@g_ink23
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子どもの頃、俺は勇者に憧れていた。
物語の中の勇者はいつも、助けを求める人の前に颯爽と現れては、彼らを救っていた。
“魔族に襲われても勇者がすぐに助けてくれる“
”勇者が人々を守ってくれる“
子供の頃に植えつけられた、不変の真理。
現実は決してそうではないと、思い知らされたのはたった一晩のことだった。
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氏名:ディエゴ・カルボス
性別:男
兵科:騎兵
所属:重騎兵分隊
詳細:
馬鎧を着た馬に乗り、カービンとサーベルを持ち突撃を行う重騎兵。勇者の救いの手が届かない紛争において、助けを求める人々を救うことに命を懸けている。勇者が抄えなかった命を救う、最後の盆となれるよう、多くの戦場を駆ける老兵。
容姿:
ガタイの良いおっさん。身長は2m近く、体重は100kgを超える。黒に近い焦げ茶色の短髪。潮で傷んだようなパサパサな髪質。眉は太く、彫は深く、肌は浅黒い。右の頭部から頬に掛けて大きな火傷跡がある。服を脱ぐとそこかしこに火傷や戦闘による傷跡が残っている。腰に手を当てフっと笑うような明快なタイプ。
背景及び志願理由:
元はとある村の衛兵だった。その任を終えた後、山奥の村で狩人として生計を立て、家族とともに静かに暮らしていた。ある日、買い物をしに隣町まで出かけ戻ってくると、村は全面火の海となっていた。煙が出ず水をかけても消えない火、魔族の仕業であることは明らかだった。すぐに救援を呼び、家族や村人を助けようと火の中を走り回ったが、誰一人として救うことが出来なかった。彼が育ってきた村は一日のうちにあっけなく、燃えてなくなった。救いの来ない地獄の中、成すすべもなく立ち尽くしながら、彼は現実の非情さを思い知った。
その後、縁あって憲兵団の存在を知り、入団を決断する。炎に焼かれた息子の遺体は、自分と息子しか知らない秘密の場所で見つかった。息子は、勇者でも母親でも神でもなく、自分に救いを求めたのだ。その事実が、ディエゴの胸に深く突き刺さっていた。
救いを呼んでも、勇者は助けに来ない。救いの声は、必ずしも誰かに届かない。それは、自分自身が思い知った現実だった。けれども、だからこそ、救いを求める声が、無下になるようなことが少しでも減ればいいと思った。少しでも多く、救いを求める声に差し伸べられる手が増えたらいい。自分はその為に残された命を使おう。そう決意し、傭兵団に志願した。
人称:一人称/俺 三人称/お前
台詞:
「安心しなお嬢さん。勇者はいなくとも、俺達が居る!」
「偵察ご苦労だった。ここからは俺達の仕事だ」
「それほどの力を持っていて、どうして闘わない。どうしてあいつを殺さない!」
「俺はきっと、勇者が許せないんじゃない。俺が本当に許せないのは、あの時誰も救えなかった、自分自身の無力さだ」
「勇者は都合良く助けには来ない。いざという時本当に頼りになるのは自分自身と隣人だ。だから、鍛えろ少年!その子を真っ先に救えるのはキミなのだからな!」