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マナ強火でも、ニジョウルートの美しさは認めざるを得ません

全体公開
2026-04-29 16:54:48

【Re;quartz零度】ニジョウ(表)(裏)ルート ネタバレあり感想

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ニジョウ表→マナ表→マナ裏→リオ表→コノエ表→ニジョウ裏 まできました。


ニジョウさんとユニの関係の美しさ、「ユニはリセットの間のことを覚えているけど、3か月のことは忘れている」「ニジョウさんは、リセットの間のことは覚えていられないけど、3か月の記憶はある」この捻じれだなあと思う。
お互いに、自分だけが覚えていて、相手は自分の覚えているものを忘れてしまったと思っている。だから、相手の中に「記憶が残っていそうな素振り」があると、初対面のふりが剥がれて期待や慕情や追憶が覗く。それがすごくこちらの心を打つよ、、、

ニジョウルートは裏→表の順の方が感情移入できそうかな~~~~とも思うんだけど、表→裏のほうが「ユニにもプレイヤーにもぼんやりとしか掴めないけど確かに【在る】もの」を感じられて趣深いというか、おしゃれだなあと思うし、その感覚がとてもよかったので難しい。
結論としては、わたし個人は表→裏でよかったなと思うかな。

初手時の表の感想から残していく!


ニジョウ(表)

ニジョウ表、ユニが知らないことは徹底してわたしたちプレイヤーも知ることができないのほんとうに作りが巧い。
人から「3か月間の記憶を消されている」と言われて、そのほうが何もかも辻褄が合うからきっとそうなんだろうなと思っても、ユニが思い出せないものはわたしたちも知らないまま進んでいく。
でも、ニジョウさんの態度や言動から、なんとなくその3か月に何があったのか推し量ることはできる。それに、3月31日にニジョウさんと会ってからこれまでの時間だけでも、「ニジョウさんを信じたい」という気持ちになることができる、、、
実際、そうだったもん。ユニがどうしてもニジョウさんを切り捨てられない気持ち、それを「情があるから、人間だ」と言われたときにどこか嬉しくなるような気持ち、どう過ごしてもまったく乱されないニジョウさんにイライラして、イライラと乱される自分にまた苛立つ気持ちに端から端まで共感できたし、
ユニ固有の情と、これまでに過ごしてきた時間とが混じり合って、「現在」のユニもニジョウさんを憎からず思っていることが十分伝わってきた(振り返ってみると、ここに「封じられてもなおどこかに残っている記憶や感情」も混じっていたのかもなと思う)。

だからユニが「――あんたと捜査がしたいんだ」って言ったときはぼろぼろと泣いた。この言葉って、何よりも「信頼」の証で、マナも、支部長も、たぶんニジョウさんも自分に嘘をついている中で、それでも誰を疑いたったひとり誰を信じるかを決めた、決意の言葉に他ならなくて、、、
こういう直截的じゃない言葉で強い感情が伝わってくる描き方がほんとうに大好きだ泣
縁側でニジョウさんを信じたいと思ったユニの気持ちも、ぜんぶぜんぶ共感できたよ。

あ~~~~~たぶん、ニジョウさんがユニの望むように気持ちを返してくれることってないんだろうな。だからユニはあんなに美しい呪いをかけていったんだろうな。
ユニはニジョウさんを失いたくなくて、他の人を犠牲にして二度もリセットを引き起こすまでしたのにね。それでもニジョウさんは、たった一言「好き」とも言ってくれないんだ。

ユニが亡くなったあとニジョウさんがユニを忘れられないでいるのは、わたしには「救い」に見えた。
自殺したサヴァンは、サヴァン以外の記憶からは存在ごと消えるのに。誰なのか思い出せなくてもずっとニジョウさんの記憶に残っているのは、それだけニジョウさんの中で、ユニが大きな存在だったからじゃないのかな。

エンドロール後に初めて失われた3か月のユニの様子がわかるの、なんて憎い作り!!!

