*はじめに* エキドナに好意を抱いている人は回れ右。考察とか全然しないし、感想というより独り言に近い。エルザに対するテンションが無駄に高くてエルスバとか言う……ので注意して下さい。基本的に読むのは非推奨です。
@owari_su
リゼロEX『ゼロカラカサネルイセカイセイカツ』感想
*はじめに
エキドナに好意を抱いている人は回れ右。考察とか全然しないし、感想というより独り言に近い。エルザに対するテンションが無駄に高くてエルスバとか言う……ので注意して下さい。基本的に読むのは非推奨です。
*語らずには先に進めない『カサネル』との出会い
アニメが2章を放映している頃に初めてアニメを見て、次の週が待てなくて、先が知りたくて仕方なかったが故にWEB小説を読み始めました(その後書籍買ったよ)。そして当時、本編は6章の導入部付近で、最新話が「カサネル」だったわけですが――この作者は『鬼』か??? 『悪魔』か???
6章まで楽しく拝見した後、最後に突きつけられた衝撃のIF。殆どの絶望は美味しくいただけるのだけど、カサネルではぶっちゃけ心が折れて、立ち直るのにしばらくかかりましたよ!? 『これがリゼロだ』という洗礼を受けた気がする(白目。
まぁそれはどうでもいい事なので、感想書いていきたいと思います。
*『いつしか、数えることを忘れて。』
書き出しのこの部分、毎度ながらとても美しくて好きです。『アヤマツ』も『カサネル』も『オボレル』も。
ここで強いて挙げるなら『千回、紡いで。万回、繋いで。億回、超えて。いつしか、数えること忘れて。』と『悔やむことがあるとすれば、その手を取ることに躊躇いと迷いを抱く、自分の弱くて脆くて、鋼に届かない心が、悔しかった。』が特に好き。
前者は数値と共に、紡いで繋いで超えてと、その桁毎に死に対するスバルの向き合い方や心持ちが滲んでいるような、なんとなくだけどそういう重みと思いがこもっている気がして素敵だなと。その上で『数えることを忘れて』しまうのが、これまた辛い。
後者は、十二分に擦り切れたはずなのに、それでも尚自分を戒めるのがあまりに悲しい。しかもそこには焦りや怒り、なんとも言葉にし難い苦しい思いが詰まっていて、とってもいいなって思った。
ここに『カサネル』が凝縮していて既に心が折れそうです。
*『――虚ろな夢から目覚めたとき』
虚ろ……改めて虚ろって何なんでしょうね。
『生気がない』『むなしいさま』『空洞、からっぽ』――エキドナあんたは本当に大変な事をしてくれたよ。選んだスバル、お前もお前だぞ!! けど仕方ない。あれだけ4章で苦しめられたんだ。死に戻りを理解してくれる唯一の存在。そりゃ寄りかかったって、寄りかかろうと思っちゃったって仕方がないよ。だーがー! 苦しい、既に駄目だこの話。まさに虚しすぎる話だよ。
*命の有無
『声の調子、自意識の確立、手足の無事、記憶の整理、日課の運行、命の有無――。』『大過なく朝を迎えられたことの証明』――なんでそんな事、目覚める度に確認しなきゃならんのでしょうね。ナツキ・スバルが何をした。世界はナツキ・スバルに厳し過ぎる。そしてそれが至極当然に行われ、受け止められている事をナツキ・スバルの代わりに泣いてあげたい。辛い。辛いしか言ってないけど辛いもんは辛いんだよ!!
*部屋の奥のソファで夜を明かす!?
