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オタクが人生で初めてホストクラブに行ってみた

全体公開 1 3875文字
2018-07-01 20:24:27

やたら上から目線のクソ女です(腐女子)

Posted by @rururumura

オタクでも何でもない結婚秒読みリア充友達とふとしたことから
「ホストクラブ行ってみたいよね!」という話になった。
そういや私ホストパロ本出したのに本場に行ったことねえな~~~~~~~と、
ヤクザパロだのマフィアパロだの闇組織の話ばっか書きながら本場に行ったことがねえ!行ってみたい!
でもテレビでよく見るシャンパン1本30万とか、お会計100万とかの世界じゃねえーの!?
ハマったらホストに貢いで風俗嬢になるしかないのでは!?と怖くて行けなかった。
(しかも好きな男に貢ぎ癖があるから周りの友達にお前は絶対行くなと言われていた)
でもせっかくだし、もう行くしかねえ!緊張して吐きそうだけど行くしかねえ!
行きたくねえけど行くしかねえ!(なぜ行く?)
というわけで昨日、とりあえず手っ取り早く大手で初回が安いところ。
大体、初回1時間1000円ポッキリで飲み放題が多い。
「本間かいな、高額なTAXとか、ホストの飲み代数万とか別途取られるんじゃないの?」
とビクビクしてたけど、本当に1時間1000円で帰れる。1000円しか払ってない。
ただし1時間を過ぎると、いきなり高額になるから本当に注意。

行ったのは某有名チェーンの雑居ビル2階にあるホストクラブ。
いやもう歓楽街ってだけで怖いのに、中の様子が分からない雑居ビル2階なんてハードル高すぎない?
こちとら地方の田んぼ出身だから、正体の分からない店って入ったら生きて帰って来れないのでは?
ぐらいの決意だよまじで。田舎は土地が広いから雑居ビルに入ってること自体が珍しくて、大体ふつーの建物なんだよ。
無理・・無理・・と言いながらもう行くしかねえ。ここまで来て帰れねえ。
いざエレベーターに乗り込み、2階のボタンを押す。エレベーターが開くとそこはなんか青い、めっちゃ青い道。
ワゴン車がライト全部ブルーにしてるみたいな青さ。(地方出身あるある)
立ち尽くしているとめっちゃ私服のホストが声かけてきた。
友達はもうビビりまくって何も言葉が出てこない。ここは私がいくしかねえ。

「あの、初めてなんですけどいけます?」
「あーいいっすよ。2人?」

軽いな!?めっちゃ無愛想だな!?大丈夫かこの店!?
と思いながら、テレビでよく見るシャンデリアがバーーーンみたいなソファ席に案内される。
お客さんは結構入ってた。若くて派手な女の子が多かった。皆すげーなどこからそんな金が出てくるんだ。
こっちは絶対1時間で帰ってやるからなという強い意志で、料金説明の後1時間で出ます、宣言をした。
向こうもたぶん慣れてるから、特に嫌そうな顔はしない。
「初回荒らし」って言葉があるぐらいだから、ほんとよくあることなんだと思う。

・1000円以上は出さない
・絶対にハマらない

友達と二つの暗黙の了解とともに、いざ開始。
最初、2人組のホストが席についた。
名刺がスゲー箔押し!金ぴか!金とピンクの箔押し!まじ金かかってんな!?
ここで、装丁厨の細かすぎて分からないこだわりを発見してしまい、妙な親近感を覚える。
左のAくん18歳。右のBくん23歳。
左、顔が良い。目がパッチリのジャニーズ系でめちゃくちゃかっこよかったけど、
グレーのカラコンが気になりすぎてなんかもう若さって素晴らしいなって謎の感動を覚えた。
顔は良いのにトークがマジで下手すぎて「今日はどうしてここに」と小鳥の囀りのように声が小さくて、
本当に大丈夫?顔だけで勝負してる?
まあ顔はダントツで良かったから若さと顔で全てが許される。
右のBくん。めっちゃうるさい。元気。エグザイルにいそうな感じ。 
中学野球少年って感じで、中学時代、女子にモテようと不良っぽく振る舞い目立ってたタイプ。
この口下手Aくん&Bくんのコンビ芸がすごかった。Bくんが空回りするとすかさずAくんが
「いっつもこうやって、すべってるんで」とこれまた小鳥の囀りのごとく小声で言う。

うーん。
B×Aと見せかけて、A×Bか。

とリア充友達がホストと盛り上がる中、私の頭の中は相変わらず腐っていた。
大体10分でホストが交代し、合計8人ぐらい接客してもらった。
全部レポするともう疲れる&顔覚えてないので印象的なホストだけメモ書き程度にまとめる。

・脱税がバレて借金返済の為ホストになったリーマンホスト(いきなりモノマネします!と立ちあがり、ベジータの喘ぎ声をぶっこんでくるヤバイ奴)
・「最近順位が落ちて」と24時間病んでるホスト(後輩ホストがいつも励ましてくれるのが救いらしい)
・三谷幸喜さんにそっくりすぎる初日新人ホスト(すみません)
・なぜか右足を骨折して、ギプスはめたまま仕事してるホスト(休ませてあげて)
・サーティンワンのアルバイトを3日でクビになったホスト(笑顔がない、とクビになったとのこと)

キャラが濃いな!!!!!!!!!!!!!!!!
めっちゃ濃いな!!!!!!!!!!!!!!!!!!