一般人のニジョウさんの中に残っているほどなんだから、ここで思い出しているユニはニジョウさんにとって思い出深いユニのはず。それがなんかこう、なにも特別じゃない、可愛くて強がりででも情が深い、何も変わらないユニでさあ、、、だから余計に、ニジョウさんの中にも、ちゃんとユニのこと好きだった気持ちがあったんじゃないかなあ……って思えて。

これからもニジョウさんはずっと、誰なのかも思い出せない亡霊に蝕まれるのかな。夕焼けを見るたびに苦しむのかな。なんて美しい呪いなんだろう。
ユニ、、、、、、ユニの気持ち、少しは届いたかもしれないよ泣

このエンド、ニジョウさんとユニに過去何があったのかほとんど描写していないのが巧すぎる。
プレイヤーの知らない過去話に長々尺を割かれるとダレるし置いて行かれやすい。それを見せられていたら、このエンドにこんなにこころ打たれ涙を流すこともなかったと思う。
ほとんど描写していないのに、ユニにもプレイヤーにも完全にはわからないのに、わからないままでも確かにそこに【在った】ユニとニジョウさんの日々を感じさせるのがすごいよ、、、
それでいて訳が分からないな~と置いて行かれはしない塩梅。すげえ見せ方、芸術だ、、、


結局、支部長の「目の前の人間(ニジョウさん)を信用するな」って言葉も根拠があって、「7日以内にユニが自殺するか、納得したうえでニジョウさんを殺す」って予言もぜんぶそのとおりになったんだな、、、
ほんとに、言われたときはまったく信じられなかったし「自分が自殺もせずニジョウさんを殺しもしなかったらいいだけじゃん」と思っていたし、
ニジョウさんを1番信じられると思ったばかりのタイミングで、そんな7日くらいでニジョウさんを納得して殺すなんて起こる訳もないだろうにと思っていたのに。
まんまと、支部長の言ったとおりに、、、
それも、望んだわけじゃないのに。支部長の言葉に抗ったつもりで、一つ一つ選択を積み重ねた先で、支部長の言ったとおりになっていて、、、、、、
震えたね。

で、支部長ってこれをどこかでリセットとして見てきたんですかね。だから7日の予言をしたんですかね、、、あそこで支部長につけば、少なくともニジョウ表とは違う結末が開けるんだろうが、、、
あそこでユニが支部長のもとへ行かず、お別れの挨拶をするニジョウさんに「あんたと捜査がしたいんだ」って言うところほんまにアツくてめちゃくちゃ泣いたのに!
こんなことになるなんてェ!!!!!!泣

あ~~~~なんか、なにも知らなかったときは幸せだったなあとか思うけど、ずっと知らずにいることなんてできなくて、知らずに進んだっていつかは悲しい思いをするわけで、、、どこかで、どういうことなのかちゃんと知ろうとせずにはいられないだろう。
だからやっぱり、表ルートのニジョウさんとユニにとって、あの逢魔が時エンドが最上の到達点だなあとは思うんですよね、、、、、、そういう作りの物語って、ほんとうに美しくて大好きだけどね、、、


TrueとBadの空の対比も大好きで唸った。
同じ空を見上げて抱く感情がここまで違うなんて、、、これを見るとTrueで安らかな笑顔を浮かべていったユニは、満足していたのかもしれないな。
TrueとBadで見える景色は違っても、ユニを突き動かした感情や心の奥底に揺蕩う執着はどちらも同じ色をしている気もする。それでこんなふうに結末を違える分岐が【信じる】か【騙されていた】かの選択なの、クッッッソアツくて美しいだろ・・・・・・泣

Bad最後のマナの「やっと納得、できたんだ」の意味も変わりすぎてやばい。あ、ユニ(わたし)だけが何も知らないでいたの、、、、、、
マナはどこまで知っていたんだろう。ニジョウさんがユニを悲しませるだけの存在だと、知っていたのだろうか。


……

ニジョウ裏終えると、ニジョウ表の味変わりすぎてヤッッッバイ。ニジョウ表の段階でちゃんと感想残しておいてよかった笑
改めて表の感想もまとめますが、先にニジョウ裏の感想。

ニジョウ(裏)

ニジョウ裏の、ユニが何度も何度も何度も何度も何度も何度も同じ1日を繰り返すのをぜんぶ見せてくるやつすごいね。何がすごいって、これをプレイヤー側も何度も何度も見せられることによって、ユニの「いかにニジョウさんを殺すことに抵抗があるか」や「少しずつ少しずつ打てる手がなくなっていく焦燥感」に等身大の実感を持てるようになるところなんだよ。