久し振りに読んで改めて「え」と声が出た。ベッドではなく『ソファで』『丸まって』『夜を明かす』?? 寝台で『眠る』よりソファで『寝る』?? 待ってくれ、一応、念のためにググったけどさ、あまりにも悲しすぎませんか。何だよそれ悲しすぎるし今更気付いてんなよ自分と殴りたい。
『夜を明かす』『寝る』って、あなたどちらも眠ってないじゃないですか。不眠症かよ。そりゃそうだろうな!! ベッドで眠れなくて、じゃあどうしてるのがいいかって考えて、ソファで小さくなって、眠れずに夜を明かす。時折浅くは眠っているのだろうけど、深い眠りではなくて、横になっているだけのようなもの。
『それだけの話である』って、そんな虚しいことがあるかよ。ナツキ・スバルの『それだけ』は『ただそれだけの物語』の時にだけあればいいんだよっ! そんな悲しいこと言うなよスバルくん……。
*問題なく『擬態』できている
笑顔を作るスバルくん。自分が自分に擬態するって、もう言葉に出来ない。もう普通の笑顔を作れるスバルくんは、どこにもいないのだよ。
「笑え、俺。できなきゃ、死ね」なんて言葉、いつから唱えるようになってしまったの。最初何度読んでも「できなきゃ、死”ぬ”」としか読めなかった。後になって「死”ね”」だと気付いた。
「死ぬ」なら理解できた。「死ね」なんて思いたくなかった。それに、このスバルなら笑顔がちゃんと作れなかっただけで『本当に自殺する』と思った。
どうしてこんな事に……。
*服装
これは感想でもなんでもないんだけど……『格調高い貴人の礼服』『堅苦しい上着は脱ぎ、白いシャツの袖をまくったラフなものに着崩している』だと! 上着脱いで白シャツだったとは、見落としてた!(てへぺろ★
今後は気をつけなければ(カサネル辛すぎてあまり読み直せてない事がバレている。
*『黒い結晶』
今すぐ誰かこいつを粉砕してくれ。
駄目だそれじゃ。スバルが自殺する。もうだめだこの話。救われない。
*『おいしくもマズくも感じない、妙なお茶だ』
この『何もない空間』と空虚な感じのドナ茶、そしてカサネルから感じる虚しさ。
どれもエキドナがまさにそんな存在なのかなって思った。
全然違うかもしれないけど、エキドナが強欲なのは空虚な自分を満たすためなのかなとか。満たされないから強欲なんだろうけど、器が大きくて満たされないというよりは、いくら注いでも満たされない器のような。真に求めているものが注がれない、じゃあ真に求めているものとはなんなのか。そして結局空虚なままだ。みたいな……わかんないけど。
*『意中の男の子をずっと見つめているなんて知れたら』
意中、意中ね、ええそうですね。
そして『花も恥じらう乙女』を拾っても後者を拾わないあたり、これぞナツキ・スバルのスルースキルよ。好き。
*普通の少女
カサネルの中では当然なんだけど、スバルがエキドナに対し、ある程度の信頼を寄せているのが本当に見ていられない。『普通の少女』『歪んだ部分があることは否定しないが』など、この後に出てくる部分も含めて、その信頼がこの道であり、それ故に重ね続けてしまうところ。あまりにも重い。
*「――俺は苦しみも悲しみも、誰かに預けるつもりなんてない。これは俺だけのもんで、俺だけのもので済ませるのが、俺とお前の契約した理由だ。そうだろ」
これ……!! このセリフ!! カサネルの中では三本の指に入るマイ・フェイバリット!!
