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人物設定置き場2

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黒武士道(41)
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2018-05-18 17:59:07

定期更新型ネットゲーム《Seven Seas》内で連載している日誌に登場する人物などの設定置き場です。
辺獄の箱庭、中央聖教などのクルクスのページに載せきれなかったものが中心です。

辺獄の箱庭
p2…<創造主>
p3…師アモール
p4…月霞のルクスルナ
p5…劫火のイグニス
p6…水簾のアクア
p7…木霊のアルボル
p8…金剛のカリプス
p9…冥土のモルス

中央聖教/騎士修道会
p10…教皇テレーズ
p11…セオドール・ノア司教
p12…ユーリイ・アイラトヴィチ・スミルノフ司教兼騎士修道会総長
p13…パトリツィオ・ビランチャ司教
p14…ルベール・シンケールス司教
p15…参謀シムン
p16…アララト・ノア前枢機卿

奇跡の教団/《鱗》
p17…隊員番号Ⅱ アミナ
p18…隊員番号Ⅲ キルティス
p19…隊員番号Ⅶ エリザヴェータ
p20…隊員番号Ⅷ ダリア
p21…クラヴィス
p22…古代無頼王 フェニクス
p23…ディープスロート

ENEMY
p24…黄昏の獣 ネロ・ヴェスパー
p25…海底亡霊王 ルヴナン



<創造主>セカンド・ヘルメス
身長:172cm
年齢:不明
外見年齢:二十代
種族:人間(死者)
性別:男性
属性:秩序にして中立

かつてヘルメスの再来と謳われた錬金術士。
賢者の石、エリクシール、或いはAZOTHと呼ばれる錬金術の極北を目指し、
人の身でありながらも傑出した才気と行動力によって流れの外へ脱出せしめ、
やがて自身の手では到達できぬと悟り、ホムンクルスによる箱庭の世界、
実験場クリスタルム・グランディスを創造した男。
錬金術士としては特に人造生物や魔導による観測機の発明などに精通していた。

教主クルクスことソーリスらクリスタルム・グランディスのホムンクルスにとっては彼こそが全ての元凶であり、
1000年周期でリセットされる、豊かで差別と争いの絶えない設計の実験場はAZOTH錬成に至る個体を作るために
最適化された世界だったが、それは多くの不条理や悲劇を生んだ。
居城としていた天上の理想郷にて、実験場から出たイレギュラーであり奇しくも1001年の旅路の中で
AZOTHの錬成に至った4期S型L群C個体こと、ソーリスの手で滅ぼされた。

彼が上記の行いをした動機は、同じ世界にAZOTHを錬成した錬金術士を観測したためであり、
自己顕示欲や承認欲求こそ持たなかったがヘルメスの再来と呼ばれるものとしての自負と責任感からだった。
時間の概念からの脱却や天地と人類を創造するというのはAZOTHどころの騒ぎではない大偉業だが、
あくまでも錬金術士だった彼はAZOTHに固執し続けたのである。

斃された後はその行いからか、彼が創造したものが辿り着く死後の世界・辺獄の箱庭へと引き込まれ、
罪の結晶化によるものか地下の階層に囚われているのだが、
結果としてAZOTHを錬成したホムンクルスを創り出すことに成功した彼は、
AZOTHへの執着から解放され、悠々自適な研究生活を送っている。
倫理観こそ特殊だが、少なからず自身が手掛けた作品に対し一定の敬意と親心のようなものはあるらしい。

ソーリスを外の世界へと送り出す際の余波で拘束が解かれて辺獄の箱庭の上層へと姿を現し、
自らが創り出したホムンクルス達への贖罪として辺獄の箱庭を永遠のローマとして完成させる計画を唱える。

ネロ・ヴェスパーの正体を早期に看破して彼がソーリスを追って箱庭に現れるのを阻止する采配を採ったが、
干渉するなというソーリスの意志を重んじて、ネロ・ヴェスパーの正体はソーリスの手で暴かれるように、
誰にも伝えることはなかった。



アモール・フォルティトゥド・フィフス
身長:150cm
年齢推定:120歳前後
外見年齢:二十代
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:女性
属性:混沌にして中立

教主クルクスこと烈日のソーリスの師であり、育ての親であり、最初に彼を愛した女にしてエリクシアの母。
魔物によって弟を殺されてしまった過去への激しい自責の念から癒やしと励起の魔法を修め、
人命を救うことに取り憑かれ、やがて人々に利用されて棄てられた、壊れた英雄。

薬学に精通したソーリスの伯父・スキエンティアに師事していた縁で、
スキエンティアが病床に臥せて以来、教主を一人で育て上げた。
当初こそ彼に死んだ弟を投影していたものの、弟の影が薄れるにつれて彼を愛するようになり、
彼との間に一子を設けた。しかし、その時点で自身が壊れた人間であり、彼に施した教育は全て、
叶えられなかった理想を押し付けただけの呪いなのだという結論に至った彼女は婚姻を結ばず、
『いつか貴方の本当の愛を見つける時が来る』と言い渡して、七曜の騎士に選ばれた彼を送り出した。
創造主によるホムンクルスは対応する遺伝子コードを持った個体としか子をなせず、
対応する者同士は運命的に出逢うよう設計されている中で、ソーリスを送り出した事は例外的な行動である。

騎士であり革命家としても活動する彼の弱みになることを避けるために、
ある孤児院の運営を引き継いでエリクシアの存在を世間から隠し、苛烈な戦いを送る彼の心の支えで在り続けたが、
戦いの果てに起こった実験場の初期化現象の中で、自らが育てた孤児達の手に掛かり、その生涯を終えた。

辺獄の箱庭において教主クルクスと再会した際には、娘であるエリクシアが教主の元で健在であることを喜び、
七曜の騎士達と同じく、彼を箱庭の外へと帰還させる為に協力した。

ソーリスを苛烈な運命へと投じたのは全て自身の行いによるものと考えており、
その断罪を求め、彼を再び外の世界へ送り出す前に戦いを強いて、
『我が原罪を以て罪を断つ』による処刑によって罪の精算を遂行した。



