X以外のSNSでの投稿にはPrivatter+がおすすめです

20190216 『囚われのパルマ Refrain』開発陣トークイベントレポート

全体公開 6 15 7907文字
2019-02-17 20:52:45

※若干のネタバレ要素が含まれます。

■イベント概要(カプカフェサイトより)
日程: 2019年2月16日(土)10:00~11:00
会場: カプコンカフェ店内
内容: ・『囚われのパルマ Refrain』開発トーク
・開発陣へのQ&A
・じゃんけん大会 他
出演: 平林 良章(『囚われのパルマ Refrain』プロデューサー)/原 美和(『囚われのパルマ Refrain』クリエイティブディレクター)
参加人数: 40名

■当日の流れ
・受付
・開会
・平林P、原D入場
・お二人の挨拶
・『囚われのパルマ Refrain』開発トーク
・開発陣へのQ&A
・じゃんけん大会
・平林P、原D退場
・閉会

----------------------------------------------

■受付~開会
いつもはカフェになっているスペースがイベント会場になっていました。
レジカウンター前をステージにして、対面に椅子を並べて観客席に。
席は受付時に抽選で決まるのですが、私は運よく前のほうの席に座ることができました。

正面には等身大チアキ、メインビジュアルのタペストリー、そして15日のディナーショーで公開された新しいチアキのイラストのタペストリーが飾られています。真ん中に出演者の席があり、向かって左手にはモニターが用意されています。

今回はパルマRのイベントということで、ハルトとアオイのタキシード姿のパネルは外周に置かれていました。普段はカフェの飾り付けに使われている額入りのイラストやぱんつも同様に外周に置かれていました。
なお、開会前とイベント中の写真撮影とSNS投稿はOK、動画撮影はNGでした。


■平林P、原D入場~お二人の挨拶
イベントが始まると、参加者の拍手の中、平林Pと原Dが入場、お二人とも黄色の服でした。み!
まずはお二人の挨拶です。

原D
・カプコンカフェに来るのは初めて
・相談員40人に見つめられて緊張しつつも、ユーザーと対話する機会を持ててうれしい

平林P
・朝早くから集まってもらってありがたい
・今回はユーザーの聞きたいことにできるだけ答えたい


■オープニングトーク「囚われのパルマRefrain」を振り返って
・本編をすべて出した後でユーザーと対話する場を持てたら、ということでイベントを開催。
ディナーショーはメディア向けで呼べる人が少なかったので、無印のVR面会やコラボ料理などで縁のあるカプカフェでトークイベントができてよかった

・パルマRで差し入れ料理が増えたのは、無印の差し入れを楽しんでもらったのと、コラボ料理を楽しんでもらったのとで、パルマと料理に親和性があると思ったのが一因

・ダイレクトアプローチ、特にカメラを動かすという点に力を入れた

・夢アプリもカメラを意識した。ラストは最初は「チアキがプレイヤーをベッドに押し倒す」というものを作っていたが、下から見た顔がアップになると絵面が変になり、下を向いて髪が垂れ下がったチアキが中学生に見えるのでやめた。モーション担当と夢アプリ担当に最初から作り直してもらったらああなった

・視線移動でひょっこりするのが新しい

・無印では背景が真後ろしかなかったが、VR面会用に360度作ったので、それをRに活かしたかった。それで、面会室の空間が無印の2DからRでは3Dになった

・アプリでは相談員側の扉から看守が入ってくるイメージだったが、VRで看守製作費がなかったので、面会終了を知らせるために看守の声を付けた。無印はVRを想定して作っていなかったので、すごく修正が入った

・Rで新しいのは、すべてキャラに声がついたこと。

・最初は全員の予定はなく、Pの指示は門司くんと須田看守(Pが声を聞きたかった)。
でも他にもキャラがいるのにユーザーが満足できるはずない。浜辺のおじいさんにもファンがいる(なぜそこでシンディーが出ない、とつっこまれて、シンディーは王道、と)。門司と須田の声もなくなりかけたが、Pがお金をかき集めてくるので全員やってください、ということになった。
開発部隊は仕事が増えたが人は増えなかった