誰かにあずけるつもりなんてない。俺だけのもので済ませる。すっっっっっっっっごい自己犠牲好きーーーー!!!! スバルだけの本当の孤独が好きだけど、自己犠牲って本当になんでこんな魅力的なんですかね? 謎です。世界7不思議です。最高ですね。
*スバルとエキドナの微妙な寸劇が可愛い
『スバルの追及に、エキドナは小さく吐息した。そして再びカップに口を付ける。それは会話を続ける理由をなくした意思表示であり――、』
ここ! 直前と同じ流れなの文が可愛くて好き。
だがしかし、その寸劇がどうあがいても『寸劇』だと感じるのがカサネルだなという感じ。実際、ふふっと笑えるやり取りのはずなのに、何か心が虚しくなる。この後に出てくるエミリアとの会話も、微笑ましいのに全然微笑ましくない。可愛いのに可愛いだけとは思えない。だからこそこのやり取りに意味があるし、微笑みながらめった刺しにするのやめて! という気持ち。
もう刺せるところ無いくらい穴だらけだよ、ワタシ。
*丘の上のエキドナと、見上げるスバル
同じ立場ではない。対等であって対等ではない。そして、逡巡して手を振るエキドナはどういう思いがあるんだろう。
明確な悪意ではないのは分かっているし、ドナはドナの理想を叶えつつ、スバルの理想も叶えているのだから悪と言い切れない。この逡巡も、実際名残惜しんでいるんだと思うし、自身では体験不可能な部分を満たしてくれる存在に好意はあるんだろうけど……難しいことはわかりません!!(都合よくエルザさんの受け売りで。
*『すっかり癖になっているため息をついた』
そうだよね、ずっとため息ですよね!
物語全体で見た感じ10回くらいでしょうか。スバル、あなた疲れてるのよ。
*「い・い・か・げ・ん・に・だ・ま・れ」
ここだけはドナちゃんに通じるところが。私も黙ら(れ)ない人なので!
……ごめんなさい、溢れ出す思考を吐き出したいの。
*「気持ちのいい朝……そりゃ同感だ」
スバルくーん、全然同感できてない雰囲気ですよ。
そりゃそうだ。頑張れスバル。
*「ともあれ、今日もありがとな。わざわざ、起こしにきてもらってさ」
話題の転換が下手くそなスバルとあるけど、本編だとどんな風だったかな。
なんとなくの記憶がただしければ、スバルってわりと話題を変えるのが得意な方だったような? なんていうか、普通にすることが不器用になってるというか、スバルらしくあれてないっていうか、無理しているというか、周囲に気を配りすぎて空回りというか……記憶違いだったら恥ずかしいけど、こういう細かい違いや変化を描写できるところ、さすが先生だなという感じ。凄い。
*「……もうちょっと、だらしなくてもいいのに」
ペトラちゃん、お天気もそうだけど、その軽率な一言でもスバルが死にそうだから危険です。
しかもそれで実際に『だらしなく』してみせたら、それもまた不器用が垣間見えて、ペトラが察しそうだからもう見ていられない。辛すぎるぞこの話。
*「幸せになってもらうさ。――それは絶対だ」
語るまでもなく恐ろしい一言。絶対という言葉に込められた強い感情と、呪いじみたザラザラ感。その鋼の意志はペトラの感情すら置き去りにして、『スバルが思うペトラの幸せ』に磔にするんだから恐怖としかいいようがない。でも、そういう独りよがりな思い、大好物です。
スバルくんのこういうところ本当にシコとしか言いようがない。シコ。
この先に訪れるペトラの幸せとは、一体何になるんでしょうか。カサネルの先、知りたいです。
もしかしたら活動報告に補足があるのかな? 見てない。あとで見なければ。
*「そう遠くないうちに、僕に追いつくときもくるんじゃないかな」
追いつくときもくるんじゃないかな……追いつくかもしれない、追いつくんじゃないかな。
うーーーん、もしかしたらそういう可能性もゼロではない的なニュアンスを感じるんですが、冗談でも謙遜でもない雰囲気ならあるんでしょうか。それに対して、「そうか? ……ちょっと俺には想像つかないけどな」と言ってしまうスバルくん。ガーフとの隔たりを感じますなぁ。悲しい。
そして更に「あんまり凹むな。お前が……」と、「お前が」の後、何を続けようとしたのでしょうか。「お前がラインハルトに勝てるはずないだろ」でしょうか……事実かもしれないけどスバルからガーフに語られるのはなかなか来るものがあります。
*『どういう原理なのか芝生は綺麗に元通りの状態に』
ラインハルトってそこまで凄かったっけ、やべぇなって改めて思いました。
あんたホントに人間かよ。ていうかそれが出来るのが当たり前なのってどういう心地なんですかねぇ?! 敵対したときのことを考えてゾッとしてるどころの問題じゃないッスよ!?
