正式に博多に定めて複雑な書類の流れを博多に集めること、医務室周りのことに薬研がより噛んでいくことなどを鶴丸に提案に行くが、鶴丸は「ああ、なるほど」とすぐ納得した素振りを見せ了承したため一瞬ほっとした一同だったが
「そりゃあそうだよな。きみらには随分と迷惑を掛けちまった。よりによって名代役が機能不全に陥ったんじゃ不安になっても当然だ。いつ何時また機能不全に陥るか分かったもんじゃない、と考えるのも当然だろう。すまん、オレの気が回らなかったな。分かった、もちろん今すぐ全てってのは流石に難しいが、段階的に権限を分散させて、オレが外れても問題ないようにしてかないとな」
と皆の意図とは真逆のことを言い始めるので愕然とする。
違う、そうじゃない、自分たちは鶴丸さんから役目を取り上げたいんじゃない、負荷を分け合い支えたいのだと、言い募ろうとした皆を無言で制止したのは燭台切だった。
・どうして、という目で見る皆に、宥めて皆を部屋から出して、燭台切はこう話す。大丈夫、僕もみんなの気持ちは分かってる。でも、誰よりも頭のキレる鶴さんがこんなに明らかな皆の意図に気付かないのは不自然で、おかしいことだと。それは、あれを境に残っている鶴さんの歪みだと。
・だから今は、鶴さんにそれを飲み込ませることより、負荷を軽減することに専念した方がいいと思う。そうでないと鶴さんは『程よく皆を納得させる程度の負担の分散』しかしてくれない。本当に負荷の掛かる部分は巧妙に操作して決して明け渡してはくれないから、と。それを聞き、心配げに顔を見合わせた博多たちは、最終的に頷いて燭台切の意見を呑む。
・皆が去った暗い部屋で、鶴丸はしばらくぼうっとしていた。
「なあ光坊。オレは色々と下手を打っちまったな。主人への忠義に厚くて、同時に心優しい連中だ。そうと明言はしないだろうが、オレに今まで通り任せておくのは主人の為にならないと判断したんだろう。彼らがあんな深刻そうな顔で申し出てくる前に、オレの方から役目を降りる意思を示しておくべきだった」
……鶴さん」
「皆がそうと求めるなら、近侍も降りよう。彼女にいちばん近しい位置を、思えばオレはどうにも独占しすぎてた。はは、自分が一番驚いてる。これで公平に配慮してるつもりだったってんだから、鼻で笑われても反論できんなぁ。無意識が過ぎた」
……ねえ、鶴さん」
「けどな、光坊。どうしても一つだけ、一つだけ我が儘を言っていいか。……名代も近侍も明け渡していい。だが、頼む、現世警護の指揮役、それだけ、それだけはまだ取り上げんでくれ。彼女の身を護る差配に直接手を入れられない、また遠くから指を咥えて見てるしかないと思うと、考えるだけで気が狂いそうだ」
…………うん」
光忠は、酷く深刻そうな表情をたちまち拭い去ると、あえて明るく鶴丸の肩を叩いた。
「もー、鶴さんてば、気が早すぎるよ、鶴さんには現世の指揮役はもちろん、まだまだ働いて貰わなきゃなんだからさ」
……ああ。そう、だな。そうだよな」

どこか遠い目のままの鶴丸を、注いだ酒を呑ませて先に寝かせてから、光忠は合わせた両手を顔に押し付けるようにして、暗い部屋で深々と、切々と考え込んだ。

「僕がなんとかしなきゃ。……護り通さないと。鶴さんも、みんなも、彼女も、僕が」





・前述の経緯で博多が勘定番長として書類関係を本格的にトップダウン的に処理し始め、続いて博多より主へ内務強化の提案。博多の推薦で長谷部が呼ばれ、やがて総務番長に就任。《へし切長谷部の旅路》
・総務番長として有能さを遺憾なく発揮。内務はぐんと回るようになり、主から感謝の言葉の花束を長谷部が多々贈られていた時期《溺れよ、下げ緒の端まで冒頭》
・この頃、加州をケアする目的で安定が呼ばれる《大和守安定編》
・長谷部が極めると同時に歌仙を鍛刀《歌仙編》。この頃は特に、鶴丸をカバーしようとする燭台切へと負荷が集中し過ぎていた時期であり、適任と考えた主より歌仙へ『厨番長補佐』の権限が与えられる。歌仙は皆の精神の安定に寄与する。
・主が歌声で結界をぶち破りかける《真っ白な偲びの舞と歌》
・皿を割った主のトラウマが露呈《宴の裏で》
・鶴丸との罰ゲームに負けた長谷部がにゃん語尾で寝込む《長谷部の受難》。つまりあれは、離れた場所から彼女を励ます鶴丸の計画的な優しさと悪戯だったことになる。