ジュリウス・イクリプス・ルクスルナ(月霞のルクスルナ)
身長:184cm
年齢:不明
外見年齢:二十代
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:男性
属性:秩序にして善

四柱の混沌と戦った七曜の騎士の一人。
竜を狩ったと伝承されている騎士の系譜であり、特に跳躍力に優れている。
風の国の貴族出身で分別があり、目上に忠実で目下を慈しむ姿勢から多くの人々に慕われていた。
数少ないソーリスの生前の友人の一人で、リートゥシアとの仲を取り持ったり、
戦場における実戦経験のない彼を助ける場面も見られたが、
七曜の騎士内に部隊指揮能力を持つのは彼とソーリスのみだった背景から、
実際に肩を並べて戦ったのは実はほんの数回しかない。

世界の初期化現象の渦中で、クリスタルによるリートゥシアを生贄として捧げよという神託に
師と戦友を既に喪っていたソーリスの心境を汲んで共に代替手段を探したが、
最終的にソーリスを背後から刺してリートゥシアを連れ去らう形で決別した。

死後、自身の行いがどの道意味のないものだと知ってからはそれを深く恥じ、
辺獄の箱庭においても合わせる顔がないとしてソーリスの前には現れず、
暗黒騎士にクラス替えするなど強い自罰意識が垣間見える。
創造主の呼び掛けに応じてネロ・ヴェスパーの足止めを行った。
そこで剣筋からやはりネロの正体に気付くが、それを誰かに伝えることはなかった。



ガイウス・フォージウス・イグニス(劫火のイグニス)
身長:212cm
年齢:不明
外見年齢:三十代前半
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:男性
属性:混沌にして中立

四柱の混沌と戦った七曜の騎士の一人。
出自は軍事国家・火の国に属する傭兵であり、個人としての武力に傾倒した。
物理方面での戦闘力はクリスタルム・グランディス随一であり、
混沌との戦いでも常に最も戦闘が激しい地帯の最前線で戦い続けたため、
ソーリスとルクスルナ両名の指揮下を絶えず行き来していた根っからの戦闘狂。
なお、学はないが傭兵稼業において必要となるため読み書きは出来る。
同様に魔法も使えないが素養はあり、有り余る魔力を身体強化や放出して攻撃に使う。
直感自体は冴えているが、一度目の予測を必ず外してしまうという癖がある。

強い者、特に決死の覚悟で挑む者との戦いを好んだため、
初期化現象の中で七曜の騎士とソーリスとの戦いになった折には
暗黒騎士となって挑むソーリスを見てルクスルナ側についた。
ルクスルナ側の最大戦力であったため、アクアが足止めを務め、
あくまで戦いに勝つことに拘っている隙を突かれて同士討ちに持ち込まれ戦死した。

辺獄の箱庭においても根本的な性質は変わっていないが、
誘いに乗らない者に対しては直接戦闘以外の手段で勝負を持ち込むなど、
態度には若干の軟化が認められる。

案外仲間想いな側面もあると嘯いてソーリスを脱出させる際にも協力したが、
実際の所は全力を解き放つ機会に興味を示しただけである。



ラクス・カエルレウス・アクア(水簾のアクア)
身長:167cm
年齢:不明
外見年齢:十代後半~二十代前半
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:女性
属性:秩序にして中立→中立にして悪

四柱の混沌と戦った七曜の騎士の一人。
水の国の軍人の家系で、複数の領地を持つ名士の娘。
貴族としての自覚は特に強く、規律を乱すものを嫌い、特にイグニスと反目していた。
虐げられていた短耳種の公民権運動を始めとする革命の指導者であったソーリスとも、
自らの一族を磔刑台送りにして身を立てた経緯も手伝い、当初は伝統や歴史の破壊者として
関係は険悪だったものの、革命が土の国の腐敗を急速に正していく様を見届けるにつれて、
やがて現在の貴族の在り方に疑問を抱くようになり、政治的にもソーリスに同調するようになった。

以前の価値観を改めさせたソーリスを歴史上の特異点的存在として認識していた事に加え、
貴族ではなく個人として自身と接する彼に心惹かれるようになり、
その感情は敬慕というよりは一種の信仰に近い。
ソーリスがリートゥシアと恋仲であることを知ってなおも思いを寄せ続けたが、
彼の意志を全てに優先するという思考からただ二人を見守った。

初期化現象に際してはルクスルナ側につくと見せかけて、治癒術に秀でた木霊のアルボルを闇討ちし、
ソーリス側へ寝返ってイグニスの足止め役を務め、自爆によって相打ちに持ち込んだ。

現在も教主(ソーリス)への片恋慕は続いており、彼が辺獄の箱庭を脱出する際にはその後を追い、
箱庭の外へと脱出。辺獄の箱庭由来の魔力で形成された身体は世界の狭間で消失するが、
魂だけの存在となってテリメインへと辿り着く。



キケルス・プブリウス・アルボル(木霊のアルボル)
身長:167cm
年齢:不明
外見年齢:十代中盤~後半
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:男性
属性:真なる中立

四柱の混沌と戦った七曜の騎士の一人。
平民ながら教育制度に力を注ぐ水の国出身であり、中でも特に治癒術に長けていた。
直接的な戦闘力はなく、騎士の中では唯一の純粋な後方支援要員。
気が弱く頼りなさげに見えるが、人当たりがよく芯が強い性格であることも含め、
混沌との三年間に渡る戦いでは彼をよく評価したソーリスの指揮下で軍医を務めた。
また、両親が作った借金をほぼソーリスに肩代わりされた事から、彼に強い恩義を感じている。

体制に対しては無関心に近い中立で、ソーリスと親交はあったが革命運動へは関与しなかった。
アクアに想いを寄せており何かとアプローチをするものの、
身分差に起因する煮え切らない態度によって結局彼女との関係が深まることはなかったが、
創造主が作るホムンクルスに設定されている対応している遺伝子コードを持つ相手はアクアで、
本来なら革命の成就を見る前にソーリスが没し、彼の死を受けて人間的に成長して、
個人としてアクアと接するようになって両想いになり、結ばれる予定だった。
ソーリスの存在が創造主の筋書きを狂わせたイレギュラーと化していたため、
本来死ぬべきタイミングで死ななかったが故にアクアはソーリスへ片想いをする運びになった。
ルクスルナも同じくソーリス生存によってリートゥシアと結ばれる予定が狂った被害者と言える。