・島のみんなが相談員の後押しをするような要素を入れたので、ボイスをつけてよかった

・ぴったりな声だと思います。ですよね?(と会場に聞く)

・(司会に仲いいですねと言われて)スカイプでよく喧嘩していた。でもそうしないといいものは作れない

平林P、「振り返りというか、パルマはチアキとユーザーとの体験だから、開発側がそれについて何か言うよりも」、って前置きで言ってました。
あと平林P、前作のことを普通に「無印」って言ってましたよw

ep8リリース直後ということもあって、ネタバレを含む内容にすごく気を使ってましたね。

夢アプリの押し倒しバージョン、すごく見たいんですが!追加コンテンツで配信してくれないかな~


■新情報
ディナーショーが夜遅くだったので、まだメディアから情報が出ていませんが(2/16時点)と前置きして、ディナーショーで公表された新情報の紹介が始まりました。

・エンドレスモード
本編が終わってもチアキとよりそってもらいたいので作った。追加の話題やコンテンツをこれから出す

・サイドストーリー
パラレルではなく、本編後半のどこかであっただろう話。1つでエピソード1つ分くらいのボリューム。ちょっとわくわくする内容。ep5の最後のような感じにはならない(食堂のおばちゃんが毒を盛りそうだ、と平林P)

・カラオケの鉄人とのコラボ
ep4メモリアル面会では一部だった歌謡曲だが、製作中開発で大うけしたので、フルコーラス作ることに。PVはカプコンの映像チームに低予算で作ってもらった。
「僕ら何のゲーム作ってた?」(平林P)
「体感恋愛アドベンチャー、で昭和歌謡。昭和歌謡らしくねっとりしていながらパルマらしいフレーズが入っている」(原D)
「最後のパルマ配信中、が浮きまくっている」(平林P)
会場大爆笑。練習用の曲がYouTubeにある。作曲は、BGMと同じく北川さん

・SNSキャンペーン
1回でもハッシュタグをつけてつぶやくか、タグつきツイートをRTすればエントリー。50名にスマホスタンドが当たる


■Q&A
質問の量がすごいが、できる限り答えていきます、と。「口がすべるかもしれないので止めてください」と原Dが平林Pに頼む一幕も。

Q: 門司くんと須田看守のスペシャルストーリーやテレフォン追加の予定は?
A: Rはチアキとの物語なので、他の人との恋愛を提供する可能性はない。
ただし、今後追加するエンドレスモードやサイドストーリーで、島の人々との関わりも入れていくので、その中でユーザーの求める内容があるかもしれないし、ないかもしれない。


Q: 今後の追加スケジュールは?
A: パルマは火曜配信でやっているが、これから月曜休みの日が多い。2つのプラットフォームでなるべく同時に配信したいが、本編では結果的にかなり差があったので、今後については模索している。基本は火曜配信でやっていくが、変更になる可能性もある。
(原D 「りんごちゃんが」平林P「言うな!」)


Q: 雑誌でチアキのボイス選定理由は見たが、門司くんと須田看守のボイス選定理由は?
A: ミーティングでの須田看守のすり合わせ時点でイメージが櫻井さんだった。Sっ気、煽り癖、飄々としている、何を考えているかわからない、そのくせ柔らかい声。それで希望したらそのまま通った。
(平林P「いろいろがんばりました」)

門司くんは、門司くんのイメージ(カプコンのプログラマ。実際にいる感じのオタクで、too shy shy boyな感じ(あっ年がばれる、と原D))から。演じ分けのうまい鈴木さんならお願いできるかと思ったら通った。
鈴木さんの演技力から何が出てくるか見たかった。門司くんのキャラを聞かれて説明し、出されたサンプルの1つがすごくぴったりだった


Q: チアキ収録時の印象的なエピソード、開発側が驚いたことなど
A: 全体で一番印象に残っているのはep5の第四面会、すべて思い出して相談員に知られた後の喪失感とちょっと狂った感じの演技。収録時、シナリオを知っていて、BGMもないのに、泣いてしまった。苦しんでいるチアキの声がもっと聞きたくて、エンディングに追加してしまった


