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僧侶と弟子のふたり旅。ゆまさんとの連歌合作です。

全体公開 2 10 885文字
2016-12-06 00:08:15

つらつらと140文字ssなど。
ゆまさんからきっかけをいただいて連歌して、たくさんになったのでまとめました。
思いついたとこから書いたので時系列で並べたら連歌の体をなしてないのですが、そこはご愛敬ということで。
書いた順:3・4番目(ゆまさん)→1・2番目(さとみ)→6・5番目(ゆまさん)

Posted by @satomi8429

自分自身を見つめよ、か。太一君の示すところもわからないではないが、もう少し具体的な何かがあっても良いのではないか。そう思って頭を振る。これが太一君だ。自分の時は助言すらないままに叩き落された。「井宿さん」否、自分に託すということは、自分の考え得る方法で良いということか。ならば。「では、行くのだ」
/さとみ

鳥の囀りと共に起き、清流で顔を洗い、僅かな米で粥を炊く。粥をすする微かな音だけが辺りに響いた。「今日はここまで行くのだ」枝を持つ井宿の手から、地面にみるみる地図が広がる。「張宿は自分の中の世界にしっかり耳を傾けて、必要なことは遠慮なく言うのだ。自分の状態を把握する事も修行なのだ」
/さとみ

振り返りるどころか手も出さないし言葉もない。彼の言う修業に丁度いい場所は相当山奥で歩くだけでもキツイが自分が言い出した旅だ甘えるつもりはない。息を整え顔を上げると井宿のピンと伸びた背は揺らがない。ほら旅とはこういうものだ。ある時振り返った井宿の短い眉がハの字物言いたげな顔に驚いた
/ゆま

自分の修業はどうだった?血の気が引くのを感じた。あれはダメだキツイ山道に必死についてくるのを感じる。結局は自身の問題だから手を出し過ぎるのもよくない。荒い息に休憩をと思うが「張宿」なら自身を客観的に判断することができる。その機会を奪っていいのか。出来るのは環境を整える事くらい
/ゆま

焚き火に照らされる少年は少し声をかけたくらいでは起きそうにない。無理をさせたのだ、すまない。そう言いかけてやめた。青年になろうとする彼にあまりにも失礼だ。明日は張宿の後ろを歩こうか。何を見つけるだろうか。どう言えばヒントに気づくだろうか。そう思うと今日悩んでいた自分がバカに思えた。
/ゆま

井宿が時折森の中に入っていく。慌てて追おうとするがそれよりも早く戻ってくる。何を?という疑問は簡素な夕食で分かった。何処にしまってあったのか木の実や果実が出てくる。突然恥ずかしくなった。これは旅なんだ「焦らなくていい。今は明日のために出来ることを考えるのだ。少しづつなのだ」
/ゆま


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