初期化現象に際しては保守派ともいえるルクスルナ側についていたが、
アルボルの治癒による戦線維持能力があってはソーリスに勝ち筋がないと考えたアクアの手によって、
惚れた相手から闇討ちを受けるという最期を辿った。
ソーリスを慕っているため彼に恨みはなく、また、殺されてなおもアクアに想いを寄せているが、
やはりアクアはソーリスに信仰じみた片想いをしているので、振り向かれる日は来ない。
「いいやつだけに哀れ」とはその背景に気付いているソーリス本人からの評である。



シヴァージ・フォン・カリプス(金剛のカリプス)
身長:188cm
年齢:不明
外見年齢:三十代後半~四十代前半
種族:短耳種ホムンクルス(死者)
性別:男性
属性:混沌にして善

四柱の混沌と戦った七曜の騎士の一人。
七曜の騎士唯一の短耳種であり、出自は土の国の奴隷にも等しい肉体労働階級。
しかし誠実で判断力に優れ、自己犠牲を厭わない人柄をソーリスに買われ、
戦闘部隊の前線隊長を務めた、彼の右腕的存在だった。
長耳種との寿命の差から虐げられてきた同胞を救うために、
ソーリスが手始めに土の国で起こした公民権運動においても短耳種側の代表として活動し、
革命の成就による身分格差の是正を共に喜んだ。
ソーリスへの忠誠心は篤く、最後の混沌との戦いでは、奇跡の魔導士でも破れなかった
火の混沌の豪熱を帯びた防御障壁を特攻自爆で破り、人類の勝利に貢献した。
戦後、土の国には革命の功労者として銅像が建てられ、彼の死にはソーリスさえもが墓前で涙を流した。

辺獄の箱庭においては建築家として箱庭の発展に貢献している。



フィーネ・プルート・モルス(冥土のモルス)
身長:141cm
年齢:不明
外見年齢:十代前半~中盤
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:女性
属性:中立にして悪

四柱の混沌と戦った七曜の騎士の一人。
土の国の貴族出身で、世界全体でも珍しい死霊術師の名門・モルス家の当主。
一見するとただのゴスロリ趣味の少女のようだが、成人したホムンクルスである。
感情に乏しく、独特の死生観を持つ事から周囲に忌避されがちだったが、
同じ七曜の騎士達とは親しいというまでもなかったが親交を持ち、交流するなどある程度の社交性は持つ。
彼女にとって死霊術は粘土遊びに等しく人(ホムンクルス)は生死を問わず土として考え、
その中でも特に外見が美しくよく声を掛けてきたソーリスはお気に入りで、
『死んだら一番綺麗な土人形にしてあげる』と彼女なりの最大の賛辞を送っていた。

死んだホムンクルスを土人形(ゴーレムとオートマタの中間のようなもの)として再構築し、
使役するという彼女の死霊術は、四柱の混沌との戦いでは不気味がられこそしたが、
兵力不足や死者からの情報回収など重宝される力だった。
本人の戦闘能力は皆無に等しいが、老衰で死んだ両親から作った護衛役の土人形二体が代理で戦う。

初期化現象においてはルクスルナ側に属し、暗黒騎士と成り果ててまで挑んだソーリスと戦ったが、
激戦の果てに護衛の土人形は破壊され、彼の手に掛かって死亡した。
教主(ソーリス)と辺獄の箱庭で再会した際にはそれを根に持っているかのように話題に挙げたものの、
彼女なりに考えた彼と喋る口実であり、あっさり「謝ったから許す」と満足げに口にした。
使役できる土人形がない箱庭内の環境では、当人が人形になってしまったかのように大人しく過ごしている。



テレーズ・スペクタートル(教皇テレーズ)
身長:149cm
年齢:45歳(不老)
外見年齢:十代前半~中盤
種族:人間
性別:女性
属性:中立にして善

少し癖毛な淡い灰色の髪で、星空のような虹彩の青い瞳の少女。中央聖教の現教皇。
特徴的な瞳は彼女が先天的に盲目である事を意味する。
千年の任期を持つ教皇は神の加護により不老となり、その役目を終えた時に天へと召されると言われている。
三十年前に前教皇が任期終了に伴い、地上から姿を消したため行われた教皇選挙において、
前教皇の娘だった彼女と、当時枢機卿であったセオドール司教の父の二人が候補として票を争った。
選挙は教会内に太いパイプを持つノア派が優勢だったものの、奇跡の教団の教主クルクスが密かに介入し、
ノア派に関する様々な後ろ暗い証拠の数々などが明るみに出て、結果として彼女が当選する。

自身の采配一つで膨大な数の人間の運命が左右されるという現在の立場に、
極めて保守的な方針を取り、受動的に振る舞っている事から、陰で置物教皇と揶揄されている。
中央聖教における最終決定権は教皇が持つため、セオドール司教ら右派には非常に邪魔な存在であり、
教会会議当日に暗殺が計画されるものの、ある右派司教の一人が計画を奇跡の教団へと伝え、教主らに救出される。
教主と再会し、誘拐される時にはただの少女のような面を見せたが、それが本来の彼女の人格である。
教皇の祭服より修道着を好んで着る。また、私服は短い丈のワンピースドレスを愛用する。

モデルは『ランスシリーズ』のアムとクルックー。
もし(アム/クルックー)がランスと出会って(いた/いなかった)ら? を併せた立ち位置。



セオドール・ノア司教
身長:176cm
年齢:44歳
外見年齢:三十代後半~四十代後半
種族:人間
性別:男性
属性:秩序にして悪

中央聖教の司教の一人であり、海底探索協会支部長を兼任する上昇志向の実力派。
終末論者で、奇跡の教団ら異教が影響力を持ち、あらゆる悪徳が跋扈する現状を末世として、
教皇の地位の奪取や教主クルクスの抹殺などを狙いながら、
テリメインにおける動乱の本格化から協会本部の監視が緩んだ事を切っ掛けに、
とある海域に眠る自分だけが知る切り札を用い、自らを救世主として『最後の審判』を起こそうとしている。
三十年前の教皇選挙に敗れて以降の父親の零落ぶりから、
「敗北者になってはならない」と強迫観念を懐き、ノア派の立て直しにその半生を捧げた。

