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@UNIVERSE_AOG
〔スクラッシュについて〕
【スクラッシュ】
VLUEZ内に出現するモンスターのような存在。VLUEZに流れ着いて蓄積したマルウェアが突然変異を起こし、モンスターに近い生物の形を象った姿で具現化したものであるとされる。どの個体も身体の表面に電子回路のような模様があるのが特徴で、VLUEZにてデータ化された人間の生命を主食とする。棲息するプロキシードの環境などに合わせて独自の変化や進化を遂げた個体および生体群も存在する。類似する仮想生命体のリリースと異なる点は幾つかあり、人為的ではなく自然的に発生すること、現実世界で行動できる時間が非常に短いことなどが挙げられる。特に後者はノットファウンド事件と深く関係しており、狩りの時だけ現実世界に現れたり、何らかの手段で獲物をVLUEZに引きずり込んだりして捕食するため、電子機器の近くで人が突然失踪するという事件が立て続けに発生している。そうした誕生の経緯と致命的な脅威をもたらすことから、スクラップとクラッシュを掛け合わせた造語として命名された。
【
スクラッシュが用いる破壊光線のことで、レベル3以上のモンスターが用いる
【変数拒絶】
スレッドレベル4以上のスクラッシュが行使できる、擬似的に異能絶縁を再現した技のこと。能力効果のデータを構築する二進数の配列をずらすことで、該当する能力を打ち消す。VLUEZ内では異能強度ならびに異能絶縁という概念が存在しない代わりに、能力効果を出力する二進数をいじることで干渉することができ、その代表例として挙げられるのが変数拒絶である。ただし、Vマイナー側も変数拒絶の対策として偽の二進数を示した後で真の二進数を流したり、最初から数列をずらしたうえで能力を発動して相手に数列を直してもらうなどの手法を取ることもある。
〔デュアル・スレッドについて〕
【デュアル・スレッド】
スクラッシュの脅威を示す指標のこと。デュアルの名を冠する通り、スクラッシュ自体の危険性や強さなどを数値化した「レベル」と、その個体がどのような脅威をもたらすのかを示す三文字の「スペル」で構成され、スペルは高レベルの個体であれば複数当てはめられることもある。また、同種の個体でも棲息するプロキシードによってはスペルが変化することもある。
【スレッドレベル】
デュアル・スレッドのうち、スクラッシュ毎の強さや危険性などを数値化して示した指標のこと。現実世界のモンスターに準えて五段階で設定されており、その詳細は以下の通り。
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《レベル1》
脅威度が最も低い個体。VLUEZ内に数多く棲息する弱小個体で、全ての個体が「NUL」のスペルで統一されているため、能力を使わずとも退治できる。現実世界に出現することもできないが、VLUEZではVマイナーを捕食することもあるため油断は禁物。
《レベル2》
脅威度が比較的低い個体。強さ自体はレベル1と大差ないが個体毎にスペルがあり、極めて短時間だが現実世界に出現することもある。また、棲息するプロキシードの影響を受けて変化したり、レベルアップして進化を遂げることもある。
《レベル3》
脅威度が少し高くなった個体。このレベルから
《レベル4》
脅威度が高い個体。自然発生することは滅多になく、ほとんどがレベル3からレベルアップした個体となっている。変数拒絶を使用できる他、
《レベル5》
脅威度が極めて高い個体。総じて姿が人間に近く、大きさも同程度。レベル4のスクラッシュが特定の条件を満たして進化することで発生するので非常に希少で、VLUEZ全体でも数える程しかいない。それゆえに未だに解明されていない謎が多い。
【スレッドスペル】
スクラッシュに付与される特殊効果のことで、いわばスクラッシュ専用のアドオンのような概念である。特筆すべき効果を持たない場合は「NUL」というスペルがあてがわれ、レベル1の個体はそもそも特殊効果を持てないのでこのスペルで統一されている。一方、レベル3以上になると個体は必ずスペルを持つようになり、レベル4以上となると複数のスペルを持っているというケースが大半を占めるようになる。スペルの種類は多種多様で、ここでは現時点で判明している代表的なスペルを抜粋して提示する。
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《AST(Assult)》
攻撃に特化したスペル。あらゆる攻撃が相手のデータを構築する二進数を乱すものとなり、専門のプログラマーでないと回復させられない「深手状態」を負わせられる。また、拒数閃哮の威力も他と比べて高くなる傾向にあるので非常に厄介である。
《PRT(Protect)》
防御に特化したスペル。あらゆる攻撃から身を守る半透明なバリアを展開でき、一定の基準を超えるまでダメージを防ぐことができる。単純に攻撃を与え続ければバリアを破壊できるが、レベルが高い個体であればより強固なバリアを張り続けられる。
《CCK(Cracking)》
妨害に特化したスペル。攻撃した相手の意識に強制アクセスし、任意のタイミングで気絶させたり、特定のアクションを取ろうとした際にスタンさせて行動を妨げる。強制アクセスされ続けると、意識の混濁や記憶の欠如などといった症状が発症することもある。
《JAM(Jamming)》
妨害に特化したスペル。身体の一部に特殊なエネルギーを纏わせ、そこで受け止めた能力効果を変数拒絶よろしく無効化させられる。ただし、能力効果が強力であるほど処理に時間がかかるうえ、完全に拒絶しきれずダメージを負うこともある。
《ELM(Element)》
属性に特化したスペル。炎や氷など、ある一つの属性に特化しており、炎属性であれば攻撃した相手に燃焼による持続ダメージを与える、氷属性であれば一定時間凍結して身動きを封じるなど、各属性に見合ったデバフを相手にもたらすこともある。