マナを撃つ取引にすんなりとは応じず、取引なしで何とかしようとしてなおしつこくしつこくしつこくしつこく現状を打破できない様子を見せられたりとか。
ここまでちゃんと見せられると、ユニが取引に応じるしかないと思っちゃうのも受け入れられる。追い詰められて追い詰められて、それしか選べなくなっているんだもん。
むしろ、すんなり応じなかったのは、マナをそれなりに大切に思っているからだよね、、、と思えたり、、、

もう一度言うけど、ニジョウ裏の、ユニがありとあらゆる「試していないこと」をぜんぶ試すのを逐一丁寧に見せられたの、(退屈に思うプレイヤーもいるかもだけど)わたしは、プレイヤーに説得力を持たせるための描写に手を抜かないんだな、と思えてすごく好きなところ。

ニジョウ表でも裏でも、記憶を消されそれでもニジョウさんへの説明できない感情が消えないユニの行動原理が「ちゃんと知りたい」「ニジョウさんを理解したい」なのすごくいい。記憶を消されても消えないものが残っていることを感じられて、、、


……待てよ」

――

「今更、組織になんて戻るかっつの」

……連れてけ」



ぐああああああああああああここもうめっっっっっっっっっっっちゃ爆萌えブチ上がった!
悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい! マナを犠牲にしているのに! ニジョウさんのことわたしの自我はほんとうにゆるせないのに!
それでも、数多の私情を吹っ飛ばしてこれは萌えるヨォオオオオオオオオオオオオオ悔しいいいいいいいいいい泣
マナのこと大好きでマナ×ユニしか認められなくてニジョウ裏でずっとずっと苦しんできたわたしの感情は本物なのに! でも、ここでニジョウさんを止めたユニにめちゃくちゃめちゃくちゃ萌えブチ上がっているのもほんとうで、もうグッッッッチャグチャだヨォ!泣
ここまできてもニジョウさんに踏み込むことを諦めない退かないユニが、ニジョウさんに縋ってしまうユニが愛おしくてすごく好きだよ、、、、、、悔しい。ぜったいにニジョウさんの奥底を掴んでほしい気持ちになる。

ニジョウさんが用済みのユニをなんの躊躇いもなく撃ったところ「ほんまにコイツゆるさんwwwwww」ってもう笑っちゃったよ。あんな背中合わせ共闘の激アツスチル出しといてこれ、ナーフされた商業乙女ゲームではあり得なくて大好きw この人ほんっとブレないな!w
(でも、ニジョウさんとユニの『一瞬も同じ色で交わることのない捻じれの関係性』って、背中合わせがよく似合うのかも。メタファーかも)

コノエ家の実験体にまわされてからの描写って、ほんとうにCEROCでいいんですか?
音だけですべてを伝えてくるのすっごかったね。

絶対Badだと思っていたw ニジョウさんがユニを切り捨てるのはTrueであり得るとしても(そう言われるニジョウさんって、、、)、さすがに主人公が人体実験でボロボロになるのはBadかなって。
またBad先に踏んじゃったかあセンスがなさすぎる~と思いながら向き合って、読み進めて、ニジョウさんがニジョウを捨てたありのままの名を教えたから風向きが変わった。
ほんとうの名を教えるのって、Trueでしかあり得なくない?
え、ほんとに言ってる……? この内容でTrueにするとしたら本気?って、怖くて。ドキドキ困惑していたら裏Trueのエンドロール流れて仰天。True入れてうれしかったけど、怖いですよ!!!泣

なんか、ほんとうにつらくなっちゃった。生きているし、身体も一応原型を保っているし、でも、あんな、呆けたように笑うユニって、もとのユニは残っているのだろうか。
この人を「ユニ」と定義するものってなんなんだろう。
せっかくニジョウを捨てたありのままの名を呼べるのに、それを呼ぶユニは、ニジョウさんの奥底を知りたがって、縋って縋ってどうしても諦められなかったユニではないんだよな、、、このニジョウさんを見たかったユニではないんだよな、、、

遣る瀬無い気分になっていたら、「True End 澪標【身を尽くし】」うわああああああああああああ!?って叫んだ。
すごすぎるすごすぎるすごすぎるすごすぎる! これを見せてこのエンドタイトルもってくるのほんとうにすっっっっっっげえよ! すごいほんとに。すごいものを見た!

