よくお読みいただき、ご意見を募りたいと思います。
仕事睡眠食事と営んでいるため、深夜の対応及び平日日中の対応は基本的に出来かねます。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
@0chiu0gyo3
目次
1.提案者の立場
2.新表記が表すもの
3.既存表記の意味合い
4.既存表記の使用者が考える懸念や不安点
5.新表記は不要でないか?(新表記の必要性)
6.なぜ新表記が求められるのか
7.新表記を決めるにあたって(ご意見を募集します)
1.提案者の立場
私自身は固定派に属するタイプです。
私の立場を表明することで無用な詮索を避け、真摯にこの問題へ向き合うため、ここに表明させていただきます。
このことに反感を抱く方がおられることも承知しておりますが、表明した意味を考慮していただけますと幸いです。
現在提案されている新表記(スラッシュ表記)についての議論は建設的ではない状態であったように思われます。
新たな表記を必要とする方と不要に思う方、そうした当事者同士の話し合いは常に泥沼化しておりました。
新表記があっても良いと考える固定派の1人として、第三者的立場から提案し、皆で話し合う場所を持ちたい、という思いから行動しております。
すべての人が100%納得する形というものは難しいかもしれませんが、ひとまずの着地点を模索していければと思っております。
2.新表記が表すもの
「AとBのストーリー・AとBの二次創作」という意味”のみ”を持った新しい表記を提案したいと考えております。
公式が提示している関係に沿った間柄(例:公式で夫婦の関係にあるキャラ)であるならばコンビやキャラ名を使用するでしょう。また、二次創作の作り手が既存表記で満足に表せる場合は既存の固定タグやリバタグを使用するため、作り手がタグ付けに悩むことは少ないはずです。
しかし、「既存表記では表すことができない」と作り手が考えた場合はどうでしょう?
そこで「AとBがとりうる関係のあらゆる可能性(=既存表記のように限定されていない関係)」というものを受け止めるため、新たな表記が必要であると考えています。
大雑把に言えば「AとBのストーリー・AとBの二次創作」であれば関係性はなんでも大丈夫だ・地雷がない・地雷を我慢できる、という方々に向けて(主に作り手が)使用する表記となります。
このような役割を持った新表記に、「AとBのストーリー・AとBの二次創作」であるという以上の意味を含めてしまうと既存表記と同様に排除される部分ができてしまう恐れがあります。
そのため新表記は白黒をつけないグレーな表記として、曖昧なものであるべきと考えています。
※既存表記に該当しない特定の関係性、シチュエーションに限定された新表記を欲していた方々には申し訳ありません。この度私が提案する新表記を使用する場合、限定的な要素についてはキャプション・タグで説明するなど、住み分けを前提にお考えいただけると幸いです。
※ships表記がわかる方は今回の新表記の意味として、既存表記の領域は侵さないships表記のようなものであると考えて頂くと分かりやすいかと思います。
3.既存表記の意味合い
既存表記の持つ意味を下記に示します。これら①〜③を前提とし新表記についての話をしていきます。
①固定
AB(A×B)、BA(B×A)
攻めと受けがはっきり決まっているもの。
この表記の考え方の例としては
・肉体的にタチ役であれば攻め、ネコ役であれば受け
・二次創作者がAとBに対して(例として)Aは受けである、Bは攻めであると考えた時
など、これらによって定められたもの。
②リバ(リバーシブル)
ABA(A×B×A)、BAB(B×A×B)
受けと攻めの役割を”互いに果たしている”もの。(=肉体的なタチネコを互いに果たすもの)
リバ表記には「同軸リバ」「別軸リバ」があり、
・同じ世界線でAとBが受けであり攻めである場合は「同軸リバ」
・1つの世界線ではAB、もう1つの世界線ではBAという場合は「別軸リバ」
となる。
※このリバの2つの意味の論争は今回の議題ではないため触れないこととする
③A+B(A&B)、B+A(B&A)(ピクシブ百科によれば「AとB」「BとA」もコンビ表記とされている)
コンビとされる表記。友情や、公式でコンビを示唆されているものなど。また、両者間に恋愛感情や性欲がないもの。〇〇組、○○主従など固有の愛称がある場合も多い。
ピクシブ百科によれば、恋愛要素を含める場合、「腐向け」「NL」「百合」を併用することが望ましいとされている。
※「+表記・コンビ名」の問題点
Twitterにおいて、「+」などの記号が検索で除外されるため「AB」と「A+B」の区別ができないことが問題としてあげられます。
マイナス検索を反映させるためには萌語りの一つ一つに腐向けやNLや百合というもの入れなくてはなりません。そうでなければ、コンビ名で検索した場合「腐向け」のツイートも同時に表示されてしまうでしょう。