Q: 一人の人間を作り上げるためにはよい面、悪い面が必要だが、チアキにはどんな思いでよい面、悪い面を作ったか
A: チアキはわりと勝手な子。でもその勝手なところがいとおしく、欠けてるからこそ埋めてあげたい、補ってあげたくなる。ポテンシャルはすごく高いから自信を持ってもいいのに、バランスがすごく悪いところに幼さがある。そこを埋めてあげたくなる(原D)

男性としてよくわかる。大人ぶるけど女性から見ると子供っぽい、そんなところにシンパシーを感じる(平林P)


Q: 言葉遣いの面で意識したところは
A: 序盤では、「ありがとう」「ごめん」をなるべく使わないようにした。「悪かった」とか「(差し入れが)届いた」とは言うけど、「ありがとう」は、本当に彼が心の底から思っているときにだけ言う。
男性にはそんなところがあると思う。感謝もうれしさもあるけど、口に出して言うとその言葉に責任を持たなければならないというわけのわからない責任感が生まれて言えなくなる。
チアキは、謝り慣れているような、社交辞令を使う人にしたくなかった。特に謝罪や感謝の言葉に気持ちが入ってる人、口に出せないところが男らしさという感じ。


Q: チアキを動物にたとえると?
A: 動物そのものではないが、性格または人の愛し方として、シートン動物記の狼王ロボ。
とても賢いのに、唯一心を許した妻のブランカを囮にされたとき捕まってしまう。ブランカのことになるといつもの力を発揮できずにおたおたしたり、その人がいないとだめになる。
チアキの愛し方もそうあってほしい。相談員がブランカのような存在になってほしい。そういう愛され方をして欲しいと思った。


Q: フユオ(新パルマ男子)の構想は?
A: 個人的には春夏秋冬という設定はない。
Rは最初からチアキひとりということで諸々作っている。無印も最初から二人ということで作っていた。Rはチアキひとりだし、彼一人に長く向きあってほしいというのが、開発陣の思いでもあり、Refrainというタイトルでもある。
これは言うべきか迷ったことだが、正直に言うことが誠意だと思った


Q: チアキの身長はいくつか?
A: サイトにある177cmが正しい。
TGSの資料で178cmとなっていたのは誤植ではなく、「施設の老朽化で計り間違えた」というネタを入れようとしていたが、うまい具合に入れられなくて没にした、その名残


Q: 門司くんのチャット相手は誰?
A: 新米くん。
なるべく前作のキャラクターを入れたかったが、前作の時点で新米看守なので、なんとか自然に入れるために、門司くんのオンゲー仲間という形にした。


Q: 須田看守はなぜ「チアキ」と呼ぶのか?
A: 海外では相手をファーストネームで呼ぶことが多いので、単にアメリカ在住だったチアキをファーストネームで呼んでいるだけ。
ゲーム内でチアキ・カシマとしているのでわかっているかと思っていた。
須田看守としては思い入れは一切ない。須田看守はある一点を除いて思い入れを持たない人


Q: 差し入れメニューをどんな風に決めたか?
A: メニューは原Dが一気に考えて、チームですり合わせた。
通常の差し入れはスタンダードなもの、お使いメニューは、須田看守がイキっているのでちょっと変わった名前のメニューにした。
ビッタラウェンジャナは実在するか確認するために、カプコンカレー部にありそうなお店を聞いて確認してきた


