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[想楽P♀]ぷにぷに禁止令

全体公開 3 1748文字
2018-05-04 07:58:43

「僕は、プロデューサーさんの全部が、大好きだよー

くんくんする想楽君がぷにぷにしながらちゅっちゅするようなお話です。

Posted by @toasdm

 お花っぽいふわっとした匂いとフルーツっぽいような甘酸っぱい匂い、女の人らしいその匂いは多分、プロデューサーさんの髪の毛の匂い。抱きしめて、耳のあたりをくんくんすると、今度はそれにふわふわした香水の匂いが混ざってくるし、まぁるくてすべすべしたほっぺたにキスをする時にはお化粧品のパウダリーな匂いが微かに混ざって、僕はたまらなくなる。匂いフェチ、ってほどではないけれど、僕はプロデューサーさんのいい匂いに包まれているとこんな風に思っちゃう。
 「あー……ふふ、生きててよかったぁー……
 そして、思ったことは口に出しちゃうんだよねー。なんのことだかわからない、って顔をしているプロデューサーさんは、あぐらをかいた僕のお膝の上できょとんとしたまま大人しく、抱きしめられたままでいる。僕が抱きしめているはずなのに、そんないい匂いに誘われるままにくんくんしている僕の方が、プロデューサーさんに甘えてるみたいに見えちゃうよねー。背中側から抱きつくみたいに抱え込んでる小さな体、全部僕の大好きでできているその体の輪郭を確かめるみたいにして、ぎゅ、って抱きしめて肩に顎をのせて僕は、あぐらの姿勢のまま右に左にゆらゆらと、ゆりかごみたいに体を揺らした。
 「幸せ、ですか?」
 「んー、そうだねー、あんまり気にしないでー」
 ゆらゆらのリズムに目を細めながら、上を見上げるみたいにしてプロデューサーさんは、僕の顔をじっと見ている。匂いももちろん好きだけど、やっぱり僕はこの顔が一番、好きなのかもしれないなー。抱きしめたついでにお腹をこちょこちょすると、くすぐったいーって笑う顔が好き。いたずらした子供を叱るみたいに、お腹はぷにぷにだからだめー、って恥ずかしそうにしながら怒る表情も好き。
 「ぷにぷにだからいいんだよー、もっとぷにぷにしてもいいー?」
 「恥ずかしいから絶対駄目!」
 お腹は駄目かぁ、ってしょんぼりしたフリをする僕を見て、困ったみたいにほっぺた赤くするのももちろん大好きだけど――
 「んー、だったら、もう少し上のぷにぷに、触ってもいいー?」
 「んぇっ?!」
 体をびくっ、てさせながら、あっという間に僕の事を興奮させる真っ赤な顔が、もしかしたら一番好きかもしれないなー。程よい重みと膨らみを感じる、手のひらに乗せたプロデューサーさんのぷにぷにのその奥、まだ服の上からなのにすごくドキドキしてるのがわかるのも、好きかもしれない。照れ屋さんっていうか、恥ずかしがり屋さんっていうか。僕の両手に待ったをかけるように重ねられたプロデューサーさんの可愛いおてて、僕はそのおててに手を添えて、そのまま上へと滑らせてから、二の腕あたりをもにもにする。
 「ふふ、何勘違いしてるのー?ここのぷにぷにのことだよー?」
 「だっ、もうっ!どっちみち恥ずかしい事には変わりないからぷにぷに禁止令ですー!」
 あーあ、そんな顔しても僕のこと、余計興奮させるだけなのになー。わかってないよねー、そういうとこだよー。恥ずかしいからって俯いた時に、動いた頭からふわっと漂うこの匂いにも、僕はすっかりやられちゃうんだからさー。肌触りと反応と、汗の香りを混ぜた匂いを思い出した僕の暴走は、ちょっともう、止められそうにないや。
 「ふふふいい匂いー……
 くんくんしないでー、ってイヤイヤする髪の毛からふわふわ溢れる匂いを胸いっぱいに吸い込んで、僕は真っ赤になったプロデューサーさんの耳元にそっと囁いた。
 「僕は、プロデューサーさんの全部が、大好きだよー
 首筋に這わせた舌の感触に素直に反応してくれたってことは、このまま続けてもいい、ってことで、合ってるんだよねー?僕の意図するところがわかったのか、見上げて振り向く顔をそのまま少し傾けて、プロデューサーさんは僕の唇にそっとキスでお返事してくれる。強く抱きしめて舌を絡ませながら僕はまた、プロデューサーさんの事をさっきよりも好きになる。重なった唇の奥からくぐもった声、その甘さに満足して、僕はプロデューサーさんにもう一回囁いた。
 「大好きだよー」
 僕の服の袖をぎゅ、ってするおててに自分の手を重ねて、僕はそのまま、大好きの大人表現を始めることにした。


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