【KPレスシナリオ】『ホームシアター ~エンドロールで立ち上がるな~』

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2018-09-13 23:49:54

 殺意バリ増し炒めっていうか私のシナリオで一番殺意高くなりそう。
ほぼsanチェックしかないシナリオです。映画館モチーフ。

※報酬に神話技能書き足しました。どうか生還なされた方は受け取ってください

Posted by @zewa22su





<概要>

「ホームシアター ~エンドロールで立ち上がるな~」

推奨  :sanをゴリゴリ削っても、挙句の果てにロストしてもOKな人。
舞台  :クローズド
形態  :特殊。KPレスシナリオ
推奨技能:高san・POW・低IDA
時間制限:なし

戦闘:なし
ロストの有無:殺意しかないです。san0になる可能性大。


※このシナリオには理不尽な死が待っています。

※立つなつってんだろうが!!! みたいなイカレた頭で作りました。
※sanチェック重視なのでガバガバです。
※探索者のsanが0にさせる気で作りました。
※PLさんには殺意高めなことをキッチリお伝えします。
※一応Rなしですが捉え方によってはR-15Gくらいです。

※高ロスなので新規を推奨してます。
※あと、目星・聞き耳ぐらいしか振る技能ないです。ステと目星・聞き耳しか振ってない探索者でもいけると思います。
※割と簡単にロストするのでキャラ設定練ると辛いかもです。真っ新な方がいいかも。



<あらすじ>
 目が覚めたら映画館にいて、映画を見て終わるだけです。
わ~~すごい! 周り自分しかいないや!! 一人は寂しいなぁ~~~~!!!
みたいな頭悪いタイマンシナリオです。頭は悪いけどsanは削り切るぞ~みたいなノリでsanチェックを大目にしました。楽しめるなんて思ってないです。sanをアホみたいに削りたい人向けです。需要がニッチ。



このシナリオを使用した際に発生した如何なるトラブルにおいて、当方は一切の責任を負いかねます。ご了承ください。



 また、このシナリオではダイスの出目や行動などをメモっておいた方がいいと思います。
次から本編です。注意事項をよく読んで「大丈夫だな」って感じならプレイしてください。



 ■導入

 貴方はものすごく映画が見たい。なので碌にあらすじも見ないでチケットを購入した。が、これが失敗だった。あんまりおもしろくない。つまらな過ぎて貴方はついつい居眠りをしてしまったのである――

 次に目を覚ますころには何故か一人だけ。他の座席もなく、自分ひとりだけである。何コレ?★sanチェック【0/1】


 そしてsanチェックを終えた貴方にはこの情報を獲得する。
「スクリーンに『~エンドロールで立ち上がるな~』というタイトルの映画が上映されている」ということだ。
これは、貴方が先ほどまで見ていた映画ではない。貴方にはここがどこなのか分からない。ここで状況確認をさせてもらう。


 貴方の初期位置は「座席」だ。ごく普通の映画館の座席。貴方は椅子ごと自分がどこかに連れて行かれたのだと感じるかもしれない。左右に椅子はなく、まるで空間を切り取ったように貴方が座っている。ご希望ならポップコーンもドリンクもあっていいが、意味はない。
 次に「前方のスクリーン」 普通に映画館にあるようなものだ。『~エンドロールで立ち上がるな~』というタイトルのようで、もう少しで上映されるらしい。
 周りは席が一つしかないだけで普通に映画館のようだ。「出入り口」 が視界の端に移ったが、行くためにはもちろん立ち上がらなければならない だろう。


 状況の確認はこれくらいだろうか。できる行動は下の選択肢に設けた。
幸運を祈る。探索開始です。

聞き耳に
成功→3へ
失敗→そのままここです。何も分からなかった。


立ち上がる
→4へ
映画を見る
→5へ


 ■聞き耳に成功した


 ボリ……ボリッ! と、背後で何かをむさぼる様な音が聞こえる。他にも誰かいるのだ。……映画を楽しむ観客ならポップコーンでもつまんでいるのだろうか? いや、鼻を掠めるこの匂いは甘いキャラメルでもバターでもない……鉄さびの香りだ。それも相当な数。腐敗臭すら混じった劣悪な環境に、喉の奥から胃酸のような嫌気がこみ上げてくる。

