@giftower5
シナリオの背景
祝福の塔シリーズはX(旧Twitter)で2021年に初開催された「祝福の塔 四つの街と巡礼の旅(通称:無印)」から始まり、本編全4回+スピンオフ3回で構成されている長編企画です。
各回は独立したストーリーになっており、通して遊ぶ必要はありません。
2022年に開催された最終章「祝福の塔.(ピリオド) 生者の行進と真実の鏡」では、【巡礼者】全員で協力し街の主を【説得】することで、人間の尊厳を軽視する歪んだシステムである【祝福の塔】を倒壊させるというストーリーが展開されました。
説得のさなか、孤独の街の主が作った【絶対時計】という特殊アイテムを用いたことで一時的にシステムが乱れ、塔の中の時系列がぐちゃぐちゃになります。
そのはずみによって、1XXX年2月に存在した祝福の塔(本来はうるう年)が、何故か2026年2月の死者と接続した……というのが今作「祝福の塔5 夢見がちな肖像と秘密のたからもの」のシナリオ背景となります。
本シリーズにおいて、主催は「参加者様に創作のきっかけを提供すること」「参加キャラクターを掘り下げるための情報を発信すること」を第一に運営を行っています。
ですので、【巡礼者】が知る必要のない・もしくはこれからも知ることの無い情報は本編内で明らかになることはありません。
上記は全て既存の【参加者様】が「塔って我々が壊したはずだけど、なんでまだあるの?」とならないために存在する背景設定です。
NPCについて
第零層 離別の間の主(案内人/天使)
所属:離別の間
名前:-
享年:-
出身:-
人間の水子の集合体。
離別の間での生活に退屈しており、そんな彼らをあわれにおもった■■(神のような存在)が『祝福の塔』というおもちゃ箱を与えた。
案内人としての役割を務める代表者は巡礼ごとに違う。
水子達は胎教として聞いた情報ぐらいしか外のことを知りえないのだが、今回の水子はかなり自罰的で、大人になることへの恐怖心が強いようだった。おそらく胎内で性別が確定する前に亡くなったのだろう。
祝福の塔
水子達が気に入っているおもちゃ。
同じ日に命を落とした死者たちを無作為に集め、巡礼の旅というふるいにかけたのち、希望者を塔の住人として迎え入れている。
巡礼者たちが住人になる際、その街で生きることに疑問を抱かないよう、自我を調整される。
住人たちの生前の記憶の有無には個人差があるが、覚えていたとしても、興味や執着を持てなくなる。
塔の扉が開け放しになっていても外には出ようとしない。
自死することはできない。
第一層 孤独の街の主?
所属:偏見の街→孤独の街
名前:ルチェ・ド・ガバガバァーナ
享年:36歳
出身:北ヨーロッパ
過去の巡礼の際に、祝福を受け取らずに街に残った。
その正体は、祝福の塔に居座り続けている"ゴースト"であり、同階層の先代である「偏見の街」の元主。
主在任期間中に不注意により二度目の死を迎えたが、魂の回収に来た無知の間の職員から逃げ伸び、幽体生活を楽しんでいる。
今回の巡礼では、体調を崩している【孤独の街の主(本物)】の代理として登場。
他者に興味が無い孤独の街の性質が災いし、住人たちはこの異常事態に気付いていない。
生前の死因は病死、塔での死因は熱中症。
▽主な登場作品
2022年12月「祝福の塔.(ピリオド) 生者の行進と真実の鏡」史書の間質疑応答にて「ババアも昔ガバガバ野郎の助手だった」と初言及(5日19:58)
2025年2月「お父様のいない日〔Xリバイバル版〕」にて彼の葬式が描写される
第二層 堕落の街の主
所属:堕落の街
名前:ヴロ
享年:26歳
出身:東アジア
過去の巡礼の際に祝福を受け取らずに街に残った。
生前の死因は重度の日光アレルギーによるアナフィラキシーショック。
生まれつきの感覚過敏が影響し天候の予言ができたため、幼い頃より「人の器を借りて降り立った神」として祀り上げられ、本人もそれを信じ込んでいた。