エンドタイトルと隅カッコは攻略対象とユニそれぞれの見ている景色なのかも、と言っていたけれど……
ずっとずっと「自分はニジョウさんに騙されているのかも」「ニジョウさんは自分のことを、ただの駒としか思っていないのかも、自分と同じような感情が返ってくることはないのかも」とうっすらわかっていながら、
それでもニジョウさんを諦められなくて、傷ついて自分が馬鹿を見るだけとわかっていても踏み込むことを止められなくて、
すべてを捨てて捧げ、交渉材料として実験体にされて健康な肉体も守られた立場も記憶も人格も尊厳もすべてを踏みにじられて、、、ここまできたユニを「身を尽くし」と表現するのヤッッッッッッバイ。鳥肌。
ほんとうにそうだもん。ほんとうに、自分がどれだけ傷つくかわかっていてそれでもニジョウさんについていったんだもん。
なんかさ、「身を尽くし」って、たぶん美しいものを指す言葉じゃないですか。だから、たとえ、尊厳を蹂躙され人格を失ったとしても、「ニジョウさんのありのままの気持ちを引き出すことができたなら上々」ってユニの気持ちの強さが伝わってくるようでさ、、、ハァ、、、、、、
こうまでしないとニジョウさんの奥の奥の奥底に沈んだ原感情を見ることはできないんだ、とも思う。ニジョウさんてほんとうに、鋼のように固く不器用な意思の持ち主だ。じゃあ、「ユニ、がんばったね」って言ってあげないとだね、、、


そして、ニジョウさんにとってのユニって、澪標だったんだ、、、、、、、、、、(絶句)

澪標:澪にくいを立て、船が往来するときの目印にするもの



ハァ~~~~~~~~~~~~~~~そうなんですか、、、
そっか、地獄への道を往くと決めたニジョウさんにとって、ユニって、たった一つの、目印だったんだ、、、、、、どれだけ過酷な状況でも、どれだけ判断に迷う場面が来ても、ユニを目印に進んできたのかもしれない、、、、、、、、、
「全てを捧げる覚悟がある」って、本気で言っていたんだ。

そう言われると、この結末もやっぱり「愛の話」だったんじゃないかなと思う。
だって、ユニがそれでいいって言っているし。この結末は「身を尽くして、やっと欲しかった景色に辿り着いたものだ」って、言ってくれている気がするし、、、
ニジョウさんも、ここまで限界の状況にならないと自分の感情のままに動けないって、案外自分の感情に疎くて、不器用な人なのかも。

ユニが「ユニでいる間」は、ほんとうのニジョウさんには届かない。自分そのものの人格を失うまでしないと届かない。
だから、ニジョウさんを欲しがったユニと、ニジョウさんを掴むことができたユニって、たぶん一致することはない。ニジョウさんとユニのふたりは記憶も交わらないし、お互いになんのしがらみもないありのままの自分で、一緒にいることも叶わない。
とことん、一瞬も、同じ色で交わることができないんだなあ。
でもそこが、めちゃくちゃ美しいと思うんですよね、、、


……

ニジョウ表裏を終えた所感。

ニジョウさんは[会議]の跡取りで、次期当主で、ずっと昔から間者として組織に入っていて……【奇跡】のユニを利用するために紐づけの地位にまで上り詰めて。
二条家のために結婚して跡継ぎもこさえて、ユニのことも、初めから完全に籠絡して利用するつもりで手を出していた。
ほんまに悪い男!!!!!!笑

初手でニジョウ表を通ったとき、ユニが記憶を失う前のふたりは、信頼し合い、言葉にしていないだけで想いを確かめ合っていたのだと思っていたけど、裏を通ってみると、たぶんそうじゃなかったんだろうなと思う。ユニはたぶん、ニジョウさんと一緒にいて、自分と同じ色の、同じだけの感情が返ってきているとは実感できていなかっただろう、、、
記憶を失う前のユニも、たぶんそれを感じ取っていたんだよね。だから、記憶を失ってもその感覚が抜けていなかったんだよね。


――信じたい)

