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コピー能力多すぎ問題を解決する~「コピー能力考察」への一助~

@lune_kirika
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2016-11-14 01:21:36

#カービィ版深夜の真剣考察60分一本勝負 161113 「コピー能力について」

(ご意見・ご質問・ご指摘等あれば、privatterのコメントや、twitterアカウント@lune_kirikaへのリプライで頂けますと幸いです)



1.背景
 カービィというキャラクターにおいて、「コピー能力を有する」という性質は重要な特徴のひとつだろう。『夢の泉の物語』で初めて導入された際には24種類 [1] だったコピー能力は、今や60種類近くに上る※1 [2]。
 カービィの代名詞のように語られるコピー能力であるが、登場から20年以上が経った今も、多くの考察の余地が残されている。しかしながら、個々のコピー能力によってカービィが得る「能力」は、剣を自在に操る「ソード」から、ただ眠りにおちるだけの「スリープ」まで多岐に渡る。コピー能力の多様性はカービィの魅力のひとつであるが、考察の際にはしばしば困難を生じる原因となる。
 今回の考察では、「カービィWiki コピー能力一覧」[2] に挙げられた58種類のコピー能力を対象に、技の性質による分類を行った。数あるコピー能力を分類することは、カービィのコピー能力にまつわる多くの謎について考察する際に大いに貢献し得るだろう。
 なお、『星のカービィシリーズ』においてはカービィ以外にもコピー能力を有するキャラクターが存在するが、今回は「カービィのコピー能力」についてのみを考察の対象とする。また、「バーニングストーン」などの複合コピーや、「スーパー能力」といった特殊なコピー、スマブラなど派生作品におけるコピー能力については対象外とした。


2.コピー能力の分類
 今回は、コピー能力を8つのタイプに分類した。更に、共通項を見いだせるタイプを「装備召喚型」「身体状態変化型」「特殊能力獲得型」「複合型」の4つの型にまとめた。

Ⅰ 装備召喚型
 カービィ自身の能力に目立った変化はないが、特殊な装備を得るもの。
(1) 装備召喚タイプ
 対象能力:レーザー、ジェット、UFO、ミサイル、ニードル、ウィング、コピー※2

Ⅱ 身体状態変化型
 カービィの身体において、物理化学的性質、内的状態、運動能力等に明らかな変化が生じるもの。
(2) 状態変化タイプ
 カービィの身体においてその形状や化学的性質、あるいは内的状態になんらかの著しい変化が見られるもの。いくつかは非攻撃性の能力である。また、コピー能力を獲得している間恒常的に変化が発現しているものと、任意の時間のみ身体状態を変化させることができるものがある。
 対象能力:ストーン、メタル、ボール、バルーン、ミニマム、ゴースト、スリープ

(3) 身体能力向上タイプ
 道具の操作能力を除く※3 特定の動作に特化した能力の著しい向上が見られるもの。「特定の動作」とは、コピーなしでも動作自体は行うことができるものであるとする。また、能力が向上する動作はひとつのみであるとは限らない※4。
 対象能力:ハイジャンプ、ホイール※5、バックドロップ、スロウ、スープレックス、アニマル、ファイター、マイク※6

(4) 武具操作能力獲得タイプ
 特定の道具を召喚すると共に、それを武器として操作する能力が著しく向上するもの。技の一部にエネルギーの産生等を含む場合がある。
 対象能力:カッター、ソード、パラソル、ハンマー、ボム、ヨーヨー、スピア、ウィップ、ベル、スナイパー、クリーン、ビートル※7

Ⅲ 特殊能力獲得型
 カービィの身体状態に変化はないが、エネルギーや物質を召喚し攻撃を行うもの※8。

(5) エネルギー産生タイプ
 光、熱、電気などのエネルギーを爆発的に産生、あるいは操作※9-11することで、攻撃を行うもの※8。
 対象能力:ビーム、ファイア、バーニング、スパーク、ライト、クラッシュ、プラズマ、アイス※9、フリーズ※9、トルネード※10、ミラー※11