《4.大倶利伽羅編》
・手伝い札を上手く使ってしばらくは自傷を隠していた鶴丸だったが、やがて露呈。長谷部が指揮を取って防ごうとするも、失敗《大倶利伽羅編で言及》

・鶴丸の自傷にいよいよ窮した結果、大倶利伽羅が呼ばれる《大倶利伽羅と主の願い》
・大倶利伽羅がやってきてまもなく、酒に溺れた鶴と伽羅が満月の夜に語らう《鶴と伽羅〜望月の夜に盃を〜》
・鶴丸の異去単騎出陣による自傷を大倶利伽羅が目撃《大倶利伽羅と主の願い》
・大倶利伽羅は鍛錬を積み、己を鍛え上げる。一方、大倶利伽羅のその決心を、鶴丸は『主の傍らに居場所を定めたからだろう』と見誤っている。《大倶利伽羅と主の願い》
・時期を空けて鶴丸が再び自傷を試みる。大倶利伽羅が阻止を試みるも、失敗。
・実は二代目の担当役人が、この時期に歴史修正主義者側から手を切られ、用済みで始末される前段階として違法薬物(覚醒剤)漬けにされる。そのため薬物の支払いに窮し、横流ししていた資源の締め付けをさらにキツく。その結果この本丸に横流しを気付かれ、国広が呼ばれて本科に直訴。それを隠蔽しようと歴史修正主義者に本丸のIDを売り、襲撃に。この二代目の担当役人は鶴丸に斬首される。が、鶴丸が斬らなくとも敵側で殺されていたので結末は同じ。《大倶利伽羅と主の願い》
・鶴丸が役人殺しの咎でしばらく投獄される。役人殺しも罪状だが、政府としては希少な能力を持つ審神者から本丸を取り上げて中央へ閉じ込めたかったため、その阻害となる鶴丸を役人殺し咎の名目で排斥しておきたかったという側面もある。鶴丸は政府を脅し付け、彼女に手を出させない対価に自分は土の下に還るという契約を結ぶ。この契約を受け入れる判断をしたのはサーバー長であり、故に仲介人は長義が務めたため、以降、政府側と長義と鶴丸だけがこの契約を知る状態に。
・契約が成ったため、鶴丸が帰還。政府の長義が同時に派遣される。
・以降、長義が指南役を兼任。これは契約の報酬を名目にしているが、審神者の安全を最優先にする鶴丸側が拒否できない形で内部干渉をして状況をコントロールする意図もある。以降は政府の代理者としての長義との駆け引きが続く。

《5.伯仲編》
・本丸中の刀が警戒する一方、初めて得た外部からの指南役に、彼女は『これでもっとみんなの力になれるかも』と非常に喜び、真摯に教えを乞う。長義はあくまで駆け引き、任務、仕事の範疇としてだが、想像より飲み込みの良い彼女のことはそれなりに気に入っていた。彼女は巫女としての資質が非常に高く、そういった人間は長義のように神としての意識が高めの刀剣男士から関心と感心を得やすい、という側面もあったため、正確には長義が彼女を気に入っていたというより、末席とはいえ神座に連なるものとしてこういった者は粗雑に扱ってはいけないな、持てる者ほど与えなければね、という長義らしい冷静な判断だった、というのが近い。もちろん彼女が自分に信頼を寄せるほど干渉しやすくなり任務遂行に有利だという打算もあった。
・政府の長義に信頼を寄せる主を見て、国広が感応。長義は既に顕現してから数百年経っており、そのあまりにも洗練された強さを持つ本科を追うように国広が非常に短期で極める。《伯仲こぼれ話①》
・極めた国広が初めて現世で警護した際、長義が現世での手入れについて教えていることが露呈。戻った国広は慌てて加州にそれを告げにいき、鶴丸に見つかり激怒。《伯仲こぼれ話②》燭台切も激怒《長船の祖と監査官》。
・なお、長義は鶴丸に露呈しても平然としており、あるいは、国広が近侍を務めたタイミングを見計らってわざと露呈させたのかもしれない、と国広は後から気付く。長義の裏の意図を読むことは実直な国広には難しく、故に強くなることに専念する判断をする。そのためには本科の協力を得ることが最も早道だと判断、直訴して本科の協力を得ることに成功する《伯仲こぼれ話5p》