中央聖教の右派筆頭として教会会議当日に現教皇テレーズを暗殺し、
その場に奇跡の教団のシンボルを残して偽の証拠を誂え、
教会会議にて奇跡の教団との全面抗争を提議して中央聖教の誇る軍事力、
騎士修道会を動かせる状況を作ろうと計画していた。

しかしスパイであるパトリツィオによって情報が漏れて教皇暗殺に失敗。
更には教皇の部屋に奇跡の教団の痕跡を残させることも阻止され、
決行を教会会議直前としたのが裏目に出て、そのまま会議が行われることとなる。
姿を消した教皇を奇跡の教団による誘拐と主張して全面抗争を提議し、
会議の場に出た三名の司教による採決で賛成2:反対1と有利な状況とはしたが、
またもや暗殺に失敗した騎士修道会総長を兼任する司教ユーリイが現れ、
教皇の印章が添えられた書き置きの内容に添ってユーリイは反対を主張。
更には同じ右派だったパトリツィオまで反対派に転じ、否決となる。
これにより騎士修道会を手駒とする事に失敗してしまい、計画の前提が狂う。

右派の同志だった司祭ベライズは司教選挙の時点でセルリアンにて変死を遂げ、
枢機卿は空席。更にはパトリツィオの裏切りによって中央聖教の権力者内で孤立。
暗殺に失敗した騎士修道会総長も保守派という最悪に近い状況の中、強硬策に出る。
まず会議直後にスパイであるパトリツィオを排除。
続いて奇跡の教団という異端の打倒を目的とする騎士修道会副総長クノーへ呼び掛け、
教皇への離反に等しい形で騎士修道会の一部と自身が影響力を持つ教会と協会支部を率いて、
教主クルクス打倒と、自らが救世主と成り代わって『最後の審判』を起こすという目的を唱え、
テリメインのディーププラネット海域に眠る、自身のみが知る切り札の元へ向かう。
所在の知れない起動の鍵を協力を申し出たネロ・ヴェスパーに複製させ、
切り札である古代テリメイン文明の遺産、対魔王用の秘宝と海上都市を起動し、
地上の守りをクノーらに任せて、自身は中枢部で秘宝との融合を進める。

ネロに起動の鍵として付与された古代テリメイン人の自我に侵食され、
意識が混濁する中、秘宝との融合を進め、現れた教主とクラヴィス、
用済みとばかりに寝返ったネロを迎え撃つ。

救世主の権限によって法理に関する能力は封印され、教主とネロはそれぞれ槍と剣を使えず、
秘宝から得た膨大な力によって圧倒するものの、教主とネロが持つかつて創造主を倒した切り札、
AZOTHから変換したエネルギーを叩きつけられ、秘宝とAZOTHとの衝突の中心とされたために蒸発した。



ユーリイ・アイラトヴィチ・スミルノフ司教兼騎士修道会総長
身長:230cm
年齢:56歳
外見年齢:五十代後半
種族:人間
性別:男性
属性:秩序にして善

中央聖教の司教の一人にして、騎士修道会総長を兼任するという大人物。
神に仕える者として凄烈なまでの信仰心を持ち、それに突き動かされる様は時として周囲に
(異様に声が大きいのも手伝い)奇行と映る時さえある。
慈悲深く、誰にでも別け隔てなく接するのは勿論、敵対した異教徒にさえ改心の機会を与える彼を、
その山のような巨体という特徴と合わせて『優しき巨人』と人は呼ぶ。

常に身長以上の大きさの神像を鎖で体に括り付けて背負い、
事あるごとに発する掛け声、かなり派手な輝きを伴う高位治癒術など、
本人に自覚はないがどこにいようと目立つことは間違いない。

教会会議を控えて騎士修道会の実質的な指揮を副総長クノーに任せて巡礼の旅に出ており、
その道中にあらゆる手段をもってセオドール司教ら右派が暗殺を目論んでいたが、
神の試練と解釈した彼はそれらをすべからく真っ向から打ち破り、
結果、遅れながらも教会会議の場に駆けつけ、教皇の書き置きに従い、
議題となっていた奇跡の教団との全面抗争には声高く反対を訴えた。

モデルとして『ランスシリーズ』のミ・ロードリングと『ベルセルク』のモズグス様を合わせたという
規格外の聖なるパワーキャラ。




パトリツィオ・ビランチャ司教
身長:176cm
年齢:52歳
外見年齢:三十代後半~四十代前半
種族:人間
性別:男性
属性:混沌にして善

中央聖教の司教の一人。
ウェーブが掛かった黒髪をオールバックにし、一房白髪を垂らした鼻の高い伊達男。
飄々とした性格で束縛を嫌う自由人であり、基本的にあらゆる事柄に中立の立場を取るが、
それでいて打算的な面もあり、司教にまで上り詰めているという食えない男。
若く見えるが、実は結構な年齢。

かつては新進気鋭の怪盗として活動していたが、三十年前に聖地ピスケスで盗みに失敗し、
路地裏に傷付き倒れていた所を後の教皇となるテレーズに救われた恩から足を洗い、
中央聖教に入信したという秘められた経歴がある。
また、怪盗時代に腕を磨いた、ピストルの名手でもある。

現教皇派ながら、空席となっている枢機卿の地位を約束するとして右派に属していたが、
実際は教皇テレーズを守る為に動いていた二重スパイで、自らは動けない背景から、
教主クルクスの息が掛かっているルベールを通じて奇跡の教団にコンタクトを取って、
教皇の身の安全と引き換えに中央聖教のあらゆる情報を流したという三重スパイ。
出世欲の男と誤認して身内に引き込んでしまった事がノア派最大の失策と言えよう。