(6) 物質召喚タイプ
 特定の化学物質あるいは物体を召喚し攻撃を行うもの。
 対象能力:ウォーター、バブル、ポイズン、リーフ

Ⅳ 複合型
 複数の性質やタイプに分類され得るさまざまな技を扱うもの。あるいは、(1)~(6)のタイプに分類できない特殊な召喚や魔法、超能力の類を含むものなど。

(7) 超常現象タイプ
 超自然現象を軸とした技を主に扱うもの。
 対象能力:ペイント、エスパー

(8) 職業能力獲得タイプ
 特定の職業などをモチーフとした能力を獲得するもの※12。技の性質が多岐に渡るものが多い。
 対象能力:ニンジャ、ドクター、コック、スマブラ、エンジェル、サーカス、マジック


3.考察
 今回の試みにより、カービィのコピー能力が共通の性質を見出すことで体系的に分類できることが示された。今回の分類に当たっては、「カービィ自身に生じる変化」と「召喚能力」の二要素に着目したと言うことができるだろう。「装備召喚型」ではカービィ自身には変化を生じない。「身体状態変化型」「特殊能力獲得型」ではカービィの能力等に何らかの変化が生じるが、後者においては攻撃の際にエネルギーや物体の召喚が直接大きな役割を果たす。
 最後に、本考察の目的は、コピー能力を整理し分類することにより、カービィのコピー能力に関する考察に貢献することである。本分類を目安とすることで、更なる興味深い考察が展開されることを期待する。ただし、今回示した分類は一例であり、考察の目的によって異なる要素に注目した分類が求められるだろう。また、今後の『星のカービィ』シリーズにおいて、更に新たなコピー能力が登場する可能性は高い。新たなコピー能力を今回の分類体系に当てはめることができるかどうかは、本分類の妥当性を評価する上で興味深い点である。


4.脚注
※1 本文において後述される通り、特殊なコピー能力等を除いた場合の数を示す。
※2 「対象の能力を装着者にコピーさせる機械」を身に着けているものと見なした。
※3 特定の道具の操作能力が向上するコピー能力は「武具操作能力獲得タイプ」とした。
※4 「ファイター」の例を指す。
※5 一見「装備召喚タイプ」や「状態変化タイプ」であるようにも見えるが、タイヤ状に見た目が変化する点を除けば本質的には「走る能力」が著しく向上したものであると見なし、「身体能力向上タイプ」とした。
※6 莫大な音エネルギーを生じることから「エネルギー産生タイプ」にも思えるが、「エネルギー産生タイプ」のコピー能力はすっぴん時には対象のエネルギーを産生することができないものであるのに対し、「声を出す」こと自体はコピー能力がなくともできるという点において違いが見られることから、元ある能力が著しく向上する「身体能力向上タイプ」とした。
※7 装備の角部分を「道具」と見なした。カービィ自身が角を操作し敵を攻撃するため、「装備召喚タイプ」とはしなかった。
※8 「ライト」だけは非攻撃性の能力である。
※9 アイス、フリーズは冷却の能力であるため、行っているのは熱エネルギーの産生ではなく吸収である。しかし物質を冷却するためには、加熱する場合と同様に莫大なエネルギーの移動が必要である。このように、エネルギーを操作する能力という点に関して他の「エネルギー産生タイプ」と共通していると見なし、同タイプとした。
※10 コピー能力「トルネード」において生じる竜巻が何によるものであるのかは不明であるため、一概に「エネルギー産生タイプ」であるとするのは難しい。仮に身体を高速回転させているだけであるならば「身体能力向上タイプ」とするのが妥当である。しかし今回は、身体の回転速度を極限まで上昇させたとしても、ゲームで見られるようにパワフルな「竜巻」になることは難しいと考えた。身体の回転は技においてあくまでも補助的な役割を果たしているのであって、本質的には周囲の気体分子のエネルギー状態を操作しているものと見なし、「エネルギー産生タイプ」とした。
※11 鏡を扱うという点から「武具操作能力獲得タイプ」や「物質召喚タイプ」に分類できる可能性があるが、技の性質上「鏡」そのものを扱う能力というよりは、「エネルギーの反射」を軸とした能力であると見なし、エネルギーの操作を行うという点から「エネルギー産生タイプ」とした。
※12 定義上「アニマル」「ビートル」も含まれ得るが、これらのコピー能力はそれぞれ「身体能力向上タイプ」「武具操作能力獲得タイプ」と見なすことができたため、そちらに分類することとした。


5.参考
[1] 「20th Anniversary 星のカービィプププ大全」小学館(2012)
[2]「コピー能力一覧 | カービィ Wiki」
http://ja.kirby.wikia.com/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC%E8%83%BD%E5%8A%9B%E4%B8%80%E8%A6%A7


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