・この長義は実は主無き極個体であるため、基本的にあまり国広(しかも極めている)に大して『偽物くん』呼びはしないのだが、本当に運悪くその場面を彼女に目撃されてしまう。特に彼女の前ではそういった呼称を避けていたため、長義は下手を打ったことに内心歯噛みする。彼女の心象を損なうと任務遂行の難易度が上がるためだ。
・彼女は熟考の末、国広と長義の複雑な関係性について懸命に学ぼうとし、鶴丸に尋ねる《写し談義》
・彼女は自分が無知だという自覚の下、長義を一方的に嫌うことも決めつけることもせず、ただただ長義にも国広にも、理解したい学びたい歩み寄りたいという姿勢を崩さなかった。この時の中立的で理性的な対応は、長義の感心を買う。
・これ以降、長義はより積極的に彼女の為人を見極めようとする。その結果によっては、任務の最低限の範囲を越え、誠心誠意力を貸してやってもいいのではないかと考えたためである。そして彼女は、その評定をクリアすることに成功する。《こぼれ話〜長義せんせーと主〜》これは後に長義から朝尊を紹介される結果へ繋がる。
・《感動が繋ぐ物たち》の経緯もあり、この後から長義は本格的に彼女に肩入れするようになる。

・異去の攻略によって火車切と縁ができかけ、大倶利伽羅が修行に出る《大倶利伽羅の旅路》
・火車切と共に出かけた主が暗がりで道を踏み外す《火車揺らめく宵にて》
・教育番長による集中育成から外れて遠征に出始めた火車切が自信を喪失、試し行動に出る《信じる夜は闇照らす灯》
・吹っ切った火車切が躍進する。そんな火車切の背中を押すため、誉のご褒美を買いに大倶利伽羅を誘う《絶対に喜ぶ贈り物選び》
・彼女の生誕祭で歌仙と大倶利伽羅が舞う。この頃の火車切は明るい表情が増えている《鉄扇で舞う話》ちなみに長谷部が《溺れよ、下げ緒の端まで》で花束の雨を贈ったのは、もう少し彼女が生誕祭で祝われるのに慣れてからのこと。大倶利伽羅が舞った時期はまだ遠慮が垣間見える。

・和泉守と主は至って関係良好。歌仙とも良好。《癖毛に遊ぶ血脈の》
・相棒の堀川が生き生きとまんばを支援していたり、調香役を勝ち取っていたりと、自分らしく生きているのを見守っている和泉守は、臣下としてそれが叶う主人の在り方に感謝しながら、のんびりと昼行燈を楽しんでいる。一方、まだまだ誕生日を祝われることすら不慣れな様子の彼女なども気にかけており「嬢ちゃんはもーちっと俺らを困らせて振り回すことを覚えた方がいいな」と言及する《薬師と昼行燈》

・国広、頭角を表し始める《願えば星すら撃ち落とす》
・勝利を勝ち取った国広、夏祭りへ。敗北するも火車切がかなり善戦する《夏祭り鬼ごっこ大会!》
・第一回《イースターエッグパーティ》開催。極めたら券を使いたいと火車切が主へ前向きに自己申告しており、表情も明るい。
・国広が頭角を表す影で、安定が焦り始める《BAR光忠第二幕》

・宴で歌仙が熱烈な歌を贈られる。めちゃくちゃ主大好きなまんばが『主が恋歌を歌仙に贈った』と聞いて動揺で縁側から落下《歌詠む蝶とかぐや姫》。なお、まんばから主へ出ているのは恋の矢印ではなく、人生通した佩刀の欲求なので、ここでまんばが動揺したのは、主の夫は自分の主人に比肩する(主が望めば自分を佩刀する権利を引き継ぐ存在)ため、それが仲間の刀剣男士でもあり得ると全く考えていなかったためのカルチャーショックとしての動揺である。しばらくまんばはこの件で挙動不審だった。