だけど、フェルトを失い心に傷を負ってる部分を見ると、力がどうあれ中身は生身の人間なんだなと思う。だからやっぱりラインハルトを追い込むには……ってこれは別の話であった。
*『エキドナが丁寧に丁寧に瘡蓋をめくるように慰める』
かさぶたって漢字で書くとこうなんだ……じゃなくて! 流石はエキドナさん。えっぐい。
*「可能性があれば――人は救われる」
「命が、ある。命があれば、未来がある。未来があれば、希望がある。希望があれば、可能性がある。可能性があれば――」からの『――人は救われる。君は正しい。間違っていない。ボクが保証する』、最高ですよね……。
セリフ自体もとても美しいし、『可能性があれば――』『――人は救われる』これがスバルとエキドナによって繋がるのがまさに『共犯者』らしくて、とてもマイ・フェイバリットです。
からの「お前の保証なんて別にいらねぇよ……」は、背中を預けあったような共犯ではないと思えてとてもいいなと。
*『犠牲とは、スバル以外の命のことだ』
カサネル程ではないけど、本編スバルも仲間を全員救うと決めてますよね。
あれが今後、どう裏目に出るのか。選ばなければならないときがかならず来ると、そう思うので、メィリィあたりがその犠牲にならないかと心配ですね。
勿論、主人公補正で結局全員救えた、となる可能性もゼロではないと思うけど、うんたらゲートみたいな感じなんでしょうか。どうなることやら、ですね。
*禁書庫の片鱗と少女
ベアトリスが不幸せなのはかなりしんどいですね。エミリアたんもそうですが、ベア子は特に、最も尊くて中身が美しい存在だと思っているので、その顔が、心が曇るのは凄く悲しいです。
なんで、ベア子は精霊で良かったなと。死んでも死体を晒すことがないし、見なくて済む。血塗れじゃなくて、美しいまま消えてくれるのが良かった。
それを目の前にして、エキドナは何を思っているんだろうか。『四百年その人を待つ必要があった』という部分までは理解できるけど、ベア子の現在に対しては。人間らしい感情ってのを魔女に期待しちゃいけないのかな。『魔女』が人間だと思うからおかしいのかもしれない。『魔女は魔女であって人間ではなく、神とか悪魔とかそういう存在』だと思ったほうがまだ理解できる。
*ロズっち
謎が謎を呼ぶ謎。リゼロは本当に謎が多い。そしてワカラン。色々モヤつくから考えるのをやめた。そしてスバルを囲むこの状況に、読者側として胃に穴があきそう。よくスバルは円形ハゲにならないね。あんたは凄いよ。それもエキドナという拠り所があるからなのか。シンドイ。
*ラム
かしこまった態度が諦めのようで怒りのようで憎しみのよう。ラムとロズワールの会話はないけれど、それもかつてのものとは変わってしまったんだろうなと思った。
*姉妹は戻れるのか
確かにスバルが考える通り、レムが目覚めたとしても、何もかもが変わりすぎた。
三章終了時のまま時が止まっていることを思うと、目覚めたレムが変わり果てたスバルと陣営を見た時の絶望は計り知れない。『目覚めないほうがレムにとって幸せだと分かった』なんて言い出すのも恐ろしいが、目覚めても絶望だから有り得なくもないのでは。幸せってなんだろう。
*レムを起こすために
今カサネルを改めて読んだのは、実はここが目的だった。暴食の大罪司教が見つからないこと、賢者の塔。IFだから参考にするのはどうかとも思うけど、全く関係がないとも思わない。