 背後に席があったとしても、こんな異質な場所で食事を楽しむ人間などいるのだろうか?★sanチェック【1/1D4+1】





→2へ戻る


 ■立ち上がる













本当に?
はい→17へ
いいえ→先ほどまでいたページへ


 ■映画を見る


 貴方は大人しく映画を見ることにした。映画は探索者の母国語であり、なんなら字幕もついていていい。映画が始まる。真っ先に写されたのは……人だ。複数人の人物が汗を垂らし息を上げながら、必死の形相で森の中を逃げている。コレは男だろうが女だろうが、貴方の知り合いだろうが一向に構わない。なぜならすぐに爪弾かれるモブだからだ。

 一つ、画面の端に居た人間が大きな槍で射抜かれた。土手っ腹に風穴をあけられた人間はヒューヒューと息もできないご様子で、なおも逃げようとする。なぜだろうか、もはや助かる見込みもないのに。腹の槍を引き抜かれて血と臓物が噴き出す。はらわたを引きずり出されている人間もいた。そんなことができるものなど、もちろん人間ではない。

 体液がこびり付いた人間では到底扱えない槍。扱う腕は人のと言うよりは獣。知性の有無など考えたくもない。それほどに醜く、身体はテラテラと生々しく油っぽいヒキガエルに似ていた。本来目が詰まっていそうな部分には、ピンク色の短い触手が震えている。

 ギャーギャーと煩わしいほどの咆哮をあげ、拷問愛好者は地獄を楽しむ。数多の人が生を終える瞬間は、この化物にとっては阿鼻叫喚よりもいっそ天国か。化け物は人間の腕を力技で引き離し、高く高く子供のように掲げている。それこそ、オモチャや人形を見せびらかしてくるようだった。

大きなヒキガエルの化け物と阿鼻叫喚の現場を目撃した。★sanチェック【1/1D8】


目星に
成功→6へ
失敗→そのままここです。何も分からなかった。


立ち上がる(※短期2番の発狂などもこれに含む)
→4へ
映画の続きを見る
→7へ


 ■目星に成功


 貴方には引きちぎられた腕の断面や血しぶきの跳ね方など、ありとあらゆるものが鮮明に見えた。そしてある結論に辿り着く。これは特撮などではない。実際の人間を使い、実験材料のようにして弄んだスナッフフィルムだと。
★sanチェック【1/1D4+1】

 更に貴方には、この映像が随分と綺麗に撮られていると感じとった。この阿鼻叫喚でカメラに血しぶきが飛ぶこともなく、カメラマンは緩やかに被害者を巡って最後の瞬間をカメラに収めている。


→5へ戻る


 ■映画の続きを見る


――拷問が終わる。阿鼻叫喚の中で生きている人間など何処にもいなかった。残っているのはオモチャに飽きたヒキガエルの化け物。化け物は急に冷めたようにオモチャを投げ捨て、そそくさとはけて行った。ここがかつて森だったことなど忘れてしまいそうだ。土気色の中に血液の色合いが染み込んで混じっていく。

 カメラが進んでいく。少しばかりの砂利道をザクザクと音を立てながら進んでいく。映画館のスピーカーから流れる環境音は貴方の背筋を撫で上げるように響いた。途中、カメラが下に落ちる。グチュっと肉を踏みつぶす音が聞こえたかもしれない。カメラマンが亡骸を踏みつけたようだ。黒い革靴にまとわりつく、原型すらとどめていない肉塊。わずかばかりのボロ布を纏っていなければこれが人間などとは思えないかもしれない。

 カメラマンは肉塊を煩わしげに蹴り上げると、徐々に周りに霧が出始めていた。それでも不思議なくらい、迷うことなくカメラは進んでいく。この映像はどこにいくのだろうか。


目星に
成功→8へ
失敗→そのままここです。何も分からなかった。


立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
映画の続きを見る
→9へ



 ■目星に成功した


 霧が立ち込める映像の中。木々が鬱蒼と茂っているのが目立つ。だが、目星に成功した貴方は隠れている何かを見つけてしまう。……影だ。大きな黒い影は木とは違う。黒く大きなロープを何本も付けているような怪物。触手と呼ぶにふさわしい器官を使い、くねらせながら移動している。カメラマンには気づいていないのか素通りをする。カメラマンも特に気に求める様子もなく進んでいく。