・福島光忠が呼ばれるが、その裏で鶴丸が計略の一手を打つ《光忠兄弟と薔薇の愛》《嘘だらけな露悪の愛の人》

・政府鶴丸と彼女が遭遇。政府鶴丸が示唆した「知らないぜ。呼ぶべきじゃない奴らを呼んじまっても」は今剣の鍛刀でまもなく的中する。《政府にて鶴と長義》
・《閑散の厨にて二人》で長義がランダム鍛刀を計画していることを懸念
・長義の指導で霊力が洗練され、今剣を鍛刀してしまう《呼んではいけなかった今剣》
・しばらく鍛刀を避けていた結果、霊力が暴走《黄金の花弁に埋もれて眠れ》
・対策として《三日月宗近を鍛刀》。《いつも綺麗なお月さま》で加州が嘆く「すぐ口説く」には歌仙の和歌の件も含んでいる。
・まだ霊力が安定し切っていない時期に、彼女が無理をして倒れたため、支えてやろうと和泉守が修行に出立する《兼定の刃金》
・三日月のような要求霊力の多い刀の鍛刀と、和泉守のように掛け値なく精神的に支えてくれる刀達の支援、桜に霊力を流す習慣によって安定《春一番と春二番》

・《初に戻る呪いの話》で本丸に危機が迫る。それを何とか退けた長義は、彼女という駒を盗られないために、外側からだけでなく内側から手を打つ必要性を感じ、いくつかの手を打つ。一つが一文字則宗の赴任、もう一つが南海太郎朝尊の紹介である。《くがねもたまも》
・南海太郎朝尊から話を聞き、肥前の理解者として陸奥守吉行が呼ばれる。《くがねもたまも》
・この陸奥守吉行は土佐で肥前と共に坂本家の宝剣だった頃の意識が強め。つまり呼ばれた経緯が経緯なため、南海太郎朝尊や肥前の元の持ち主が属していた土佐勤王党にも大いに肩入れしている。土佐勤王党は新撰組によって多数の犠牲者を出しており、もちろん坂本龍馬の佩刀ではあるものの、まだ坂本龍馬が脱藩して凄まじい世界視野や柔軟性を獲得するより前の頃の意識が強めであるが故に、新撰組刀、特に和泉守兼定と折り合いが悪い結果に《和泉守兼定〜硝煙と花のあわいに〜》
・しばらくはいざこざしたが、そもそも和泉守側は最初から陸奥守に仲間として歩み寄るつもりがあり、陸奥守もまもなく自分がやや勤王党側に肩入れしすぎて思想が寄りすぎていることに自分で気付くので、その内きちんと腹を割って話すようになる《葬送の和泉守と陸奥守の回想シーン》
・南海太郎朝尊は陸奥守の性格傾向を見て、呼んだ刀が鍛刀目的に沿って特に思想が強い個体が来る、というこの本丸特有の鍛刀に、非常に強い興味関心を持つ。顕現傾向を操作できるものと思われる彼女の異能を解剖、解明したい欲求に駆られるが、それを察知した肥前が慌てて止める。おや、と朝尊は、肥前の彼女に対する無意識の肩入れに肥前自身より先に気付く。
・肥前と彼女は信頼を深め、最終的に肥前はほぼ借用身分ながら、現世で彼女の警護、という名の遊び相手を勤めるまでになるのだが……結果、思いもよらない最悪の災難が勃発する。

《6.二代目時代》
・初代の彼女が高齢で大往生。同時に鶴丸が封印、副葬され、本丸は激しい内部分裂の末に二代目を受け入れる《葬送》
・しばらくは夢見が悪く、加州と安定の側を離れようとせず、付きっきり《オーダーメイドの愛》
・マスコットフォルムが功を奏し、ふわふわが信頼を勝ち取る。自然と火車切が面倒を見るように。
・長谷部が先代の最後の言葉と共に『信じてほしい』と幼い二代目に告げる。徐々に一人歩きができるようになる。この時期に、火車切からの影響で大倶利伽羅にめちゃくちゃ熱視線が行くようになる。
・少しずつ一人で本丸内をとたとた歩けるようになった頃、長義と彼女の光景を過去視し、まんばが泣きながら崩れ落ち、誰にもそれを告げないで欲しいと約束する。二代目は墓に入るまでこの約束を守ってくれた。
・高齢で往生。三代目に託す手紙を加州へ預ける。二十五年の後、まだ未成年の三代目に手紙が渡る。

《7.三代目時代》
・手紙を受け取った三代目を連れて、長義が一世紀ぶりにこの本丸の敷居を跨ぐ。鶴丸の封印解除の許可証も持参する。
・遅れて事態を聞き付けた肥前が飛んでくる《くがねもたまもラストシーン》。
・錆びた鶴丸の意識はしばらく泡沫で曖昧だったが、最前線で彼女が命の危機に瀕したことをきっかけに覚醒《祭囃子よ、さあ、驚きの詩を歌え》
・これを契機に、入れ替わるように国広が寝込む。長義が強制演練の報を持ち込み、ギリギリで国広も覚醒《夢と現の狭間におぼれて》



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