コンビ表記が使いにくいとされるのには上記の問題以外にもあります。友情以上恋愛未満の関係を想定していたり、公式から明示されている以外の恋愛的な要素などを含んでいる場合、コンビ名を使用して良いのだろうか、と(主に作り手が)悩んでしまうのです。
pixiv百科でもカップリング表記とコンビ表記の住みわけが言及されているように、固定やリバでないからといって、コンビ表記を安易に使用するのを躊躇う理由はそうしたことにあります。
4.「既存表記の使用者」が考える懸念や不安点
既に頂いたお声や、新表記に対するツイートの中で、「曖昧な表記を増やす事で混乱が起きる」ことを懸念されている方がいらっしゃいます。
まず、提案させていただく新表記の前提条件として、
・あくまで既存表記の存在を前提として、新表記が既存表記の領域を侵すことはないもの。
(既存表記で表せるならばそれを使用するべきであり、既存表記では表現できない関係を表すための表記である)
・既存表記を検索した場合にも住み分けのできる表記を模索する。
(既存表記との競合を避けるため)
上記の2点を掲げています。
また、新表記はすべての二次創作者に寄り添ったものであるべきだと考えております。そのため、下記のような運用を想定しております。
・新表記を使用する二次創作の作り手、その作品、萌え語りなどの想像が、既存の表記に属していないという意思表明するために新表記は使われます。
・既存表記の使用者は新表記を使用する必要はありません。
・既存表記を検索した際になるべく検索に表示されないものを新表記として提案します。
以上のことから、既存表記を使用している作り手・読み手の方々の混乱はある程度防ぐことができると考えております。
また、同人活動での新表記のあり方についてもご意見も届いております。
新表記が確立したとして、この新表記が即売会主催側へ浸透するのはかなり時間がかかることだと思っております。現状では、A中心やB中心、コンビ中心といった島での活動にならざるを得ないでしょう。
そうした即売会においては使用者側にある程度、提出書類についての妥協をお願いする他ありません。
こうした即売会などの現場における新表記の普及は、新表記の意味とその作品の特徴(pixivで併用するタグなど)を本に記載して頂く事が普及に繋がると思います。
また、プロフィールやpixivの投稿作品に新表記とその意味を掲載することも普及につながります。
無論、これらは無理に強いるものではありません。
浸透、という意味では時間がかかるとは思います。
上記以外での懸念や不安点があればご意見と代替案をいただけますとありがたいです。
5.新表記は不要ではないか?
新表記の必要性に関して、既に「必要ない」といった声が届いています。
しかし、上記(2.新表記が表すもの、3.既存表記の意味合い)の通り
・既存表記によって排他される二次創作の作り手、読み手の存在
・「+や→などの記号」にした場合の検索避け問題
があるのが現状です。
また、「+などのコンビ表記、キャラクター名を腐向けなどのタグと併用すれば良い」という提案もありました。
・Twitterやpixivを使用している人達全員がBLやカップリングへの理解があるわけではないこと。(カプ表記は検索避けとしても機能しているが、キャラクター名は検索避けにならない場合が多いため一般人に発見される危険性が高まる)
・肉体的なタチネコを前提としたカップリング内容を含む作品以外(例:プラトニックラブのカプ)にも二次創作の作り手が存在すること。
・創作の場の1つにSNS(特にTwitterやTumblr)があること。(pixivではキャプションに詳細を記載して対応することができますが、Twitter上で同様の対応をするのは難しいでしょう。こうした議論が度々Twitterでなされる理由も、現在ではTwitterが主な創作の場のうちの1つであるためと思われます。)
こうしたことから、「コンビ表記・キャラクター名と腐向けタグの併用」は難しいと考えております。
私としては、既存のタグ表記に所属できない・内包されたくない人たちが出てくる時代になり、また日本において創作の場が個人サイトではなくTwitterのようなSNSが主流になっている時代なのだと思っています。
6.なぜ新表記が求められているのか。
そもそも既存のタグやキャプションで事が済んでいるなら度々話題になるような問題ではありません。
こと腐向け、BLに限って言えば「AとBというキャラクターの関係を既存表記のタグで表すことができない」作り手・読み手がいます。
そういった方々が「キャラクターAとBの二次創作の場」で立場を表せる表記というのが求められているのです。
例えば、既存表記の「固定」「リバ」「コンビ」で表される関係を前提に「想像したもの・作ったもの」を「家」とします。
「固定」「リバ」「コンビ」の表記は「表札」です。それぞれ住所が割り当てられており、同じ「表札」を持った「家」同士が集まっています。同じ住所、同じ「表札」の集まりは「村(=コミュニティー)」です。
現状、「固定村」「リバ村」「コンビ村」の3つが存在しています。
さて、「既存表記で表す事ができない関係」の「家」はどの村に住んでいるのでしょうか?
