バクラ夢において最悪のENDを想像してみた

@Delusion_E
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2018-12-04 22:35:37

こんな結末は嫌だその①
夢ネタを簡潔に羅列しただけ


どこまでもバについて行くと心に決めている夢主の設定。

たとえ彼が負けてしまったとしても、最期までその手を離さない。
彼の方も、不敵な笑みを浮かべ「なら地獄の果てまでついてきな」
みたいなことを日頃から言ってくれている次元。

……が。

ファラオとの決戦後。
敗北し、消え行く彼……
そんな彼に殉じて、共に逝こうとする夢主。
意識だけが朧げに彷徨う、臨死世界のような空間で……

しかし!

夢主が伸ばした手は、さも当たり前のように、フッと彼に振り払われる。

え? となる夢主
その間が抜けた顔を見て、クククと嗤い始めるバ……

「バクラ……なんで」
「『なんで……?』 ククク……、フフフっ……」

「オマエ……
まさか本気で、どこまでもオレ様に付いて来れるなんて思ってたのか……?」

半笑いで吐き出されるその言葉には、夢主を小馬鹿にしたような色が滲んでいた。

「ただの女が……
何の力も無い人間風情が、
オレと同じ場所へ逝けるわけがねえだろ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「っ……!?」

「冥界……
ファラオも、いつかはオマエの『お友達』も……例えオマエがここで死んだとしても!
人間が辿り着く先なんざ、たかが知れてんだよ……!」

「『オレ』の逝く場所には、絶対ついて来れないさ」

「オマエがどんなに願っても……
オマエが生きようが死のうが、二度と……
二度と、もうオレには会えねえよ。残念だったな」

「どこまでもついて行く……?
『王』には殉死者が必要……?
フフっ、可愛いこと言うじゃねえか。
ま……、なかなか楽しかったぜ」

夢主、言葉が出ない。
彼の口から放たれた言葉を理解出来ずに、ポカンとした顔で硬直し……

そしてその表情が、段々と絶望に変わっていった。

「ヒャハハハ!!
いいぜ、その顔!!
てめえのそういう絶望した顔が見たかったんだよ、ずっと!」

「その顔を見たかったから今までずっと、夢見がちな下らねぇ与太話に乗ってやったんだぜ?」

「……なんだよ、声も出ないほど絶望しちまったってか?
フフっ、絶望ついでにいいことを教えてやるよ。
オマエはこの後、元の世界で目が覚めるぜ。記憶もきっちりと残ったまま、五体満足でな。
オレ様を追って魂ごと殉死、なんつーことにはならないから安心しな。
……おっと、オマエにとっちゃこの結末は絶望だったか」

「……どうした?
言ったよなぁ? オレ様は闇そのものだと。
オマエは一度でも、

その意味を考えたことがあるのか・・・・・・・・・・・・・・・?」

夢主、「ぁ……、でも、」とか「そんな、だって」とかいろいろ呟く。
が、どれも明瞭な言葉にはならない。

夢主は本能的に悟ってしまったのだ。
『彼は真実を言っている』と。
今、彼が言ったことは全て真実だと――

「……あばよ。永遠に『サヨナラ』だ」

最後の言葉は、どこまでも軽くて、呆気なくて、悪意に満ちていた。

そうして彼は永遠に、本当に永遠に――
闇に溶けて消えてしまう。

否応なしに現世で意識を取り戻した夢主は、泣くことも出来ずに、ただ虚空を見つめることしか出来なかった。

「##NAME1##さん、大丈夫?」

同じく意識を取り戻した仲間たちの声も、もはや夢主の耳には届いていなかった。

その眼には、ただ絶望だけが宿っていた――


夢主だけ生き残り&永遠に訣別END


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