ニジョウとかつての自分は、互いに互いを信頼しあっていて、だから『会議』のことも知っていて、……そんな、夢物語を、信じたかった。

……じゃあさ。あんたは……

ずっと、心の奥に、引っかかっていたこと。昔の自分なら笑い飛ばしていた、馬鹿らしい、たったひとつの言葉。……けれど、今は、どうしても聞きたい言葉。

……ニジョウさんは。好きなのか。俺のこと」

――――

一瞬。時が止まったかのような沈黙が、広がって。――それから。

「貴方を、欲しております」



ハァ~~~~~~~~~~~~~~~~~。
真剣なふうを装って手を出されて、自分だけがまんまとのめり込んじゃって、こんな男との満ち足りた未来なんて信じてもいいことないって、頭のどこかでわかっているのに。それでも、「そうだ」って確信したくない、ニジョウさんは自分と同じようには自分を想っていないって向き合いたくない、曖昧なままで信じていたいって思うユニの気持ちが痛いほどわかる。痛いほどわかるし、それってめちゃくちゃ恋じゃんって思う、、、
こんな男にしてやられて、ほんまにばか! ばかなんだけどいたいけで、愛しくてたまらない、、、ユニに、報われてほしくてたまらなくなる。泣

ニジョウさんだってさあ、嘘でも「好き」って言ってくれればいいじゃんね。1回でもそう言ってくれれば、その言葉だけを信じて、免罪符にして、脳裏を過ぎる都合の悪い真実には向き合わずにいられるのに。
伴っていないものは言わないの、ニジョウさんなりの誠意なのかもしれない。
でもさ、ユニが欲しいのってそんな誠意じゃないんだよ。残酷な誠意じゃなくて、都合のいい、ぬるま湯のような嘘が欲しいときだってあるんだよ、、、泣

ニジョウルートのすべてを知って振り返ると、ニジョウ表の「何であんたは、嘘でも言ってくんないんだよ」ってめっちゃめっちゃめっちゃめっちゃ重み変わりません?泣
出会ってからこれまでの3か月、記憶を失ってからリセットした数百回、ユニが悩んできたすべてが詰まった言葉やん、、、初手のときはこの言葉の奥行きをここまで感じられていなかったよ泣

ニジョウさんにはほんとうに嘘をついているつもりはなかったんだと思う。会議のため、立場のため、責務のためと自分を律して縛ってきた中で、何が自分の原感情なのかわからなくなっていたかもしれないけど、ユニにかけてきた言葉はほんとうのもので、少なくとも、ニジョウさんは自分では本気でそう思っていたと思う。
でも、そっちから手を出してきて、まるで本気みたいに感じさせたくせに、ぜんぶ、嘘だったんじゃん、好きとも、言ってくれないんじゃん、、、好きじゃないならそんなふうに接さないでよ、って気持ちを「嘘」って言っているんだよね、ユニは。
欲しいのは、会議とか立場とか責務とかそのために利用するとか、そういうの全部取っ払った最後に残る、ニジョウさんの純粋な感情なんだもんなあ。濁りのないそれを、自分と同じ色と重さの感情を、自分に向けてほしいんだよなあ。泣
それがニジョウさんには通じなくて、ニジョウさんはほんとうに嘘をついているつもりなんてなくて。その埋まらなさがそのまま、「この人とはずっと、同じ気持ちで交われることなんてないんだ」と、諦めたような絶望になる。ユニ、、、泣


……貴方が、全てを捨ててくださると言うなら」

……な」

「もしも全てを、私に賭けてくださると言うのなら」

「私も全てを、貴方に捧げる覚悟があります」

……何言ってんだよ、あんた」

全てを捨てたら、全てを、捧げる? そんな言葉、今更信じられる訳もない。
それに、ニジョウの瞳の色は、表情は――



(そんな嘘吐くくらいなら、好きって返してくれよ)

……そしたら。そうしたら少しくらいは、騙されてやったかもしれないのに……



ハァ~~~~~~~~~~~~~ニジョウルートのユニってほんとうに健気でいたいけで、報われてほしいって気持ちになっちゃう泣
これってずっと埋まらないんだ、とすとんと落ちてきて、自らの命を断つと決めたにしては、流れている音楽が穏やかで優しい。夕焼けが似合う絶望だ。

ほんとうはもっとずっと早くから気づいていたのに。どうしても諦められなくて見ないふりをして、こんなどうしようもないとわからされるまで引き延ばして、自分の独りよがりで幼い恋でたくさんのものを動かし、たくさんの犠牲を出してしまった。
それを「嘘」で「罪」と言っていたんじゃないかと思う。ユニはその責任を負わないで平気でいられるようなメンタルじゃないよなあ。


……



「全てを捨て、全てを賭けてくれたら、全てを捧げる」



これ裏Trueじゃ~~~~~~~~ん!!!!!!!!