このような「家」は「表札がない」状態であり、表札がないために「村」も形成されません。
仕方なしに「リバ村」に「表札を借りている家」が「既存表記で表す事ができない関係の家」の現状ではないでしょうか。
※リバでは受け攻めの役割を相互にこなすものであるため、肉体的受け攻め概念が生まれないカップリングについて使用するのは、「リバ」の意味から外れている。
「名前がないこと」の対策として、無理やりどこかに当てはめるということがされてきましたが、そもそも排他的なコミュニティーの中で、そういった方々を孤立や孤独に追い込んでいる現状があるからこそ、この問題が何度も蘇り、そして現状維持に落ち着く、ということを繰り返してきたのではないでしょうか。
そうして問題を提起したのが、「スラッシュを新表記としよう」という提案だったのだと思います。
※新しいスラッシュ表記の問題点というのは別にまとめてありますのでそちらを参照してください。
新表記を求められている方のお話を聞いたり、ツイートを見て、こうした方々の居場所となる「村」があっても良いのではないだろうか?と思うに至り、「新表記を考えませんか?」という提案をさせていただいております。
7.新表記を決めるにあたって(皆さまからのご意見を募集します)
新表記がどういったものを目指すのか、上記である程度ご理解しただけましたでしょうか。
いま一度まとめると、
・既存表記やコンビ名キャラクター名で表しにくい「AとBのストーリー・AとBの二次創作」という意味の表記である。
・既存表記に「内包されたくない・当てはめることができない人」のための表記である。
・既存表記との住み分けを前提として、既存表記と併用するものではないこと。
というものでした。
新表記を決めるにあたり、皆さんからご意見を募集するテーマは2つあります。
①TwitterなどのSNSに対応するために、□、◯、△、∞などの記号は検索で無視されるために検索で無視されない文字などを記号として考えた時、何が適当であるか。(現段階で新表記の導入を簡易化するため、「A(任意の記号・文字)B」としての表記の確立を目指しております。)
②「A(任意の記号・文字)B」とする表記の、AとBの順序に関して。
まずこれらを議題としてご意見をいただきたいと思います。
次点で「新表記内でのある程度の住み分け」という問題がありますが、ひとまずは新表記を確立するため上記2点についてのご意見を募集したいと思います。
なお、このまとめを書く前に頂いたご意見で上記2点を考える上で参考になりうる案を下記へまとめさせていただきます。
ぜひご一読ください。
【参考】
①「A(任意の記号・文字)B」として検索で無視されない文字の提案
まず前提としてキャラクター名と被らない、検索で無視されない、既存表記とも被らないということを視野に入れたものを抜粋させていただいております。
・「AfB」(f=feat)とする。日本の音楽業界などでAfeat.BでB側を客演とすることから、Aが主役として成り立つ。
また、純粋な英語としてはfeat.BでBが主役としての意味もあるため、双方向での意味合いも考えることができる。
・「ゞ」「ゝ」などの繰り返し記号(読み方は「どう」)深い意味を持たない上、検索でも無視されない。
・「A惹B」「A魅B」「A惚B」といった漢字。恋愛の前段階的な物を表せるというご提案をいただきました。
こちらの意味したい新表記とは少し違うものにはなりますが、漢字というのも検索に無視されないものになるので考え方の1つとして掲載させていただきます。
②「A(任意の記号・文字)B」と表記した際のAとBの順番
・前方を一人称、後方を相手役とするご提案。
・五十音順とするご提案。(アルファベットである場合はアルファベット順)
現段階では以上になります。
皆さまからのご意見をおまちしております。
2018.8.29 初稿 落魚
2018.8.30 改稿、編集 ご協力者様