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復活のルルーシュのルルーシュとC.C.の話(※ネタバレ有)

全体公開 2 2 4211文字
2019-02-10 16:27:52

ルルC好きによるルルCに関する複雑な感情の話

Posted by @ppp_10cc


復活のルルーシュ観てきました。

最初に話しておきたいことが一つ。
私はR2から入った人間なんですけど、R2の1話を見てコードギアスめちゃくちゃ面白いじゃん!って思った理由の一つがルルCのキスシーンなんです。
あのキスシーンを観た時に本当に体に電流が走ったような感覚があって、それ以来私の中でルルーシュとC.C.の関係はカップリングとしての好きでは収まらないほどの最高に好きな二人として、コードギアス内だけでなく全作品の中で一番の存在として有り続けてきました。

そこを前提としてこれから話すのはルルーシュとC.C.(以下面倒なのでルルCと略)が大好きで大好きでたまらないけれど復活が最高オブ最高だったという話ではない複雑な気持ちです。
 嫌な予感がしたら読むのをここでやめてください。自己責任です。



(※劇場版内容&パンフレットの内容ネタバレ全開)




まず復活を観て思った重要なこと、
それは「復活」は完全に「R2」の続きではなく「劇場版」の続きだった。ということ。
これはシャーリーの存在だけに限ったことではなくこれから話すルルCの関係性を観てもそう思いました。

数年前劇場版が始まってからの間、ずっと私の中で
「なんか劇場版はじまってからのルルーシュとC.C.の距離感おかしくない?」という感覚があり、それはツイッターでもつぶやき続けていました。
来場者特典のピクドラとか、ルルーシュの誕生日の時の絡みとか、C.C.の言葉に対してのルルーシュの反応とか、すべてが「??????」という感覚でした。
しかしまあ私は頭が良くなく、且つルルCが大好きなためにその違和感をはっきりとした言語として言葉にすることも出来ず「とりあえずなんかルルCの絡みが近いな~ルルC好きとしては良き良き」くらいにしか思っていませんでした。
そんな中、一番明確に「え?!」と思ったのが、「家庭教師のルルーシュさん」。
ぶっちゃけこの時「ルルCの同人誌で有名な方にルルCの公式漫画描かせるってどういうこと?!?!え?!公式が???!!!!!」と公式の展開を疑いました。
ここでもう私の中で「公式はルルーシュとC.C.をどうにかするつもりなんじゃないか」と思う気持ちが確信に変わりました。そしてこの時の私の心境はかなり複雑でした。

理由としてはもうこの時すでにテレビシリーズの時のルルCの関係ではないルルCになってしまったんだと気付いてしまったからです。

ルルCのキスシーンで電撃が走った後から私はR2をリアルタイムで観つつ、無印のDVDを借りてルルーシュの物語を、ルルーシュとC.C.の関係性を観ました。
感想はもちろん、最高でした。ルルCがすごく大好きになりました。
なんと言っても最高なのがあの関係性、そして何よりあの「距離感」。
ルルーシュがあの「ルルーシュ」だから、C.C.があの「C.C.」だからこそのあの距離感。
私が好きなルルCはそこだったんです。
共犯者としての、魔王と魔女としての、マオの事件を経て確立された、Cの世界でC.C.の過去を経て築かれたあの関係性だったんです。
近い距離でも頬を赤らめない、恥ずかしがらない。軽率に抱きしめあったりキスをする仲でもない。薄着でいるくせに肉体関係が絶対なさそう。キスをしたとしてもお互いいつも通りで、皮肉も言い合うし、恋人や夫婦のようであってまったくそうではない、でも確かな絆がそこにある二人。
なので劇場版でマオのシーンその他もろもろがカットされたのは私の中ですごく辛くて、でも総集編だから仕方ないよねって自分を納得させて、まああのシーンがないからちょいちょいメディアとかで補完としてルルCの関係性を誇張してるのかなって思っていました。

でも違った。

私が気づいたときにはもう補完とかではなく私の今まで観てきたルルCではなく、劇場版のルルCが生まれ、そして完成へと向かっていたんだと気付いてしまいました。

なんでこの時今更気づいたのかというと、気付くのが遅かったというよりか「R2の続き」が観れると信じ続けてきたからです。信じていたから、もう最初に感じた違和感を「ただの補完」と思って見ないふりをしてきた。コードギアスファンとしてではなく、ただルルCが好きなカップリングお花畑脳の人間としての自分で観てきてしまった。だからこの確定の気付きは私の中で本当に複雑なものでした。
ルルCが大好きなのは変わらないけど、私が見守ってきたルルCでないものがそこにある。そんな現実がずっと私の中でぐるぐるしていました。

