FGOスルオフェ/2部2章ネタバレ
@syuu_29
我が手には宿命だけがあった。
我が身であり怒りであり運命でもある剣こそが、存在意義そのものである。それはどうしようもなく定められている未来であり、過去でもある。
その事実に対する怒りが満ち満ちて、ぶすぶすと空気を灼く我が身は形を保つことすら難しいほどはち切れそうだった。
既に神々は殺した。しかしそれで世界は終わりもせず、ただこの身を保つことが難しくなってきた。定めか、あるいは喰い殺して我が身としたフェンリルのせいであろうか。
しかし形を保つ労力を手放しかけたその時、いつかの剪定された未来が思い出される。
炎の中の魔の瞳。
それは今であり、未来であり、過去でもあった。
稀有な魔眼も幾万幾億の可能性の中では蜘蛛の糸のごとく、細く微かで目立ちはしない。
それでも鋼のごとく、炎のごとく、きっとこの手にさえ燃え尽きぬその縁は、果てなく遠い過去でもある。剪定前のいつかである。
それとわかって手繰れぬ道理はない。
まだ滅びきらぬ我が身、我が世界。人類史に剪定されぬいつか。そしてその未来に落ちる喚び声を。
だからおまえはたしかに俺を視たのだ。
俺を視るおまえを、唯一無二のその瞳を、おれは二度視た。
然らば約定には十分である。
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星の終わりを見せると言ったスルトと、クリプターとなったオフェリアは同じ時間軸ではないと解釈したがどうしたらいいのかわからずまたモノローグを書いてしまう