ニジョウさんの正史ってやっぱり裏Trueなのかもなあ。
でも、わたしは、表Trueが好きなんだよね、、、ユニの残した美しい呪いが好きだ。
そして表裏通して、ユニとニジョウさんの気持ちって一瞬も上手く交わらないところが大好き。美しい。


[After Story・後日談ドラマCD]


いったん、『後日談』の定義について教えていただいてよろしいか??????笑


ニジョウさんがユニを利用するためユニを籠絡するまでの過程?の一部がAfter Storyと後日談ドラマCDでみられますけど、ユニがほんとうに可愛すぎ萌えすぎるよ~~~~~~泣

ユニってほんとうに、ニジョウさんに惹かれていて、追いかけて振り向いて自分に何か、不意の揺さぶられた感情を向けてほしいんだな、、、っていうのがすごく伝わってきて。
めちゃくちゃ可愛いしめちゃくちゃ萌えるんだけどそのユニを引き出しているのってニジョウさんなんだよな、、、ニジョウさん後日談、ずっとこの感情で暴れていた。
ユニはめちゃくちゃ可愛いし萌える。でも、そのユニの感情ってすべてニジョウさんに向いていて、ユニをそんなふうに可愛くしてしまうのはニジョウさんで、ユニは、マナにそういう感情を向けることはなくてずっとずっとマナのほうが一方的に片想いしていて、、、、、、(この繰り返し)

まさにッチ始まるときの攻防会話で萌え萌え萌え萌えしたし、こばゆは天才だった。
でもマナ相手では出てこないユニで逐一暴れた泣 萌え萌え爆萌えした一瞬後に「このユニを引き出しているのはニジョウさんなんだ、マナ相手ではこんなふうに縋ってくれないくせに!!!泣」って大ダメージ受けて大暴れしてマナ~~~~~~マナが大好きだよ~~~~~~と泣く。(バケモン)
ニジョウさんとユニではユニがニジョウさんを追いかけていて、マナとユニではマナがユニを追いかけているから、ニジョウさんに見せているユニとマナに見せているユニがまったく違うのはそりゃ当たり前なんだけど、、、そしてわたしは、この「マナ×ユニの関係性」が大好きだから、それでいいんだけど、、、ニジョウさんのことを諦めずに縋っていくユニを見ると、萌えるやら応援したくなるやら、でもマナにはそんなふうに縋ってくれないじゃん・・・ッ!とニジョウさんへの怒り嫉妬が募るやらで感情グッチャグチャになる。
ニジョウルート、この感情の回転を何周したかわからんw

でも、マナ強火強火強火強火なのに、それでも「ニジョウさんとユニの関係って・・・・・・ッ」と唸り苦しみその美しさを認めざるを得なくさせられるニジョウ表裏の完成度ってすごいと思うよ。


そういえば、ニジョウ表Badでニジョウさんのすべてを壊したユニと、ニジョウ表Trueで「すきなひとのすきなものは全部壊す」と言っているマナって、精神構造が一緒だ!って感じられてすごくうれしい。
同じところでたったふたりきりで育ってきたがゆえの、同じ色をしている!!!!!!(大好き🎶🎶)

ニジョウさんの感想をまとめたかったはずなのに、最後マナのこと書いちゃったw
まあ、ニジョウさんとマナって切っても切り離せないから。ニジョウさんのことを話そうとするとマナへの感情で暴れるのって避けられないからね🎶🎶

結構ニジョウ×ユニ咀嚼できてきた気がするので、リオとコノエの裏いくぞ!


(副読本やらSS集やら片っ端から集めたので、そちらもゆっくり読んでいく)
(自分の中で咀嚼して咀嚼して、カプ解釈の輪郭をある程度固めてから読みたくて、まだマナをチラッとしか読んでいないです。そうして読んで「ウワァアアアアア一緒です! ちゃんと同じ景色を見ました!」ってできるのすごく気持ちいい! re零度のこともマナ×ユニのこともどんどん大好きになっていく!)

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