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りさ子のガチ恋♡俳優沼をみました

全体公開 4531文字
2017-09-03 21:34:11

感想文

Posted by @ouka_ouka

りさ子のガチ恋♡俳優沼をみてきました。という感想文のようなものです。書き慣れていないのでぐだぐだしているのは目をつむっていただけるとありがたいです。

最初にこういう舞台をやります!というツイートを見た時、正直「何を言っているんだ」と思いました。そのりさ子がまああの里沙だわもう何がなにやらわけがわからなくて、いやもう絶対いかないぞ!って思ったのを覚えています。(人の決意とは弱いものです)
私はあまり言っていないのですが某俳優のリアコをしておりまして(深入りはしないでください)、ガチ恋は遊びじゃないんだぞー!みたいな、そんな気持ちになりました。気が付けばりさ子初日を迎えていたわけなのですが、初日の周囲の反応が「見た方がいい」というような感じでこれはも~~観るしかないな!と!最初の決意とはなんやそらチケットを取りました!興味本位です!(正直これを見て心が死ぬぐらいならリアコやめるわという気持ちだった)
そして前楽を観劇したわけなのですが、なんというか……「愛」とか「好き」とかいう言葉って思っていたより便利だなって。うまく言えないのですが、見終わってそんな感想を持ちました。愛してるんだから!好きなんだから!そんな気持ちを伝えることは結局すべて押し付けで、例え本当に愛していなくても好きじゃなくても、好きと言えばそれは好きになるし愛にもなる。みたいな。
 
この舞台は過去の総理大臣を擬人化したソーシャルゲームが原作の2.5次元舞台、政権☆伝説で原敬役として主演で立っているしょーたくん。りさ子はそんなしょーたくんのファンというおはなし。(詳しいストーリーはHPを確認してください)
物語はその舞台中の2.5次元舞台「政権伝説」のカーテンコールの挨拶から始まります。舞台の上に並ぶ政権伝説のキャストたち。その衣装の「あ、こういう2.5次元作品あるよね……」という所から正直めっちゃくちゃ面白かった。リアルみが強すぎて何回かめちゃくちゃしょーたくんが喋る度に拍手しそうになったくらい。「無事に千秋楽を迎えることが出来ました!」とか、その挨拶のはじっこで喋っていないキャストがなんだかわちゃわちゃしてるのとか、もう全て見たことある!これ!って感じ。

まあそこからなんやかんやあってりさ子が''たまちゃん''と''ありすちゃん''という子と行動を共にしていることを知ります。(私はそもそもが同担拒否なので、この時点で同担と一緒に推しの舞台とか無理!って感じで共感ができなかった)りさ子は「好きなキャラを演じるしょーたくんを知っていったら本人が好きになっていた全ステ高額プレのオタク」たまは「岐阜から遠征するから多ステは出来ないしょーたのオタク」ありすは「ゲームから舞台を知って推しキャラが出るということで観に行ったらハマっちゃったオタク」というこれまた2.5次元舞台によくいるファン(オタク)3人組。(正直記憶が曖昧なので違ったら教えてください)
やっぱりその時点で面白い。モデルでもいるんじゃないかってぐらい現実にいそうな三人組。ありすちゃんがマジで元から二次元オタクで2.5舞台手を出しました!みたいなのによくいるって感じで(性格とか見た目とか何もかも)劇場じゃなかったら手を叩いて笑ってたわ。

あと俳優がプレを漁るシーンがあるんですけど、あのプレボめちゃくちゃ見覚えしかなくてもう面白い。プレボから色紙が出てくるのも面白い、2.5次元舞台かよ!(そうです)「手作りのものなんか食べられるかよ!腹壊したらどうする?公演中止」みたいなセリフあ~~ね~~みたいな気持ちになりました。プレボから出てくるもの見る度に周囲からクスクス笑いが起きて(私も笑っちゃった)仲間かなって勝手に親近感。スタバカードとか私も差し入れしたいので推しぴ金券ありにして〜!! 今回はなかったけどらっしゅちょうだいって言われてあげてる俳優もいるんだろうな〜って、私的には面白かったけどああいうのって「見たくないもの」なんだろうな。(舞台裏でぴが出演女優と同棲してて鍵の受け渡ししてたらと思うだけで吐きそう)

こんなに細かくかけてしまうぐらい面白い部分が多かった舞台なんですが、私が一番分かると思ったのがやっぱりりさ子たち三人組でした。カーテンコール終わりに「絶対目線来てたじゃん!ファンサもらえてよかったね!認知されてていいなあ」みたいなセリフ。私は今までさんざん同担のこういうなれ合いをみてきたので、ああこういうなれ合いってすっごくあるあるだよなあ・・・・・・というか。ファンサ私信の押し付け合い、内心じゃ絶対自分にもらった!って思っているくせにって見ながら思いました。(本当に思っていたかどうかは別の話)
その中でも特に''たま''の存在ってすごい。三人でカラオケでハニトー注文しながら舞台のDVD鑑賞会。ありすがトイレと言って席を立った瞬間に「ありすちゃんってああいうところあるよね」ってたまが言い始めるんですよ。ありすちゃんが鑑賞会しようっていうから来たけど遠征費だってかかる。ちょっと空気読めないところあるよね。しまいには「まあ私たちはしょーたくんが好きってだけの関係だし、そんなのわかるわけないか」って。女子の集まりってすごくこわいな~というのがこの1シーンでわかるなと思いました。''しょーたくんが好き''というだけの関係なんて簡単に怖そうと思えば壊せるし、実際表では仲良くニコニコしながらたまは心の中でいろいろためていて、それをこぼしてしまう。この女絶対裏垢でありすのこともめちゃくちゃボロクソに言ってるだろうし、正直なところりさ子のこともめちゃくちゃdisってそう。女ってわかりやすいけど、こういう女なれ合い集団の中には絶対にいるだろうし、刺さる人には凄い刺さる部分に作られていたと思います。