そしてここからが本題、
「復活」の話です。

 結果から言ってしまうと
「わ~~~!!ルルC二人で一緒だ~~~ルルCハッピエンド~~~~やった~~~~~公式ありがとう~~~~~~~~!!!!!!!!」
…………みたいにはならない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いまめっっっっちゃくちゃ複雑オブ複雑です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルルーシュの作戦が失敗して挫けてC.C.の言葉で持ち直すシーンでも違和感 (ここは語るとちょっと長いので省略)があったんですけど何より「あ。これ劇場版の続きだな」と思ったのが、相手が思考を読み取るギアスかもしれないっていうのに耐性がないルルーシュって時点で本格的に「マオが出てこない世界」なんだなと気付きました。シャーリーが生きてる時点でまあそうなんでしょうけどあの瞬間「R2ではない世界」をドンと見せつけられた感じがしました。
(おまけ:C.C.の感情の脆さが目立つシーンでもあったと感じたんですけどまああそこは介護期のことを考えると腑に落ちる部分でもあるのでそこはあまり気にしないものとします。)
そしてED前のシーン。
いやもう始まってからずっとC.C.可愛かったから最後のシーン初回で観た時は「ああ~~C.C.可愛い~~~良かったね~~~」とは確かに思いました。ええ思いましたよ。
でもその後帰ってからゆかなさんのインタビュー記事を読んで衝撃。
監督「ルルーシュくんなりのプロポーズなんですよ」
え???????!!!!!!!!!!!って読んでる時リアルに声が出ました。リビングで。
え??!!これプロポーズなの?!って思いました。
この時の私の感情を詳細に表すと、
まずルルCカップリングお花畑脳の部分は「ルルC公式結婚じゃん!!!!!」でした。
でも拗らせ脳の部分はこうも思いました。「プロポーズなんですよ」って確定なの?!「プロポーズみたいなもの」とかではなくもうルルーシュくん自身の気持ちなの?!本当に?!って。
このインタビューとルルCのやりとりはもうまさに「劇場版」のルルCなんだなと思うには十分すぎました。
今回の「復活」は「劇場版」のルルCのための物語だったんだなと。そして今「劇場版」のルルCは完成したんだなと。
同じくパンフレットで大河内さんが「C.C.を幸せにしようと思った」とも書いているのでそれが答えなんだと思いました。キレイにまとまったんだなと思いました。
ルルーシュのスザクやナナリーに対する対応も、思うところがありすぎるけど「劇場版」のルルーシュならもうしょうがないかなって思いました。
だって劇場版は結局結果ここをゴールとする物語だったと思うから。今回は「C.C.を幸せにする物語」だったから。


あれ?じゃあ何が複雑なの?と訊かれると「R2」のルルCはもう居ないと確定されてしまったことです。

私がずっと観たかったR2の二人はやっぱりもうテレビシリーズで終わっていて、あの時ルルーシュは確かに死んだんだと。
大河内さんはインタビューでこうも言ってました。
「劇中のキャラクターをみんな幸せにしようとは思いません」と。
私がずっと見守ってきたルルーシュはあの時確かにC.C.に対して約束を果たせないことを気にしていたかもしれませんが、大河内さんの言葉を借りるとすると多分R2のルルーシュもみんなを幸せに出来ないことはわかっていてその一人がC.C.だったんじゃないかと思います。
でも共犯者の絆がある二人だからこそそれをお互いわかっていて、納得して、ルルーシュは死んで、C.C.はルルーシュの残した世界で笑って生きられるように旅に出る。そんな終わり方だった。それが「R2」の二人だと私は思います。だってR2の二人は共犯者で、魔王で魔女だから。


だから私は今納得しつつも複雑な気持ちでいます。

極端に言ってしまうと私の観続けてきたR2ルルCが劇場版ルルCに上書きされてしまうんじゃないかって。
私はR2のルルCと劇場版のルルCを別のものとして認識することにしたけど(まだこころの整理はついてないけど)もしこれから何か展開があった時は全て劇場版のルルCなのかなと思うとめちゃくちゃ複雑です。
じゃあR2のルルCはどこへ行くのか。もうどこにも行き場はないのか(死んだと思ってるのに行き場もなにもないと思うけど)。そんな気持ちがぐるぐるしています。
わかっていたけど、信じたかったから。テレビ版の続きが観れるって。

割り切るための要素はわかっているけど割り切れない部分もある。
大好きだからこそ悲しくて受け入れられない部分がある。
そういう感情です。

まだ二回しか観てないし他の方の感想も読めてないのでまたいろいろ考えが出ると思いますが今の気持ちを吐き出したくて書きました。
これを読んだルルC好きさんからは思うところがあり過ぎる内容だったかもしれませんが私もずっとルルCが大好きだったし今も大好きです。なので私の中のルルCに対する、この世に存在する一つの想いとして吐き出させて頂きました。

 いろいろ描きましたが、ルルC好きとしては望んでた世界のルルCではないけれどルルーシュとC.C.が共にいて且つルルーシュが男らしくプロポーズまでしてくれた(わかりにくいけど)のは一つの区切りとしては嬉しいものでもあります。その気持ちも嘘ではないのです。だって一緒にあって欲しい未来だってこの10年でなんども考えたから。

 今回はルルCだけのことを書いたけど他にも感想あるのでそこはまた数回映画観てからつぶやくなり書くなりしたいと思います。


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