教会会議では表向き右派として奇跡の教団との全面抗争に賛成しようとしていたが、
時間稼ぎに徹してユーリイ司教が無事到着し、反対を唱えるのを見るやセオドールの計画失敗を悟り、
反対派に身を翻して否決を揺るぎないものとした。

会議直後にセオドールによって刺客を差し向けられるが、傷付きながらも逃亡。
教主クルクスの懐刀の一人であり情報交換相手だったキルティスと合流し、
奇跡の教団に保護される。

モデルは『ルパン三世 カリオストロの城』におけるルパンと、
『メタルギアシリーズ』のオセロット。



ルベール・シンケールス司教
身長:187cm
年齢:44歳
外見年齢:三十代前半~後半
種族:人間
性別:男性
属性:秩序にして中立

中央聖教の司教の一人で、奇跡の教団の息が掛かった人物。
敬虔な信者ゆえに現在の中央聖教に跋扈する腐敗を憂い、その排除を目的とする。
騎士修道会出身で教会関係者からの人望もあり、司教としては新顔ながらも充分な影響力を持つ。

司教選挙の時点で半ば強引に教主クルクスと契約を迫られ、教主の工作によって他の候補を押し退け、
現在の地位に就いた背景から、奇跡の教団との連絡役も兼ねている。
上記の事情に加えて、現教皇派であり教会会議でも保守的な教皇の方針から全面抗争に反対を唱えた……
というよりは腐敗の根である右派へ追い込みを掛けたかったのが実情。

右派に属していたパトリツィオに奇跡の教団との繋がりを看破されるものの、
二重スパイである彼から奇跡の教団への情報提供を持ち掛けられるという意外な展開となり、
教主の懐刀の一人であるキルティスへ橋渡しをした。
あと最近土いじりの楽しさに目覚めてガーデニングを始めた。

モデルは『Fate/Zero』における言峰綺礼。
しかしギルガメッシュに相当する立ち位置が教主であるため、愉悦に覚醒することはない。




参謀シムン
身長:176cm
年齢:27歳
外見年齢:三十代前半~後半
種族:人間
性別:男性
属性:秩序にして中立

騎士修道会の若き参謀。ウェーブの掛かった金髪で鎖のついたフィンチ型の丸眼鏡を愛用している。
初戦を勝利する、敵中から内通者を作る、敵の戦線を分断して孤立させるなどの
手堅い策で奇跡の教団に挑んだが、それらに対する対策や相性の悪さからことごとく破られる。
しかし、短期決戦をしなければならない状況でソーンツェグラードが奇跡の教団の中枢である事を突き止め、
ダリアを揺さぶって攻略の糸口を掴み、長期戦になると悟るやセオドール司教の千年王国へ速やかに合流するなど、
相手が悪すぎただけで無能な訳ではない。

騎士修道会の末端から実績を積み重ね、異例の出世を遂げてきた彼には耐え難い戦況に陥る中、
テレーズの介入に際して説得しようとするシーナに怒りを露わにし、彼女を切り捨てようとしたが、
それがとんぼ返りしてきたクノーの怒りを買って力一杯殴り飛ばされ、終戦まで気絶していた。
しかし本来冷静沈着で才気に溢れた人物である事はクノーも知る所であり、
崩壊する千年王国からの脱出の際には無事救出された。
ファミリーネームが設定されていない理由は特にない。




アララト・ノア
身長:178cm
年齢:68歳(76歳没)
外見年齢:六十代~七十代
種族:人間
性別:男性
属性:秩序にして悪

三十年前に教皇選挙でテレーズと争ったセオドール司教の父にして当時の枢機卿。
中央聖教内に太いパイプを持ち、選挙はアララトが圧倒的に有利だったが、
教主クルクスの介入により投票権を持つ聖地ピスケスの市民達へ暗部を晒され、
前教皇の遺児、テレーズに敗れた。

彼女の配下となる屈辱に耐えられず隠遁し、まるで魂が抜けたような有様のまま、
教皇選挙の八年後に病でひっそりとこの世を去った。




アミナ
身長:152cm
年齢:139歳
外見年齢:十代後半~二重代前半
種族:海の民(元・疑似人魚)
性別:女性
属性:中立にして悪

髪はパールホワイトのセミロングボブで和式の髪飾りを付け、典型的な猫目で赤い瞳の女性。
忍び装束に和装の腰帯と脛当てと鉄の肩当てを追加し、ミニスカートに改造した物を着ている。
エルフのような長耳だが、その形状は魚の胸鰭に近い……というかそのもの。
忍者である事に一定の愛着かプライドがあるのか、ござる口調を用いる。

元々はある世界の極東に位置する海の国で名のある武家に仕える忍び衆の一人だったが、
潜入した悪代官の屋敷で饗される前の人魚の肉を見て、ただのサシミにしか見えなかったので
試しに一切れ口にしてみた所、呪いでたちまち下半身が魚状になり疑似人魚になってしまった。
それによって不老長寿化してしまい、世にも珍しい生きた人魚として見世物小屋に売られてしまう。

それから一世紀ばかり買われては売られを繰り返し、世界を転々としながら、
見世物小屋の檻か水槽の中で過ごす羽目になったが、教主と出会って買い取られ、
教主に海の国の歴史に詳しい知り合いがいた事から紆余曲折を経て無事解呪された。
人型に戻り、その恩義から教主個人に仕える事を申し出て、《鱗》の一員となる。
願いを叶える力を探すいわば遊撃担当で、《鱗》としては二番目に参入した古株。
呪いは解かれても肉自体に何か力があったのか、不老長寿の部分は健在。

忍びの技を活かして潜入、諜報、暗殺、破壊工作、情報操作に色仕掛けとなんでもござれだが、
長い見世物人魚生活から海が大の苦手になってしまっており、カナヅチ。
掴み所がない楽観主義者だが、修行を積んだ忍びとしての仕事ぶりは残忍を極める。
なおテリメインに願いの力があるという情報を掴んだのは彼女だが、現地担当は断固拒否した。