物語としては結局しょーたくんは彼女の匂わせ(るるというグラドルの被っていた男物のキャップ、壁紙が同じ、しょーたに差し入れしたプレをるるが食べている) によって炎上。BDイベで認知されていると思っていたのに「はじめまして」と言われたりさ子は暴走、チェキ2ショを「彼氏です」と言いながら見せて妄想ブログを書き始める。同時期付きまとわれとかで疲れてきていたるるはブログを読んで「こんなことする人だよ!絶対アピールしてる!」(わかる)としょーたへのファンレの中から犯人を特定。ある方法で(そのやり方がえげつない)りさ子の住所を知り自宅まで押しかける・・・・・・というなんかもう地獄のような流れ。いや~~~妄想ブログかいちゃうりさ子も怖いけど、なによりるるも怖い。(るるが女優グラドルの仕事だけじゃ稼げなくてラウンジで働いてるのは笑った)男が絡んだ女は果てしない怖さを発揮するんだなぁ。
るるを拘束、餌にしてしょーたを呼びだしたりさ子は彼女の目の前で自分の気持ちを感情的に、それはもう殴りつけるようにぶつけていく。「彼女いないっていったじゃん!」聞いているだけで色々と痛くなるような叫びに、るるも応戦していくのだけどそこもまた理論的に話す女と感情的に話す女の対比みたいでなんか苦しい。結局いろいろあってりさ子は推し変して悪夢は繰り返されるのかも・・・・・・のような、なんともスッキリとはいえない怖さを残した終わり方。全編通して見る人それぞれの感想を抱くと思う作品でした。

りさ子みて、ああ共感できなかったなあと思ったのは私が今現在推しぴに対して行なっている活動が全く違うからだったと思います。チェキ撮影会もないし接触会も希、BDイベントも無いという感じなので。それでも刺さるほど痛かったのは「私はしょーたくんにとってなに?」と言ったりさ子にるるがぶつけた「ファンだよー!俳優のしょーくんのファン!客!それ以上でもそれ以下でも無いの。自分でも言ってるでしょ?沼にハマって抜け出せないATMでーすって!これからも私たちのためによろしくね♡」みたいなせりふ。そうなんだよな、結局それ以上でもそれ以下でもないんだよなって冷水浴びせられた感じになりました。(正直それだけでもめちゃくちゃ腹が立つのに、彼女餌にしたらノコノコ推しが現れたらその場で刺すと思う。りさ子は推し完全擁護派だよね)
それから同期の「そんなに貢いでいるのに見返りをくれない男は男じゃない」というセリフ。私は推しに貢いだ見返りを求めたことがなくて、寧ろ一番の見返りは推しが仕事をしてくれること。その姿をまた板の上でも画面越しでも見せてくれる事だと思っていたので、そういう考えの人もいるんだなってすごく新鮮味を覚えました。その先を望んでしまうのは分かる、でもそれを望んではいけない関係なのが俳優のリアコだと思うので、なんだか中途半端にリアコだなんだとかやってるとそのあたりがふわってしちゃったりするのかな、なんて。同等の立場にいない以上貢ぐに見返りは求めないように、ちゃんと意識をもってこれからもリアコしていくぞー!教訓だね!(正直私にはりさ子が本当にガチ恋だったかどうかなんて判断出来ないなと思いました。「24時間推しの事考えてられるから私の方が好きでしょ!」なんて誰でも言える。むずかしい。)
だからこそ俳優側も貢いでくれる側に見返りはあげないのに理解を求めてはいけないんじゃないかなって。劇中思いの丈をぶつけたりさ子にしょーたが「君の気持ちを受け止めたから、僕の気持ちも受け止めてほしい」っていう場面があるのですが、正直そこまでしてあげる義理はないなって観ながら思いました。だってその二人の関係は俳優とただのファンに過ぎないから。その「好きだ」とかいうプライベートの気持ちをただのファンに受け止めさせてどうするの?って感じじゃないですか?人それぞれの感じ方があるとは思いますが、私はそう思ってしまいました。ケジメとしてついったーで交際宣言したり、しょーたの行動あたしは全然理解ができないです。あんなん推しぴにやられたら絶対その場で刺し違えてでもやっちゃうね(喧嘩腰)

以上が私の思ったことなのですが、正直この作品をリアコ自覚してない俳優オタクが見たらどう思うのか、とか逆に俳優以外の三次元の人間を応援してるオタクが見たらどう思うのか?って言うのがめちゃくちゃ気になりました。そういう今いる最優先によって見方が変わっていくような舞台って珍しいし、だからこそいろんな人の意見を聞きたくなるし、聞いてさらに作品も自分の中で深めたり出来るのななあという気持ちです。
私はリアコになる前に、俳優以外の三次元身近ではない人間にガチ恋をしておりました。(深くは聞かないでください)正直観劇後にその時のことを思い出した方が吐きそうになったし苦しかったので、この作品は「俳優沼」以外の人にも刺さるものがあると思います。もしかしたら私はなにかにリアコかも、ガチ恋かもなんてなんとなく思っている人がいたら見てみたらいいのではないでしょうか……
円盤もAmazonで通販やるらしいですよ!ほんとーーーに面白い作品でした。おすすめ!


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