 粘々したゼリー状の木の怪物。皮膚は皺がよった大きな口をいくつも取りつけ、そこから緑色のよだれが滴っている。足……のようなものは先が黒いヒヅメになっていた。ヒヅメの形から「山羊」のように感じるかもしれないが、明らかに異質な存在に肝を冷やすしかないだろう。

★sanチェック【1D3/1D10】


 巨大な化物は何事もなかったように、徐々にフレームアウトしていった。


立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
→7へ戻る


 ■映画の続きを見る


 変わらずに、カメラは霧の中の森を迷わずに進んでいく。先ほどの惨状を目撃した貴方にとっては少し刺激が足りないかもしれない。それでもいつ惨劇が再開されるのか分からない今、貴方は成すすべもなく着席している。

……ふと、何かが瞬いた気がした。それが映像だったのか自分の瞬きだったのか。考える暇もなく点滅している。長時間の映画鑑賞に目が疲れを訴えているのだろうか? 代わりにと言ってもアレだが、貴方の耳に鈴の音を元にしたような叫び声が響いた。


『テケリ・リ! テケリ・リ!』


 この音はスピーカーからしているわけではない。そう、映画の中ではないのだ。貴方の視界は自然に壁や天井などに視点を奪われるだろう。

 黒っぽい玉虫色の粘着質と伸縮性のある不定形の塊が、壁や天井を覆っているのだ。プツプツと泡を吐き出すように悪臭も漂ってきた。『テケリ・リ!』と声を発する化物は体全体が微妙に光っており、チカチカと緑色の光が点滅している。全体には無数の目が出たり無くなったりを、呼吸のように繰り返していた。

 アメーバ状の化け物が貴方を視認したのかは知らないが、まるで役目を思い出したように壁や天井の中に消えていく。あれは一体何だったのだろうか? 不可思議が自分の傍にいた事実に身がしまるかもしれない。

★sanチェック【1D6/1D20】




IDAに
成功→10へ
失敗→そのままここです。何も分からなかった。



立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
映画の続きを見る
→11へ



 ■IDAに成功した


 貴方は、先ほどの粘着質の化け物がこの映画館そのものなのではないかと考えてしまう。
★sanチェック【1/1D4】

 更に、むやみやたらにここから動くのは得策ではないのではないか。少なくともこの映画が終わるまでは立ち上がってはいけないと考える。


立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
→9へ戻る



 ■映画の続きを見る


 貴方がスクリーンに目線を戻す時には、カメラマンは洞窟を歩いているようだった。洞窟はわずかばかりの明かりを頼りに照らされている。鉱山などにある照明が吊る下がっているわけではなく、ランタンなどを持ち歩いているようだ。

 やがて洞窟は開け、スポットライトのように光が差し込んでいる。差し込まれた光は、一直線にあるものへと向けられていた。灰色の……何か粘着質なものだ。ジクジクとアメーバのようなものを吐き出しながらソレは鎮座している。

 パチン! っとわざとらしくフィンガースナップの音が響いた。指示を待っていたと言わんばかりに、先ほどのカエルがどこからか現れる。その腕に抱かれていたのは、死体だ。先ほどの死体をここまで運んできたのだろう。カエルはポイポイとゴミを捨てるように、無形の塊に亡骸を投げた。無形の塊からは10m近く伸びる偽足が何百本も形成され、亡骸を抱きしめる。ジュワジュワと咀嚼するように人の塊は次々と消滅し、やがて無くなった。

 一仕事を終えた気になっているのだろうか? カエルは満足げにその場を立ち去ろうとしたが……物陰から、何か別の小さい塊が飛び出してきた。一体だけではない。同じ形のものは一つもなく、かつカエルよりも多い数で襲い始めたのだ。飲み込まれたカエルはそのまま無形の塊への心中を強制され、塊はやがて一つになった。