新参時代に腕前披露と恩返しを兼ねて教主の寝床に忍び込み、房中術を披露しようとした際に、
女神に阻止された挙げ句、耳だけ魚のヒレのような形にされてしまったという苦い過去がある。
それからしばらくは女神に耳を元に戻してもらうのを目標に頑張っていたが、最近では逆に、
『これはこれで”えるふ”みたいでお洒落では?』と思い始めている。果たして目を覚ます日は来るのか。

外見のモデルは『DQⅩ』のPCから、性格のモデルは『ランスシリーズ』の鈴女。




キルティス
身長:169cm
年齢:不明
外見年齢:二十代後半
種族:人間
性別:女性
属性:真なる中立

色素の抜けた淡い紫色のショートヘアで、三白眼で紺色の瞳、褐色肌の女性。
仮面を被り、全身スーツに外套を纏うといういかにも隠密然とした風貌で、
仮面の下の素顔は美形ではあるが無数の古い拷問痕が残っている。

元々はある世界の大国家に属するエージェントだったが、潜入先で捕縛されて拷問を受け、
一切の情報を吐かずに同僚の救出を待っていたが、実際は国元に見捨てられていた。
それでもなおサディストの拷問官から拷問を繰り返されていたが、教主に救出され、
既に死人扱いだったことと、傷だらけの顔を厭わなかったことからそのまま教主に仕えた経歴を持つ。
《鱗》としての参入は三番目の古株で、実年齢はある程度高齢のはずだが若く見える。

身体能力などはピューパに劣るが、諜報員としての能力は年季もあり引けを取らない。
《鱗》内では中央聖教方面の諜報を担当しており、教会会議に乗じた教皇暗殺計画を掴んだ際に、
テリメインにいる教主の下へ直接報告を届け、潜入の補佐もした。

一度は見捨てられて死人扱いになった経験から非常に達観しておりドライ。

モデルは『ランスシリーズ』のフレイアとアミトス。




エリザヴェータ・ロマーノヴナ・ソコロワ
身長:161cm
年齢:24歳
外見年齢:十代後半~二十代前半
種族:人間
性別:女性
属性:秩序にして中立

灰色と茶色の少し混じった長い金髪と、教団のシンボルが入ったアーミーベレーが特徴。
義足が目立つよう厚手のレオタードの上にワンピース型の軍服を着ている、涼しい目つきの女性。
ただし寒冷地が主な勤務地であるため、軍服に肩留めのマントを追加している。

奇跡の教団本部、という名の作戦司令室を擁する要塞都市ソーンツェグラードで、
教団の運営補佐とは独立した、作戦立案や内部監査を担当する部門の室長。
《鱗》に所属する一員だが、彼女自身はピューパやキルティスのような潜入工作員ではない。
元々はソーンツェグラードがある世界で士官学校を飛び級で卒業した若く美しい才媛だったが、
男社会である軍部内で、その才能を疎んだ同期の男性士官らに謂れなき罪を着せられ、
酷い拷問によって両足を失った所を教主に救出され、彼から義足を与えられる。
この恩から奇跡の教団へ渡り、教主の差配で《鱗》に所属した。《鱗》としては七番目の参入。

味方に陥れられるという苦い経験をした彼女は、以降《鱗》の一員として内部監査と、
本来の才能である軍事作戦に能力を発揮し、自分の才能を認める教主の為に働いている。

基本的に意志が強く物怖じしない性格だが、時として兵力差に茫然としたり決断を躊躇うなど、
一度は完全に自信を砕かれた事に起因する引っ込み思案が顔を出す時があるが、
そういった場面では義足の付け根を触り、自分を奮い立たせる癖を見せる。
また、戦闘面では短剣、ボウガン、長銃の名手である。

モデルは『ランスシリーズ』のウルザをベースにクリームとアールコートを足して割った感じ。




ダリア・ガーネット(ダリヤ・ゴールヴナ・グラナータ)
身長:160cm
年齢:19歳
外見年齢:十代後半
種族:人間
性別:女性
属性:中立にして悪

茶がかった黒髪を切り揃えてショートヘアにした女性。
裾に教団のシンボルが刺繍されたオリーブ色のエプロンワンピースがトレードマーク。

ソーンツェグラードのある世界出身で王家に連なる名族の一人娘だったものの、
体制末期の動乱によって王家の一族を対象にした暗殺騒ぎが起き、
親類縁者に身請けされる度に同じことが起こり続けた。ただ生きるために必死で逃げ延びた結果なのだが、
いつしかジンクスのある女として扱われ、次第に生きるのにも窮するようになり、
彼女の心は疲れ果て、安定を求めて強者に媚びる気質へと歪んだ。
場末の小悪党の片棒を担いでまで必死に食いつないでいたが、いいように弄ばれて遂には路頭に迷い、
ボロ雑巾のような風体で乞食をしていた所を憐れんだ教主に拾われる。
蓄積された心身の苦痛から、幼児退行や異食、パニック障害、ヒステリー、逆行性健忘、徘徊など、
しばらくは目も当てられないような状態だったが、二年の時を費やして何とか持ち直した。

それでもなお『人型手榴弾』『家殺しのダリヤ』という汚名がついて回ったが、
見かねた教主が《鱗》の一員に加えるという形でソーンツェグラードに居場所を作り、
名前も別世界の命名規則によるものに変えた。《鱗》としての参入は八番目で彼女が一番の新参者。

諜報員ではないが、どん底に落ちるまでしぶとく生きてきたので浅く広く技能は持っている。
心を折られる経験と栄光からの転落をしたエリザヴェータが親近感からよく面倒を見ており、
現在は彼女の補佐役に近い立場となっている。

なお、ダリアの花言葉は華麗、優雅、気品、威厳、移り気、裏切り、不安定。
ガーネットの石言葉は真実、情熱、友愛、人生に忠実であれ。
モデルは『ランスシリーズ』のペルエレとアナセルとエリザベス。