話題は大体、
「好きな男のタイプはー?」
から始まり、答えると
「え、俺のことじゃーーん!」
で終わる。
このやり取りを毎回やらされる。
短気な私達は「このやり取り何回目やねん。合コンじゃねえんだぞ」
と疲れ始める。いやなんでこっちが疲れてるねん。

そんなやり取りを繰り返し、最後に指名ホストを選ぶ。
完全に疲れてた友達は「もう誰でもいい・・・」とほぼHPゼロ。
でもせっかくだからイケメンがいい、と最初のAくんを指名。
トークはまじで駄目だったけどやっぱ顔が良い。この世はやはり顔なのか。
わたしは一番見た目がホストっぽかった病んでるチャラ男を指名。
とりあえず創作ネタで活かせる話を聞いて帰ろうともう完全に取材モード。

最初はテーブルを挟んで正面に座っていたが、指名すると隣に座ってくる。
「指名ありがと~~~~~~~❤❤また会えて嬉しい~~~~❤❤❤」
とめっちゃ笑顔で隣座って来るけど、「順位下がって」って病んでる姿が忘れられなくて
「本当この人頑張ってんな」ともうチーフ目線だよ、チーフ。

私「今日、何杯飲んだの?」
ホ「シャンパン2本!まだいけるーー!!」
私「私は飲ませてあげられないわごめんな」※ドリンクバック歩合>時給だから飲んでなんぼ
ホ「いいよ!呼んでくれただけで嬉しい!」 

テンション高いな。あとめっちゃ距離近いな。
めちゃくちゃ密着して、こっち見てくる。いやこれキスできる距離だぞ。
現実の男の耐性が全くない私にとっては拷問みたいな時間で本間勘弁してくれと逃げてたら
「なんで目合わせてくれないの~?」と手を握って肩を引き寄せてきやがる。
いやこれ、同人誌やったらめっちゃ萌える展開やん。逃げる客を楽しそうに追いかけるホスト。
これは創作に使えるな―――と、ホストの思惑とは裏腹に私の思考は全然関係ないところにあった。

一方、店で一番顔が良いAくんを指名した友達。
同じく密着の耐性がないから「これ以上近寄らないで。この距離を保ってくれ」と真剣なお願い。
いやお前彼氏おるやろ!男の耐性あるやろいけるやろ!と恥ずかしさを誤魔化すために突っ込んでみたが、
ガチ照れ女の顔をしている友達を見るのが死ぬほど面白かった。
普段は「一杯目はビールやろ!!!!」「他人の恋愛の話聞いて何が楽しいねん!!!」と
男顔負けの男らしさを誇る友達が、女の顔をしている。しかもまだ1杯しか飲んでない。
ホストクラブは女の顔を引き出す場所だったのか。

で、何がずるいってこのホスト。
言われた通り一定の距離を保ちながらも、脚だけは友達の脚に密着させてくるんですよ。
こいつまじでずるい男だなクソーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
創作で使わせてもらうーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!
と私は発狂モノでした。ホストパロ書かれる方は是非使ってください。

そんなこんなでもう何の話してたのか全く覚えておらず、
もうまじで無理帰らせてくれって瀕死の状態になりながら、
別の席の子がシャンパンを入れたので、(シャンパンコールのためホスト全員がその席へ行く)
このタイミングで出よう!!!とお会計。滞在時間50分。
お会計ひとり1000円。
最後についてくれたホスト2人がエレベーターまでお見送りに来てくれます。

友達指名のホスト「名刺に連絡先書いてあるから連絡してね」(めっちゃ声小さい)
私指名のホスト「あとでラインするからねー❤また来――ここでエレベーターのドアが閉まる――

最後まで聞けなくてごめんな。
病まないでくれよな。

というわけでホストクラブ体験終了。

私「なんかめっちゃ疲れた」
友達「もう行きたくない」
私「でも指名してたAくん顔は最高だったよね」
友達「顔は最高」
私「なんかホストクラブにハマる人の気持ち分かった」
友達「分かる」
私「今度は違う店行ってみるか
友達「そうだね1000円だし」

こうして夜は更けていくのであった・・・。
死ぬほど疲れたけど新鮮でめちゃくちゃ楽しかった。
でもこれ、まじで本気になったら危ない意味が分かった。
また行こう、って言った瞬間「ハマらないよね?大丈夫?」って心配されたけど、
今度はホスト同士の仲良しエピソードを聞きたいだけだから本当に女として終わっている。
病んでるホスト・・・頑張ってくれよな!!!!


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