 何をしているのだろう? 共食い? 漁夫の利とでもいいたいのだろうか?
訳も分からない映像を見せられ、目から耳からと脳を直接たたかれているようだった。★sanチェック【1D8/5D10】


立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
映画の続きを見る
→12へ


 ■映画の続きを見る


 カメラが、洞窟から抜けた。未だ森の中だろうが、霧はすっかり晴れているようだ。クッキリと、廃ビルがカメラに収まっていた。廃ビルの壁にはツタが巡り、苔が生え、所々崩れそうだ。カメラが廃ビルに近づいていく。これからどうなるのだろう? またあの惨劇を見せられるのだろうか? 終わりすら見えない長い長い上映に精神をすり減らした事だろう。

 カメラの端から黒衣の腕が伸びる。カメラマンの腕なのだろう。伸ばした先には朽ちかけのドアノブが役割を果たそうと捻られていた。扉が開く……


続きを見る
→13へ



 ■続きを見る


――キィっと情けなく扉が開かれた。先は黒と言う黒色を塗りつぶしたように先がない。変わらずに革靴が響く。響いた先で、人影を見た。椅子に座った人だ。だがその人は縛られているわけでもないのに一向に立ちあがりはしない。これから惨劇が再開されるかもしれないのに、だ。その人は真っ直ぐに前を見ていた。真っ直ぐにカメラを見ていた。カメラが直に近づいて、ズームアップされる。ここまでくれば暗がりでも顔が拝見できるだろう。その人は……貴方だった。映画館のシートに座っている貴方。貴方がドリンクにポップコーンを持ち込んでいるんだったら同じ場所、同じ角度に置かれている。貴方がここで身じろぎをする人間だったらスクリーンも鏡のように反射して見せる。

 周りを見渡しても、カメラのようなものはどこにもない。それなのに、スクリーンの映像はこれでもかと、徐々に徐々にと近付いてくる。それこそ、貴方の瞳を写してくるほどだ。ドアップに写る貴方の瞳。それなのに、それなのに……目の前にカメラマンはいない。ここまでアップに写している人間だったら当然、目の前にいるはず。周りにカメラの類はなかった。スクリーンの解析度がぶれることもなく、まっすぐに貴方の瞳を写す。貴方は自分の瞳を仰視するしかなかった。否が応でも。


 瞳の人と、目があった。


立ち上がる(※短期2番の発狂などもこれに含む)
→4へ
瞳を見る
→14へ


 ■瞳を見る



 貴方は、瞳を覗き込んだ。そして瞳に写りこんだ存在に目を取られるだろう。瞳に映った影はカメラのレンズではない……這いよる“混沌”だ。自在に伸縮する無定形の肉の塊。アレは腕と言っていいのだろうか? 大きな鉤爪が二本ほど取り付けられており、魂ごと刈り取られそうな威圧感を発している。顔のない円錐形の頭部には大きな一本の触手がたてがみの様に伸びていた。下半身には三本の脚、これで踏みつけられたら堪ったものじゃないだろう。それくらい、巨大な悪意を孕んでいたのだ。

 ……でも、どうして全体が見えるのだろう? 既に瞳のスクリーンからはフレームアウトしても不思議じゃないほどの質量だ。どうして自分は、正確に全身を覗けているのだろう。目の前に、いるわけでもないのに。


這い寄る混沌、ニャルラトホテプの目撃★sanチェック【1D10/1D100】



立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
そのまま動かない
→15へ


 ■そのまま動かない


 フツン……と、画面が消えた。どうやらエンドロールのようだ。一般的な映画と同じようにキャスト・企画などがズラズラとその名を刻まれている。『ムーンビースト・黒い仔山羊・ショゴス・ウボ=サスラ・ニャルラトホテプ』などおおよそ人物名とも思えないものがあったが、中には人物名もしっかりあった。先ほどあげた名前と違い、次々と打ち消し線が引かれていくのが印象的かもしれない。