クラヴィス
身長:147cm
年齢:不明
外見年齢:十代前半~中盤
種族:古代テリメイン人
性別:女性
属性:混沌にして中立

ルヴナンに肉体を乗っ取られていた、奴隷の少女。
後ろでまとめた長い紺色の髪で、金色の瞳をしており、片言な口調で喋る。
教主が身元を調べたがテリメインの来訪者や住人にもそれらしき情報がなかったため、
そのまま私有船で預かる事にし、主にエリクシアの遊び相手となっている。
本人の言によると、元々身寄りも名前もなく、周りの大人達にカギと呼ばれており、
ディーププラネットの遺跡で目覚めて海底を彷徨っていた所を海賊に捕まり奴隷として売られたらしい。
この事から教主は彼女が古代テリメイン人だと推測し、カギという通称からクラヴィスと名付けた。

身元はかつて魔王封印騒動の時代に古代テリメイン人の一部が用意した、
最後の避難所の管理を司る膨大なエネルギーが秘められた秘宝を操るための人柱。
目覚めたのはセオドール司教が以前ディーププラネットで遭難し、避難所を発見した際に、
起動しようとして失敗し、秘宝を持ち去ろうとあちこち弄り回したため。

千年王国決戦後、役目を終えたとしてテラムでふらっと行方をくらませ、
ルヴナンに乗っ取られていた頃に恨みを買っていた元海賊や海賊狩りらと遭遇。
死さえ受け入れたが、現地の無法者に影響力を持ち始めているフェニクス一味を引き連れ、
教主が当然のようにその場に乱入し、事なきを得た。

そこで《鱗》の一員という新たな役目を与えられ、以後、教主の娘エリクシアのお目付け役になる。




古代無頼王フェニクス
身長:181cm
年齢:本人曰く『覚えてねぇ!』
外見年齢:二十代後半
種族:人間(不死身)
性別:男性
属性:混沌にして悪

かつて古代テリメインのあちこちで自由気ままに暴れ回った盗賊団の長。
「自分より強い奴には従う」を唯一の信条とし、
基本的には細かいことにはこだわらずさっぱりとした性格だが、
物心ついた頃には盗賊だった経歴からか、ドライな面や子供っぽい気まぐれさも併せ持つ。
「腹が減ってるところにちょうどよくいたから」という理由で神鳥と呼ばれていた存在を
獲って焼いて食うという禁忌を犯し、食卓を共にした部下の盗賊達もろとも不死身の呪いを掛けられてしまう。

気まぐれ一つで暴れ回る災害のごとき不死身の盗賊団には古代テリメインの人々も業を煮やし、
ある日軍隊を差し向けられて遂に全員生け捕りにされ、
後にセオドール司教に千年王国と名付けられる都市遺跡の守護者という名目で、
都市遺跡を起動させた者に死ぬまで絶対服従するという魔法を掛けられ、収監されることになる。
(伝承からすら抹消されている事実などから、当時いかに迷惑だったかが伺い知れる)

セオドール司教が千年王国を起動させた際には魔法に抗えず、渋々参戦するが、
自分に掛けられた魔法の内容に機転を利かし、必殺の槍を持つという教主の元へ突撃。
一騎打ちを仕掛け、狙い通り『我が原罪を以て罪を断つ』によって一度死を与えられ、
不死身の呪いによって直後に再生することで絶対服従の魔法を解く。

自分を殺した教主を気に入ってそのまま部下達と共に教主側へ寝返り、
数で勝る騎士修道会を相手取って鬱憤を晴らすかのように大暴れ。
魔王騒動の終結後は、教主のテラムの無法者達に影響力を持つ狙いから、
支援を受けつつ現地の盗賊を纏め上げようと文字通り気炎を上げている。
飯さえ食わせていれば基本的に案外扱いやすいタイプだった。

モデルは『ランスシリーズ』のランスとガルティアと戯骸を足したら、
ランスが戯骸から逃げがちになり概ねガルティアが中心になったという感じ。




ディープスロート
身長:182cm
年齢:61歳
外見年齢:五十代~六十代
種族:人間
性別:男性
属性:秩序にして中立

白髪のオールバックで口髭を蓄えたスーツ姿の老紳士。
奇跡の教団に属する、海底探索協会本部へ紛れ込んだ潜入工作員で、
ディープスロートはコードネームであり本名は不明。

教主を海底探索協会本部に呼び出し、教主が作った資料への注意喚起や、
海賊狩りが活発化しており、海賊の隠れ拠点である海賊島の一つが壊滅した事の報告などを行った。
以降は消息不明で、セオドール司教兼支部長がテリメインへ訪れた際に密告されてしまったか、
協会内のシュテルン派に身元が露見してしまったかと思われるが、教主の口から特に彼に関する言及がない辺り、
無事に奇跡の教団のテリメイン遠征部隊と合流したか、奇跡の教団勢力下まで落ち延びたものと思われる。
いずれにせよ、海底探索教会への潜入を最後に引退する予定だった。

モデルは『メタルギアシリーズ』のグレイフォックスと老齢期のオセロット。




ネロ・ヴェスパー
身長:183cm
年齢:1527歳
外見年齢:不明
種族:長耳種ホムンクルス(死者)
性別:男性人格
属性:混沌にして悪

ストームレインの海底に現れた、剣を手にしている朧な深紅の影。
教主クルクスに槍を使わせて優位に立ち回った挙句、処刑執行による即死を免れるなど、
相当に高い実力を誇ると推測される。目的は不明だが、奇蹟の教団と敵対する存在であることは間違いない。

海底の幽霊船を率いるルヴナンや中央聖教と交渉するなど権謀術数にも長けている。

その実態は理想郷突入後に分岐して発生したクロード・ルクス・ソーリスのIFの一人。
塔を根城とした人身売買組織との本格的な抗争は行われなかったため、ピューパが従者とならず、
創造主を打倒したが妻を救えなかった分岐線の彼は、存在意義を喪失して多くの世界を放浪した果てに、
唯一傍に侍っていた従者であるカレットさえ魂の摩耗で完全な人形へ成り果て、遂に永遠の孤独に陥る。
残されたものは滅ばぬ魂、呪われた生涯の結晶たる原罪の槍と天上の理想郷に至るまでに得た欺瞞の秘法、
賢者の石AZOTHを錬成する技術、理想郷で得た偽録伝承、そして"救えなかった"という自責の念のみ。