『無駄足を踏む、期待に応えない、存在を許さない可能性がある』という辺りは、嘘ではないのかも。ただ、「無駄足を踏む=賢者または暴食がいない」ではないし、「賢者が期待に応えない=賢者はレムを起こしてはくれない」とも言えるし、「賢者が君の存在を許さない可能性=カサネルスバルのやり方を許さない可能性」ってくらいだから、やっぱだめだこいつ信用ならねぇ。
逆にこれだけ否定されてると、賢者の塔には暴食への手がかりがある。故にレムを起こすことが可能とも思える。
まぁ、私はレムこそがずっと暴食に憑依されていると思うんですけど。それはそれです。
*「魂を解放するぐらいのことはできる」
スバルは「レムを目覚めさせることが出来る」って言葉を使ってるのに、あえて違う言い回しをしてくる辺り、この魔女は信用ならない。魂を解放しても記憶は戻らなかったり、それこそまっさらな状態になってしまうのでは。スバル、お願いだから考え直して……。
そもそも神龍の血って額面通りの『血』なんだろうか――ってところで思ったけど、もう6章で殺人事件やってるし、大好きな血の展開は流石にないかなと思っていたが、こいつの事を忘れてた。5章のカペラちゃんであれだけ悶絶してたのに馬鹿か私は。リゼロこええ……震える。
余談も余談ですが、カペラちゃんはいつも黒龍に変身していたと思うけど、ボルカニカの血なら白い竜に変身しそうな。権能と血の能力は違うから関係ないけど。いや、ボルカニカにはなんとなく赤い血が流れていそうな雰囲気ないです? 何の根拠もない趣味の話なんであれですけど、カペラちゃんが摂取した血は黒龍の血だったのでは、と考えてみる。わからない。細かい内容を忘れている。
*『詰めの甘いところがあるおかげで、その毒牙も届かずにこれているが。』
本当にそうなのか。そう見えている、見せているだけでは……。悲しいよスバルくん。
*『どれだけ投げ捨てても、尽きることのない命を払い続ける』
もう、嫉妬さんは「愛してる」と言ってくれなさそう。いや、言っているのかもしれない。けどきっとスバルには、聞こえていない気がする。
*病みリアたん
扉越しの微笑ましいやり取りも、甘いやり取りも、エキドナの言う通り『見るに堪えない』。けど、そんなエキドナと契約してしまったスバルはもっともっと『見るに堪えない』。
一番最初に読んだ時、ここでギブアップしそうになってしまった。間違いなく面白いんだけど、スバルがあまりにも可愛そうだった。
え! おわりさんにも可愛そうって感情あるんですねって思ったあなたは後でトイレに来るように。でもエキドナが男だったら愉悦案件だったかもしれない!(結局そこかよ。
*言いなりの人形、だが好都合
流石はドナちゃん、えぐい、えぐるね……。
この勢いで6章でえぐってきたら、私の心が死んでしまいますし、スバルくんが殺意MAXになってしまいそうなのでえぐいこと早く言って下さい(どっち。
*陣営揃っての朝食
ここまで読むと、この『陣営揃っての朝食』が中身のない空っぽな、ただ形式的な何かで、スバルの自己満足が極まってるなって凄く思う。そもそもこの朝食が一度でも実現したことあるのか!? あのメンツ、この状況の中でのバラバラの食事会、やべぇよ。余計に胃が痛い。
スバルも結局はあとで吐いてそう……。
*読者に致命傷を食らわすオットー
突然音もなく後ろからチェーンソー挿し込むのやめようよ。
彼も彼で心に棘が刺さったまま、嘆息しているのでしょう。
誰も救われない。
*『どうにもならないことに思考を強姦される』
エ ロ い ! ! !