Q: 一番開発で苦労した話は?
A: チアキを作るのが大変だった。
当初はエピソードのかなり先のほうまで敬語を話していた。
ハルトアオイのファンにも、新規ユーザーにも受け入れられるキャラを考えていたら、嫌われないキャラになってしまった。それはチアキではなく社交辞令だけの人で、それは違う。毒にも薬にもならないよりは毒でもいい、チアキを作ろうと思ってリセットした。
修正がすごく大変だった。誰しもチアキを好きになってくれるわけではないと思うが、人間なんだからそれでいい。そのことに気づくのに時間がかかった。ボイス収録までいっていたのに違うと思って修正した。
石川さんの声のポテンシャルが高すぎて、負けていた。もっとチアキを作り上げないと、シナリオで声を引っ張らないといけないのに引っ張れていないというのが一番苦労した点。
フユオを求められる気持ちもよくわかるが、人ひとりを作り上げるのも簡単ではないので、簡単なものはできない。ギリギリで作っていた。TGSの段階でもそんなに出来上がっていなくて、ギリギリだった。
きっかけがなかったらチアキはできていなかった。辛いこと苦しいことがつながる瞬間があって、やっとチアキができた。
だからこそ楽しんで欲しい。ゲームとは言って欲しくないですよね、チアキとの物語を感じていただきたい。


質問は当日その場でではなく、事前に送る形でした。
お二人が驚くほどたくさんの質問があったようですが、本当に時間ギリギリまで、むしろオーバーする勢いで答えてくださいました。

また、主に原Dの答えで平林Pが初めて経緯や開発裏話知る場面が何回かありました。
また、昨日よりたくさんしゃべっている、とのことです。


■じゃんけん大会
景品は5人分。石川さんのサイン色紙3名、額装グラフィックアート「黄の花散る水辺」1名、上半身チアキパネル1名

まず参加者と開発陣がじゃんけん、残り5名になったら参加者同士でじゃんけんし、勝った順に景品を選ぶ形式でした。真っ先に敗退しましたorz

景品は、石川さんの色紙→チアキパネル→額装アートの順にもらわれていきました。

額装アートは2017年3月に発売されたもので、既に完売していて手に入らないもの。秘蔵の1点を持ってきたとか。(実況ツイで1周年記念と書いたのは私の勘違いです)

上半身チアキは、ディナーショーでアンバサダーに贈られたものと同じ非売品です。が、ディナーショーと違ってパネルよりサイズの小さい白いバッグに入れて渡されたので、袋の口からチアキの顔がひょっこり出てましたw

本来はこれで終了だったのですが、あまりにも景品が少ない、というおふたりの意見で、急遽景品が追加されたそうです。SNSキャンペーンの景品にもなっている、チアキのアクリルスマホスタンドが10名分追加されました。
こちらは座席番号での抽選になりました。
またも外れましたorz

そして、今度こそ終了のはずだったのですが、更に平林Pの意向で、じゃんけんにも抽選にも外れた参加者全員に、非売品のカプコン2019年卓上カレンダーが配られることになりました。
こちら、カプとれでキャンペーン商品になっていたので、表紙にチアキがいることは知っていたため嬉しいサプライズでした。ちなみに、表紙にカプコンイラストレーターの方が描いたチアキ、2月と8月がメインビジュアル(同じ絵柄)となっています。

時間も押していたしこれで終わりかと思ったのですが、更に平林Pがフレグランスミストを各キャラずつ合計3個取り出しました。
こちらは、じゃんけんにも抽選にも外れた参加者と、外でカフェの開店待ちをしていたカフェ予約者も交えてじゃんけん大会となりました。最終的にカフェ予約者が勝って、平林Pからミストを受け取りましたよ。


■お二人の挨拶~平林P、原D退場
・平林P
これからもシリーズとして何らかの形で、Refrainを続けていきたいのでよろしくお願いします。

・原D
ユーザーと触れ合うのは初めてだったので楽しかったです。私にできるのは開発でちゃんとしたコンテンツをお届けすることだと思うのでがんばります。

挨拶の後、参加者の拍手に送られて、お二方は退場しました。


■閉会
これでイベントは終了しましたが、参加者全員に森永乳業からパルムをひとり一本プレゼントというサプライズ企画が(笑)。
パルムを受け取り、食べないと溶けるので、参加者全員がカプカフェ周辺でパルムを立ち食いするという光景がひろがりましたとさ。おいしかったです。


以上、トークイベントのレポートでした。
長文にお付き合いいただいてありがとうございました。

(以下、当日の写真です)



















投稿にいいねする


© 2026 Privatter All Rights Reserved.