永い時を重ね、彼はあらゆる分岐線に存在する、自身の抹殺による完全消滅を目的とした。
贖えざる原罪を断つ。あらゆる自身のIFの抹消――即ち、クロード・ルクス・ソーリスの形跡をこの世から断つことである。
不滅性を喪うまで自ら摩耗した彼の魂から槍は毀れて剣(穂先)と成り果て、いつしか不滅さえ滅ぼす手段となり、
既に全てのIFを滅ぼした彼は、最後の分岐、最善の結末を迎えた自身を抹消するためにテリメインへと降り立った。

欺瞞の秘法による隠匿で同一人物である教主や女神、従者達にさえ対峙した時点では正体を悟られなかったが、
創造主からは隠し通せず、そして夜襲を掛けた際に立ち塞がったカレットを斬れなかったことから、
教主にもその正体を見破られ、本名を呼ばれるという欺瞞の秘法の解除条件によって姿を晒した。
深紅の影に見えた姿は秋霜烈日による負荷を軽減する為の黒い全身鎧に、赤く輝く魔力が通っているというもの。
『我が原罪を以て罪を断つ』が通じないように見えたのは、AZOTHによる蘇生で無理矢理防いでいたからであり、
不滅性は既に無いので死は即消滅に繋がる。

上記の手段で槍を防ぎ、『黄昏の獣よ、落陽を為せ』で殺す戦法で他の分岐線の自分自身を葬ってきた。
しかし、錬金術の技能はネロ・ヴェスパーとなった時点で劣化しており、既に新たにAZOTHや肉体は錬成できず、
所持しているAZOTHは以前から錬成し、貯蔵していたもの。教主との初戦で使った時点で残りは予備一つ。

教主が聖地ピスケスに降り立ち、結果として教皇テレーズを誘拐する最中にも現れ、
神聖魔法最大の使い手であるテレーズの援護を得られる状況から教主との決着は諦め、
聖地ピスケスで右派筆頭セオドール・ノア司教の切り札に関する資料を漁り、
教主と一対一で決着をつける為の舞台として、セオドールへ切り札の起動を偽録伝承の概念付与で助け、
更にアクアの力で蘇生したソフィーナに女神の足止めを呼び掛け、
そして騎士修道会から本拠地を防衛した教主の元にも現れ、セオドールの切り札の全容と、
教主の保護下にいるクラヴィスが切り札を操作する為の鍵(人柱)だと伝えた。

その後、教主との最終決戦の前哨戦で互いにAZOTHという切り札を用い、
(敢えて乗った節もあるが)教主から預けられた魔剣の柄を破壊して槍への変容を封じたが、
ネロが忘却していた義手を作った戦友の武装が決定打となり、敗北。

鎧が砕け散った後、教主の悲願の成就を見送ることなく、
始まりの地である浮遊邸へと帰還し、最後に残された従者の人形と共に最期を迎えた。

・黄昏の獣よ、落陽を為せ(ダムナティオ・メモリアエ)
『我が原罪を以て罪を断つ』が自身を殺す方向に特化しながら、やがて毀れ落ちて剣となったもの。
太陽を落とすという強固な概念であり、"烈日"である不滅のソーリスを確実に滅ぼしうる手段。
ただし教主の『我が原罪を以て罪を断つ』同様、法理に基づく属性を持つ為、
法の概念が存在しない世界や他に絶対的な法理を司る存在がいる空間では使用不可。

・魂縛檻鎧クルヌギア
ネロが纏っている漆黒の全身甲冑。魂縛檻鎧の読みはコンバクカンガイ。
クルヌギアとはシュメール語で『帰らずの地(冥界)』という意味。
既に肉体を喪失したネロの体そのものであり、不滅性を喪った死者の魂を現世に縛り付ける為の楔でもある。
クロード・ルクス・ソーリスの存在している世界へネロを自動的に召喚する機能も持つ。
ネロにとって死はこの鎧が破壊される事と等しい。



ルヴナン
身長:147cm
年齢:不明
外見年齢:十代
種族:亡霊
性別:肉体は女
属性:混沌にして悪

テリメインの海底に存在するという死者を統べる幽霊船を駆る海賊。
肩までの長さに切り揃えた紫色の髪の、右眼を眼帯で隠した年若い少女の姿で、
横幅の広い海賊帽を被って金装飾付きのコートを肩に掛けて羽織り、露出の多いビキニを着けている。
全ての死者を統べる秘宝を手にした海賊だったが、その呪いによって亡霊となり、
おびただしい数の水死者に船を牽かせて海底を手当たり次第に荒らし回っている。
粗暴な無法者だが、抜け目なく悪魔の契約を仕掛ける狡猾さも持つ。

亡霊となった時点で秘宝である硝子の義眼に取り込まれてしまったため、
生前の肉体は既に朽ち果てており、奪った奴隷である少女の肉体を乗っ取っている。
少女を生きた肉の鎧として亡霊を退ける手段を防ぎ、秘宝の力によって少女の体を不老不死にしているため、
外見に反してほぼ無敵の耐久性を誇る。

ネロとオケアヌスの海水を対価として一度目の契約を結び、秘宝の力で教主を死後の世界へ強制送還させた。
その後しばらく、オケアヌスの海水の力によって念願の地上で活動する事が叶い、
探索者の暴動によって協会の警察力が低下しているテリメインを荒らし回った。

ネロの魂(永遠の従属)を対価として、ネロの偽録伝承でクラーケンと化した巨大な蛸の死骸を秘宝の力で操り、
女神、ピューパが船の守りで動けない状況を作って再度襲撃し、ソフィーナを重傷に追いやったものの、
死を悟ったソフィーナがクラーケンを道連れにし、ネロは女神が動き出す前に撤退。
従者を傷付けられた怒りの矛先が向けられ、本体である秘宝を槍で貫かれルヴナンは消滅し、
秘宝の力の影響がなくなり配下はただの屍と化し、船もクラーケンだったものの死骸に押し潰された。
これにより、ルヴナン一派は壊滅。根城であるディーププラネットの海賊島も潰えた。

ルヴナンに器として使われていた少女は義眼とクラヴィスという名を与えられ、教主の下で保護された。

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