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ローの前で拘束される話

全体公開 ワンピ 1042文字
2026-04-08 08:52:17
Posted by @tirichann

 午前零時、水を飲みにサニー号のキッチンを訪れたローは怪訝な表情を浮かべた。そこには名前が壁に体を押さえつけられる形で固定されていたのだ。両の足は開かれており、スカートの中の下着が丸見えだった。名前を壁に押さえつけている紐は体に食い込み、名前の体の柔らかさを強調しているかのようだ。胸は紐に縛られてはちきれんばかりである。
「お前にはそういう趣味があったのか」
 夜中にキッチンでクルーを待ち伏せ、誘った上で無抵抗に犯されるような趣味が。ローの言葉を聞いた名前は、今にも泣き出しそうな顔をした。
「いいから助けてよ!」
「助ける? おれは同盟相手のクルーと面倒ごとはごめんだ。欲が溜まってるなら他の男に相手してもらえ」
「これはルフィのせいなの!」
「麦わら屋が?」
 船内恋愛を認めているらしいローも、まさかルフィが名前の相手だと思わなかったらしい。一方通行の会話をやめ、眉をひそめる。
「ルフィが夜中キッチンにくるからサンジが……
「ああ、黒足屋と三人でするのか。邪魔して悪かった」
 ローは納得した様子で立ち去ろうとする。
「待って! いいから話を聞いて!」
 名前は渾身の大声を出し、ローの足を止めさせた。そこで名前は改めて説明したのだ。ルフィが夜中に盗み食いをし、それを捕まえるためにサンジが捕獲装置をつけたこと。うっかり名前がはまってしまったことを。
「そうなら早く言え」
「言ったよ……
 ローは静かに名前の紐をといた。名前の体に随分きつく食い込んでいて、解くにも名前に触れる必要がある。紐の擦れる音が響く中、どこか気恥ずかしい空気が流れた。これであとは胸の紐を解くだけだ。ローも、恋人や家族ではない女性のそういう場所に触れるのには対抗がある。
「名前ちゃん、大丈夫か!? もしかしてルフィ用のねずみとりが発動したんじゃ……
 ローが名前の胸を縛る紐に手をかけた瞬間、サンジがキッチンの扉を開いた。先程の名前の大声で目が覚めたのだろう。ねずみとりにはまったのはその通りだが、いかんせんタイミングが悪い。
「ロー、お前……!」
「誤解だ!」
 ローは否定するが、サンジから見たらローが名前を縛り上げているようにしか見えない。この翌朝緊急の会議が麦わらの一味で開かれ、ローは裁判にかけられる被告のような顔をしていた。


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