まさにエキドナがするそれが表現されていてとても好きです。
エキドナちゃんはいい趣味してますね。
*からの「――あら、」
「ベッド」に「腰を」「下ろしていた」「黒い女」!!!スバルの自室で、ベッドに腰をーーーーー!!!(テンション上がる要素おかC)
時間通りにいらっしゃるエルザさん、マジ仕事人。マジカッケェっす。それでいて「ご主人様の命令に従って馳せ参じた次第。」だとーーーー!!! 全然ご迷惑じゃないです、ずっと居て。うちに来て。
*「難しいことはわからないのだけれど」
んんんん〜〜〜〜かわいい……めっっっっっっっっちゃかわいくないですかぁ。難しいことはわからないって自分の性質を的確で簡潔に言葉にするあたり、めっっっちゃ可愛くてたまらないんですけど!!!!
ここの何気ないやり取り、本当に好きすぎてヤバイ。
スバルくんが「待て、エルザ」と呼び止めるところも、アヤマツとは違う利害関係の割り切りがあってとてもすこだし、「森の向こうの天気はどうだった?」という普通の問いかけがまた良くないですか?? 勿論カサネルスバルにとっては重要な問いかけなんですけど、この普通っぽい会話がね、他のどこにもないのーーーーー!!!! でしょーーー!!!! だから、滅茶苦茶貴重だと思うんです、です!!!
しかも、めちゃめちゃきっちり天気教えてくれるの!!! 「少しだけ雲が厚いのだけれど、崩れる心配はたぶんないでしょうね。」だって!!!
エルザさん、私にも毎日天気を教えてくれないか(プロポーズ。
「それが?」とか聞き返すちんぷんかんぷんなエルザさん腸可愛い、腸健やか。
そして『スバルは窓枠に足をかけたエルザの傍へ歩み寄り』……エルスバ厨なんで二人の距離が物理で近づくとちょっと興奮してしまいますね。緊張が走る一瞬ですよこれは。
からの「頼みたいことができた。――そのナイフで、俺の首を刎ねてくれ」。
スバルくん狂いすぎててマジでクレイジー・ラブ。あなたが好き。エルザさんも好き。つまりエルスバが好き。ありがとう世界。この何気ないやり取りからの、俺の首を刎ねてくれってもう……言葉にする必要ありますかね。尊すぎて天を仰いでガッツポーズです。それで全てが伝わるはずです。
で、「――頭、おかしくなったわけではないのかしら」。はい、マイ・フェイバリット。
このぽかんとした一言、やばくないですか。あたまおかしくなったってエルザさんに言われちゃうレベルですよ。それに「おかしくなったわけではないのかしら」って言い方、言い回し、可愛すぎません? もう好き、全部がラブ。
「いたって正気で言ってるぜ? 必要なことだから頼んでるだけだ」って返すスバルくんの、この言い方もまた、何のためらいも、何のゆらぎもなくて本当に良い。クレイジー。ラブラブですよ!
だけど、『珍しく目を丸くして、エルザはそれから獰猛な気配を噴出する』って、若干どころか結構お怒りですよね〜〜ですよな〜〜……。けど、それを言葉にするのではなく、気配で表した後、堂々とした様子に肩をすくめて諦める辺りが、エルザさん好き〜〜〜って感じ。
最近エルザさんの人気もぼちぼち出てきた気がするし、私の好き!!!なんて有象無象なんですけどねー……しょぼん。まぁいいや。
「普通に考えると、首を刎ねられた人間は大抵は死ぬのだけれど」「俺も、それに該当する方だと思うぜ。お前はどうか知らないけど」
あえて、首を刎ねたら普通死ぬよ? ってこれを言葉にするあたりが可愛くないですか? もう一言一言が愛しすぎない? エルザさん死なないで……(大号泣。
「私も、首を落とされたら死ぬと思うわ。……本当にいいの?」
え! 死ぬの? それってあれか、死ぬけど死なないってこと? どゆこと? 死んじゃやだーーーー!!!!! でも、スバルに殺されるのはオーケーです!!!!!