現代人とは異なる価値観を持っているものの、悪意はまったく無い。
ルチェ・ド・ガバガバァーナを熱中症で亡くしたことに相当ショックを受けており、親しい相手には頻繁に水を飲ませようとする。
霊感が全く無いため、ゴーストは見えない。
▽主な登場作品
2024年2月「お父様のいない日〔Bluesky版〕」で初登場
2025年2月「お父様のいない日〔Xリバイバル版〕」ではルチェの葬式に出席
第三層 愚者の街の主
所属:愚者の街
名前:アンナ
享年:12歳
出身:南米
過去の巡礼の際に、祝福を受け取らずに街に残った。
死因は流れ弾に当たったことによる内臓破裂。
巡礼の趣旨を理解できないままに街に残ることになってしまい、配属当時は来るはずもない家族が塔に来るのを待ち続けていた。
現在は次の主候補を探しており、出来る限り多くの子どもと仲良くなり街に引き入れようと思わせぶりな態度を取っている。
▽主な登場作品
今作で初登場
第四層 執拗の街の主
所属:執拗の街
名前:ピエラ・バルサモ
享年:34歳
出身:西ヨーロッパ
過去の巡礼の際に、祝福を受け取らずに街に残った。
生前の死因は焼死。
そりのあわない実家から逃げだして以降、生涯を錬金術の研究に費やす。
しかし、『黄金を作ることはできない』という結論にたどり着き、以降は悲観的で無気力な日々を送っていた。
厭世家であり、後述のプラスコーヴィアとは思想が合わず仲が悪い。
人が嫌い。特に子供。
▽主な登場作品
今作で初登場
第一層 孤独の街の主
所属:偏見の街→孤独の街
名前:プラスコーヴィア・ツヴェターエヴァ
享年:23歳
出身:北欧
ガバガバァーナの死により不本意な形で即位した【孤独の街の主(本物)】。生前の死因は産褥死。
後の世にならないと解明されない自律神経の不調を抱えており、企画開催期間中は起き上がることもできず床に臥せっていた。
批判の目に晒されながらも気丈に生き抜いていくため、徐々に男性的な振舞いをするようになっていく。
▽主な登場作品
2021年4月「祝福の塔3 天使のたまごは何色か?」で老婆の姿で初登場、不調も寛解しており、苦労の末に辿り着いた快活な姿を見せる
2022年12月「祝福の塔.(ピリオド) 生者の行進と真実の鏡」
無知の間の窓口係
所属:無知の間
名前:-
享年:紀元前469年頃 - 紀元前399年
出身:-
ニンジンが嫌い。
現世tip!
本企画内NPCにまつわる、祝福の塔シリーズの現世に関わる世界観設定。
掘り下げを楽しむための材料にしてほしい。
星楽園会(せいらくえんかい)
祝福の塔からの帰還者達が、堕落の街の主の思想を広めようと興したマイナー新興宗教団体。
発足当初は善良な団体だったが、巡礼の記憶を失うにつれて徐々に教えの曲解が増え始め、現在は様々な犯罪の温床になっている。
日本在住の巡礼者であれば、2010年に東京都郊外の駐車場で起こった『高橋一家心中保険金詐欺事件』のニュース記事や新聞を閲覧することができる。
被害者の一人息子の名前は高橋彦星(タカハシ-ベガ)さん。当時15歳。
プラスコーヴィア基金
北欧の大貴族の三女であり発明家であったプラスコーヴィア・ツヴェターエヴァの死を偲び、彼女の夫が立ち上げた完全給付型の奨学金団体。世界各地に支部がある。
経済的な困窮を抱える将来有望な若者を対象としており、現在も多くの浮き零れた才能を救っている。
25歳以下の巡礼者であれば、試験や面接をパスすることでこの奨学金を受け取ることができるかもしれない。
子供のためのミステリ文学賞
英国で毎年開催されている児童文学のコンクール。
児童向けショートショートミステリ作品を得意とする作家ルチェ・ド・ガバガバァーナが受賞していることで有名。
文才に自信のある巡礼者なら、挑戦してみてもいいかもしれない。