立ち上がる(※短期2番の発狂・san0などもこれに含む)
→4へ
そのまま動かない
→16へ



 ■そのまま動かない


 会場がふっと明るくなる。映画が終わったのだ。
『荷物の忘れ物にご注意ください』などと言ったアナウンスで、幕引きされる。


『あと、背後の暗幕を閉めさせて頂きました。生きた人間のお客様はどうぞ。お好きな場所へお帰り下さい』


 少しばかり、神経を逆なでる様なアナウンスが響いた。


外に出る
→18へ


 ■立ち上がった


――ガタン

 貴方は途中で立ち上がってしまった。暗い館内の中で、貴方一人が直立している。ふと、背後からゾワリとした目線を感じとった。貴方は察するだろう。背後にいる観客たちが、自分に注目していることを。これから起こる最悪の日々を。背後の観客たちの怒りの鉄槌を――






ロストエンド :「welcome to the magic world!」







あとがき
→19へ


 ■外に出る


 冷たいアナウンスが閉幕を告げる。次第に館内は明るくなるだろう。貴方は、ようやく立ち上がる。立ち上がった足で外に出た。
 通路、スタッフだと思われる褐色肌の青年が「ご清聴ありがとうございました」と礼をする。ついでに「特典です」と【不思議なオペラグラス】をよこした。


 訳も分からずに受け取ると、貴方は映画館に居た。人で賑わっていて、「元の世界に帰ってきた」のだと考えるだろう。あぁ外の空気って素晴らしい!!









トゥルーエンド:「Thanks for watching to the end!!」



<san報酬>
☆生還した:2d10+10
☆クトゥルフ神話技能:1d10+5

※AF【不思議なオペラグラス】について↓
・≪5P+1d3≫のMPを使って目星の判定に+10%できる。
・使用する場合はKPに許可を取ること。



あとがき
→19へ



 ■あとがき


 こんなクソシナリオを最後まで読んでくださりありがとうございます。このシナリオは「#ふぁぼした人をイメージしてシナリオタイトルを作る」をやった時にタイトルと原案だけあってずっと完成していなかった代物です。


ここに書いてあります
https://privatter.net/p/3392037


 何せsanCの繰り返しに深い探索要素も特になくsanをアホみたいにすりおろしたい人用の高ロスな上に、私がうまくまわせるという自信がなかったからです。なのでKPレスという形にさせていただきました。行動に制限が掛かりますが、クリア条件は「席から立たない」というシンプルなものなので……いや、このシナリオ公開していいのかなと思ったのですが、高ロス一回作って見たくて……皆様の大切な探索者様がロストしたらその……ご冥福をお祈りいたします。

 ロストエンドの解説といいますが、探索者が座っている座席の背後には他の観客が無限に湧き出てきます。映画が終わっていないのに立ち上がった探索者は「何立ちあがってんだ!!!」と背後にいる那由多の神話生物に拷問されるなりなんなりのロストになります。亡骸は神話生物に食べられたり横に座らされたりされます。


 黒幕はニャルです。sanを削りたいという目的の元に映画館をショゴスで作りsanをめい一杯削れるものを撮影し、編集・上映をしています。生き残った人たちにはオペラグラスをプレゼントしましたが、あのプレゼントした青年がニャル様です。

 エンド分岐は「立つか立たないか」もちろんsan0でも普通にロストです。こんな中身という中身もないsanを拷問するためのシナリオをプレイしてくださりありがとうございます。



‎2018‎年‎9‎月‎13‎日 ‎木曜日 ゼワニニス



おまけ
 ふせったーとかで呟いていた分を載せておきます。本当におまけ程度ですが……


※「ホームシアター ~エンドロールで立ち上がるな~」ネタバレあり。
エンドロールで打ち消し線が引かれていく演出について、
https://fse.tw/dx1qV

※ホームシアター ~エンドロールで立ち上がるな~ ネタバレあり。
シナリオ作った経緯
https://fse.tw/iNflZ

※ホームシアター ~エンドロールで立ち上がるな~ ネタバレあり。
いや冗談抜きでなんで発狂に救われている方が多いのじゃ……
https://fse.tw/8CaNq

※ホームシアター ~エンドロールで立ち上がるな~ ネタバレあり
タイトルの由来は初期案だと探索者の家だったから
https://fse.tw/ph9jP




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