ガーフ戦はめちゃんこ辛かったんですけど、スバルくんに殺されるなら100万回くらいリピートして読めますね。美味しい。なんだろう、人間の心ってやつは難しい。まぁ影になってからはスバルに殺されたに近いですけど、もうあれはエルザじゃないっていうか……悲しくなってきたので考えるのをやめます……。
「最初、お前を助けたときに言ったはずだ。――依頼とは無関係に一個だけ、俺の言うことを聞いてもらう。今がそのときだ」
自殺トリガー悲しいな。そういう人間関係を作ってるスバルに対して悲しい。
アヤマツでもこのやりとりはありそう。でもエルザの反応が少し違うかもな。いや、そんなには変わらないかな。求:アヤマツ完全版。
「言い残すことは?」「痛くしないでね」
痛くしないでねって可愛すぎない? めちゃんこ可愛い。それでいて、ちゃんと聞いてくれるエルザさん優しい。そしてここ、ここなの……ここだよ???
「――――」「あ、あと、死んだあとの俺の腸は好きにしていいから、屋敷の人間には手を出すな。まぁ、そのためにラインハルトを置いて――」
スバルが言い終わる前に不意に首を刎ねる。これ最高じゃないですか。当然ながらカサネルで一番大好きなシーンです。
なんだかんだでカサネルもアヤマツも、ママのところから抜けれてて、スバルに少なからず恩を感じてるわけだよね。不意に断首することで「痛くしないでね」って願いをある程度叶えてるし、スバルも「腸は好きにしていい」って、んふ〜〜〜〜〜!!!!! めっちゃいい〜〜〜〜〜!!!
でもこの後、エルザはスバルの腸に触れたのでしょうか。私は未だにそこんとこがわからない。
これは願望ではなく、なんとなく、なんですけど……断首してそのまま、彼女はどこかに去っていった気がします。それこそ、何も言い残すことはなく。勝手な妄想ですけどね。
*「お前の無限の好奇心に付き合ってたら、俺の人間性が枯れ果てるのは時間の問題だからな」
ここまで擦り切れて尚まだ人間性なんてものが君にあるのかよ。
そしてそれに気づけていないことこそがカサネルスバルなんだよな……と蹲りたい気持ちになった。
*「――そのために、命懸けで戻ったぐらいだからだよ」
やっぱ一番最初に読んだ直後に感想書かないとだめだ! けど、当然今でも衝撃があります。
セリフも勿論ですが、得意げに歯を見せて笑うスバルくんに対して。
あれだけ一生懸命笑顔を『擬態』させていたのに、死んで皆の役に立つ事に自分の存在価値を見出してて、まさにそれが叶ったからって、そんな無邪気に微笑めるって、悲しすぎますね。
死のループが始まる前より、始まったあとの方が生き生きとしているなんて。
*「――愛は何故、減るのだろうか」
当時ははっきりとわからなかったけど、今は自分なりの解釈ができました。本編の方はまだ謎が多いですね。しかし言ったからにはいずれ、オメガが答えに至るのでしょう。たぶん? それを楽しみにしたいですね。
*まとめ
えーー……カサネルも難しい話ですね。エキドナとのやり取りは本当に。知性ゼロには結構辛いところがあるです。特に人の感情ってのは難しくて、わりかし感情音痴な方なんで余計にね。
IFルートの中で、カサネルは最も読んでいて辛いです。面白くないとかそういう意味じゃないです。面白くなかったら読まないし、いちいち感想なんか何時間も掛けて書かないっての。
物理的に人が傷つき死んでいくよりも、生きているけど中身が壊れ、どうしようもない状況になってしまったという方が何倍も苦しいのだと改めて思いました。精神リョナ大好きなんですけど、スバルくんがエキドナの手のひらの上で転がされているところがとてもしんどい。
カサネルの先、スバル君はどんな場所に辿り着くのでしょうか。そしてその時、エキドナとの契約は終わるのでしょうか。そしたらスバルは、どうなってしまうのでしょうかね。
――どこまでも、どこまでも、虚しい物語なのでした。
2018年8月26日 おわり