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浅木原忍さん「稗田文芸賞ファイナル」読了しました。 感想→

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2018-11-12 22:24:28

紅楼夢初頒布の京都秘封入手。2010年に始まった稗田文芸賞シリーズに一区切りがつく最終巻です。
文芸賞を最初に読んだのは横書きの時、つまり2010年の創想話ジェネリック投稿時の業務日誌との繋がりが色濃い頃だったわけですが、読んだ時の衝撃は相当なものでした。まだ自分の自己紹介の第一フレーズが”創想話のレビュー書きです”だった頃、実在する作品をどう推すかに全力だった時に、実在しない作品なのにその内容が伝わってくる文章(しかもちゃんと東方キャラが書いているような文体で!)を見た時は本当に、もう、この人凄い人だわ……、と。
そこから9年、3年9か月のブランクが突如開けたり、本家の人に捕捉されたり、原作で本当に覆面作家として小説書いちゃったりと色々ありました。それと同時に、作品もシリーズを重ねる度に笑いあり、涙あり、衝突あり、独立騒動あり、と幻想郷内文芸界の変革が積み重なっていて、創想話ジェネリックの特性を生かしたパロディ一発作品から、文庫シリーズ全5作に相応しい波乱万丈の文芸史を描いた大長編へと様変わりしています。
作中の作品を読みたいという声は前身となる霧雨書店業務日誌の頃から既にあり、自分も東方SSの層の厚さを全力で使えばひょっとしたら実現可能ではという邪念に駆られたことはあるのですが、本作あとがきの通り非実在の作品だからこそ活き活きとした容赦ない書評を楽しめるのかな、とも感じたりしました。
スタートがパロディとは思えない綺麗な締めくくりでしたけれども、懐かしさを感じるようになってきた頃にまたポッと続きが来るといいなぁ、と思いました。お疲れ様でした。


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