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【依存症少年少女】臣+モブ(教習生)@教室【SS】

明咲千寿
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2014-09-15 23:03:02

※設定上暴力的な表現がありますご注意下さい。


【臣】
http://privatter.net/p/418301





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 そろそろ昼休みが終わる頃合いかと運動場を後にする。その道すがら無邪気に纏わりついてくる彼等を見て、このまま教職に就くのも良いなと思いながら五年二組の教室を目指す。ガラリ。手を掛け教室の扉を開けた。すると、先程まで賑やかだった笑い声がピタリと止んだ。

「みんな、おかえり」

 教室の中から声がした。この声には聞き覚えがある。たしか、來島臣くんだ。
 來島くんは教卓の上に腰掛け、垂れた大きな目を細め柔らかな笑顔で向かえる。けれど、その笑みはどうにも場違いな気がして胸が冷え、無意識のうちに唾を飲んだ。

「立場をご理解していただけているようで何よりです」

 この子は誰だ。來島臣というのは誰にでも優しく親しくする生徒ではなかったのか。來島くんは教卓から飛び降り、軽やかな足取りで一歩二歩とこちらへ近寄ってくる。

 ――逃げなければ!

 本能がそう叫ぶ。けれども足が動かない。
 足音が止まる。來島くんは爪先が当たりそうなほど近くで俺を見つめていた。
 段々と引いていく彼の笑み。それに合わせて先ほどまで閉ざされていた瞳が顔を出す。

 ――その目が怖い。

 けれども、俺の腕や腰を掴む生徒達によって身動きが取れない。これはどういう事だ。訳が分からない。

「大丈夫ですよ、今日は怖いことしませんから」

 そう言って來島くんは舌で唇を嘗め濡らす。既にしているだろうと怒鳴りたい気持ちが込み上げるが、予期せぬ事が立て続けに起こっている状況に体と頭が追い付かず声が出ない。

「……でも、痛いことはするかも、ねっ!」

 足首に衝撃が走り、倒れ込だ。


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明咲千寿 @asaki36
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